JPS6334524A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPS6334524A
JPS6334524A JP17839686A JP17839686A JPS6334524A JP S6334524 A JPS6334524 A JP S6334524A JP 17839686 A JP17839686 A JP 17839686A JP 17839686 A JP17839686 A JP 17839686A JP S6334524 A JPS6334524 A JP S6334524A
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JP
Japan
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lens
sub
focal length
main lens
main
Prior art date
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Application number
JP17839686A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nakamura
育志 中村
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Sho Fukushima
福島 省
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication of JPS6334524A publication Critical patent/JPS6334524A/ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主レンズと、この主レンズによる撮影光路に
介装されて主レンズの焦点距離とは異なる焦点距離を実
現する副レンズとを備え、患影レンズの焦点距離を複数
段階に変更することができるカメラに関する。
〔従来の技術〕
上述したカメラは、1台のカメラを用いて異なった焦点
距離での遠近感や構図の違う撮影が簡単に行えるもので
あり、特に小型カメラにおいては、操作の簡素化が進む
傾向にありながら、表現の多様化が計れるものとして、
種々のものが開発されている。
この種のカメラとしては、従来、焦点距離を二段階に変
更できる、いわゆる二焦点カメラが知られている。この
二焦点カメラとしては、副レンズが主レンズと協働して
主レンズの焦点距離よりも短い短焦点距離を実現するこ
とで、標準撮影と広角撮影ができるもの(例えば、実開
昭58−100327号公報参照)、或いは、副レンズ
が主レンズと協働して主レンズの焦点距離よりも長い長
焦点距離を実現することで、標準撮影と望遠撮影ができ
るもの(例えば、特開昭61−32828号公報参照)
がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来構成は、何れも撮影レンズの焦点
距離を二段階に変更するものであり、遠近感や構図の変
化も限られたものであった。
一方、実際の撮影にあたっては、人物のクローズアンプ
やグループの集合写真、或いは、景色のロングショット
といったように、様々な撮影状況に見合った↑最影意図
を持った写真を、簡単に撮れるようにすることが望まれ
ている。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、簡単な操作でより一
層表現の多様化が計れるカメラを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるカメラの特徴構成は、主レンズと、このエ
レン矛に協働してこの主レンズの焦点距離よりも長い長
焦点距離を実現する第1の副レンズと、前記主レンズに
協働して前記主レンズの焦点距離よりも短い短焦点距離
を実現する第2の副レンズとを備え、前記第1の副レン
ズと第2の副レンズとをともに撮影光路から退避させた
中間焦点距離状態と、前記第1の副レンズを前記光路内
に位置させた長焦点距離状態と、前記第2の副レンズを
前記撮影光路内に位置させた短焦点距離状態とを、選択
的に切り替える焦点距離切替機構を設けたことにある。
〔作 用〕
つまり、例えば、主レンズ単体を標準レンズとして用い
て標準撮影ができ、第1の副レンズの光軸を主レンズの
光軸に一致させることで望遠撮影ができ、さらに、第2
の副レンズの光軸を主レンズの光軸に一致させることで
広角撮影ができる、といったように、三段階に焦点距雅
を異ならせた撮影が、焦点距離切替機構を操作するだけ
で簡単に行える。
ところで、このように三段階に焦点距離を変更するため
の構成としては、次に列記するように種々のものが考え
られる。なお、便宜上、フィルムのサイズに関係なく、
異なる3つの焦点距離による撮影を、焦点距離の短い方
から順に、夫々、広角撮影、標準撮影、望遠撮影と称し
て説明する。
l)主レンズを単体で広角撮影が行えるものとし、第1
の副レンズを主レンズと協働して標準撮影が行えるもの
とし、第2の副レンズを主レンズ及び第1の副レンズと
協働して望遠撮影が行えるものとする。
ii)主レンズを単体で広角I最影が行えるものとし、
第1の副レンズを主レンズと協働して標準撮影が行える
ものとし、第2の副レンズを主レンズと協働して望遠撮
影が行えるものとする。
iii )主レンズを単体で望遠撮影が行えるものとし
、第1の副レンズを主レンズと協働して標準撮影が行え
るものとし、第2の副レンズを主レンズ及び第1の副レ
ンズと協働して広角撮影が行えるものとする。
iv)主レンズを単体で望遠撮影が行えるものとし、第
1の副レンズを主レンズと協働して標準撮影が行えるも
のとし、第2の副レンズを主レンズと協働して広角撮影
が行えるものとする。
しかし、上述した各構成は、夫々、次のような不利な点
がある。
i)の構成では、広角撮影が行えるレンズ構成を基準と
し、このレンズ構成に2つの副レンズを順次追加するこ
とで標準撮影と望遠撮影とが行えるようにするものであ
るから、望遠撮影が行えるレンズ構成が、基準となるレ
ンズ構成に対して焦点距離を大きく変化させたものとな
り、そのペソッヴアール和が負の極めて大きな値になり
、像面彎曲が大きくなる。また、望遠撮影が行えるレン
ズ構成において、3つのレンズが並ぶこととなるため撮
影レンズの全長が長(なる。
ii)の構成では、i)の構成と同様に、望遠撮影の行
えるレンズ構成が、基準となる広角撮影の行えるレンズ
構成に対して焦点距離を大きく変化させたものとなるか
ら、そのペソツウ′アール和が負の大きな値になり、像
面彎曲も大きい。また、その大きな焦点距離の変化を第
2の副レンズのみによって行うものであるから、第2の
副レンズによる倍率が大きいものとなり、第2の副レン
ズのレンズ構成が複雑になるとともに、少しの誤差によ
っても結像特性が悪くなり易い。
山)の構成では、りの構成においては広角撮影が行える
レンズ構成を基準にしていたのに比して、望遠撮影が行
えるレンズ構成を基準にしただけの違いであり、焦点距
離を変更するための構成は同じであるから、広角撮影が
行えるレンズ構成において、同様に、像面彎曲が大きく
なるとともに、撮影レンズの全長も長くなる。
それに加えて、第2の副レンズは第1の副レンズ及び主
レンズと協働して広角撮影が行えるようにするものであ
るからレンズ口径が大きくなりがらで、レンズ自体のコ
ストアンプを招来するとともに、この第2の副レンズを
撮影光路から退避させろための収容空間が大きくなるこ
とでカメラのコンパクト化が阻碍される虞れがある。
iv)の構成では、ii)の構成とは基準が広角側から
望遠側に変わっただけであり、同様に、第2の副レンズ
のレンズ構成が複雑になるとともに、少しの誤差によっ
ても結像特性が悪くなり易く、さらに、像面彎曲も大き
い。それに加えて、iii )の構成と同様に、第2の
副レンズの口径が大きくなりがちで、レンズ自体のコス
トアンプを招来するとともにカメラのコンパクト化も阻
碍される虞れがある。
一方、前述した本発明による構成の場合には、標準撮影
が行えるレンズ構成を基準とし、このレンズ構成に各別
の副レンズを追加することで、夫々、望遠撮影と広角撮
影とが行えるようにするものであるから、基準となるレ
ンズ構成に対して、第1の副レンズ或いは第2の副レン
ズによる焦点距離の変化量が少なくて済む。従って、望
遠撮影を行うレンズ構成においても広角撮影を行うレン
ズ構成においても、何れも結像特性を良好に維持するこ
とが無理なく実現できる。
また、主レンズと協働して広角撮影が行える第2の副レ
ンズによる焦点距離の変化量が少なくて済むことで、そ
の口径もさほど大きくならないから、レンズ自体のコス
トアップを招来することが少なく、撮影光路から退避す
るための収容空間が大きくなることも回避できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第9図は、本発明によるカメラを上から見た図であり、
(1)はレリーズボタン、(2)はモード切替スイッチ
、(3)は↑最影レンズである。
このモード切替スイッチ(2)は、<置E>の位置にセ
ットすることで撮影レンズ(3)の焦点距離が最も長く
なるように(以下、この状態を(テレモード)と称する
)、また、(WIDE>の位置にセットすることで撮影
レンズ(3)の焦点距離が最も短くなるように(以下、
この状態を(ワイドモード)と称する)、さらに、(S
TND)の位置にセットすることで、撮影レンズ(3)
の焦点距離が(テレモード)と(ワイドモード)とのほ
ぼ中間になるように(以下、この状態を(標準モード)
と称する)、夫々、撮影レンズ(3)の焦点距離の切替
えが行われるように構成されている。
さらに、このモード切替スイッチ(2)を<OFF>の
位置にセットすることで、カメラの各部分への電力の供
給が停止されるように構成されている。
撮影レンズ(3)は、カメラホディ(5)に連設された
固定筒(6)、及び、この固定筒(6)に対して出退す
る可動鏡胴(7)等から構成されている。
第3図、第5図、及び、第7図に示すように、可動鏡胴
(7)には、自動焦点調節機構(図示せず)に連繋され
て光軸(L)方向に移動することで焦点合わせが行われ
る、3群3枚構成の主レンズ(8)が支持されている。
この可動鏡胴(7)には、光軸(L)周りでの回動自在
なカム筒(9)が外嵌されており、さらに、カム筒(9
)には、合板(10)を介してカメラボディ(5)に固
定された固定鏡胴(11)が外嵌されている。
カム筒(9)には、第2図に示すように、カム溝(9a
)が形成されており、このカム溝(9a)に、可動鏡胴
(7)の外周面に植設されたガイドピン【12)に回転
自在に取り付けられたローラ(13)が嵌合している。
さらに、このローラ(13)は、カム溝(9a)を貫通
し、固定鏡胴(11)の内周面に形成された光軸(L)
方向の直進?I(lla)に嵌合している。即ち、カム
筒(9)の光軸(L)周りでの回動で、可動鏡胴(7)
が光軸(L)方向に移動するように構成されている。
また、第1図ないし第8図に示すように、可動鏡胴(7
)には、光軸(L)周りでの回動自在な切替筒(14)
が内嵌されている。この切替筒(14)は、その回動に
伴って、後述する2つの副レンズ(15) 、 (16
)を、撮影光路(P)に対して出退させて逼影レンズ(
3)の焦点距離を切替操作する焦点距離切替機構(FC
)となっている。
この切替筒(14)の外周面には、操作ピン(17)が
植設されており、この操作ピン(17)に回転自在に取
り付けられたローラ(18)が、可動鏡胴(7)に形成
された周溝(7a)を貫通し、カム筒(9)に形成され
た光軸(L)方向の直進溝(9b)に嵌合している。即
ち、カム筒(9)の光軸(L)周りでの回動で、切替筒
(14)は、可動鏡胴(7)とともに光軸(L)方向に
移動しながら、光軸(L)周りで回動するように構成さ
れている。
なお、図示はしないが、カム筒(9)は正逆転するモー
タに伝動機構を介して連動連結されている。そして、こ
のモータは、前述したモード切替スイッチ(2)の操作
で回転するように構成されている。
第1図ないし第8図に示すように、可動鏡胴(7)には
、主レンズ(8)と協働して主レンズ(8)の焦点距離
とは夫々異なる焦点距離を実現する2つの副レンズ(1
5) 、 (16)が取り付けられている。
第1の副レンズ(15)は、2群3枚構成で、第1図(
ハ)、第7図、及び、第8図に示すように、可動鏡胴(
7)に支持された主レンズ(8)がフィルム面(F)か
ら最も遠くに位置する状態で主レンズ(8)の後方の撮
影光路(P)に挿入され、主レンズ(8)と協働して主
レンズ(8)の焦点距離よりも長い長焦点距離を実現す
るものである。
この第1の副レンズ(15)は、光軸(L)に平行な軸
芯(×1)周りで回動自在に可動鏡胴(7)に取り付け
られた保持枠(19)に支持され、撮影光路(P)に対
して出退できるようになっている。そして、この保持枠
(19)は、スプリング(20)によって、第1の副レ
ンズ(15)が撮影光路(P)に突出する側(第4図、
第6図、及び、第8図において反時計方向)に付勢され
ている。
また、この保持枠(19)は、その取付軸芯(X、)に
対して、第1の副レンズ(15)とは反対側に、操作用
ピン(19a)を有している。そして、回動される切替
筒(14)のカム部(14a)がこの操作用ピン(19
a)に当接して押圧することにより、保持枠(19)は
スプリング(20)の付勢力に抗して取付軸芯(x、)
周りで回動し、第1の副レンズ(15)が撮影光路(P
)から退避するように構成されている。
また、第2の副レンズ(16)は、3群3枚構成で、第
1図(イ)、第3図、及び、第4図に示すように、可動
鏡胴(7)に支持された主レンズ(8)がフィルム面(
F)の最も近くに位置する状態で主レンズ(8)の後方
の撮影光路(P)に挿入され、主レンズ(8)と協働し
て主レンズ(8)の焦点距離よりも短い短焦点距離を実
現するものである。
この第2の副レンズ(16)は、光軸(L)に直交する
直線に平行な軸芯(x2)周りで回動自在な保持枠(2
1)に支持され、撮影光路(P)に対して出退できるよ
うになっている。そして、この保持枠(21)は、取付
板(22)を介して可動鏡胴(7)に取り付けられ、ス
プリング(23)によって、第2の副レンズ(16)が
撮影光路(1))に突出する側(第3図、第5図、及び
、第7図において反時計方向)に付勢されている。
また、この保持枠(21)は、その取付軸芯(X2)に
対して、第2の副レンズ(16)とは反対側に、操作用
当接部(21a)を有している。そして、回動される切
替筒(14)のカム部(14a)がこの操作用当接部(
21a)に当接して押圧することにより、保持枠(21
)はスプリング(23)の付勢力に抗して取付軸芯(×
2)周りで回動し、第2の副レンズ(16)が1最影光
路(P)から退避するように構成されている。
なお、第4図、第6図、及び、第8図において、二点鎖
線で示す枠は、フィルム面(F)におけるフィルムコマ
に対応する第1の副レンズ(15)の位置での撮影光路
(1))の断面を表している。
次に、焦点距離の切替えの動作について説明する。
第1図(イ)、第3図、及び、第4図は、盪影レンズ(
3)の焦点距離が最も短い短焦点距離状態である(ワイ
ドモード)のときを示している。
このとき、モード切替スイッチ(2)は、(WIDE>
の位置にセットされている。
この状態では、第3図に示すように、可動鏡胴(7)は
、その移動範囲のうち、フィルム面(F)に最も近い位
置にある。一方、第4図に示すように、切替筒(14)
のカム部(14a)は、第1の副レンズ(15)の保持
枠(19)の操作ピン(19a)にのみ当接しており、
第1の副レンズ(15)は撮影光路(P)から退避し、
第2の副レンズ(16)は撮影光路(I])に突出して
いる。
この状態で、モード切替スイッチ(2)が<5TND>
の位置にセットされると、モータが回転され、カム筒(
9)が第2図において反時計方向に回動を始める。この
回動に伴って、カム筒(9)のカム溝(9a)の始端(
9x)に位置している可動鏡胴(7)のローラ(13)
が、カム溝(9a)と固定鏡胴(11)の直進溝(ll
a) とによって案内される。これにより、可動鏡胴(
7)は、光軸(L)に沿って、フィルム面(F)から遠
ざかる方向(第3図において左方向)に移動する。
また、カム筒(9)の回動と可動鏡胴(7)の移動に伴
って、切替筒(14)に取り付けられたローラ(18)
が、可動鏡胴(7)の周溝(7a)とカム筒(9)の直
進溝(9b)とによって案内され、切替筒(14)は、
可動鏡胴(7)とともにフィルム面(F)から遠ざかる
方向に移動しながら、カム筒(9)と同じように、第2
図において、反時計方向に回動する。
この切替゛・筒(14)の回動に伴って、第5図に示す
ように、そのカム部(14a)が第2の副レンズ(16
)の保持枠(21)に形成された操作用当接部(21a
)に当接し、第2の副レンズ(16)を撮影光路(P)
から退避させる。その後、カム筒(9)のカムa(9a
)に係合した可動鏡胴(7)のローラ(13)が、第2
図に示すカム溝(9a)の折曲部(9y)に達したとき
にモータの回転が停止され、可動鏡胴(7)の移動と切
替筒(14)の回動とが終了する。
このとき、第6図に示すように、第1の副レンズ(15
)の保持枠(19)に形成された操作用ピン(19a)
に対する切替筒< 1−1 )のカム部(f4a)によ
る当接は未だ解除されておらず、第1の副レンズ(15
)は撮影光路(P)から退避したままである。
第5図、及び、第6図に示すこの状態が(標串モード)
である。即ち、第1の副レンズ(15)と第2の副レン
ズ(16)とがともに撮影光路(P)から退避した中間
焦点距離状態である。
このように、第1の副レンズ(15)と第2の副レンズ
(16)とを撮影光路(P)から退避させるにあたって
、第1の副レンズ(15)は光軸(L)に平行な軸芯(
×、)周りで揺動させ、第2の副レンズ(16)は光軸
(L)に直交する直線に平行な軸芯(X2)周りで揺動
させて行うことで、比較的大径になりがちな第2の副レ
ンズ(16)の収容空間を、撮影レンズ(3)の径方向
に小さなものにして、カメラのコンパクト化を計っであ
る。
また、撮影光路(P)から退避した状態で、第1の副レ
ンズ(15)と第2の副レンズ(16)とはともに、光
軸(L)を含む平面に対して片側に位置することとなる
ように構成されている。即ち、イ←点距、=1の変更ご
こ伴って可動′vlllPl(7)が光軸(L)方向に
沿って移動する際に、この可動鏡胴(7)に取り付けら
れた第1の副レンズ(15)及び第2の副レンズ(16
)も可動鏡胴(7)とともに移動するので、それら両レ
ンズ(15)、 (16)の収容空間には、カメラの他
の装置等を設けることができない。
然るに、それら両レンズ(15) 、 (16)の収容
空間を上述のように片側に設けることで、反対側の空間
に鵠、カメラの他の装置等を設けることができる。そし
て、このように両レンズ(15) 。
(16)の収容空間を片側に設けるにあたって、前述し
た両レンズ(15) 、 (16)の出退構造とするこ
とで、より一層のコンパクト化が計れるのである。
さらに、このとき、第2の副レンズ(16)は、第3図
の(ワイドモード)から第5図の(標準モード)に移行
する間に、可動鏡胴(7)が移動することで形成される
空間(vl)内に一部入り込む状態で収容されている。
即ち、この第2の副レンズ(16)の収容部分をできる
だけ小さなものにして、カメラのコンパクト化を計ると
ともに、↑最影レンズ(3)の後方のカメラ内部の空間
を有効に利用できるようにしである。
さて、第1図(ロ)、第5図、及び、第6図に示す(標
準モード)において、モード切替スイッチ(2)が<置
E)の位置にセットされると、再度モータが回転され、
カム筒(9)は第2図において、さらに反時計方向に回
動を始める。
これに伴い、先程と同様にして、可動鏡胴(7)が、光
軸(L)に沿って、フィルム面(F)からさらに遠ざか
る方向に移動する。また、切替筒(14)も可動鏡胴(
7)とともに光軸(L)に沿って移動しながら、第2図
において、さらに反時計方向に回動する。
この切替筒(14)の回動に伴って、第8図に示すよう
に、そのカム部(14a)による第1の副レンズ(15
)の保持枠(19)の操作用ピン(19a)に対する当
接が解除され、第1の副レンズ(15)が撮影光路(P
)内に突出される。その後、可動鏡胴(7)のローラ(
13)が第2図に示すカム溝(9a)の終端(9z)に
達したときにモータの回転が停止され、可動鏡胴(7)
の移動と切替筒(14)の回動とが終了する。
このとき、第8図に示すように、第2の副レンズ(16
)の保持枠(21)の操作用当接部(21a)に対する
切替筒(14)のカム部(14a)による当接は解除さ
れておらず、第2の副レンズ(16)は撮影光路(P)
から退避したままである。
第1図(ハ)、第7図、及び、第8図に示すこの状態が
(テレモード)である。即ち、第1の副レンズ(15)
が撮影光路(P)内に位置する焦点距離が最も長い長焦
点距離状態である。
そして、この状態では、第2の副レンズ(16)は、第
3図の(ワイドモード)から第7図の(テレモード)に
移行する間に、可動鏡胴(7)が移動することで形成さ
れる空間(vよ)内に殆ど入り込む状態で収容されてい
る。
さらに、詳しい説明は省略するが、この状態から、モー
ド切替スイッチ(2)が、(STND)の位置、及び、
<WIDE>の位置に順次セットされることで、上述し
た動作と逆の動作によって、可動鏡胴(7)のフィルム
面(F)に近付く方向への移動、及び、第1の副レンズ
(15)と第2の副レンズ(16)との撮影光路(P)
に対する出退が行われ、順次、(標準モード)と(ワイ
ドモード)とが現出されるように構成されている。
第1の副レンズ(15)、及び、第2の副レンズ(16
)を、撮影光路(P)に対して出退させるための構成は
、適宜変更可能である。次に、その数例を説明する。な
お、先の実施例と同一の構成部分については、必要のな
い限り、図面に同一番号を付すのみとし、説明は省略す
る。
イ)第10図及び第11図に示すように、第1の副レン
ズ(15)と第2の副レンズ(16)とを、夫々、光軸
(L)に平行な軸芯(xl) 、 (x3)周りでの回
動によって、撮影光路(P)に対して出退するように構
成し、それら2つの副レンズ(15) 、 (16)の
退避位置が光軸(L)を含む面に対して反対側になるよ
うにする。
そして、第2の副レンズ(16)を保持する保持枠(2
4)の、取付軸芯(x3)に対して第2の副レンズ(1
6)とは反対側に操作用ピン(24a)を設けてあり、
回動される切替筒(14)のカム部(14a)をこの操
作用ピン(24a)に当接させて押圧することで、スプ
リング(25)の付勢力に抗して第2の副レンズ(16
)を撮影光路(P)から退避させるように構成しである
なお、第11図には、先の実施例と同様に、第1の副レ
ンズ(15)の位置での撮影光路(P)の断面を二点鎖
線で示しである。
この実施例における焦点距離の変更は、先の実施例の場
合と同様に、切替筒(14)の回転によって行われ、第
11図に示す(標準モート)から、切替筒(14)が時
計方向に回動されることで(ワイドモード)になり、切
替筒(14)が反時計方向に回動されることで、(テレ
モード)になるように構成されている。
口)第12図及び第13図に示すように、第1の副レン
ズ(15)と第2の副レンズ(16)とを、夫々、光軸
(L)に平行な軸芯(xl)、(x4)周りでの回動に
よって、撮影光路(P)に対して出退するように構成し
、それら2つの副レンズ(15) 、 (16)の退避
位置が光軸(L)を含む平面に対して同じ側になるよう
にする。
第2の副レンズ(16)の取付構造は、先に説明したイ
)の構成とほぼ同様に、第2の副レンズ(16)の保持
枠(26)に形成した操作用ピン(26a)に切替筒(
14)のカム部(14a)が当接して押圧することで、
スプリング(27)の付勢力に抗して第2の副レンズ(
16)を撮影光路(P)から退避させるものである。
なお、第13図には、(標準モード)での第1の副レン
ズ(15)の位置における撮影光路(P)を一点鎖線で
、また、(テレモード)での第2の副レンズ(16)の
位置における撮影光路(P)を二点鎖線で示しである。
また、焦点距離の変更も、同様に、第13図に示す(標
準モード)から切替筒(14)が時計方向に回動される
ことで(ワイドモード)になるように、反時計方向に回
動されることで(テレモード)になるように行われる。
この構成による場合、第2の副レンズ(16)は比較的
大径であるので、この第2の副レンズ(16)によって
撮影光路(P)がケラレることを防止しながら、カメラ
のコンパクト化を達成するために、第12図に仮想線で
示す可動鏡胴(7)と切替筒(14)との一部分を、切
り欠いである。
なお、焦点距離の変更は、先の実施例で説明したモータ
を用いたものに替えて、手動で操作する操作レバーに連
動して、機械的に行われるものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によるカメラは、主レン
ズと第1の副レンズとによる主レンズの焦点距離よりも
長い長焦点距離での撮影と、主レンズと第2の副レンズ
とによる主レンズの焦点距離よりも短い短焦点距離での
撮影と、主レンズのみによる長焦点距離と短焦点距離と
の中間の中間焦点距Jでの撮影とを、選択的に切り替え
ることで、3つの異なった焦点距離での撮影を1台のカ
メラのみで簡単に行えるようにしたものであり、遠近感
や構図、或いは、被写界深度をより多く異ならせた写真
が容易に撮影できるようになった。
しかも、主レンズ浄体で中間焦点距離が実現できるよう
にして、2つの副レンズによる焦点距離の変化量を少な
くすることで、何れの焦点距離においても結像特性の劣
化を少なくできる。
また、短焦点距離を実現するための副レンズの口径を小
さくできるから、コストアップを招来することが少なく
、この副レンズを収容するための空間が大きくなること
も回避できる。
従って、全体として、常に結像性能を良好に維持しなか
ら揃影の多様化を計ることができるカメラを、コスト面
、並びに、スペース面の何れにおいても有利に提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るカメラの実施例を示し、第1図(
イ)ないしくハ)は撮影レンズの一部切欠た1視図で、
第1図(イ)はワイドモード、第1図(II)は標準モ
ード、第1図(ハ)はテレモードを夫々示し、第2図は
撮影レンズの分解斜視図、第3図はワイドモードの撮影
レンズの縦断面図、第4図はワイドモードの撮影レンズ
の横断面図、第5図は標準モードの撮影レンズの縦断面
図、第6図は標準モードの撮影レンズの横断面図、第7
図はテレモードの撮影レンズの縦断面図、第8図はテレ
モードの撮影レンズの横断面図、第9図はカメラの平面
図、第10図は別の実施例を示す第5図に相当する標準
モードの撮影レンズの縦断面図、第11図は第10図に
示す別の実施例における第6図に相当する標準モードの
撮影レンズの横断面図、第12図はさらに別の実施例を
示す第5図に相当する標準モードの撮影レンズの縦断面
図、第13図は第12図に示す別の実施例における第6
図に相当する標準モードの撮影レンズの横断面図である
。 (8)・・・・・・主レンズ、(15)・・・・・・第
1の副レンズ、(工6)・・・・・・第2の副レンズ、
(P)・・・・・・撮影光路、(FC)・・・・・・焦
点距離切替機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主レンズと、この主レンズに協働してこの主レン
    ズの焦点距離よりも長い長焦点距離を実現する第1の副
    レンズと、前記主レンズに協働して前記主レンズの焦点
    距離よりも短い短焦点距離を実現する第2の副レンズと
    を備え、前記第1の副レンズと第2の副レンズとをとも
    に撮影光路から退避させた中間焦点距離状態と、前記第
    1の副レンズを前記光路内に位置させた長焦点距離状態
    と、前記第2の副レンズを前記撮影光路内に位置させた
    短焦点距離状態とを、選択的に切り替える焦点距離切替
    機構を設けてあるカメラ。
  2. (2)前記主レンズの焦点距離に対する前記長焦点距離
    の比と、前記短焦点距離に対する前記主レンズの焦点距
    離の比とが、ほぼ等しいものである特許請求の範囲第(
    1)項に記載のカメラ。
JP17839686A 1986-07-29 1986-07-29 カメラ Pending JPS6334524A (ja)

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