JPS63304294A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶表示装置に関するものである。

従来の技術 近年、液晶表示装置は、ＣＲＴに替る表示装置として注
目をあびている。その主な理由として、低消費電力、低
電圧動作、表示部の厚さはＣＲＴに比較してかなり薄く
することが可能等があげられる。既にポケット画面サイ
ズの液晶テレビジョンは市販されているという現状であ
る。現在市販されている液晶テレビジョンの駆動方式に
は、液晶パネルを上側液晶パネルと下側液晶パネルの２
分割にして、上下液晶パネルを同時に駆動する２重マト
リックス駆動方式や上下液晶パネルにおいて上下液晶パ
ネルのどちらか一方のパネルを駆動している期間残りの
パネルは休止状態となる休止位相状態を設けた駆動方式
、休止位相付駆動方式等がある。

以下図面を参照しながら上述した従来の液晶表示装置の
一例について説明する。

従来この種の液晶表示装置は特公昭５９−１２１３９１
号公報にしめされている。

第５図は液晶表示装置のブロック図、第６図は２分割さ
れた電極構成及び結線図である。ｌは液晶パネル、２は
コラム側ドライバ、３はロウ側ドライバ、４はドライバ
制御用コントロールユニット部、５は駆動電源電圧発生
部、６はロウ側電極群、７はコラム側電極群である。

以上のように構成された液晶表示装置において、以下そ
の動作を説明する。

液晶マトリックスパネルを上側液晶パネル及び下側液晶
パネルに２分割にして液晶パネルを駆動する際、制御信
号発生部により発生したシフトクロックと走査パネルが
ロウドライバに印加され、ロウドライバより第７図に示
すシフトデータがシフトクロックによりシフトされるこ
とにより一画面を組み立てていく。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、走査線数；Ｎが増
加するにしたがい、クロストークの影響によりコントラ
ストが低下すると言う問題点を有していたが、その対策
として走査される電極数を３本ずつ同時に走査すると言
う方法が考えられている。しかしこの方法では水平方向
の解像度が低下すると言う問題点が生じる。すなわち、
コントラストが向上すると水平方向の解像度が低下する
と言う相い反する問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、ＴＶ画像などの動画表示に
おいては、画面の垂直方向の相関が強いため、解像度を
下げても画質低下が少ないので同時走査する電極数；ｎ
を増やしコントラストの向上をはかるものとする。また
文字表示などの中間調を必要としない２値表示において
は走査をする電極数；ｎを減らし解像力を高めることと
する。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の液晶表示装置は走
査される電極数；１本を可変にした場合においても常に
その走査される電極数；１本に対して最適なバイアス電
圧値及び最適輝度が得られるという構成を備えた液晶表
示装置である。

作用 １ｖ期間において走査される電極数；１本を可変するこ
とにより、上記設定した走査される電極数；１本に対し
、最適バイアス電圧値及び最適輝度にすることにより、
ＴＶ画像などの動画表示においては画面の垂直方向の相
関が強いため、解像度を下げても画質低下が少ないので
同時走査する電極数；ｎを増やしコントラストの向上を
はかるようにする。また文字表示などの２値表示におい
ては走査する電極数；ｎの本数を減らし解像力を高める
ことにより鮮明で明るい画像を表示するものである。

実施例 以下本発明の一実施例の液晶表示装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における液晶表示装置における
ブロック図である。ｌは液晶パネル、２はコラム側ドラ
イバ、３はロウ側ドライバ、４はドライバ制御用コント
ロールユニット部、５は駆動電源電圧発生部、８は走査
される電極数に対応した最適バイアス電圧値へ切り換え
るためのスイッチである。第２図はロウドライバに印加
するシフトクロック及び走査される電極数；１本である
。

第３図はロウドライバ内部のブロック図である。

９は電源コントロール回路、１０はシフトレジスフ、１
１はレベルシフト、１２はＬＣＤドライバ、１３は入カ
バソファ、１４は出カバソファである。第４図はロウド
ライバより出力される出力信号波形である。

以下第１図、第２図、第３図、及び第４図を用いて走査
される電極数；ｎ−２本の場合について説明する。

マトリクス形液晶表示パネルで駆動を行う場合、走査線
；Ｎが大きくなるとクロストークの効果により選択絵素
以外の絵素にも電圧が印加されることになり、所望の映
像が得られにくくなる。そこで電圧平均化法により非選
択絵素にも電圧を印加することにより所望の映像表示を
行っている。

電圧平均化法で駆動した場合における選択絵素と非選択
絵素との実効値電圧の比；αとするととなり、αを最大
にするにはｄα／　ｄ　ａ　＝　Ｑより上式より走査さ
れる電極数；ｎが増えると実効値電圧の比；αは小さく
なる。また液晶に印加する電圧をＶｎとし、バイアス電
圧：Ｖｂｉａｓとすると Ｖｂｉａｓ＝Ｖｎ／αとなる。

このことより実効値電圧の比；αが小さくなることによ
りバイアス電圧：Ｖｂｉａｓが大きくなり電圧動作マー
ジンが大きくなることがわかる。

第１図の制御用コントロールユニット部からロウドライ
バにシフトロックと走査パルス（ｎ＝２）を印加する。

第３図においてロウドライバに取り込まれた走査パルス
はシフトレジスタによりシフトされる。シフトされた内
部データはレベルのインターフェースであるレベルシフ
ト回路におくられる。さらにＬＣＤドライバ部ではレベ
ルシフト回路からおくられてきたデータによって、ＦＲ
（交流化信号）信号により電源コントロール回路で合成
された液晶駆動電圧Ｖｏｎ、Ｖｏｆｆを選択し出力信号
をつくる。第２図よりｌｖ期間において２パルスの連続
するシリアルデータをシフトロックにより転送する。こ
の時のドライバの出力波形は第４図に示すようになる。

このときのデユーティは１ｖ期間にシリアルデータｌパ
ルスにおけるデユーティの１／２相当に値する。デユー
ティが低下することにより、コントラストが高くなり、
色再現性も高くなる。さらに液晶を駆動する際の動作マ
ージンも大きくとれる。このように１ｖ期間における走
査パルス数：ｎを可変ならしめることにより上記のよう
に品位の高い画像を表示可能となる。なお、１■期間に
おける走査パルス数；ｎはｎ＝２にかぎられるものでは
ない。

発明の効果 以上のように本発明は液晶表示装置において、ＴＶ画像
などの動画表示においては画面の垂直方向の相関が強い
ため、解像度を下げても画質低下が少ないため１ｖ期間
において同時走査する電極数；ｎを増すことにより等価
的にデユーティが低くなり、これによりコントラストが
高くなり色再現性も上がる。また文字表示などの２値表
示においては走査をする電極数；ｎの本数を減らし解像
力を高めることにより鮮明で明るい画像を表示するもの
である０以上のように表示画像により同時走査する電極
数；ｎを可変することにより、その同時走査する電極数
；ｎに対応して液晶パネルに印加する駆動電圧のバイア
ス電圧値を最適バイアス値に設定すると共にそのときの
輝度を最大にするように設定することにより、液晶を駆
動する際の動作電圧マージンも大きくなり、画像表示を
おこなった際、明るく、色再現性があり、品位の高い画
像が得られることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における液晶表示装置における
ブロック図、第２図はロウドライバに印加するシフトク
ロック及びシフトパルス波形図、第３図はロウドライバ
のブロック図、第４図はロウドライバより出力される出
力信号波形図、第５図は液晶表示装置のブロック図、第
６図は２分割された電極構成及び結線図、第７図はシフ
トクロック、走査パルスそれにシフトデータの信号波形
図である。 １・・・・・・液晶パネル、２・・・・・・コラム側ド
ライバ、３・・・・・・ロウ側ドライバ、４・・・・・
・ドライバ制御用コントロール・ユニット部、５・・・
・・・駆動用電源電圧発生部、８・・・・・・シフトデ
ータ及びバイアス値切り換えスイッチである。９・・・
・・・電源コントロール回路、１０・・・・・・シフト
レジスタ、１１はレベルシフト、１２・・・・・・ＬＣ
Ｄドライバ、１３・・・・・・入力バッファ、１４・・
・・・・出カバソファ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マトリックス状に構成されている電極間に液晶を挟持し
   た液晶パネルの走査線数；Ｎ本に於て同時に走査される
   電極数；ｎ本の数を可変ならしめると共に、上記電極数
   ；ｎ本の数に対応して液晶パネルに印加する駆動電圧の
   バイアス電圧値を可変ならしめることを特徴とする液晶
   表示装置。