JPS63292742A - ル−プ式デ−タ伝送路の回線切換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はループ式データ伝送方式に関し、特に障害時に
おけるデータ伝送路の回線切換方式に関する。

（従来技術） 従来、この種の回線切換方式は、ループ状伝送路を二重
化し、一方を運用系、他方をループバック系として、互
いに反対方向に接続し正常時は運用系でデータ伝送を行
い、運用系の入力データ異常判定時はループバック系を
入力伝送路としてループバック系の出力を停止し、ルー
プバック系の入力データ異常判定時は運用系を入力伝送
路とし分岐するという方式をとっていた。

第４図は従来例によるループ式データ伝送路のシステム
構成図である。データ伝送装置５〜８はそれぞれ運用系
伝送路にとループバック系伝送路Ｃとを互いに反対方向
に接続しループ式データ伝送路を構成している。ここで
第５図に示すように、運用系伝送路にで伝送路断りが発
生すると、データ伝送装置７は運用系伝送路にの入力デ
ータを異常判定し、ループバック系伝送路Ｃを入力伝′
送路に回線切り換えすると同時に、ループバック系伝送
路Ｃへの出力を停止する。データ伝送装置６はデータ伝
送装置７のループバック系伝送路Ｃへの出力停止により
ループバック系伝送路Ｃの入力データ異常を判定し、運
用系伝送路にへの出力データをループバック系伝送路Ｃ
へも分岐出力するよう回線切り換えを行う。このように
して、以上で述べたりカバリ−動作により、ループ式デ
ータ伝送路を正常に維持するようにしている。

−（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の回線切換方式は、運用系の伝送路が障害
発生した時に直ちにループバック系の伝送路で迂回する
ループバック方式であり、障害発生部位の前後のデータ
伝送装置でループバック動作することとなっているので
、運用系の伝送路が２箇所以上で障害発生を起した場合
、障害発生部位間にあるデータ伝送装置が伝送路から切
り離されて障害による回線停止が拡大し、最悪の場合は
全回線停止となってしまう欠点があった。

第６図を参照してその具体例を説明すれば、運用系伝送
路にで２箇所の伝送路断１．ｊが発生したとすると、伝
送路断ｉによりデータ伝送装置７がループバック系伝送
路Ｃへのデータ出力を停止し、伝送路断ｊによりデータ
伝送装置５がループバック系伝送路Ｃへのデータ出力を
停止する。従って、データ伝送装置６．７間及びデータ
伝送装置５．８間の２箇所でデータ伝送が不可能となり
、データ伝送装置５がこのループ式データ伝送路のシス
テムマスクである場合、データ伝送装置７゜８はループ
式データ伝送路から孤立し通信できなくなる。即ち、デ
ータ伝送装置５．６の２局の縮小形態でループ式データ
伝送路を運用することになり、データ伝送装置５〜８の
４局での完全なシステムの維持は不可能になるという欠
点がある。

（問題点を解決するための手段） 本発明のループ式データ伝送路の回線切換方式は、複数
のデータ伝送装置が正運用系、副運用系及びループバッ
ク系の三重化ループ状伝送路で接続され、正運用系と副
運用系は同方向、ループバック系は逆方向に接続される
ループ式データ伝送路において、正運用系、副運用系及
びループバック系の伝送路に各々接続する入力データ異
常判定回路と、正運用系または副運用系のどちらかで人
力データが正常な系を人力伝送路とし出力側には正運用
系と副運用系の両方に同一データを出力する回路と、正
運用系且つ副運用系が入力データ異常判定時にループバ
ック系を入力伝送路としループバック系の出力を停止す
る回路と、ループバック系が入力データ異常判定時に正
運用系または副運用系のどちらかで入力データを正常判
定し選択された方を入力伝送路とし分岐する回路とを有
して構成される。

（実施例） 次に、本発明を、図面を参照して実施例につき説明する
。

第１図は本発明の１実施例を示すシステム構成図である
。第１図において、データ伝送装置１〜４の４台がそれ
ぞれ正運用系伝送路ａ１副運用系伝送路す及びループバ
ック系伝送路Ｃで接続されてループ式データ伝送路を構
成している。データ伝送装置１〜４は正運用系伝送路ａ
を入力伝送路とし、正運用系伝送路ａ及び副運用系伝送
路すに同一データを送出する。また、データ伝送装置１
〜４はループバック系伝送路Ｃの中継伝送を行う。

第２図は第１図で示すデータ伝送装置１〜４の内部構成
を示すブロック図である。回線切換回路１２は正運用系
伝送路ａの入力データ異常判定回路９からの入力データ
異常を示すアラーム信号により入力伝送路を正運用系伝
送路ａから副運用系伝送路すに切り換える。また回線切
換回路１３は正運用系伝送路ａの人力データ異常判定回
路９及び副運用系伝送路すの入力データ異常判定回路１
０からの入力データ異常を示す２つのアラーム信号によ
り回線切換回路１２の出力データからループバック系伝
送路Ｃに入力伝送路を切り換えてデータ分岐挿入回路１
５にデータを人力する。データ分岐挿入回路１５の出力
データ１５’は正運用系伝送路ａ及び副運用系伝送路す
に送出される。

回線切換回路１４はループバック系伝送路Ｃの入力デー
タ異常判定回路１１からの入力データ異常を示すアラー
ム信号によりループバック系伝送路Ｃからデータ分岐挿
入回路１５の出力データに回線切り換えを行う。回線切
換回路１４の出力データ１４°は出力停止回路１６を通
り、ここで入力データ異常判定回路９及び入力データ異
常判定回路ＩＯからの入力データ異常を示す２つのアラ
ーム信号が存在すると出力データのループバック系伝送
路Ｃへの送出を停止する。

第３図は第１図に示すループ式データ伝送路の回線切換
方式の動作例を示す図である。正運用系伝送路ａの伝送
路断ｄでデータ伝送装置３は、正運用系伝送路ａからの
人力データを異常判定し副運用系伝送路すを人力伝送路
とし、出力側は正運用系伝送路ａ及び副運用系伝送路に
同一データを送出する。また、副運用系伝送路すの伝送
路断ｅではデータ伝送装置４は回線切り換えをせず正運
用系伝送路ａを入力伝送路に維持する。更に、正運用系
伝送路ａ且つ副運用系伝送路すの伝送路断ｆ２ｇが同時
に発生すると、データ伝送装置１は正運用系伝送路ａ及
び副運用系伝送路すからの入力データを異常判定し、ル
ープバック系伝送路Ｃを入力伝送路とし、ループバック
系伝送路Ｃのデータ送出を停止する。このとき、データ
伝送装置４はループバック系伝送路Ｃの入力データを異
常判定し、正運用系伝送路ａ及び副運用系伝送路すに出
力しているデータをループバック系伝送路Ｃにも分岐し
て送出する。即ち、本方式では１回線または２回線の待
機系伝送路をもつことになる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、運用系伝送路を正副の２
つに分け、ループバック系伝送路も含めて三重化ループ
状伝送路を構成することにより、ループバックによるリ
カバリーモードでの回線運用中においても必ず１回線は
待機系となっており、２箇所以上で運用回線の障害が発
生しても正副の２つのどちらかで運用稼動し、回線の運
用稼動状態を維持するという高信転ループ式データ伝送
路を提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るループ式データ伝送路の
システム構成図、第２図は本発明におけるデータ伝送装
置の内部構成を示すブロック図、第３図は本発明の実施
例におけるループ式データ伝送路の回線切換動作例を示
す図、第４図は従来例によるループ式データ伝送路のシ
ステム構成図、第５図は従来例によるループ式データ伝
送路のループバック動作例を示す図、第６図は従来例に
よるループ式データ伝送路の二重障害発生時のループバ
ック動作例を示す図である。 １〜８・・・データ伝送装置、 ９〜１１・・・入力データ異常判定回路、１２〜１４・
・・回線切換回路、 １５・・・データ分岐挿入回路、 １６・・・出力停止回路、 ａ・・・正運用系伝送路、 ｂ・・・副運用系伝送路、 Ｃ・・・ループバック系伝送路、 ｄ−ｊ・・・伝送路断、 ｋ・・・運用系伝送路。 代理人　　弁理士　　染　川　利　吉 第１図 ｕ　　　　　　　　　　　　　　　、Ｑ　　　　　　　
。 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のデータ伝送装置が正運用系、副運用系及びループ
   バック系の三重化ループ状伝送路で接続され、正運用系
   と副運用系は同方向、ループバック系は逆方向に接続さ
   れるループ式データ伝送路において、前記正運用系、副
   運用系及びループバック系の伝送路に各々接続する入力
   データ異常判定回路と、正運用系または副運用系のどち
   らかで入力データが正常な系を入力伝送路とし出力側に
   は正運用系と副運用系の両方に同一データを出力する回
   路と、正運用系且つ副運用系が入力データ異常判定時に
   ループバック系を入力伝送路としループバック系の出力
   を停止する回路と、ループバック系が入力データ異常判
   定時に正運用系又は副運用系のどちらかで入力データを
   正常判定し選択された方を入力伝送路とし分岐する回路
   とを有することを特徴とするループ式データ伝送路の回
   線切換方式。