JPS6328541A - 工作機械におけるワ−ク等の原点設定方法 - Google Patents
工作機械におけるワ−ク等の原点設定方法Info
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- JPS6328541A JPS6328541A JP16888586A JP16888586A JPS6328541A JP S6328541 A JPS6328541 A JP S6328541A JP 16888586 A JP16888586 A JP 16888586A JP 16888586 A JP16888586 A JP 16888586A JP S6328541 A JPS6328541 A JP S6328541A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は工作機械(例えばタップ盤)におけるワーク又
は治具の端面位置設定、円筒、リング等の中心出し等、
ワーク等の原点設定の新規な方法に関するものである。
は治具の端面位置設定、円筒、リング等の中心出し等、
ワーク等の原点設定の新規な方法に関するものである。
〈従来の技術〉
ワーク等の原点の設定の従来の方法は、ワーク端面等へ
主軸のタッチセンサを単に当てて、それを感知して決定
する方式であった。
主軸のタッチセンサを単に当てて、それを感知して決定
する方式であった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
このような従来の方法によると、主軸が接触時にこれを
感知するものであるから、ワーク等へゆっくり当接させ
る必要性があるので測定速度が遅く、主軸の偏心による
誤差も生じ易いといった難点を有していた。
感知するものであるから、ワーク等へゆっくり当接させ
る必要性があるので測定速度が遅く、主軸の偏心による
誤差も生じ易いといった難点を有していた。
く問題点を解決するための手段〉
そこで1本発明においては、ワーク等の原点設定を短時
間で、かつ、高精度に行うことができるよう検討した。
間で、かつ、高精度に行うことができるよう検討した。
その結果、主軸にタッチセンサを装着してワーク等の端
面に接触させることによりワーク原点を設定するに際し
て、ワーク等の感知点まで速い速度で主軸を移動させた
後、ごく遅い速度でタッチセンサがOFFになるまで後
退させてタッチセンサがOFFになった点を測定し、開
始点まで高速で戻し、次いでタッチセンサを180°回
転させて上記と同様の操作を繰り返すといった方法を開
発したのである。
面に接触させることによりワーク原点を設定するに際し
て、ワーク等の感知点まで速い速度で主軸を移動させた
後、ごく遅い速度でタッチセンサがOFFになるまで後
退させてタッチセンサがOFFになった点を測定し、開
始点まで高速で戻し、次いでタッチセンサを180°回
転させて上記と同様の操作を繰り返すといった方法を開
発したのである。
く作用〉
ワーク原点を設定するに際して、ワーク等の感知点まで
速い速度で主軸を移動させて停止させた後、 ごく遅い
速度で主軸をタッチセンサがOFFになるまで逆に後退
させるので、測定時間が格段に短縮できる。また、タッ
チセンサを180°回転させて再び当接させるので、主
軸の心ぶれによるタッチセンサの接触時の偏りが無くな
り、そのことによってワーク原点の誤差を避けることが
できる作用がある。
速い速度で主軸を移動させて停止させた後、 ごく遅い
速度で主軸をタッチセンサがOFFになるまで逆に後退
させるので、測定時間が格段に短縮できる。また、タッ
チセンサを180°回転させて再び当接させるので、主
軸の心ぶれによるタッチセンサの接触時の偏りが無くな
り、そのことによってワーク原点の誤差を避けることが
できる作用がある。
〈実施例〉
以下、図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
第1図はワーク又は治具に本発明の方法を実施している
様子を示す要部正面図であり、第2図は本発明の方法の
フローチャートを示し、第3図は電気的制御系を示すブ
ロック図である。
様子を示す要部正面図であり、第2図は本発明の方法の
フローチャートを示し、第3図は電気的制御系を示すブ
ロック図である。
本発明は第3図にみられるような電気的制御系を有した
加工機によって実施することができる。
加工機によって実施することができる。
加工機は、X軸サーボモータM 1(1)、X軸サーボ
モータM 2 (2)、Z軸サーボモータMa(3)及
び主軸モータM 4 (4)の4個のモータと、 それ
に加えてXY軸用タッチセンサ(5)と Z軸周タッチ
センサ(6)が備えられ、これらのセンサの情報がNC
制御装置(7)へ送られ、サーボモータ等が電気的に制
御される。
モータM 2 (2)、Z軸サーボモータMa(3)及
び主軸モータM 4 (4)の4個のモータと、 それ
に加えてXY軸用タッチセンサ(5)と Z軸周タッチ
センサ(6)が備えられ、これらのセンサの情報がNC
制御装置(7)へ送られ、サーボモータ等が電気的に制
御される。
本発明の工作機械におけるワーク等の原点設定方法を説
明すると、先ず、初めに主軸(10)にタッチセンサ(
5)を装着した後、NC制御装置(7)に接続された端
面検出方向手動移動キーを押す。このことによってX軸
サーボモータMz(1)が作動し、タコジェネレータに
よって現在位置を記憶しながら、ワーク(12)又は治
具等の端面に迄速い速度で主軸を移動させてタッチセン
サ(5)を接触させることができる。 ここでタッチセ
ンサ(5)がONになり、主軸のX軸方向移動を行なう
X軸サーボモータM t (1)を停止させ、次に、X
軸サーボモータM 1(1)を逆転させてごく遅い速度
でタッチセンサ(5)がOFFになるまで後退させる。
明すると、先ず、初めに主軸(10)にタッチセンサ(
5)を装着した後、NC制御装置(7)に接続された端
面検出方向手動移動キーを押す。このことによってX軸
サーボモータMz(1)が作動し、タコジェネレータに
よって現在位置を記憶しながら、ワーク(12)又は治
具等の端面に迄速い速度で主軸を移動させてタッチセン
サ(5)を接触させることができる。 ここでタッチセ
ンサ(5)がONになり、主軸のX軸方向移動を行なう
X軸サーボモータM t (1)を停止させ、次に、X
軸サーボモータM 1(1)を逆転させてごく遅い速度
でタッチセンサ(5)がOFFになるまで後退させる。
ここでパルスジェネレータによりタッチセンサ(5)が
OFFになった点を測定する。そして、記憶されている
開始点までX軸サーボモータM r (1)を高速で回
転させて戻す。この操作は複数回の繰返しによって平均
値を求めることができる。次いでタッチセンサを180
°回転させて上記と同様の操作を繰り返すことにより、
原点を求めることができるのである。
OFFになった点を測定する。そして、記憶されている
開始点までX軸サーボモータM r (1)を高速で回
転させて戻す。この操作は複数回の繰返しによって平均
値を求めることができる。次いでタッチセンサを180
°回転させて上記と同様の操作を繰り返すことにより、
原点を求めることができるのである。
く効果〉
本発明のワーク等の原点設定方法は、以上詳述したよう
に、従来法の主軸のタッチセンサを単に当てるだけの測
定法が有していた遅い移動速度と当接時の誤差がなく、
また、180°回転させて測定するので偏心誤差を無く
することができる。そのことにより作業の能率を高め、
製品の精度を高める効果が得られた。
に、従来法の主軸のタッチセンサを単に当てるだけの測
定法が有していた遅い移動速度と当接時の誤差がなく、
また、180°回転させて測定するので偏心誤差を無く
することができる。そのことにより作業の能率を高め、
製品の精度を高める効果が得られた。
第1図は工作機械のうちねじ切り加工機に本発明の方法
を実施した際の要部正面図であり、第2図は本発明の方
法のフローチャートを示し、第3図は電気的制御系を示
すブロック図である。 (1)X軸サーボモータMl (2)X軸サーボモータM2 (3)z軸サーボモータM3 (4)主軸モータM4(5)XY軸用タッチセンサ(6
)Z軸周タッチセンサ (7)NC制御装置(10)主
軸 (11)タッチセンサ(12)ワー
ク 以上
を実施した際の要部正面図であり、第2図は本発明の方
法のフローチャートを示し、第3図は電気的制御系を示
すブロック図である。 (1)X軸サーボモータMl (2)X軸サーボモータM2 (3)z軸サーボモータM3 (4)主軸モータM4(5)XY軸用タッチセンサ(6
)Z軸周タッチセンサ (7)NC制御装置(10)主
軸 (11)タッチセンサ(12)ワー
ク 以上
Claims (1)
- 1 主軸にタッチセンサを装着してワーク等の端面に接
触させることによりワーク原点を設定するに際して、ワ
ーク等の感知点まで速い速度で主軸を移動させた後、ご
く遅い速度でタッチセンサがOFFになるまで後退させ
てタッチセンサがOFFになった点を測定し、開始点ま
で高速で戻し、次いでタッチセンサを180°回転させ
て上記と同様の操作を繰り返すことを特徴とする工作機
械におけるワーク等の原点設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16888586A JPH08350B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 工作機械におけるワ−ク等の原点設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16888586A JPH08350B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 工作機械におけるワ−ク等の原点設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328541A true JPS6328541A (ja) | 1988-02-06 |
JPH08350B2 JPH08350B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=15876368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16888586A Expired - Fee Related JPH08350B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 工作機械におけるワ−ク等の原点設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08350B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371843U (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-19 | ||
WO1998057776A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-23 | Seiko Seiki Kabushiki Kaisha | Detecteur de position utilisant un palpeur a palier magnetique |
JP2016049614A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 検出方法、検出装置および治具 |
JP2017021723A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ファナック株式会社 | ワーク原点を取得可能な工作機械制御システムおよびワーク原点設定方法 |
JP2017087400A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 補正方法および補正装置 |
JP2020196051A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-10 | オークマ株式会社 | 工作機械対象物の位置計測方法及び位置計測システム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4276270B2 (ja) | 2007-02-20 | 2009-06-10 | ファナック株式会社 | 接触検知によるワークの基準位置設定機能を有する工作機械 |
JP7373970B2 (ja) * | 2019-11-06 | 2023-11-06 | オークマ株式会社 | 工作機械の誤差補正方法及び工作機械 |
JP7321067B2 (ja) * | 2019-11-27 | 2023-08-04 | オークマ株式会社 | 工作機械の反転誤差計測方法 |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP16888586A patent/JPH08350B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0371843U (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-19 | ||
WO1998057776A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-23 | Seiko Seiki Kabushiki Kaisha | Detecteur de position utilisant un palpeur a palier magnetique |
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JP2017021723A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ファナック株式会社 | ワーク原点を取得可能な工作機械制御システムおよびワーク原点設定方法 |
US10596677B2 (en) | 2015-07-14 | 2020-03-24 | Fanuc Corporation | Machine tool control system capable of obtaining workpiece origin and workpiece origin setting method |
JP2017087400A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 補正方法および補正装置 |
JP2020196051A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-10 | オークマ株式会社 | 工作機械対象物の位置計測方法及び位置計測システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08350B2 (ja) | 1996-01-10 |
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