JPS63301808A - 毛髪コンデイシヨニング組成物及び毛髪の処理方法 - Google Patents

毛髪コンデイシヨニング組成物及び毛髪の処理方法

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JPS63301808A
JPS63301808A JP62137373A JP13737387A JPS63301808A JP S63301808 A JPS63301808 A JP S63301808A JP 62137373 A JP62137373 A JP 62137373A JP 13737387 A JP13737387 A JP 13737387A JP S63301808 A JPS63301808 A JP S63301808A
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wax
hair
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weight
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JP62137373A
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Shinichi Noguchi
真一 野口
Tomotami Suenaga
末永 知民
Katsuhiro Watanabe
克寛 渡邉
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San Ei Kagaku Co Ltd
Original Assignee
San Ei Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は毛髪コンディショニング組成物と毛髪の加温処
理方法に関する。特には毛髪をべたつかせずに、毛髪に
優れたサラサラ性、なめらかさ、くし通りやすさ、まと
めやすさ、そして光沢等の総合的効果を付与することの
できる毛髪コンディショニング組成物とこの組成物を用
いた毛髪の処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
し髪になめらかさや光沢を付与し、くし通りを良くする
という、いわゆるコンディショニング効果をもつ毛髪コ
ンディショニング組成物は一般にヘアーリンス、ヘアー
トリートメント、ヘアーコンディショナー、ヘアーパッ
ク等の名称で市販されている。これらの毛髪コンディシ
ョニング組成物にはt成分として第4級アンモニウム塩
が配合されており、これが毛髪に吸着することにより、
前記のいわゆるコンディショニング効果かえられろこと
は公知のjJ1実である。更になめらかさ、光沢、しっ
とり感、まとめやすさ、ボディ感等の使用後の感触を向
上させる[1的で例えば高級アルコール、グリセリンモ
ノ脂肪酸エステル、高級脂肪酸、流動パラフィン、固形
パラフィン、エステル油等の油脂類が適宜添加されてい
る。又最近は毛髪、特に損傷毛の修復、保護を目的とし
て、又毛髪にハリを与える目的で各種の天然、合成高分
子化合物例えばコラーゲンポリペブタイド、ケラチンポ
リペブタイド、カチオン化セルロース等が適宜添加され
ている。
しかしながら、従来のこの種の毛髪コンディショニング
組成物は塗布時及びすすぎ時においては、毛髪をべたつ
かせずになめらかさ等を付うすることができても、すす
ぎ後のタオルドライ時、毛髪を乾燥させる際、さらに乾
燥後においては満足することのできるなめらかさ”、特
に最近の若い年令層の消費者が求めているサラサラ性、
なめらかさ及びまとめやすさの効果を同時に付与するこ
とはできなかった。
最近特に求められているサラサラ性付与の先行技術の研
究例として第4級アンモニウム塩とリン酸エステルを含
fj−することを特徴とした毛髪化粧料(特開昭61−
12608シ)公報)があり、これを用いた場合には乾
燥後のサラサラ性、なめらかさのみにおいてはほぼ満足
のできる効果をえられたかずすぎ時の指の通り、すすぎ
後のタオルドライ時のスベリ感、なめらかさ、そして乾
燥後のまとめやすさにおいて満足できる効果かえられな
かった。又ヘアスタイルのセットあるいは維持をより良
好にするリンスコンディショナーの研究例として陽イオ
ン界面活性剤と水不溶性皮膜形成ポリマー粒子のラテッ
クスを含有するヘアーリンスコンディショナー剤(特開
昭60−84211号公報)がある。これはまとめやす
さの効果の点では優れているがサラサラ性、なめらかさ
の効果の点では不充分であった。さらになめらかさ付与
の先行技術の研究例(特開昭58−180407号、特
開昭59−110611号公報等)はサラサラ性、なめ
らかさ及びまとめやすさの両方において不充分であった
現在市販されている毛髪コンディショニング組成物は乾
燥時及び乾燥後のなめらかさの効果を満たずため液状の
エステル油の配合量が多く従ってしっとりしたなめらか
さはえられるが優れたサラサラ性、なめらかさ及び毛髪
のまとめやすさの効果を同時に満たすものはほとんど見
当たらない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って本発明の目的は塗布時、すすぎ時、すすぎ後のタ
オルドライ時、乾燥時そして乾燥後の各々において毛髪
をべたつかせることなく、毛髪に優れたなめらかさを付
与し特に乾燥時及び乾燥後の優れたサラサラ性、なめら
かさ及び毛髪のまとめやすさの効果を同時に付与するこ
とのできる新規な毛髪コンディショニング組成物及び毛
髪の処理方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
1)ri記へアーリンス、ヘアートリートメント、ヘア
ーコンディショナー、ヘアーパック等の毛髪コンディシ
ョニング組成物中に例えば固形パラフィン等常温で固体
であるワックス等の成分を少t1を組み込むごとにより
乾燥後の仕I−かり感が幾分軽めとなり、サラサラ性を
与えることは経験的に知られている。本発明者はこのワ
ックスの添加効果に着1−1シ、従来の毛髪コンディシ
ョニング組成物の前記欠点を改迎し、本発明の目的を達
成すべく下記の3つの観点、即し、 ■ し髪コンディショニング組成物中のワックスを含む
油性成分混合物の融点とサラサラ性、なめらかさ、まと
めやすさ、べたつき感との相互関係。
■ サラサラ性、なめらかさ及びまとめやすさの効果の
主成分である毛髪コンディショニング組成物中のワック
ス成分の毛髪への有効な吸着方法。
■ 優れたサラサラ性、なめらかさ及びまとめやすさの
効果の他に、くし通りやすさ、光沢、ボディ感等の毛髪
コンディショニング組成物としての毛髪処理全工程の総
合的効果を達成するための毛髪コンディショニング組成
物中の効果的主成分であるワックス、高級アルコール、
界面活性剤の種類及び量的配合バランス。
について鋭意研究した結果 (イ)サラサラ性、なめらかさ及びまとめやすさの効果
を達成するためにはワックスを必須成分とし、これを含
む油性成分混合物の融点が重要なポイントであること。
([1)ワックスを含有する毛髪コンディショニング組
成物を毛髪に付着せしめた後加温処理することによりサ
ラサラ性、なめらかさ及びまとめやすさの効果が飛躍的
に向トすること。
(八)■で述べた総合的効果を達成するためにはワック
ス、高級アルコール、カチオン活性剤又はアニオン活性
剤の3者の存在が必須であり、かつそれらが互いに一定
のバランスを保つことが必要であること。
を見出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の第1は、 (A)成分として、キャンデリラワックス、カルナウバ
ワックス、ライスワックス、木ろう、ホホバワックス、
みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビろう、硬
質ラノリン、鯨ろう、モンタンワックス、オゾケライト
、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、ベト【Jシタ1%、モンタンワックス誘導
体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリン
ワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体、
12−ヒト【1キシステアリン酸、ステアリン酸アミド
1.イボタろうの群より選ばれたワックスの1種以上 (I3)成分として、高級アルコールの1種以上(C)
成分として、カチオン活性剤又はアニオン活性剤を含む
毛髪コンディショニング組成物であって、−1一記3成
分の合計量に対する (A)成分の割合が 20〜55重h1%、(B)成分
の割合が 10〜60重量%、(C)成分の割合が  
5〜30重量%の範囲で、かつ上記3成分の合計量が、
組成物全量に対して3〜75重量%の範囲であり、さら
に該3成分及びその他の油性成分を含む組成物中の混合
物の融点が、40〜90℃であることを特徴とする毛髪
コンディショニング組成物であり、 又、第2の発明は、 上記特定の毛髪コンディショニング組成物を毛髪に付着
せしめた後、毛髪の温度として40〜180℃の範囲で
加温処理し、しかる後に冷却することを特徴とする毛髪
の処理方法である。
注l二本発明において「融点」とは、化粧品原料基準(
粧原基)一般試験法融点測定法第2法で規定される温度
をいう。
〔構成成分の説明〕
本発明組成物の(A)成分としては、天然、合成ワック
スの中、特許請求の範囲第(1)項に掲げたものを使用
することができる。前記以外にフィッシャー・ト【1ブ
シユワツクス、ポリエチレンワックス、無水フタル酸イ
ミド、塩素化炭化水素等のワックス類も用いられるが、
これらのものはサラサラ性、なめらかさ及びまとめやす
さの点で十分な効果を発揮しえないので本発明の成分と
しては適当でない。上記(A)成分の中、天然ワックス
としてはカルナウバワックス、キャンデリラワックス、
ライスワックス、セレシンが、又合成ワックスとしては
硬化ヒマシ油、ステアリン酸アミドが比較的良好な結果
を与える。
本発明組成物の(B)成分である高級アルコールとして
は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチ
ルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコ
ール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール
、オクヂルドデカノール、バヂルアルコール、ベヘニル
アルコール等アルキル基の炭素数がCI!〜C!4の範
囲の直鎖又は側鎖のアルコールの単独或いは混合物等が
あげられるが、なかでも直鎖のアルコールで比較的融点
の高いもの例えばミリスチルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールが良
好な結果を与えた。
次に本発明組成物の(C)成分であるカチオン活性剤又
はアニオン活性剤は、カチオン活性剤として 第1〜第3級脂肪アミン塩 l N II yll X 第4級アンモニウム塩 テトラアルキルアンモニウム塩 トリアルキルベンジルアンモニウム塩 ・2−アルキル
−I−アルキル−I−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ム塩 N、N−ジアルキルモルフオリニウム塩ボリエヂレンボ
リアミン脂肪酸アミド塩アーコベル型 [R,C0N1((C1−ItCII、N1−I)CO
R2〕・11 X ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミドの尿素縮合物の塩 ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミドの尿素綜合物の第
4級アンモニウム塩 等が、 アニオン活性剤として 脂肪酸塩 (RC00)nM+s アルキルベンゼンスルホン酸塩 アルキルナフタレンスルポン酸塩 アルキルスルホン酸塩 (12−S 03)n Mm α−オレフィンスルホン酸塩 ジアルキルスルフオーこはく酸塩 α−スルフォン化脂肪酸塩 R−CHC00R 803M ナトリウムN−メチル−N−オレオイルタウリン石油ス
ルフォン酸塩 アルキル硫酸塩     (ROS O3)nM ts
硫酸化油脂(ヒマシ油、牛脚油、オリブ油など)ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩CFlO(CIl
tClltO)nS 0311 m MLポリオキシエ
ヂレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩 ポリオキシエヂレンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩 等が例示される。
これらの中では総合的効果の点でカチオン活性剤が比較
的優れており、なかでも第4級アンモニウム塩例えば塩
化セチルトリメデルアンモニウム、塩化ステアリルトリ
メチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメデルアンモニ
ウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セ
チルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム等、アルキルピリジニウム塩例えば塩化
セチルピリジニウム、塩化ステアリルピリジニウム、臭
化セチルピリジニウム等が優れている。
又アニオン活性剤の中で比較的良好なものはポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩例えばポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等、ア
ルキル硫酸塩例えばステアリル硫酸ナトリウム、セチル
硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等
である。
本発明組成物においては一!−記した必須の3成分の外
に毛髪コンディショニング組成物において各種の補助的
役割を果たす油性成分として、ミンク油、タードル油、
白鳥油、スクワラン、オレンジラフイー油、オリーブ油
、ツバキ油、サザンカ油、アーモンド油、マカデミアン
ナッツ油等の動、植物油、ミリスチ、ン酸イソプロピル
、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラ
ウリン酸ヘキシル、ミリスヂン酸ミリスチル、オレイン
酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、乳酸セチ
ル、フタル酸ジエチル、アジピン酸シイツブ[1ピル等
のエステル、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸等の脂肪酸等が用いられる。そして後述
の理由により融点限定の対象となる組成物中の混合物と
は(A)、(B)、(C)3成分とこれらの油性成分を
含むものである。
〔組成物中の各成分の割合〕
さきに述べた本発明の目的即ち、毛髪コンディショニン
グ組成物として要求される多様の性質をすべて具えた総
合的効果を発揮するためには必須成分であるワックス、
高級アルコール、カチオン活性剤又はアニオン活性剤の
3者が一定のバランスを保って配合されていることが必
要である。即ら、(A)特定のワックス、(B)高級ア
ルコール、(C)カチオン活性剤又はアニオン活性剤の
3成分の合計量に対し、 (A)成分は  20〜55重量% (B)成分は  10〜60重量% (C)成分は   5〜30重量% の範囲において配合することが必要である。
(A)成分の割合が20重!4%以下になるとまとめや
すさが減少し、55重量%を越えるとなめらかさが減少
するので総合的に好ましい結果かえられない。特に適当
なのは30〜45重量%の範囲である。
(r()成分の割合が10重量%以下になると本発明組
成物の主たる剤形であるクリームの経時安定性が著しく
低下するとともになめらかさも減少する。又、60重量
%を越えるとまとめやすさ、くし通りやすさ及びなめら
かさが減少するので好ましくない。総合的に特に適当な
範囲は30〜501R量%である。
(C)成分の割合が5重れ1%以下になるとカチオン活
性剤においてはくし通りやすさが低下し、アニオン活性
剤においてはくし通りやすさとなめらかさがかなり低下
する。一方30川量%を越えるとカチオン、アニオン活
性剤ともにずずぎ時におけるワックス成分等の洗い落ち
が多くなりし°たがってサラサラ性、なめらかさ及びま
とめやすさの効果が共に減少する。特に好ましい範囲は
カチオン活性剤については8〜28重量%、アニオン活
性剤については8〜20 ’l[[nt%である。
次に、(A)成分ワックスと(B)成分高級アルコ。
−ルの関係については、限定的ではないが経験的に好適
な配合比が設定される。即ち、特許請求の範囲第(1)
項記載の(A)成分ワックスの中、キャンデリラワック
ス、カルナウバワックス、ライスワックス、ホホバワッ
クス、みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビろ
う、硬質ラノリン、モンタンワックスより1種以上を選
択した場合には、(A)成分の(I3)成分に対する割
合は重量比で0.5〜2.5倍が適当であり (特許請
求の範囲第(2)項)、又、同様に木ろう、鯨ろう、オ
ゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロ
クリスタリンワックス、ペトロラタム、モンタンワック
ス誘導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリス
タリンワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘
導体、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸ア
ミド、イボタろうの群より選ぶ場合には(13)成分に
対する配合比を0.75〜3.0重量倍とすることが好
ましい。(特許請求の範囲第(3)項) 次に本発明組成物中における、(A)ワックス、(B)
高級アルコール、(C)カチオン活性剤又はアニオン活
性剤の必須3成分の配合割合はそれらの合計量で3〜7
5重ji【%の範囲とすることが必要である。
3重量%以下では毛髪コンディショニング組成物の毛髪
への塗布量を増加してもなめらかさ及びくし通りやすさ
の効果が著しく紘少して総合的効果の発揮が困難となり
、又75正…%を越えると毛髪全体への均一な展着性が
著しく困難となり、効果もかなり低下する。
本発明における毛髪コンディショニング組成物の剤形は
主としてO/W クリーム、Wlo  クリームである
が3成分の合計量が比較的少ない範囲では例えばエアゾ
ールタイプ即ちスプレー、ムース等の剤形であっても(
f効に適用することができる。
本発明組成物の具備すべき物性Eの必要条件として、(
A )(B )(C) 3成分及びその他の油性成分を
含む混合物の、粧原基一般試験法融点測定法第2法に基
づく融点が40〜90℃であることが重要である。ここ
にその他の油性成分とは、前記必須3成分の外に、毛髪
コンディショニング組成物に補助的に配合される添加物
の中、動、植物油、エステル、高級脂肪酸等の油性成分
をいい、具体例は11η述したとおりである。
前記融点が40℃以下になると、ザラサラ性、なめらか
さの効果が紘少し同時にべたつき感が増大するので好ま
しくない。又、90℃以上になるとワックス、高級アル
コールの毛髪への吸着量が減少しなめらかさ及びまとめ
やすさの効果が減少する結果となる。
〔他の添加剤〕
本発明組成物には通常の毛髪化粧料で使用される任意の
成分例えば両性活性剤、ノニオン活性剤、低級アルコー
ル、エステル、グリセライド、脂肪酸アミド、アミン、
染料、顔料、無機粉体、有機粉体、天然高分子、合成高
分子、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、保湿剤、酸化
防止剤、防腐剤、香料、水等を配合することができる。
〔組成物の調製法〕
このような特徴を有する毛髪コンディショニング組成物
は一般的に次のようにして調製される。
(A)ワックス、(B)高級アルコール、(C)カチオ
ン活性剤又はアニオン活性剤及びその他の油性成分を所
定の割合に基づいて混合し85〜92℃に加熱して液状
とした後、別途同温度とした精製水と混合撹拌し乳化さ
せた後、撹拌しながら室温まで冷却し、香料等の添加剤
を加えてさらに撹拌しクリーム状の組成物とする。
〔毛髪の処理方法〕一 本発明の第2は、第1の発明である毛髪コンディショニ
ング組成物を用いて毛髪を処理する方法に関するもので
、その特徴とするところは、該組成物を毛髪に付着せし
めた後、毛髪の温度として40〜180℃の範囲で加温
処理した後冷却する点にある。これを具体的に説明すれ
ば次のとおりである。
毛髪上の組成物を加温する方法として整髪用アイロン等
直接毛髪に触れる器具を用いる場合にあっては該器具を
80〜180℃の温度に加熱し2〜4回アイロン操作を
行うのが良い。
この方法においては、加温時間が比較的短いので80℃
以下の温度になると組成物中のワックス成分等の毛髪へ
の吸着が不十分となり所望の効果をえることが困難とな
る。又、180℃を越えると5髪のケラチン組織の分解
が一部起り、仕上りの感触面でガサツキ感が増大し好ま
しくない。
特に良好な条件は100−120℃の温度範囲における
ゆっくりした操作の2〜4回がけである。
次に、加温方法として赤外線ランプ、遠赤外線ランプ(
この加温装置として著名なものとしてはタカラベルモン
ト社の「シュビター」をあげることができる)、スチー
マ−、ドライヤー、ヒートキャップ等頭髪をまとめて加
温する装置を用いる場合にあっては毛髪周辺の雰囲気温
度を40〜80℃の範囲として5〜40分間加温処理す
る方法が採用される。
40℃以下の温度ではサラサラ性、なめらかさ及びまと
めやすさの効果がかなり減少し同時にべたつき感が増大
し好ましくない。
又、80℃を越えると加温時間が比較的短時間であって
もなめらかさ及びまとめやすさの効果がやや減少してく
ると共にややガサツキ感がでてきて好ましくない。一方
、80℃以上での加温処理は苦痛を伴い実際的でない。
加温時間は10〜30分が適当である。
以上を総合すると、加温処理方法としては、赤外線ラン
プ等の装置を用い、40〜60℃で10〜30分の範囲
で処理することが望ましい。
本発明方法の作用は、以−ヒの加温処理によりサラサラ
性、なめらかさ及びまとめやすさの効果を発揮する主要
因と考えられる特定のワックスが、高級アルコール、活
性剤の機能と相まって毛表皮へ融着、浸透してゆき、こ
れが冷部により毛表皮等へ有効成分として固着し効果の
持続をもたらすものと推察される。それ故すすぎの前の
5〜10分間の冷却が好結果をもたらすための重要な操
作となる。
次に組成物の剤形としてO/W クリームを用いた場合
の標準的な毛髪の処理方法を図式的に説明する。
シャンプー ↓ すすぎ ↓ タオルドライ ↓ 毛髪コンディショニング (組成物クリームを頭髪tooyに対して20〜40シ
塗布) ↓ 加    温  ※ ↓ 5〜10分間室温で冷却 ↓ す  す  ぎ ↓ タオルドライ ド  ラ  イ ※ ■ スチーマ−(40〜50’C)10〜20分加
温 ■ スチーマ−(40〜50℃)加温→ドライヤー乾燥 ■ 遠赤外線ランプ(又は赤外線ランプ)(40〜55
℃)15〜20分加温 ■ ■の処理後−■の操作 ■ アイロン(100〜120℃)で2〜4回操作 ■ ■の処理後→■の操作 ■ ヒートキャップ(40〜50℃)15〜20分加温 ※の■〜■は後述実施例並びに比較例における総合評価
の加熱施術法に対応するものである。
本発明の毛髪処理方法の効果的な実施態様として次の如
き前処理を加えることが推奨される。
即ち、その1は、優れたサラサラ性、なめらかさ、くし
通りやすさ、まとめやすさそして光沢の効果の他に例え
ば損傷毛等にさらに適当なしっとり感を付Itする等の
目的で、動物油例えばミンク油、タードル油、白鳥油、
スクワラン等、植物油例えばオリーブ油、ツバキ油、サ
ザンカ油、アーモンド油、サフラワー油、マカデミアン
ナッツ油等の適量をあらかじめ毛髪に塗布し前処理した
後に本発明の毛髪コンディショニング組成物で加温処理
する方法である。
その2は、同様に優れたサラサラ性、なめらかさ、くし
通りやすさ、まとめやすさ、そして光沢の効果の他に毛
髪にさらにしなやかさを付与する等の目的で天然高分子
例えばポリペブタイド、アルギン酸ナトリウム、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、キトサン等、合成高分子例えばポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリ
ウ1% 、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイ
ミン、カチオン化セルロース等の溶液の適量をあらかじ
め毛髪に塗布し前処理した後に本発明の毛髪コンディシ
ョニング組成物で加温処理することである。
〔実施例〕
次に実施例及び比較例により具体的に本発明の態様並び
に効果を説明する。
実施例1 (A)カルナウバワックス7.0重ζi 部、(B )
セチルアルコール10.0重量部、(C)塩化セチルト
リメデルアンモニウム5.0重量部及びモノステアリン
酸グリセリン1.5重量部、 ミリスチン酸イソプロピ
ル1.511H1を混合して 90℃に加熱溶融し、こ
れを90℃に加熱した精製水74.9重Fi1部中に混
合し、約30分間撹拌しながら45℃まで冷却した後、
香料0.1重量部を添加し、さらに撹拌を続けてクリー
ム状の組成物をえた。
このものの、水及びδ料を除く混合物の融点(重連測定
方法による)は71℃であった。
又、3成分の合計量に対する各成分の割合は、(A)成
分32重!n%、(B)成分45重量%、(C)成分2
3重量%であり、 組成物全;Itに対する3成分の合計量の割合は22重
’−+1%であった。
次に、このクリーム状組成物を用い、1jり足固式によ
り説明した方法に従い、頭髪を処理した。
加温方法は、※■に相当する、遠赤外線ランプによる4
0〜55℃、!5〜20分加温方式を採用した。ごの施
術結果について100名のパネラ−による官能試験を行
い、サラサラ性、なめらかさ、まとまりやすさについて
評価した。
又、加温方法として夫々前述の※■〜■の方式を採用し
た施術結果について20名のパネラ−により総合評価を
与えた。
以」−の実施例の結果を取りまとめ表1上記載した。
表中、総合評価並びに官能評価における記号の意味は次
の通りである。
◎・・・優 ○・・・良 △ ・・・ 可   X ・・・ 不可実施例2〜36 成分の種類並びに配合量を変え、実施例1の調製例に準
じて組成物を作成した。
この組成物を用い実施例1と同様にして毛髪処理を行っ
た。
それらの結果を表Iの(1)〜(4)にまとめて記載し
た。
実施例37 実施例2.5.11,20.26.29.35において
、毛髪処理を行うに当たり、毛髪をj[のミンク油、ホ
ホバ油、オリーブ油、スクワラン、ポリペブタイド、ポ
リアクリル酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコ
ールエステルで前処理を行った。25名のパネラ−によ
る官能評価の向上は次の通りである。
ミンク油 ・・・ スベリ感増 ホホバ油 ・・・ シラトリ感増 オリーブ油 ・・ なめらかさ増 スクワラン ・・ サラサラ性増 ポリペブタイド・サラサラ性、しなやかさ増ポリアクリ
ル酸ナトリウム・・なめらかさ増アルギン酸プロピレン
グリコールエステル ・なめらかさ増 比較例1〜29 組成物中、3成分のいずれかの欠如、配合割合、油性成
分の融点等において本発明の条件を充たさない組成物に
ついて実施例と同様の毛髪処理を行った。それらを取り
まとめて表2の(1)〜(4)上記載した。
〔効果〕
表1、表2の対比から明らかな通り、本発明組成物は各
比較例に比べ、近来消費台より強く要望されている毛髪
処理後の多様な好ましい性質をすべて満足するものでこ
の分野の産業上の利益に資するところが大きい。
手 続 補 正 書(自%’) 昭和62年7J’jlNコ 昭和62年特許願第137373号 2)発明の名称 し髪コンデ2fショニング組成物及び毛髪の処理方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁114番1号明細書の
特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明 (1)明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり訂正
する。
(2)明細書第l5頁下より2つめの式(3)明細書第
l6頁2つめの式 r(It,CONIl(CI−1.CIIPNII)C
o}1,)・11 X Jを r[Ij.CONII(CIItCH,NH)nCOl
j!)−11 X J  と訂正する。
(4)明細書第l7頁下より5行 [オリブ油−1を[オリーブ油]と訂正する。
(5)明細書第24真下より4〜3行 「脂肪酸アミド、」を 1一脂肪酸、シリコーン油、アミド、」と訂正する。
(6)明細書第2・6頁8行 1一分解」を「変性」と訂正する。゛ (7)明細書第27頁1〜2行 [同時にべたつき感が増大し]を削除する。
〔別紙〕
[毛髪コンディショニング (組成物クリームを頭髪100gに対して20〜409
塗布)」を 1毛髪コンディショニング組成物クリームを塗布(頭髪
1009に対して20〜409)Jと訂正ずる。
(9)明細書第29頁最下行、同第30頁IO〜ll行 「光沢の効果」を1光沢付りの効果」とそれぞれ訂正す
る。
(10)明細書第32頁9行 「まとまりやすさ」を「まとめやすさ」と訂正する。
(ll)明細書第35〜38頁 [表1(1)〜表1 (4)Jを別紙1〜別紙4のとお
り訂正する。
(ll)明細書第39〜42頁 「表2(1)〜表2(4)」を別紙5〜別紙8のとおり
訂正する。           以 」ニ特許請求の
範囲 (1) (A)成分として、キャンデリラワックス、カ
ルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、ホホバワ
ックス、みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビ
ろう、硬質ラノリン、掠ろう、モンタンワックス、オゾ
ケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロク
リスタリンワックス、ペトロラタム、モンタンワックス
誘導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタ
リンワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導
体、ll−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸アミ
ド、イボタろうの群より選ばれたワックスの1種以上 (B)成分として、高級アルコールの1種以上CG’)
成分として、カチオン活性剤又はアニオン活性剤を含む
毛髪コンディショニング組成物であって、上記3成分の
合計量に対する (A)成分の割合が 20〜55重囁%、(B)成分の
割合が 菫0〜60重量%、(C)成分の割合が  5
〜30重量%の範囲で、かつ上記3成分の合計量が、組
成物全潰に対して3〜75重量%の範囲であり、さらに
該3成分及びその他の油性成分を含む組成物中の混合物
の融点が、40〜90℃であることを特徴とする毛髪コ
ンディショニング組成物。
(2)特許請求の範囲第(1)項において、(A)成分
のワックスが、キャンデリラワックス、カルナウバワッ
クス、ライスワックス、ホホバワックス、みつろう、セ
ラックろう、綿ろう、サトウキビろう、硬質ラノリン、
モンタンワックスで、(A)成分の(B)成分に対する
割合が0.5〜2.5重量倍である毛髪コンディショニ
ング組成物。
(3)特許請求の範囲第(1)項において、(A)成分
のワックスが、木ろう、鯨ろう、オゾケライト、セレシ
ン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、ペトロラタム、モンタンワックス誘導体、パラフィ
ンワックス誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導
体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体、12−ヒドロ
キシステアリン酸、ステアリン酸アミド、イボタろうで
、(A)成分の(B)成分に対する割合が0.75〜3
.0重fit倍である毛髪コンディショニング組成物。
(4)組成物中に両性活性剤、ノニオン活性剤、低級ア
ルコール、多価アルコール、エステル、グリセライド、
脂肪酸、−&IJニアーニーイーA47ユアミト、アミ
ン、染料、顔料、無機粉体、有機粉体、天然高分子、合
成高分子、全屈イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、保湿剤、
酸化防止剤、防腐剤、呑料、水を含有する特許請求の範
囲第(1)〜(3)のいずれか1項上記載された毛髪コ
ンディショニング組成物。
(5)(A)成分として、キャンデリラワックス、カル
ナウバワックス、ライスワックス、木ろう、ホホバワッ
クス、みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビろ
う、硬質ラノリン、鯨ろう、モンタンワックス、オゾケ
ライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、ペトロラタム、モンタンワックス誘
導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリ
ンワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体
、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸アミド
、イボタろうの群より選ばれたワックスの1種以上 (B)成分として、高級アルコールの11以上(C)成
分として、カチオン活性剤又はアニオン活性剤を含む毛
髪コンディショニング組成物であって、上記3成分の合
計量に対する (A)成分の割合が 20〜55重量%、(r3)成分
の割合が 10〜60重量%、(C)成分の割合が  
5〜30重量%の範囲で、かつ上記3成分の合計量が、
組成物全量に対して3〜75重量%の範囲であり、さら
に該3成分及びその他の油性成分を含む組成物中の混合
物の融点が、40〜90℃である毛髪コンディショニン
グ組成物を毛髪に付着せしめた後、毛髪の温度として4
0〜180℃の範囲で加温処理し、しかる後に冷却する
ことを特徴とする毛髪の処理方法。
(6)特許請求の範囲第(5)項において、加温方法と
して整髪用アイロン等直接毛髪に触れる器具を用い、該
器具を80〜180℃の温度に加熱して毛髪を処理する
ことを特徴とする毛髪の処理方法。
(7)特許請求の範囲第(5)項において、加温方法と
して赤外線ランプ、遠赤外線ランプ、スチーマ−、ドラ
イヤー、ヒートキャップ等頭髪をまとめて加温する装置
を用い、毛髪周辺の雰囲気温度を40〜80℃の範囲と
して5〜40分間加温処理することを特徴とする毛髪の
処理方法。
(8)特許請求の範囲第(5)項において、動物油、植
物油で毛髪を前処理することを特徴とする毛髪の処理方
法。
(9)特許請求の範囲第(5)項において、天然高分子
溶液、合成高分子m液で毛髪を前処理することを特徴と
する毛髪の処理方法。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)成分として、キャンデリラワックス、カル
    ナウバワックス、ライスワックス、木ろう、ホホバワッ
    クス、みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビろ
    う、硬質ラノリン、鯨ろう、モンタンワックス、オゾケ
    ライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリ
    スタリンワックス、ペトロラタム、モンタンワックス誘
    導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリ
    ンワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体
    、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸アミド
    、イボタろうの群より選ばれたワックスの1種以上 (B)成分として、高級アルコールの1種以上(C)成
    分として、カチオン活性剤又はアニオン活性剤を含む毛
    髪コンディショニング組成物であって、上記3成分の合
    計量に対する (A)成分の割合が20〜55重量%、 (B)成分の割合が10〜60重量%、 (C)成分の割合が5〜30重量%の範囲で、かつ上記
    3成分の合計量が、組成物全量に対して3〜75重量%
    の範囲であり、さらに該3成分及びその他の油性成分を
    含む組成物中の混合物の融点が、40〜90℃であるこ
    とを特徴とする毛髪コンディショニング組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、(A)成分
    のワックスが、キャンデリラワックス、カルナウバワッ
    クス、ライスワックス、ホホバワックス、みつろう、セ
    ラックろう、綿ろう、サトウキビろう、硬質ラノリン、
    モンタンワックスで、(A)成分の(B)成分に対する
    割合が0.5〜2.5重量倍である毛髪コンディショニ
    ング組成物。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項において、(A)成分
    のワックスが、木ろう、鯨ろう、オゾケライト、セレシ
    ン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
    ス、ペトロラタム、モンタンワックス誘導体、パラフィ
    ンワックス誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導
    体、硬化ひまし油、硬化ひまし油誘導体、12−ヒドロ
    キシステアリン酸、ステアリン酸アミド、イボタろうで
    、(A)成分の(B)成分に対する割合が0.75〜3
    .0重量倍である毛髪コンディショニング組成物。
  4. (4)組成物中に両性活性剤、ノニオン活性剤、低級ア
    ルコール、多価アルコール、エステル、グリセライド、
    脂肪酸アミド、アミン、染料、顔料、無機粉体、有機粉
    体、天然高分子、合成高分子、金属イオン封鎖剤、紫外
    線吸収剤、保湿剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、水を含
    有する特許請求の範囲第(1)〜(3)のいずれか1項
    に記載された毛髪コンディショニング組成物。
  5. (5)(A)成分として、キャンデリラワックス、カル
    ナウバワックス、ライスワックス、木ろう、ホホバワッ
    クス、みつろう、セラックろう、綿ろう、サトウキビろ
    う、硬質ラノリン、鯨ろう、モンタンワックス、オゾケ
    ライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリ
    スタリンワックス、ペトロラタム、モンタンワックス誘
    導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリ
    ンワックス誘導体、硬化ひまし油、硬化ひよし油誘導体
    、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸アミド
    、イボタろうの群より選ばれたワックスの1種以上 (B)成分として、高級アルコールの1種以上(C)成
    分として、カチオン活性剤又はアニオン活性剤を含む毛
    髪コンディショニング組成物であつて、上記3成分の合
    計量に対する (A)成分の割合が20〜55重量%、 (B)成分の割合が10〜60重量%、 (C)成分の割合が5〜30重量%の範囲で、かつ上記
    3成分の合計量が、組成物全量に対して3〜75重量%
    の範囲であり、さらに該3成分及びその他の油性成分を
    含む組成物中の混合物の融点が、40〜90℃である毛
    髪コンディショニング組成物を毛髪に付着せしめた後、
    毛髪の温度として40〜180℃の範囲で加温処理し、
    しかる後に冷却することを特徴とする毛髪の処理方法。
  6. (6)特許請求の範囲第(5)項において、加温方法と
    して整髪用アイロン等直接毛髪に触れる器具を用い、該
    器具を80〜180℃の温度に加熱して毛髪を処理する
    ことを特徴とする毛髪の処理方法。
  7. (7)特許請求の範囲第(5)項において、加温方法と
    して赤外線ランプ、遠赤外線ランプ、スチーマー、ドラ
    イヤー、ヒートキャップ等頭髪をまとめて加温する装置
    を用い、毛髪周辺の雰囲気温度を40〜80℃の範囲と
    して5〜40分間加温処理することを特徴とする毛髪の
    処理方法。
  8. (8)特許請求の範囲第(5)項において、動物油、植
    物油で毛髪を前処理することを特徴とする毛髪の処理方
    法。
  9. (9)特許請求の範囲第(5)項において、天然高分子
    溶液、合成高分子溶液で毛髪を前処理することを特徴と
    する毛髪の処理方法。
JP62137373A 1987-05-30 1987-05-30 毛髪コンデイシヨニング組成物及び毛髪の処理方法 Pending JPS63301808A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04244009A (ja) * 1990-08-16 1992-09-01 Colgate Palmolive Co ヘア処理用組成物
JPH07267813A (ja) * 1993-08-11 1995-10-17 Nisshin Oil Mills Ltd:The 化粧料
KR100298924B1 (ko) * 1994-07-21 2001-11-14 겜마 아키라 수중유형화장재료용조성물
JP2013545716A (ja) * 2010-06-10 2013-12-26 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 界面活性剤に富むゲルネットワークを含むパーソナルケア組成物
JP2017178863A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社マンダム 毛髪処理剤

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