JPS63314597A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS63314597A
JPS63314597A JP63141836A JP14183688A JPS63314597A JP S63314597 A JPS63314597 A JP S63314597A JP 63141836 A JP63141836 A JP 63141836A JP 14183688 A JP14183688 A JP 14183688A JP S63314597 A JPS63314597 A JP S63314597A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、超音波等の音波または赤外線光等の電磁波
を発射および受信することによって所定の和音に関する
楽音制御情報を得、あるいは対応する和音に関する楽音
を発生する電子楽器に関する。
[従来技術] 電磁波を発生させてこの電磁波をもとに所定の楽音を作
成する電子楽器の従来例としては、例えば本出願人が提
案した実開昭56−5195号公報に記載のものがある
この装置は、電磁波として赤外線を用い、本体ケースの
上方部に赤外線発生装置を取付けると共に、この赤外線
発生装置と離間対向した位置において、上記本体ケース
下方部に電子スイッチ装ごを取付けて成る。この電子ス
イッチ装置には、電磁波の入射、鼻入射(遮断)によっ
て電気的にオン、オフされる電子スイッチが複数個配列
されている。これら各電子スイッチは、各々音高指定信
号を、例えばmi楽器の鍵盤の6鍵のように発生するも
のである。
そして、例えば演奏者が自身の掌を、赤外線発生装置と
電子スイッチ装置間の空間に入れて、電子スイッチ装置
の各電子スイッチの配列方向に移動させると、各電子ス
イッチは、掌の移動に伴って、はじめ入射していた赤外
線が遮断され、次いで再び入射されることに応じて、オ
ン→オフ→オンと変化する。このように動作した電子ス
イッチの出力は、対応した音高指定信号として楽音作成
回路に送られてその音高指定信号に対応した音高の楽音
が作成放音される。この場合、#に効果音に似た楽音が
作成でき、しかもその奏法は単に掌を移動させるだけで
よいから、極めて簡単であって、従来にはなかった全く
新規な楽器を提供できるものである。
[発明の目的] 上述した従来の電子楽器では、電磁波の電子スイッチ装
置への入射を単に遮断、非遮断することによって所定の
音高の楽音を発生させていることに対し、この発明は、
音波または電磁波を所定物体に向けて発射してその所定
物体からの反射波の反射時間を検出することにより、所
定の和音に関する楽音あるいはその和音を指定するため
の和音制御情報を発生させようとするもので、本発明の
場合も、従来にはない全く新規な電子楽器を提供するこ
とを目的とするものである。
[発明の要点] この発明は、音波または電磁波を発生させて所定物体に
対し発射送出し、その所定物体からの反射波の反射時間
を検出することにより、その時間(これは物体と反射波
との間の距離に比例する)に応じた和音に関する楽音を
指定するための和音制御情報、あるいはその和音制御情
報に基づいた和音に関する楽音を発生するようにしたこ
とを要点とするものである。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
く構 成〉 第1図は本実施例による電子楽器の外観を示すもので、
直方体状のケース本体1の上面、右端には、可変ブツシ
ュボリューム2が設けられている。この可変ブツシュボ
リューム2は、演奏時に奏者がケース本体1の底面を右
手の掌にのせて全体を握ったとき、その右手の親指が当
てられて押圧されるもので、その詳細は第6図によって
後述するが、押圧力の大きさに応じて発生楽音の音量を
変化させることができる。
ケース本体1の前面側右上方部には、後述する送信波を
発射する送信器3、この送信器3が発射した送信波がケ
ース本体lの前面側前方に広げられた奏者の左手の掌5
によって反射された反射波を受信する受信器4が夫々配
設され、また受信器4の下方にはスピーカ6が設けであ
る。
またケース本体lの前面側左方側には、4個のスイッチ
からなるコードスイッチ7が設けられている。このコー
ドスイッチ7は上からメジャーコードスイッチ(MJ)
7−1、マイナー二一ドスイッチ(m)7−2、セブン
スコードスイッチ(7t h)7−3、マイナーセブン
スコードスイッチ(m−7t h) 7−4から成り、
夫々は奏者の右手の人指し指、中指、薬指、小指によっ
てオンオフされる。なお、この電子楽器の場合、演奏時
に右手の掌でケース本体lを持ち、4個のコードスイッ
チ7(7−1〜7−4)をすべて押圧してオン状態にし
たときには、メロディ音が放音される一方、コードスイ
ッチ7のうちの何れか1つを指から離してオフ状態にす
ると、そのスイッチにより指定されたコードが放音され
る。
そしてこのようにして放音されるメロディ音の音名、ま
たはコードの根音基は、ケース本体l(送信器3)と奏
者の左手の掌5までの距離を測定することによって決定
される。而してこの距離の測定は、送信器3から発射さ
れる送信波が上記反射波となって受信器4に受信される
までの時間を測定することによって行われ、その様子は
第3図に具体的に示しである。
即ち、ケース本体lと奏者の左手のff5との間の距離
をLとしたとき、Lは送信器3の前方所定位置を基準に
して等間隔に12段階に区切られ、而して送信器3に最
も近い第1段階の部分を最低音の音名C(音名陽はl)
、第2段階の部分を次の音名CI (音名No2)、以
下同様にして音名D(音名Nb5)、・・・・・・、音
名B(音名No12)と夫々lオクターブ分の音名が規
定されている。
更に、ケース本体1の右側面には、ヘッドホン端子8、
パワースイッチ9が設けられている。またケース本体l
内には、LSI(大規模集積回路)や電池などが収納さ
れている。
次に第2図により回路a成を説明する0図中、点線内は
LSIによって構成される回路部である。メインROM
 (リードオンリメモリ)11はこの電子楽器のすべて
の動作を実行するための制御プログラムを記憶しており
、演奏開始後においては順次その制御プログラムが読出
されて図示省略したが、インストラクションデコーダに
与えられ、解読される。このメインROMIIには、図
示するように、パスライン12を介してRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)13、演算部(ALU)14、カウ
ンタ15、周波数ROM16、エンベロープフリップフ
ロッ7’(FF)17、キー人力部18と、更にはLS
Iの出力端子@、入力端子■を介して上記送信器3また
は受信器4と夫々接続されている。
RAM13はメインROMIIからの所定データが書込
まれるほか、演算部14からの各種フラグデータ(モー
ドフラグとも呼ぶ)、音名データをも書込まれる。第5
図はこのRAM13のレジスタ構成を示し、而してフラ
グレジスタとしては、キーオフフラグ、メロディフラグ
、メジャーフラグ、マイナーフラグ、セブンスフラグ、
マイナーセブンスフラグの各フラグデータをセットされ
るものがあり、またその他に、上述した本体ケースlと
奏者の左手の掌5間の距離に応じた音名をセットされる
音名レジスタがある。
カウンタ15は送信器3からの送信波が発射されてから
その反射波が受信器4に受信されるまでの時間を計測す
るためのものであり、そのカウント値は演算部14に与
えられて距離に応じた音名崩を算出される。なお、第4
図は送信波の波形と、この送信波が若干の時間差(遅れ
T)をもって受信器4に受信される受信波の波形(何れ
も超音波である)を示すもので、図示するように、送信
波は一定周期(周波数100Hz)で緑返し出力される
方形波であってしかもそのLowレベル部分には、40
KHzの信号が重畳されている。
この40KHzの信号の意味するところは、送信器3の
最大感度周波数を示すものである。
周波fiROM16は、上述した12M類の音名(即ち
、音高)に応じた周波数データを記憶している。またエ
ンベロープF/F17はメインROM1lからの指令に
よって所定のエンベロープデータを出力する回路であり
、而してLSIの出力端子■、■に夫々出力されるエン
ベロープデータは、メロディ用またはコード用を示して
いる。
キー人力部18はコードスイッチ7の出力信号を受ける
回路であり、その信号は演算部14に送られて4個のス
イッチ7−1〜7−4のオン、オフ状態を判別され、ま
た何れかがオフされたときにはそのスイッチ名が判別さ
れる。
周波数ROM16から読出された周波数データは波形ア
クセスfl19にセットされ、而して波形アクセス部1
9はこれに対してセットされた周波数データに応じた速
度のクロックを発生してそれをアドレス信号として波形
ROM20に供給する。
この波形ROM20は、所定波形(例えばサイン波形)
の波形データを記憶しており、上記アドレス信号によっ
てアドレスされた番地からその波形データ(振幅値デー
タ)が読出され、メロディの放音のときには1種類の振
幅値データがLSIの出力端RDに出力される。他方、
コードの放音のときには、波形ROM20からは根音の
振幅値データを含む3種類の振幅値データが読出されて
アダー21に送られ、合算されてその結果データがLS
Iの出力端子■に出力される。
上記出力端−rQ3)に出力された振幅値データと、出
力端子■に出力されたエンベロープデータとは波形合成
部22に送られて合成され、メロディの楽音信号となっ
て増幅部23で増幅されたのちスピーカ6から放音され
る。
一方、出力端子@に出力された合算結果データと、出力
端五〇に出力されたエンベロープデータとは波形合成部
22において合成され、コードの楽音信号となる。そし
て増幅部23、スピーカ6を介し放音される。
増幅P123はその増幅率を可変ブツシュボリューム2
の出力によって変更される。而してこの可変ブツシュボ
リューム2は導電ゴム製から成り、その押圧力と抵抗値
との関係は第6図のグラフに示す関係となる特性をもっ
ている。即ち1強く押圧するほど抵抗値は小さくなり、
音量が大となるものである。
く動 作〉 次に第7図のフローチャートを参照して動作を説明する
演奏を開始する前に、先ず、パワースイッチ9をオンす
る0次に本体ケースを右手の掌に載せるようにして持ち
、親指は可変ブツシュボリューム2にあて、また人指し
指、中指、薬指、小指は夫々、コードスイッチ7の対応
するスイッチ7−1.7−2.7−3.7−4に夫々あ
てがう、そして通常はメロディの演奏状態にしておくた
め、上記スイッチ7−1〜7−4は6指で押圧してオン
状態にしておく。
そして演奏を開始するためには、左手の’t5をケース
本体lの前方に、ケース本体lからの距離を考えながら
位置させればよい、この場合、上記パワースイッチ9の
オン後においては、メインROMIIを含む処理回路で
は第7図のフローチャートが実行開始されている。
即ち、メインROMIIは第4図に示すような波形をも
った送信波の作成命令を出力し、パワーオン後、その作
成を常峙行わせている。この場合、既に述べたように、
送信波は100Hzの方形波であり、そのLOWレベル
部分には40KHzの信号が重畳されている(ステップ
(a)の処理)。
次にステップ(b)の可変ブツシュボリューム2がオン
されているか否かを検出する処理が実行される。即ち、
この例では、可変ブツシュボリューム2に右手の親指を
単にあてがっただけ(オフ状態)ではメロディまたはコ
ードの楽音は作成されず、したがって少しでも可変ブツ
シュボリューム2を押圧してオン状態としたときにはじ
めて上記各楽音の作成動作が開始されるものである。
そのため次の゛ステップ(C)の判断処理によって、ま
だ可変ブツシュボリューム2が押圧されていないことが
判断された場合には、ステップ(d)に進んでRAM1
3のキーオフフラグレジスタにrONJデータがセット
され、ステップ(b)に戻る。そして可変ブツシュボリ
ューム2が抑圧開始されるまでの間、上記ステップ(b
)〜(d)が繰返される。
可変ブツシュボリューム2がはじめて押圧されるとその
ことがステップ(C)により判別されてメインROMI
IはLSIの出力端子@から上記送信波を送信器3に対
し出力する指令を発生しくステップ(e))、またカウ
ンタ15をリセットする(ステップ(f))、そして送
信器3から上記送信波を出力開始させる(ステップ(g
))。
而してこの送信波は油力の、奏者の掌によって反射され
、反射波となって受信器4に送られるが、この反射波が
受信器4により受信されるまでの間、ステップ(h)の
受信開始したか否かの判断処理と、カウンタ15のイン
クリメント処理(ステップ(i))を繰返し実行される
。なお、カウンタ15はメインROMIIからの周期的
な+1信号を与えられてそのカウント動作を行う。
次に送信波が受信器4によって受信されるとその受信信
号がLSIの入力端子■からメインROM1lに送られ
、その受信動作が判断される。そして次のステップ(j
)の処理により、そのときのカウンタ15のカウント値
がRAM13に送られる。そして、このカウンター5の
計数内容に対応する音名慟をRAM13の音名レジスタ
にセットする。
即ち、カウンター5の計数内容Tは、送信波と受信波と
の時間差(遅れ)に対応し、送信器3(受信器4)と奏
者の左手の掌との間の距離をL、音速をVとするとき L T=− マ となる。
そこで、いま、奏者の掌がたとえば第3図に示すように
、合名pl(ff名No7)の距離りに相当する位置に
おいてあったとすると、上記音名レジスタには、カウン
ト結果によって音名No7がセットされる。
次にステップ(k)に進み、コードスイッチ7のオフ状
態が判断される。この場合、コードスイッチ7の出力は
キー人力部18にセットされており、その内容によって
この判断処理が実行される。
而して、メロディを演奏するときには、コードスイッチ
7の4つのスイッチ7−1〜7−4はすべて指で押圧さ
れてオン状態となっている。そのため、RAM13のフ
ラグレジスタにメロディフラグが「ON」にセットされ
る(ステップl)の処理)、他方、コード演奏を行うと
きには、コードの種類を示す何れか1つのスイッチ7−
1〜7−4がオフされるため、RAM13の対応するフ
ラグレジスタに、メジャーフラグまたはマイナーフラグ
またはセブンスフラグまたはマイナーセブンスフラグが
夫々「ON」にセットされる。
いま、上記音名F−のメロディ演奏が開始されたと仮定
すると、コードスイッチ7の4つのスイッチ7−1〜7
−4は何れもオン状態にあり、メロディフラグが「ON
」となる、そのためステップ(m)に進むと、このフラ
グ(モードフラグ)が前回と同じものか否かが判断され
、而していまは、はじめての演奏であるから「NO」と
なり、ステップ(p)に進む。
ステップ(p)では、キーオフフラグがrOFF」にセ
ットされ、あらたな発音開始状態が設定される。そして
ステップ(q)に進み、モードフラグ、即ち、メロディ
フラグが「ON」であることと、音名レジスタの音名崩
がFIの「7」であることに基づいて周波数ROM16
は対応する周波数データを波形アクセス部19に七−7
トし、またステップ(r)の処理により、メインROM
11はエンベロープF/F17に対し所定のエンベロー
プデータ出力指令を与える。これ以後、逐次エンベロー
プデータが時間とともに変化してゆく、そしてステップ
(b)に戻る。
而して上述したステップ(q)、(r)の各処理によっ
て波形アクセス部19は波形ROM20をアドレスし、
音名F1の波形データを読出させて出力端子■を介し波
形合成部22へ与える。またエンベロープF/Fが発生
するエンベロープデータは出力端子つを介し波形合成部
22に送られる。そのため波形合成部22において、上
記波形データとエンベロープデータとが乗算され、その
結果データが増幅部23によって増幅後、スピー力6か
ら音名F−のメロディ音として放音開始される。なお、
増幅部23の増幅率は可変ブツシュボリューム2の第6
図に示す特性にしたがって変化し、合着が変更される。
上記音名F−のメロディ音を所定音長時間放音させつづ
けるため、奏者がその左手の掌を上記位置においたまま
停止させている間、所定周期ごとにステー2プ(b)、
(e)、(e)〜(又)が実行される。そしてステップ
(m)に進むといまの場合、メロディフラグはrONJ
のまま変化していないから、ステップ(n)に進み、音
名レジスタの内容が変化したか否かが判断される。而し
てFlのまま変化していないから、ステップ(0)に進
み、キーオフフラグの内容が確認される。この場合、r
oFFJであるから、F−の楽音の発音中であることが
判断されて、ステップ(b)に戻り、以後、このFlの
メロディ音を放音させている間は上述した動作が緑返さ
れる。
一方、奏者がメロディ音を他の、例えば音名Gに変更す
るときには、左手の′X5をその分だけ送信器3より遠
ざける。すると上述したステップ(b)、(c)、(e
)〜(又)が同様に実行されてステップ(m)ではrY
Es」となり、次にステップ(n)では音名レジスタの
内容がF震→Gに変化して異なるからrNOJとなり、
ステップ(p)に進む、そして以下、ステップ(q)、
(r)の実行によりあらたなメロディ音(音名(G))
の発音開始となり、またステップ(b)に戻る。
更に、最初に説明したように、F−のメロディ音を発音
開始したのち、可変ブツシュボリューム2をオフすると
、ステップ(b)〜(d)が実行されてキーオフフラグ
は「ON」がセットされる。そこでメインROMIIか
らは、エンベローフ’F/F 17に対して、急速にエ
ンベロープfd カゼ口になるように制御信号が送られ
る。
次いで新たに可変ブツシュボリューム2を押圧操作する
と、ステップ(e)〜(又)の実行後、ステップ(m)
ではrYEsJの判断結果となり、ステップ(n)に進
み、そしてこのステップでもrYESJとなってステッ
プ(0)に進む。
而してこのステップ(0)では、キーオフフラグのrO
NJが判断され、ステップ(p)に進み、以下、ステッ
プ(q)、(r)の各処理により音名Flのメロディ音
が新発音となって再び放音開始される。
更にまた、音名Flのメロディ音の発音中に、コードス
イッチ7のうち、例えばメジャーコードスイッチ7−1
をオフすると、そのことがステップ(k)にて判別され
、RAM13のフラグレジスタのうちメジャーフラグレ
ジスタにroNJがセットされる。そしてステップ(m
)に進むと、モードフラグの内容が変化していることが
判別されステップ(p)に進んでキーオフフラグがro
FFJにセットされ、更にステップ(q)、(r)の各
処理により、根き名F口のメジャーコードによるコード
音が放音開始される。
この場合、周波数ROM19は根音名F口をもとにして
メジャーコードの3種類の周波数データを波形アクセス
部19にセットし、夫々の周波数データによって波形R
OM20から3種類の振幅値データを読出させアダー2
1に供給させる。そこで7ダー21ではこれらを加算し
てその結果データを出力端子■を介し波形合成部22に
与える。
またエンベロープF/F17は、エンベロープデータを
出力端子Oを介し波形合成部22に与え、これにより、
波形合成部22からは根音名F1のメジャーコード信号
が出力して増幅部23、スピーカ6を介しコード音とし
て放音開始される。
コードスイッチ7のうち他のスイッチ7−2.7−3.
7−4を夫々単独にオフした場合の動作も、上述したメ
ジャーコードのときと同様であり、その説明は省略する
尚、上記実施例では、音波として超音波を利用したが、
この代わりに、赤外線光、レーザー光線等の電磁波であ
ってもよい・ また、電磁波を所定物体に反射させてその反射波の受信
によりその反射時間(従って物体との距雛に対応する時
間)をもとめ、この時間から楽音制御情報を得るように
しているが、この楽音制御情報としては、上記実施例の
場合のような音高情報に限られることなく、例えば音量
、音色等の他の各種情報であってもよい。
更に、」―記実施例ではメロディとコードは別々に発音
されるようにしたが、これらが同時に発音されるように
することも可濠である。そしてコードの種類は上述した
4種類のものには勿論限定されるものではない。
更にまた。上記実施例では、lオクターブの音名の楽音
だけが9.音されるようにしたが、勿論、これに限定さ
れることなく、複数オクターブ分の楽音が発音できるよ
うにしてもよい、この場合、半音は省略して幹音のみが
発音されるようにすることもできる。
また更に、上記実施例では、送信器3から左手の75を
遠ざけると音高が高くなるようにしたがその逆であって
もよく、また掌の替りに他の操作子を用いてもよい。
また、第6図に示した可変ブー2シユボリユームの特性
を回路的処理により反転させて、可変ブツシュボリュー
ム2を強く押圧するほど音量が小さくなるようにしても
よい。
[発IJIの効果] 以上説明したように、この発明は、送出手段から所定物
体に対し音波または電磁波を送出し、その所定物体から
の反射波が受信手段にて受信されるまでの時間に基づい
て、対応する和音に関する楽音を指定制御するための和
音制御情報を求めるようにしているので、上記所定物体
と上記送出手段および上記受信手段との間の距離を、適
宜変更することにより、所望する和音制御情報を確実か
つ容易に得ることができる。
また、この発明によれば、送出手段から所定物体に対し
音波または電磁波を送出し、その所定物体からの反射波
が受信手段にて受信されるまでの時間に基づいて、対応
する根音指定情報を求め、この根音指定情報および外部
操作に応答して出力された種類指定情報の再情報により
決まる和音に関する楽音を、上記種類指定情報の出力タ
イミングで発生させるようにしているので、上記所定物
体と上記送出手段および上記受信手段との間の距離を適
宜変更させた状態のもとで、上記外部操作を行うのみで
、所望する和音に関する楽音を、外部操作に応答したタ
イミングで、確実かつ容易に、発生させることができる
。そのため、従来にない、全く新規な奏法で、和音演奏
を行うことができる利点があるばかりでなく、その奏法
も極めて簡単であるから、初心者であっても短時間のう
ちにマスクできる利点等もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の外観を示
す図、第2図はそのブロック回路図、第3図は送信器お
よび所定物体間の距離と音名との[jJ係を示す図、第
4図は送信波と受信波の各波形内容と両波形の時間的な
ずれを示す図、第5図はRAM13のレジスタ構成を示
す図、第6図は可変ブツシュボリューム2の特性を示す
図、第7図はフローチャートである。 2・・・・・・可変ブツシュボリューム、3・・・・・
・送信器、4・・・・・・受信器、5・・・・・・!x
(所定物体)、6・・・・・・スピーカ、7 (7−1
〜7−4)・・・・・・コードスイッチ、11・・・・
・・メインROM、13・・・・・・RAM、14・・
・・・・演算部、15・・・・・・カウンタ、16・・
・・・・周波aROM、17・・・・・・エンベロープ
フリップ70ツブ、18・・・・・・キー人力部、19
・・・・・・波形アクセス部、20・・・・・・波形R
OM、21・・・・・・アダー、22・・・・・・波形
合成部、23・・・・・・増幅部。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 代理人 弁理士  町 1)俊 永コ [− 化う11り 第4図 RAM(1’)しy又ダ、木−1戸〈 第5図 ;11【六ぐリュームのヰ帛ヤロL 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音波または電磁波を発生してこの音波または電磁
    波を所定物体に向けて送出する送出手段と、上記音波ま
    たは電磁波が上記所定物体により反射されて生ずる反射
    波を受信する受信手段と、上記送出手段が上記音波また
    は電磁波を送出した時点から、前記反射波が上記受信手
    段により受信される時点までの時間を求めてその時間に
    基づいて、和音に関する楽音を指定制御するための和音
    制御情報を求める和音制御手段とを有することを特徴と
    する電子楽器。
  2. (2)上記楽音制御情報は、和音の根音を指定する根音
    指定情報であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電子楽器。
  3. (3)音波または電磁波を発生してこの音波または電磁
    波を所定物体に向けて送出する送出手段と、上記音波ま
    たは電磁波が上記所定物体により反射されて生ずる反射
    波を受信する受信手段と、上記送出手段が上記音波また
    は電磁波を送出した時点から、上記反射波が上記受信手
    段により受信される時点までの時間を求めてその時間に
    基づいて、和音の根音を指定する根音指定情報を求める
    根音指定手段と、外部操作に応答して、和音の種類を指
    定するための種類指定情報を出力する種類指定情報出力
    手段と、この種類指定情報出力手段から出力された種類
    指定情報の出力タイミングで、その種類指定情報および
    上記根音指定手段からの根音指定情報により決まる和音
    に関する楽音を発生する和音発生手段とを有することを
    特徴とする電子楽器。
JP63141836A 1988-06-10 1988-06-10 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0679221B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338694A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Yamaha Corp 楽音制御装置
JPH0345998A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Kiyaputen:Kk 電子楽器

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