JPH06115167A - 外字登録方法 - Google Patents

外字登録方法

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JPH06115167A
JPH06115167A JP4267165A JP26716592A JPH06115167A JP H06115167 A JPH06115167 A JP H06115167A JP 4267165 A JP4267165 A JP 4267165A JP 26716592 A JP26716592 A JP 26716592A JP H06115167 A JPH06115167 A JP H06115167A
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JP
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dot
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created
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Application number
JP4267165A
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English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Masahiko Nunokawa
正彦 布川
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KINGUJIMU KK
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Original Assignee
KINGUJIMU KK
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個の外字に対して複数のサイズのドットパ
ターンを登録する場合において、作成開始から登録まで
に要する総時間を短くすると共に、サイズの異なるドッ
トパターンの外字形状の統一をとる。 【構成】 最も小さいサイズのドットパターンの作成を
最初にした各サイズのドットパターンの作成順序を定め
ておく。小さい方から数えて2番目以上のサイズのドッ
トパターンを作成対象としたときには、この作成対象の
サイズより小さいサイズの既に作成されたドットパター
ンを作成対象のサイズに拡大変換し(114)、この拡
大変換されたドットパターンを外字作成用ドットパター
ンとして表示させて作成させる(105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字情報処理装置に予
め用意されていない文字や記号(以下、外字と呼ぶ)の
ドットパターンを作成させて装置に登録する外字登録方
法に関し、例えば、テープ印字装置に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】多くの文字情報処理装置においては、実
社会で用いられている全ての文字や記号(以下、場合に
よっては、文字及び記号をまとめても文字と呼ぶ)を予
め用意して対応することが実際上困難なことを考慮し、
外字登録機能を備えている。すなわち、予め用意してい
ない文字や記号のドットパターンを、ユーザが必要に応
じて装置に登録できる機能を備えている。例えば、小型
装置であるテープ印字装置の場合には、小形化のために
メモリ容量も押さえられていて用意されている文字や記
号が大形装置に比べて少ないので、外字登録機能は重要
である。また、テープ印字装置の場合、その印字され出
力されたテープがラベルとして用いられることが多いの
で、ユーザが会社マーク等、任意の記号を用いる機会も
多く、この点からも外字登録機能は重要である。
【0003】このようなテープ印字装置において従来採
用されていた外字登録方法は、以下の通りである。
【0004】すなわち、外字モードの登録処理が選択さ
れると、縦横N×N(Nは例えば16、24、32、4
8)ドットの大きさを有する、例えば全ドットが背景ド
ットを意味する外字作成用ドットパターンを表示部の背
景色によって表示させると共に、そのいずれかのドット
にカーソルを表示させる。このような状態から、ユーザ
がカーソル移動キーを操作すればカーソルを移動させ、
ドットオンキーを操作すればカーソルが位置するドット
を文字(外字)を構成するドットとして反転表示させ
る。このようにして1以上のドットが外字を構成するド
ットとして選択された状態で登録外字を確定するキーが
操作されると、その段階における縦横N×Nドットの全
体パターンを外字として確定登録する。
【0005】ところで、テープ印字装置の場合、印字出
力されたテープは上述のようにラベルとして利用される
ことが多く、文字サイズが異なる文字が同一のテープに
印字される機会が多い。例えば、タイトルは大きな文字
で印字し、その付記的な記述や補足的な記述は小さな文
字で印字することが多く、また、会社名は大きな文字で
印字し、住所や電話番号等は小さいな文字で印字するこ
とが多い。そのため、装置に予め用意されている1文字
についても、サイズが異なる複数のドットパターンが用
意されており、1個の外字についてもサイズが異なる複
数のドットパターンを登録することを要する。例えば、
16×16ドット、24×24ドット、32×32ドッ
ト及び48×48ドットの4種類のドットパターンを登
録することを要する。
【0006】従来においては、上述したある1種類に対
するドットパターンの作成処理を4回繰返した後に、外
字登録エリアに登録するようになされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
外字登録方法によれば、異なるサイズの複数種類のドッ
トパターンを順次作成することを要するので、1個の外
字を登録するのに非常に長い時間がかかってしまう。す
なわち、あるサイズのドットパターンを作成するだけで
もかなりの時間がかかる上、そのような作成動作を複数
種類のサイズについて行なうので全体としては非常に多
大な時間がかかってしまう。例えば、48×48ドット
のドットパターンの総ドット数は2304ドットであ
り、このような2304ドットを考慮して作成すること
を要し、短時間で作成することができない。
【0008】また、1個の外字について複数種類のサイ
ズのドットパターンを作成しても、同一の外字を表現す
るものであるので、全体としてみた場合にサイズの異な
るドットパターン間で同一と見えるように作成すること
が好ましい。しかしながら、あるサイズのドットパター
ンでは背景(余白)が大きくなり他のサイズのドットパ
ターンでは背景が小さくなるようなことも生じて、実際
上、サイズの異なるドットパターン間で外字形状の統一
をとることは難しい。
【0009】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、1個の外字に対してサイズの異なる複数種類
のドットパターンを登録する場合において、作成開始か
ら登録までに要する総時間を従来より短くできる、サイ
ズの異なる複数種類のドットパターンを外字形状の統一
をとって作成できる外字登録方法を提供しようとするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、文字情報処理装置に予め用意さ
れていない外字のドットパターンを作成させて装置に登
録する方法であって、1個の外字に対して2以上のサイ
ズのドットパターンを作成させて登録する外字登録方法
において、小さい方から数えて2番目以上のサイズのド
ットパターンが作成対象となったときには、この作成対
象のサイズより小さいサイズの既に作成されたドットパ
ターンを作成対象のサイズに拡大変換し、この拡大変換
されたドットパターンを外字作成用ドットパターンとし
て表示させて作成させることとした。
【0011】ここで、外字作成用ドットパターンを反転
表示させることが好ましい。
【0012】
【作用】1個の外字に対して2以上のサイズのドットパ
ターンを作成する場合、同一の外字を意図したものであ
るので、あるサイズのドットパターンを他のサイズのド
ットパターンの作成に利用できるならば、他のサイズの
ドットパターンを容易に作成できると共に、サイズの異
なるドットパターン間の統一もとれる。
【0013】本発明は、このような考え方を前提とした
ものである。既に作成されたドットパターンを他のサイ
ズのドットパターンの作成に利用するためには、作成済
みのサイズのドットパターンをそのまま他のサイズのド
ットパターンに挿入することも考えられるが、これでは
今対象となっているサイズのドットパターンを適切には
作成できない。そこで、既に作成されたサイズのドット
パターンを変倍して表示し、これから作成しようとする
サイズのドットパターンの作成に利用することとした。
ここで、最初から作成するサイズが大きい場合には、そ
の作成だけにも多大な時間がかかる。そこで、最初から
作成するドットパターンのサイズは小さい方のものとし
(但し、1個に限定されるものではない)、以下、大き
いサイズのドットパターンを修正作成させることとし
た。
【0014】なお、装置に予め用意されている文字や記
号のドットパターンとのバランスを考慮した場合、外字
作成用ドットパターンを反転表示させて作成させること
が好ましい。
【0015】
【実施例】以下、本発明による外字登録方法をテープ印
字装置に適用した一実施例を図面を参照しながら詳述す
る。なお、この実施例は、1文字(外字を含む)のドッ
トパターンのサイズとして、16×16ドット、24×
24ドット、32×32ドット及び48×48ドットの
4種類を対象としている。
【0016】まず、この実施例の外字登録方法が適用さ
れたテープ印字装置の電気的な全体構成を、図2の機能
ブロック図を用いて説明する。
【0017】図2において、この実施例のテープ印字装
置も、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されており、制
御部20の制御下で入力部10に対して入力された文字
情報を出力部30において表示出力又は印字出力するよ
うになされている。
【0018】入力部10は、詳細の構成は省略するが押
下キーやダイヤルキー等を備え、制御部20に与える文
字コードデータや各種の制御データを発生するものであ
る。この実施例に係るテープ印字装置においては、入力
部10は、外字登録機能に係る各種のキー(他の機能の
実現キーと併用されていても良い)も備えている。
【0019】出力部30は、印字構成と表示構成からな
る。例えばステッピングモータでなるテープ送りモータ
31は、装填されている図示しないテープを所定の印字
位置や装置外部まで送り出すものであり、サーマルヘッ
ド32は、固定されていて走行するテープに対して熱転
写によって印字を行なうものである。これらテープ送り
モータ31及びサーマルヘッド32はそれぞれ、制御部
20の制御下で、モータ駆動回路33やヘッド駆動回路
34によって駆動される。なお、後述するようにして登
録された外字を当然にテープに印字することができる。
印字されたテープの切断は、例えば、ユーザからの外力
によって駆動される図示しないカッタによって行なう。
この実施例に係るテープ印字装置の場合、表示部とし
て、例えば最小のサイズの文字を数行に渡って数文字程
度表示できる程度の液晶ディスプレイ35が設けられて
おり、この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御
下でディスプレイ駆動回路36によって駆動される。外
字登録処理時においては、外字のドットパターンを作成
させるための表示画像(図3)が液晶ディスプレイ35
上に表示される。
【0020】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース部25及び出力インタ
フェース部26がシステムバス27を介して接続されて
構成されている。
【0021】ROM22には、各種の処理プログラム
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れており、後述する図1、図5等に示す外字モード用プ
ログラム22aも格納されている。RAM23はワーキ
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データを格納するものである。外字モー
ドとの関係でいえば、RAM23は、作成された外字の
ドットパターンを格納する外字登録エリア23aや、作
成途中における外字のドットパターンを格納する作成中
パターンバッファ23bや、外字登録処理の実行中に液
晶ディスプレイ35に表示させる画像データを格納する
表示バッファ23cや、ドットパターンの拡大変換に利
用する拡大変換バッファ23dを有する。なお、外字登
録エリア23a及び作成中パターンバッファ23bは、
4種類のサイズのドットパターンに対応できるようにな
されている。
【0022】CG−ROM24は、当該テープ印字装置
に用意されている文字や記号のそれぞれ4種類のサイズ
のドットパターンを格納しているものであり、文字や記
号を特定するコードデータが与えられたときに対応する
ドットパターンを出力するものである。なお、表示用と
印字用とで別個のCG−ROMが設けられていても良
い。このCG−ROM24にドットパターンが用意され
ていない文字や記号に対して、外字登録が実行される。
【0023】入力インタフェース部25は、入力部10
及び制御部20間のインタフェースを行なうものであ
り、出力インタフェース部26は、出力部30及び制御
部20間のインタフェースを行なうものである。
【0024】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印字させたり
する。
【0025】入力部10を介して外字モードが指示され
たときには、CPU21は、ROM22内の外字モード
用プログラム22aを実行する。
【0026】なお、図示は省略するがRAMパックを増
設可能となされており、RAMパックが増設された場合
には、登録できる外字数も増加するようになされてい
る。
【0027】以下、CPU21が実行する外字モードの
処理を、図1を参照しながら詳述する。
【0028】ユーザによって外字モードが選択される
と、CPU21は、図1に示す処理を開始し、まず、外
字モードの処理として、登録処理、呼出処理及び削除処
理のいずれが指示されたかを判別する(ステップ10
0)。
【0029】呼出処理が選択された場合には、外字登録
エリア23aに既登録されている外字のうち指示された
ものの呼出を行なう(ステップ101)。また、削除処
理が選択された場合には、外字登録エリア23aに既登
録されている外字のうち指示されたものの削除を行なう
(ステップ102)。なお、呼出処理及び削除処理は、
この実施例の特徴ではないので、その詳細な説明は省略
する。
【0030】登録処理が選択された場合には、CPU2
1は、外字登録エリア23aの領域選択データ(外字識
別番号)を取り込む(ステップ103)。テープ印字装
置の場合、メモリ容量が大きくないので、登録できる外
字数が数個程度に限られており、RAM23の外字登録
エリア23aは、登録可能な最大外字数に分割されてお
り、各分割領域に対応して外字識別番号が付与されてい
る。すなわち、分割領域と外字識別番号とは1対1で対
応している。なお、各分割領域は、さらに、ドットパタ
ーンのサイズ毎に分割されている。
【0031】外字識別番号が入力されると、CPU21
は、外字登録エリア23aの選択された分割領域に格納
されている最小サイズのドットパターンを読出して作成
中パターンバッファ23bの最小サイズの領域に反転し
て書き込む(ステップ104)。なお、今までその領域
に外字が登録されていない場合には、その領域には全ド
ットが背景を意味するドットパターンが格納されてい
る。次に、作成中パターンバッファ23bに書き込まれ
た直後のドットパターンを、外字作成用ドットパターン
として表示バッファ23cに展開させる共に、制御情報
をも表示バッファ23cに展開させて液晶ディスプレイ
35に表示させる(ステップ105)。
【0032】図3は、ステップ105の処理による表示
画面例を示すものである。この図3は、外字作成用ドッ
トパターンが作成領域40として反転表示(ネガ表示と
も呼ばれる)されており、カーソル41が点滅によって
表示されており、作成に係るドットパターンサイズを規
定する情報(16×16ドット)42及びカーソル位置
を規定する情報(左上のドットから主走査方向及び副走
査方向にカウントした位置情報)43が表示されている
状態を示している。
【0033】このように、外字作成用ドットパターンを
反転表示させて外字ドットパターンを作成させるように
したのは、非反転表示させる場合より、装置が既に用意
している文字や記号のドットパターンとのバランスが取
れた外字ドットパターンを作成させることができるため
である。
【0034】図4はこのことの説明図であり、反転表示
の作成領域(作成用ドットパターン)に対して外字をい
っぱいの大きさで作成した場合と、通常の非反転表示の
作成領域に対して外字をいっぱいに作成した場合とを示
している。
【0035】後者の場合には、図4(B)に示すよう
に、作成用外字ドットパターンにおける背景部分50
と、外字作成領域外の液晶ディスプレイ35の背景51
とが同じ背景色で表示されるため、外字を構成するドッ
ト部分52が領域の枠一杯にあっても違和感がなく、そ
のため、ユーザは大きめに外字を作成し易く、装置が用
意している他の文字とのバランスがくずれ易い。
【0036】他方、前者の場合には、図4(A)に示す
ように、液晶ディスプレイ35の背景色と同じ文字構成
ドット部分52の一部が外字作成領域外の液晶ディスプ
レイ35の背景51とつながってみにくくなる。そのた
め、枠一杯に外字を作成することがほとんどなくなり、
装置が用意している他の文字とのバランスが良好なもの
となる。
【0037】上述したステップ105の表示処理を終了
すると、CPU21は、入力部10に対してユーザが行
なったキー操作があるか否かを判別する。例えば、カー
ソル移動キーが操作されたか否か、ドットオンキー又は
ドットオフキーが操作されたか否か、外字モードの取消
キーが操作されたか否か、現在対象としているサイズの
ドットパターンについての作成が終了したことを指示す
る作成終了キーが操作されたか否かを、この順で繰返し
判別する(ステップ106〜109)。
【0038】カーソル移動キーが操作された場合には、
CPU21は、液晶ディスプレイ35上のカーソル41
の表示位置をそれに応じて変化させると共に、カーソル
位置情報43の表示内容の変更させてドットオンキー、
ドットオフキーの判別ステップに進む(ステップ11
0)。
【0039】ドットオンキーが操作された場合には、C
PU21は、その時点でカーソル41が位置するドット
を液晶ディスプレイ35の背景色で表示(ポジ表示)さ
せると共に、作成中パターンバッファ23bのそのドッ
トの論理レベルも文字構成部分52の論理レベルに変更
させ、逆に、ドットオフキーが操作された場合には、C
PU21は、その時点でカーソル41が位置するドット
を液晶ディスプレイ35に反転表示させると共に、作成
中パターンバッファ23bのそのドットの論理レベルも
背景部分50の論理レベルに変更させてモード取消キー
の操作判別ステップに進む(ステップ111)。
【0040】モード取消キーが操作された場合には、C
PU21は、外字モードが指示される前の状態に戻る脱
出処理を行なう(ステップ112)。
【0041】作成終了キーが操作された場合には、全て
のサイズに対する作成が終了したか否かを判別する(ス
テップ113)。全てのサイズに対する作成が終了して
いないときには、作成が終了した直後のサイズの作成中
パターンバッファ23bに格納されている外字ドットパ
ターンを1.5倍したドットパターンを作成して、作成
中パターンバッファ23bの1クラス上のサイズの領域
に書込んだ後(ステップ114)、上述したステップ1
05に戻って、1クラス上のサイズの外字ドットパター
ンの作成に進む。
【0042】他方、全てのサイズに対する外字ドットパ
ターンの作成が終了したと判断すると、CPU21は、
登録実行中を表示させる共に、作成中パターンバッファ
23bに格納されている全てのサイズの外字ドットパタ
ーンを全ドットの論理レベル共に反転させて、選択され
た外字識別番号に係る外字登録エリア23aの領域に転
送させ、この転送が終了したときに外字モードを指示し
た直前の装置状態に戻って一連の登録処理を終了する
(ステップ115、116)。
【0043】次に、作成済ドットパターンの1.5倍拡
大変換処理(ステップ100)を図面を参照しながら詳
述する。ここで、図5がこの拡大変換処理の詳細処理を
示すフローチャートであり、図6が拡大変換の様子を示
す説明図である。
【0044】この実施例の場合、ドットパターンの1.
5倍の拡大は、行方向(主走査方向)に1.5倍拡大し
た後に、列方向(副走査方向)に1.5倍拡大すること
で行なう。行方向の拡大処理と列方向の拡大処理とは拡
大方向を除き同様な処理であるので、行方向の拡大処理
を特に詳細に説明する。
【0045】CPU21は、作成が終了したばかりの変
換元ドットパターンの行パラメータ(以下、変換元行パ
ラメータと呼ぶ)i及び変換後ドットパターンの行パラ
メータ(以下、変換後行パラメータと呼ぶ)jを共に初
期値1にセットする(ステップ200)。
【0046】そして、変換元行パラメータiの値が奇数
か偶数かを判別する(ステップ201)。
【0047】奇数の場合には、作成中パターンバッファ
23bに格納されている、今まで作成されていたサイズ
のドットパターンの第i行のドットを取り出して、変換
後のドットパターンの第j行及び第j+1行のドットと
して拡大変換バッファ23dに格納させ、その後、変換
元行パラメータiを1インクリメントし、変換後行パラ
メータjを2インクリメントして上述した奇偶判定ステ
ップ201に戻る(ステップ202、203)。
【0048】他方、変換元行パラメータiの値が偶数の
場合には、作成中パターンバッファ23bに格納されて
いる、今まで作成されていたサイズのドットパターンの
第i行のドットを取り出して、変換後のドットパターン
の第j行のドットとして拡大変換バッファ23dに格納
させ、その後、変換元行パラメータi及び変換後行パラ
メータjを共に1インクリメントする(ステップ20
4、205)。
【0049】そして、変換元ドットパターンの最終行に
対する処理が終了したか否か、すなわち、行方向の拡大
を終了したか否かを判別する(ステップ206)。終了
していない場合には、上述した奇偶判定ステップ201
に戻り、他方、終了した場合には、列方向の拡大処理に
進む(ステップ207)。そして、列方向への拡大も終
了すると、図1における次のステップ105に進む。
【0050】ここで、列方向の拡大は、行方向の拡大と
同様であるのでその詳細は説明しないが、変換元ドット
パターンとしては、拡大変換バッファ23dに格納され
た行方向への拡大が済んだものを用い、変換後のドット
パターンは、今まで作成されていたサイズのドットパタ
ーンの次のサイズのドットパターンに係る作成中パター
ンバッファ23bの領域に格納する。
【0051】従って、図6(A)に示す作成が終了した
直後のドットパターンは、図6(B)に示すようにまず
行方向に1.5倍され、その後、この行方向に1.5倍
されたドットパターンが図6(C)に示すように列方向
に1.5倍され、結局、図6(A)に示す当初のドット
パターンは、図6(C)に示す縦横1.5倍ずつされた
ドットパターンに変換される。
【0052】図6(C)に示すように、1.5倍された
ドットパターンの文字部は部分的にみれば拡大されてい
る部分と拡大されていない部分とが混在し、そのため、
拡大されたドットパターンをそのサイズのドットパター
ンとそのまま使えることが少なく、ユーザによる修正が
必要なことが多い。
【0053】上述のようにテープ印字装置が動作するの
で、ユーザは、反転表示された作成用ドットパターン4
0を見つつ、必要に応じてカーソル移動キーやドットオ
ンキー、ドットオフキーや作成終了キー等を操作して、
最小のサイズの外字ドットパターンを作成し、その後、
次のサイズのドットパターンについてはベースとなるド
ットパターンが自動的に表示されているので修正して作
成し、以下同様に、より大きな外字ドットパターンは修
正によって作成し、全ての外字ドットパターンを作成し
たときに登録させるように操作する。
【0054】従って、上述した実施例によれば、ユーザ
は最小サイズのドットパターンについては完全に作成す
ることを要するが、それより大きいドットパターンは修
正によって作成できるので、全体としての外字登録時間
を従来より短くすることができる。ここで、最初に作成
させるドットパターンを最小サイズのものとしたこと
は、各サイズのドットパターンを単独で作成する時間
は、当然に最小サイズのドットパターンが最も短いため
である。
【0055】また、上記実施例によれば、既に作成した
ドットパターンを拡大して、サイズが大きいドットパタ
ーンについての基準となる作成用ドットパターンを作成
し、これに修正を加えさせることで、そのサイズのドッ
トパターンを作成させるようにしたので、サイズが異な
るドットパターンの外字形状を統一がとれたものとする
ことができる。
【0056】ここで、反転表示された作成用ドットパタ
ーンに対して最初のドットパターン(最小ドットパター
ン)を作成させたり、反転表示された拡大された作成用
ドットパターンに修正を加えさせてそれより大きいドッ
トパターンを作成させたりするので、装置が用意してい
るCG−ROM24に格納されている文字や記号のドッ
トパターンとのバランスが、全てのサイズの外字ドット
パターン共に良好となる。
【0057】さらに、上記実施例によれば、修正によっ
て情報が加えられたものを拡大して表示し、より大きい
サイズの外字ドットパターンを作成させるので、修正量
を最少限に押さえることができ、この点からも外字登録
時間を短いものとすることができる。
【0058】さらにまた、上記実施例によれば、1.5
倍のサイズ関係にある外字ドットパターンの順序で作成
を行なうので、拡大変換処理ルーチンとして1.5倍の
拡大変換処理ルーチンだけを用意していれば良く、上記
効果を得るためのプログラム数を最少限とすることがで
きる。
【0059】なお、上記実施例においては、サイズの異
なるドットパターンを小さい方から作成するものを示し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。要は、
作成済みのドットパターンを拡大した作成用ドットパタ
ーンを修正させて、より大きなサイズのドットパターン
を作成させることができれば良い。
【0060】また、新しいサイズのドットパターンを作
成させるために、拡大される作成済みのドットパターン
のサイズも、上記実施例のように1クラス小さいものに
限定されるものではない。
【0061】例えば、16×16ドット、24×24ド
ット、32×32ドット及び48×48ドットの4種類
のドットパターンを作成させる場合、16×16ドッ
ト、32×32ドット、24×24ドット、48×48
ドットの順に作成させても良く、32×32ドット及び
24×24ドットのドットパターンを作成させる際には
16×16ドットのパターンを拡大したものを利用し、
48×48ドットのドットパターンを作成させる際には
24×24ドットのパターンを拡大したものを利用する
ようにしても良い。
【0062】因に、拡大倍率が整数倍であれば修正量を
少なくできるという利点を有する。しかし、多くの装置
の場合、複数のサイズのドットパターン間に整数倍の関
係を満足するものもあれば、いずれのサイズとも整数倍
の関係を満足しないものもあり、そのため、拡大変換処
理ルーチンとして複数種類のルーチンを用意しなければ
ならない。
【0063】上記実施例においては、最小サイズのドッ
トパターンだけを最初から作成するものを示したが、2
以上のサイズのドットパターンを最初から作成し、他の
サイズのドットパターンについては、既に作成されたサ
イズのドットパターンを拡大したものを表示して修正作
成させるようにしても良い。例えば、16×16ドッ
ト、24×24ドット、32×32ドット及び48×4
8ドットの4種類のドットパターンを作成させる場合、
16×16ドット、24×24ドットを最初から作成さ
せ、32×32ドット及び48×48ドットのドットパ
ターンを作成させる際にはそれぞれ16×16ドット及
び24×24ドットのパターンを拡大したものを利用す
るようにしても良い。
【0064】また、上記実施例においては、あるサイズ
の外字ドットパターンの作成が終了したときに1クラス
上の作成用ドットパターンを拡大変換によって形成する
ものを示したが、最小の外字ドットパターンの作成が終
了したとき、残っている全てのサイズの作成用ドットパ
ターンを拡大変換によって作成するようにしても良い。
このようにした場合には、修正によって付加された情報
をより大きいサイズのドットパターンの作成に利用でき
ないという欠点を有する反面、中間サイズのドットパタ
ーンを作成した段階で一連の登録処理の終了が指示され
ても全てのサイズのドットパターンを外字登録エリアに
格納させることができるという利点を有する。
【0065】さらに、上記実施例においては、作成用ド
ットパターンを反転表示させて作成に利用させたものを
示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0066】さらにまた、上記実施例においては、外字
ドットパターンが4種類のものを示したが、2種類以上
のサイズの外字ドットパターンの登録を要する装置に広
く適用することができる。
【0067】また、上記実施例においては、本発明をテ
ープ印字装置に適用したものを示したが、他の文字情報
処理装置に対しても適用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、1以上
の小さいサイズのドットパターンは最初から作成させ、
小さい方から数えて2番目以上のサイズのドットパター
ンを作成対象としたときには、この作成対象のサイズよ
り小さいサイズの既に作成されたドットパターンを作成
対象のサイズに拡大変換し、この拡大変換されたドット
パターンを外字作成用ドットパターンとして表示させて
作成させるようにしたので、1個の外字に対してサイズ
の異なる複数種類のドットパターンを登録する場合にお
いても、作成開始から登録までに要する総時間を従来よ
り短くでき、サイズの異なる複数種類のドットパターン
の外字形状を統一させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外字登録方法を示すフローチャートで
ある。
【図2】実施例の方法が適用されたテープ印字装置を示
すブロック図である。
【図3】実施例の外字作成用ドットパターンの表示例を
示す説明図である。
【図4】実施例で反転表示を利用した理由の説明図であ
る。
【図5】実施例のドットパターンの拡大変換処理を示す
フローチャートである。
【図6】実施例のドットパターンの拡大の様子を示す説
明図である。
【符号の説明】
10…入力部、20…制御部、21…CPU、22…R
OM、22a…外字モード用プログラム、23…RA
M、23a…外字登録エリア、23b…作成中パターン
バッファ、23c…表示バッファ、23d…拡大変換バ
ッファ、35…液晶ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/153 C 7165−5B 15/20 562 A 9288−5L C 9288−5L G09G 5/24 U 8121−5G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報処理装置に予め用意されていな
    い外字のドットパターンを作成させて装置に登録する方
    法であって、1個の外字に対して2以上のサイズのドッ
    トパターンを作成させて登録する外字登録方法におい
    て、 小さい方から数えて2番目以上のサイズのドットパター
    ンを作成対象としたときには、この作成対象のサイズよ
    り小さいサイズの既に作成されたドットパターンを作成
    対象のサイズに拡大変換し、この拡大変換されたドット
    パターンを外字作成用ドットパターンとして表示させて
    作成させることを特徴とする外字登録方法。
  2. 【請求項2】 上記外字作成用ドットパターンを反転表
    示させたことを特徴とする請求項1に記載の外字登録方
    法。
JP4267165A 1992-10-06 1992-10-06 外字登録方法 Pending JPH06115167A (ja)

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JP4267165A JPH06115167A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 外字登録方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0716396A2 (en) 1994-12-07 1996-06-12 King Jim Co., Ltd. Character information processor
US6421032B2 (en) 1995-12-28 2002-07-16 Seiko Epson Corporation Method of creating external characters in image forming apparatus
US7195409B2 (en) 2003-08-27 2007-03-27 King Jim Co., Ltd. Apparatus, method and program for producing small prints

Cited By (4)

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