JPS6329675A - パチンコ遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は遊技盤上に可変表示装置を設け、この可変表示
装置の表示状態に基いて遊技者に多くの景品球が獲得で
きる有利な特賞遊技状態を与えるようなパチンコ遊技機
の改良に関するものである。

［従来の技術］ 従来、例えばフィバ−と称される機種で代表されるよう
に、遊技盤上に可変表示装置、始動入賞口及び可変入賞
装置を設け、始動入賞口へ遊技球が入賞すると可変表示
装置の表示状態の変化を開始させるとともに、一定時間
後に停止させ、その停止した表示装置の表示状態に基い
て可変入賞装置を著しく遊技球の入賞し易い特賞遊技状
態に変化させるようにしたパチンコ遊技機は多く知られ
ている。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、この種のパチンコ遊技機は遊技球が始動入賞
口へ入賞して可変表示装置の表示状態が変（ヒしない限
り特賞遊技状態になる機会に恵まれない。このため、遊
技球が始動入賞口へながなが入らず表示状態の変化回数
が少ないと遊技者の遊技意欲が失われるばかりでなく、
遊技の興趣が著しく減退して人気の低下につながる。一
方、始動入賞口へ遊技球を入り易いようにして表示状態
の変化回数を多くすると、その入賞ごとに一定数（例え
ば１３個）の景品法が排出されることになり、遊技店が
多大な損失を受けて経営が成り立たなくなる。

そこで、遊技店では毎日の釘調整により始動入賞口への
入賞確率を調整することによって上述の問題点し；対処
しているが、遊技者に充分な満足を与えるに至っていな
いのが現状である。

それゆえに、本発明の目的は、可変表示装置の表示状態
の変化回数を格段に多くして遊技者の遊技意欲を高める
ことができ、かつ遊技店が多大な損失を受けることのな
いような、パチンコ遊技機を提供することである。

［問題点を解決するための手段〕 本発明は、複数種類の識別記号を順次的に可変表示し得
る可変表示装置と、前記可変表示装置が予かじめ定める
特定の識別記号の組合せになったとき著しく遊技球の入
賞を容易にする可変入賞装置と、始動入賞口を遊技盤上
に設けたパチンコ遊技機において、前記始動入賞口へ入
賞した有効球を検出する検出スイッチと、カウンタ手段
を備える。

そして、検出スイッチからの信号により前記可変表示装
置の表示状態の変化作動を開始させるとともに、カウン
タ手段によって有効球数をカウントし、その有効球数が
所定数に至った時にカウンタ手段からの信号により一定
数の景品法を放出するようにしたものである。

［作用］ 始動入賞口へ入った有効球は検出スイッチを通り下方へ
流下する。そして、有効球が検出スイッチを通過したと
き発生する信号は、可変表示装置の表示状態変換回路及
びカウンタ手段のカウンタ回路に送られる。表示状態変
換回路は、検出スイッチからの信号を受けると可変表示
装置の表示状態の変化作動を開始する。

一方、カウンタ回路は、検出スイッチからの信号を受け
ると、その有効球数をカウントするとともに、その有効
球数があらがじめカウンタ回路に記憶された所定数に至
った時に信号を発生し、その信号によって一定数の景品
法を放出する。

［実施例コ 以下本発明を図面について説明する。第１図は本発明の
一実施例のパチンコ遊技機の正面図である。パチンコ遊
技４ａ１は、前面下方に景品法を貯留して遊技球発射部
へ導く上受は皿２、該上受は皿２に貯留される景品法が
溢れたときに濡出した景品法を貯留する下受は皿３１発
射ハンドル４゜後述する可変表示装置９の変動時間短縮
ボタン５が配設され、遊技盤６には複数の普通入賞口８
゜チューリップ等の変動入賞口８′、可変表示装置９、
始動入賞ロｌｏａ、可変人賞装置１１が配設される。ま
た遊技盤６の下方にはアウトロアが形成される。

可変表示装置９は、第６図に示すように上部に始動入賞
口１０ｂ、１０ｃが設けられ、下部中央には３桁のセグ
メント表示部１２ａ〜１２ｃを具備している。このセグ
メント表示部１２ａ〜１２ｃは、遊技球が始動入賞口１
０ａ〜１０ｃのいづれかに入賞すると作動を開始し、タ
イマで設定された一定時間後、又はその一定時間内に遊
技者によって変動時間短縮ボタン５が押されると更新を
停止する。そして、このときのセグメント表示部１２ａ
〜１２ｃの組合せが判定回路により特賞遊技状態を付与
するように定められたものか否かを判定し、その判定結
果によって可変人賞装ｆｉｌｌの変化開成態様が定めら
れる。

可変入賞装置１１は、第７図に示すように中央部分に横
に大きくした開口１３が形成され、その両側には普通入
賞口１４が設けられている。前記開口１３の前面には開
閉板１３′　が前面側へ開閉自在に設けられる。開閉板
１３′は下辺両側が軸１５．１５で軸支され、この開閉
板１３’　はソレノイド等の駆動手段により開成したり
閉成したりする。

第２図は本発明の一実施例のパチンコ遊技機の裏面図で
ある。パチンコ遊技機の裏面には、機構板１６が回動自
在に装着される。機構板１６は、遊技盤６の裏面と相対
する内側部分に有効毬果合部（玉寄せ）１７を形成して
いる。また、機構板１６の外面上部には景品球タンク１
８が配設される。景品球タンク１８の下方には、景品球
を景品球放出装置１９へ導くための誘導樋２０が形成さ
れる。景品球放出装置１９の下方には景品球放出袋［−
１９から放出された景品球を上受は皿２及び下受は皿３
へ導くための景品球排出樋２０′　が形成される。前記
有効毬果合部１７の出口近くには有効線処理装置２１が
配設される。また有効毬果合部１７の下方においてアウ
トロアと連通状に無効球排出樋２２が形成される。

前記有効毬果合部１７に位置した遊技ＩＸ６の裏面には
第３図に示すように有効球仕切ユニット２３が装着され
る。この有効球仕切ユニット２３には普通入賞口８へ入
賞した有効球の通路２４、始動入賞口１０ａ〜１０ｃへ
入賞した有効球を合流して集める集合通路２５が形成さ
れる。

また、前記機構板１６には集合通路２５の下端口２６と
一致して外側に通じる送出孔２７が穿設される。

そして、機構板１６の外面には前記送出孔２７と連通し
て始動入賞口１０ａ〜１０ｃに入賞した有効球を無効球
排出樋２２へ導くための迂回通路２８が形成される。

前記集合通路２５の下端口２６は底部が開放されており
、その開放底部には通路切換機構２９が設けられる。通
路切換機［２９は、第４図に示すようにソレノイド３０
と、ソレノイド３０のプランジャ３０′　に連結されて
水平方向に往復し得る弁板３１とを備える。弁板３１は
、先端部分に有効球の通孔３２が透設され、下面には通
孔３２から落下した有効球を検出するための検出スイッ
チ３３が一体に設けられる。

そして弁板３１はソレノイド３０が消磁しているときは
これのプランジャ３０′　に巻装したばね３４により前
方に押圧されて底部を塞ぐ位置に置かれており、また、
ソレノイド３０が励磁するとプランジャ３０′が吸引さ
れて弁板３１が引かれ、開放底部と通孔３２とを一致さ
せて有効球を有効毬果合部１７へ落下させるようになっ
ている・ 前記迂回通路２８には始動入賞口１０ａ〜１０ｃへ入賞
した有効球を検出するための検出スイッチ３５が設けら
れる。この検出スイッチ３５は前記可変表示装置９の表
示状態変換回路に接続されると共に、カウンタ手段のカ
ウンタ回路及び遊技盤６上に配設されたカウント表示器
３Ｇに接続される。前記カウンタ回路は、あらかじめ一
定数（例えば５０個）の有効球個数が記憶されており、
その記憶された一定数に達すると信号を前記ソレノイド
３０の駆動回路に送出する。

このように構成された本発明のパチンコ遊技機によれば
、遊技盤６へ打込まれた遊技球が普通入賞口８のいづれ
かへ入賞した場合は、有効球仕切ユニット２３の通路２
４を流下して有効毬果合部１７の出口から有効線処理装
置２１へ導かれ、この有効線処理装置２１が有効球を１
個づつ順次排出処理すると同時に景品球放出装置１９を
作動し、これによって従来のパチンコ遊技機と同じよう
に一定数（例えば１３個）の景品球が景品球排出樋２０
′へ放出される。

一方、遊技球が始動入賞口１０ａ〜ｌＯｃのいづれかへ
入賞した場合は、集合通路２５を流下して下端口２６の
弁板３１上に乗り送出孔２７がら機構板１６の外側へ流
出して迂回通路２８へ導かれる。そして、検出スイッチ
３５で検出されながら無効球排出樋２２へ導かれて機外
へ排出処理される。検出スイッチ３５が有効球を検出す
ると、その信号が前記可変表示装置９の表示状態変換回
路へ送られ、セグメント表示部１２ａ〜１２ｃを作動し
てｏ、１・・・・・・９までの数字を変換表示させる。

そして、セグメント表示部１２ａ〜ｉ２ｃの更新が停止
した状態において、例えばセグメント表示部１２ａ〜１
２ｃの数字が予がしめ設定した組合せを表示するとその
組合せに応じた出力が制御回路に送られ、可変入賞装置
１１の開閉板１３′　を遊技球の受入れが可能なように
開成させる。この数字の組合せは例えばｒ７Ｊ、ｒ７Ｊ
、ｒ７Ｊの数字を表示した場合、特賞遊技状態となって
開閉Ｆｉ１３’　を一定時間（例えば３０秒）開き続け
、閉じた後再び開成する動作が繰り返えし行われ遊技者
にとって多大な利益が付与される。

この可変入賞装置１１の開成状態のとき入賞した有効球
は普通入賞口８，１４へ入賞した有効球と同じように有
効線集合部１７の出口から有効球処理装置２１へ導かれ
、一定数の景品球が排出される。

また、前記検出スイッチ３５からの信号がカウンタ回路
に送られ、始動入賞口１０ａ〜１０ｃへ入賞した有効球
の個数を連続してカウントすると共に、その個数をカウ
ント表示器３６に表示する。そして、あらかじめ記憶さ
れた一定個数に達すると前記ソレノイド３０の駆動回路
に信号を送ってソレノイド３０を励磁させる。ソレノイ
ド３０が励磁するとばね３に抗してプランジャ３０’　
が吸引され、これによって弁板３１が引かれて集合通路
２５の下端口２６の開放底部と弁板３１の通孔３２とが
一致する。

この状態で遊技球が始動入賞口１０ａ〜１０ｃのいづれ
かに入賞すると、その有効球は集合通路２５を流下して
弁板３１の通孔３２を通り検出スイッチ３３で検出され
ながら有効線集合部１７へ落下する。検出スイッチ３３
が有効球を検出すると、その信号によす可変表示装置９
を作動させると共にソレノイド３０が消磁されて弁板３
１が元の位置に復帰し、集合通路２５の下端口２６の開
放底部を塞いで再び集合通路２５と迂回通路２８とを連
通させる。また、カウント表示器１６のカラ・ント表示
を零に戻す。そして、有効線集合部１７へ落下した有効
球は、普通入賞口８．１４及び可変入賞装置１１へ入賞
した有効球と同じように有効線集合部１７の出口から有
効球処理装置２１へ導かれて一定数の景品球を排出する
。

上述のように、本発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口
１０ａ〜１０ｃへ入賞した有効球の個数をカウントし、
その有効球個数があらかじめ設定した所定数に至ったと
きに景品球放出装置を作動させて一定数の景品球を放出
するようにしているので、始動入賞口１０ａ〜１０ｃへ
の入賞確率を格段に高くしても遊技店が多大な損失を受
けることがない。

一方、遊技者にとっては始動入賞口１０ａ〜１０ｃへの
入賞確率が高ければ、可変表示装置９の表示状態を変化
させる機会が非常に多くなり、特賞遊技状態になる期待
感が常に与えられて遊技意欲を著しく高めることができ
る。

また、始動入賞口１０ａ〜ｌｏｃへ入賞した有効球個数
は、遊技ｇｌｓ上のカウント表示器３６に表示されるか
ら、遊技客は安心して遊戯を楽しむことができる。

なお、第２程連続投物型パチンコ遊技機や、第３種始動
ロ付パチンコ遊技機等の大入賞口を有するパチンコ遊技
機に適用しても同様の効果を奏する。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、可変表示装置の表示状
態を変化させる始動入賞口への遊技球の入賞確率を格段
に高くしたゲージ構成が可能となるので、遊技者の興味
を引きやすく、しかも遊技の面白さを著しく向上できる
等の特有の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はパチンコ
遊技機の正面図、第２図はパチンコ遊技機の裏面図、第
３図は遊技盤の裏面の要部図解図。 第４図は集合通路２５の下端口部分の斜視図、第５図は
パチンコ遊技機の要部断面図、第６図は可変表示装置の
正面図、第７図は可変入賞装置の斜視図である。 １・・・・パチンコ遊技機、６・・・・遊技盤、９・・
・・可変表示装置、１０ａ〜１０ｃ・・・・始動入賞口
、１１・・・・可変入賞装置、３５・・・・検出スイッ
チ、３６・・・・カウント表示器。 特許出願人　　株式会社三洋物産 代理人弁理士　　伊　　藤　　毅 第１図 第２図 １Ｉ　ａ　図 第　７　図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数種類の識別記号を順次的に可変表示し得る可
   変表示装置と、前記可変表示装置が予かじめ定める特定
   の識別記号の組合せになつたとき著しく遊技球の入賞を
   容易にする可変入賞装置と、始動入賞口を遊技盤上に設
   けたパチンコ遊技機において、 前記始動入賞口へ入賞した有効球を検出する検出スイッ
   チと、カウンタ手段を備え、 前記検出スイッチからの信号により前記可変表示装置の
   表示状態の変化作動を開始させるとともに、カウンタ手
   段によつて有効球数をカウントし、その有効球数が所定
   数に至つた時にカウンタ手段からの信号により一定数の
   景品球を放出するようにしたことを特徴とするパチンコ
   遊技機。
2. （２）遊技盤上にカウント表示器を設け、始動入賞口へ
   入賞した有効球数を表示するようにした、特許請求の範
   囲第１項記載のパチンコ遊技機。