JPH056847B2 - - Google Patents

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JPH056847B2
JPH056847B2 JP5707585A JP5707585A JPH056847B2 JP H056847 B2 JPH056847 B2 JP H056847B2 JP 5707585 A JP5707585 A JP 5707585A JP 5707585 A JP5707585 A JP 5707585A JP H056847 B2 JPH056847 B2 JP H056847B2
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workpiece
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Hidemi Tamura
Tokuyasu Akai
Masahito Okuyama
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本発明は工作機械特に複数刃物台を有したNC
旋盤でワークを複数の刃物台に取付けた工具によ
り旋削加工例えばワークの端面加工(以下胴巾加
工という)した後、一方の刃物台に取付けたタツ
チセンサでワークの加工端面の位置を計測し、そ
の計測データを他方の刃物台の加工用補正データ
としてデータ転送することを可能とした複数刃物
台の計測装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、工作機械特に複数刃物台を有したNC旋
盤で、ワークの胴巾加工を複数の刃物台に取付け
た工具により施すことは知られている。
しかも、そのワークの胴巾加工をした後、ワー
クの胴巾を計測する際は、夫々個々の刃物台に取
付けたタツチセンサにより計測し、さらにその計
測データにより工具の補正量を補正していた。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の計測手段では、タツチセ
ンサを複数設置しなければならず、不経済であ
る。また、単にタツチセンサを一つにして計測し
た場合には、個々の刃物台の加工プログラムデー
タに対し計測した時点で工具補正量を作業者が相
互の関連を考慮して補正入力する必要があり、非
常に手間がかかりミスも多くさらにそれ相当の時
間を要するため、非能率であつた。
(4) 目的 本発明の目的は上記事情に鑑み、問題を解決す
るために提案されたものであつて、相互の補正デ
ータの送受信機能を備えることにより計測時の手
間と時間を省き、計測の能率を向上せしめるよう
にした複数刃物台の計測装置を提供することにあ
る。
(5) 問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記の目的を達成するために、単一ワ
ークを加工するために直交する2平面内を移動可
能な二つの刃物台を備えたNC工作機械におい
て、前記二つの刃物台のうちの一方の刃物台に取
付け、ワークの端部を計測し、ワークの回転軸方
向の原点からの距離を算出するための計測手段
と、ワークの加工箇所の基準値およびその公差を
設定する入力手段と、この入力手段により一方の
刃物台の加工座標値が設定される第1の座標系設
定データ手段と、前記計測手段でワーク加工後の
加工箇所を計測し、その値を記憶する座標値デー
タ手段と、この座標値データ手段と前記第1の座
標系設定データとの差値を求める第1の演算手段
と、この第1の演算手段で演算された差値と予め
設定されている基準公差とを比較する比較手段
と、この比較手段で比較して、前記差値が公差値
より小さく加工継続条件を満す場合に、前記第1
の演算手段で求めた差値を前記第1の座標系設定
データ手段にデータを転送してデータの書換えの
ための演算を行う第2の演算手段と、前記二つの
刃物台の打ちの他方の刃物台の加工のために設定
される第2の座標系設定データ手段と、前記第1
の演算手段で求めた差値を他方の刃物台の加工の
ためにデータ転送し、前記第2の座標系設定デー
タ手段のデータを書換える修正演算をする第3の
演算手段と、前記第1の演算手段で求めた差値を
他方の刃物台の工具補正値として記憶する工具補
正データ手段と、前記計測手段により計測したデ
ータ、予め設定された基準データおよび演算手段
により求められた修正データ等を前記各手段間に
データ転送して数値制御する中央制御手段とから
なり、一方の刃物台の一つの計測データに基づ
き、この計測値により修正値が他方の刃物台の修
正値となるようにして、両刃物台の座標系設定デ
ータを同じ修正値で修正可能にしたことを特徴と
する複数刃物台の計測装置であり、本発明の計測
装置で計測すると、計測時の手間と時間が従来よ
りも相当短縮され、さらに計測の能率を向上せし
める。
(6) 実施例 以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本発明に適用される複数刃物台を有し
たNC旋盤の正面図、第2図は第1図のI矢視側
面図である。
第1図および第2図において、水平ベツド1上
の左側に主軸台2が載置され、該主軸台2には主
軸3が軸着されている。該主軸3にはワークWを
把持するチヤツク4が取付けられている。
主軸3はモータ5により、該モータ5に軸着さ
れたプーリー6、ベルト7並びに主軸3の後部に
軸着されたプーリー8Tを介して所定の回転数
で、回転される。
水平ベツド1上にはスライドベツド9が載置さ
れ、さらに該スラントベツド9上の右側には心押
し台10が載置され、Z軸方向に移動される。
心押し台10の前面には心押し軸12が挿着さ
れ、該心押し軸12にはセンタ13が取付けら
れ、ワークWを端面中心を押し付ける。
心押し台10の後部上には右用サドル14と左
用サドル15が載置され、夫々サーボモータ1
6,17によりZ軸方向に移動される。
右用サドル14上にはクロススライド18、左
用サドル15上にはクロスライド19が載置さ
れ、該クロススライド18,19の夫々には右刃
物台20,左刃物台21が載置される。右刃物台
20および左刃物台21は夫々サーボモータ22
および23によりX軸方向に移動される。
右刃物台20および左刃物台21の夫々の前面
にはタレツト24および25が軸着され、図略の
駆動装置により旋回割出しされる。
タレツト24および25には複数の工具26が
放射状に取付けられ、さらに計測装置である振込
み式のタツチセンサ27が右刃物台20に取付け
られている。なお、右刃物台20および左刃物台
21は夫々、単独の加工プログラムを有してい
る。
主軸3の先端に取付けられたチヤツク4でワー
クWを把持し、心押し軸12の前面に取付けたセ
ンタ13でワークWの端面を押し付け、モータ5
により主軸3を回転せしめてワークWは回転され
る。右刃物台20,左刃物台21のタレツト2
4,25に取付けられた工具26で所定の胴巾加
工の旋削が施される。
ワークWの胴巾加工を施し、さらに本発明の計
測手段で計測する原理を第3図に基づいて説明す
る。
第3図において、主軸台2の前面に軸承された
主軸3に取付けられたチヤツク4でワークWを把
持し、ワークWの他端面は心押し軸12に取付け
られたセンタ13で押し付けられる。
右刃物台20のタレツト24に取付けられた工
具26をX,Z軸方向に移動せしめて、ワークW
の端面部Wz0とWz1の旋削加工を予め組込んだ加
工プログラムにより施す。また、左刃物台21の
タレツト25に取付けられた工具26をX,Z軸
方向に移動せしめて、ワークWの端面部Wz2の旋
削加工を予め組込んだ加工プログラムにより施
す。
ワークWの端面部であるWz0,Wz1およびWz2
Wz3を夫々右刃物台および左刃物台のタレツトに
取付けられた工具で旋削加工を施した後、右刃物
台のタレツトに取付けられたタツチセンサ27を
振り込んで、まず、ワークWの端面部Wz0(プロ
グラム原点pr)にタツチセンサ27を接触せし
めて右刃物台20の機械原点nrからの距離Zpr
を計測する。この距離Zprは第1の座標系設定デ
ータである座標系設定データとなる。前もつてワ
ークWの端面部Wzpにおける座標系設定値Zpr′が
入力されているので、その差値である△Zprは、
△Zpr=Zpr−Zpr′となる。また、ワークWの端面
部Wzpにおける前回の座標系設定値△Zpr′の公差
値△Zpも前もつて入力されているから、これらの
公差値△Zprと△Zpとを比較し、△Zpr>△Zpの場
合には、公差範囲外となるのおで、原点公差不良
としてフイードバツクされる。△Zpr≦△Zpの場
合には公差範囲内となるのおで、△Zpr分だけ座
標系設定データをシフトさせる。また、この場合
には左刃物台21に取付けた工具26で端面部
Wz2を旋削加工しており、しかも、端面部Wz2
計測は右刃物台20のタレツト24に取付けたタ
ツチセンサ27で行なう。従つて、右刃物台20
の座標系設定データを△Zpr分だけシフトしてい
るので、左刃物台21の座標系設定データもその
△Zpr分だけシフトする必要がある。すなわち、
左刃物台21の機械原点をnlとし、機械原点
nlからワークWの端面部Wz3(プログラム原点pl
までの距離をZplは前回の座標系設定値をZpl′とす
れば、シフトされた座標系設定値はZpl=Zpl′+Zpr
となる。
ワークWの端面部Wzpを△Zprだけシフトし、こ
の位置をプログラム原点plとし、タツチセンサ
27は、胴部Wz1および胴部Wz2のワーク座標系
における位置データZ1およびZ2を計測する。
また、ワークWの胴部Wz1,Wz2におけるプロ
グラム原点prからのプログラム上の座標値と、
その公差値は前もつて設定し、Z10,Z20および△
Z10、△Z20を入力してある。
計測値Z1,Z2とプログラム上の座標値Z10,Z20
との差値△Z1,△Z2は、 △Z1=Z1−Z10 △Z2=Z2−Z20 となる。而してこれらの△Z1,△Z2が夫々の公差
値△Z10,Z20と比較し、△Z1>△Z10,△Z2>Z20
であればアラーム信号を出し、不良フラグをたて
る。また△Z1≦△Z10,△Z2≦△Z20であれば、公
差OKのフラグをたてる。△Z1は右刃物台20の
加工データに対し工具補正を動作せしめるように
する。また△Z2は、右刃物台20からデータセツ
ト信号を発して転送し、左刃物台21にデータセ
ツト持ち信号で受け取つて、左刃物台21の加工
データに対し、工具補正を動作せしめるようにす
る。
次に、本発明の主要部である計測手段を第4図
の制御ブロツク図に基づいて説明する。第4図に
おいて、右刃物台20の加工プログラムデータが
CPU100に入力され、右刃物台20のR加工
プログラム・メモリ103に一時格納されて記憶
される。またタツチセンサ(TS)27の計測動
作プログラムデータは、R計測動作プログラム・
メモリ104に一時格納されて記憶される。加工
すべきワークWの端面部Wzpの前回の座標系設定
データZpr′がメモリ107に記憶されている。胴
部Wz1の第1プログラム座標値Z10および胴部Wz2
の第2プログラム座標値Z20、さらの夫々の公差
値である原点公差値△Zp,第1プログラム公差値
△Z10,および第2プログラム公差値△Z20は夫々
画面付キーボード101からその入力回路101
aを介して夫々のメモリ108,109,11
0,111および112に一旦記憶される。
さらに、送出する位置送出手段である位置制御
回路補間路102から右刃物台20の移動に応じ
た機械原点からの現在値Znをメモリ113およ
びプログラム原点prからのワーク座標系現在値
Zwをメモリ114に常時取り込む。
右刃物台20のR加工プログラム・メモリ10
3からRプログラムセツトデータ115を受ける
と左刃物台21のセツト回路152に転送され、
Lプログラム持ちデータ154が入力されていれ
ば、該セツト回路152によりL加工プログラ
ム・メモリ150に入つているL加工プログラム
データが始動し、左刃物台21は作動する。
L加工プログラム・メモリ150からL加工プ
ログラムセツトデータ153を受けると、右刃物
台20のセツト回路106に転送され、Rプログ
ラム持ちデータ116が入力されていれば、該セ
ツト回路106によりR加工プログラム・メモリ
103に入つている右加工プログラムデータが始
動し右刃物台20は作動する。従つて、R加工プ
ログラムとL加工プログラムの始動は、相互の連
動によつて行われる。
まず、タツチセンサ27をワークWの端面部
Wzpに当てることにより、Wzpタツチ信号を発し、
此のWzpタツチ信号で機械座標系現在値Znのメモ
リ113に取り込まれている現在値Znはアン
ド・ゲート117を通過し、原点座標値Zprとし
てメモリ118に記憶される。
すでにメモリ107に記憶されている前回の座
標系設定データZpr′とメモリ118に記憶された
原点座標値Zprが演算部119で△Zpr=Zpr
Zpr′の演算処理を行う。演算部119で演算処理
された△Zprとメモリ110に記憶されている原
点交差値△Zpを比較器120および121に取り
込み、比較器120で△Zpr≦△Zpの比較判断が
行われ、比較器121では、△Zpr>△Zpの比較
判断が行われる。
△Zpr>△Z0の判断がなされると、公差範囲外
としてアラーム信号を出力し原点公差不良フラグ
がたてられる。
比較器120で△Zpr≦△Zpの条件を満たすと
そのビツト信号により、演算部119からの△
Zprはアンド・ゲート122を通過しデータセツ
ト信号によりアンド・ゲート124を通過して、
左刃物台21の制御側へデータ送信し、アンド・
ゲート150に入力される。
演算部119で演算処理された△Zprは、メモ
リ107に記憶されている前回の座標系設定デー
タZpr′と共に演算部125に取り込み、Zpr
Zpr′+△Zpの演算処理を行つて、その値を再度座
標系設定データ・メモリ107に代入し設定す
る。すなわち、座標系設定をZpr′からZprに△Zpr
分シフトする。
座標系設定データをZpr′からZprに△Zpr分シフ
トした後、メモリ114に記憶されているワーク
座標系現在値Zwは、ワークWの胴部WZ1にタツ
チセンサ27をあてることにより、アンド・ゲー
ト126を通過し、第1計測点座標値Z1としてメ
モリ127に記憶させる。
メモリ127に記憶された第1計測点座標値Z1
とメモリ108に記憶されている第1プログラム
座標値Z10とが演算部128に取り込まれ、△Z1
=Z1−Z10の演算処理が行われ、その△Z1の値と
メモリ111に記憶されている第1プログラム公
差値△Z10と共に比較器129,130に取り込
む。比較器129で△Z1≦△Z10の比較判断がな
され、△Z1≦△Z10の条件を満たしていると、第
1計測点公差OKのフラグをたてる。また、その
ビツト信号により演算部128からの△Z1がアン
ド・ゲート131を通過し、該当するR工具No.の
R工具補正値としてR工具補正データメモリ10
5に記憶される。
△Z1>△Z10の条件となつた時、比較器130
からアラーム信号を発すると共に、第1計測点不
良フラグを立てる。
次に、メモリ114に記憶されているワーク座
標系現在値Zwは、ワークWの胴部Wz2にタツチセ
ンサ27をあてることにより、アンド・ゲート1
32を通過し、第2計測点座標値Z2としてメモリ
133に記憶される。
該メモリ133に記憶された第2計測点座標値
Z2とメモリ109に記憶されている第2プログラ
ム座標値Z20とを演算部134に取り込ませる。
演算部134で△Z2=Z2−Z20の演算処理を行
い、その値△Z2と、メモリ112に記憶されてい
る第2プログラム公差値△Z20とが比較器135
および比較器136に取り込む。比較器135で
△Z2≦Z20,比較器136で△Z2>Z20の比較判断
がなされ、△Z2≦△Z20,比較器136で△Z2
△Z20の比較判断がなされ、△Z2≦△N20の条件
を満たしていると、第2計測点公差OKフラグを
たてる。また、そのビツト信号により演算部13
4らの△Z2がアンド・ゲート137を通過し、第
2計測点公差OKのフラグを立てると共に、デー
タセツト信号S2によりアンド・ゲート138が開
くと、左刃物台21側の制御部のアンド・ゲート
158へデータを送信する。
△Z2>△Z20として比較判別されると、アラー
ム信号を発すると共に、第2計測点不良フラグを
立てる。
上述した右刃物台20側制御部のアンド・ゲート
124により△Zprが左刃物台21側の制御部の
アンド・ゲート155へ転送され、データ持ち信
号Wpを受けると、アンド・ゲート115が開き、
演算部156にメモリ157に記憶されている前
回の座標系設定データZpl′と共に取り込む。演算
部156では、Zpl=Zpl′+△Zprの演算処理がなさ
れ、その演算処理されたZplが座標系設定デー
タ・メモリ157に代入され、座標系設定が
Zpl′からZplに△Zpr分シフトされる。
また、右刃物台20制御部のアンド・ゲート1
38から△Z2が左刃物台21の制御部のアンド・
ゲート158に転送され、データ待ち信号W2
受けるとアンド・ゲート158が開き、△Z2が通
過し、工具補正値メモリ159に代入され、該当
するL工具No.における工具補正値として、L工具
補正データ・メモリ151に一旦記憶される。
上述の明はZ座標系に付いて説明したが、X座
標系についても同様に行うことができる。
従つて、本発明は右刃物台20のタツチセンサ
27で計測し、その計測データを左刃物台21の
制御部のへデータを転送しデータ処理するように
したことが最大の特徴である。
次に、本発明の動作を第5図のフローチヤート
をもとにして説明する。
第5図において、右刃物台20と左刃物台21
の加工プログラムを同時にスタートさせる。右刃
物台20の加工プログラムデータにより動作を開
始し、第段で、計測動作であるかどうかを判断
する。第段で計測ではない場合はリターンさせ
る。第段で計測動作されると判断されると、第
段で計測プローブのタツチセンサ27を振込
む。
第段で位置送出手段102によりZ軸
(W20)の座標系設定動作を開始せしめる。この
第段で演算部119,125で演算処理シフト
量△Zprをもとめる。
第段で比較器120,121によりシフト量
△Zprが公差内に入つているかどうか判断し、公
差の範囲外であれば第段で原点公差の不良フラ
グを立てて終了する。公差の範囲内であれば第
段に進み、シフト量△Zprのデータ転送処理を行
う。左刃物台21の加工制御部は右刃物台20の
制御部で第〜第段の処理としている間は、第
段としてデータ待ち合わせ信号を発している。
その為、第段の△Zprのデータ転送により、第
でシフト量△Zprのデータを受け取り、第段
でZ軸の座標系設定をZpl′からZplへ演算部156
の演算処理で△Zpr分シフトする。その後は、第
段で、データ待ち合わせ(△Z2)の信号を発
し、右刃物台20の制御部からデータ転送されて
くるのを待つ。
右刃物台20の制御部は、第段から第段に
進み、Z軸の座標系設定をZpr′からZprへ演算部
125の演算処理でZpr分シフトする。
第段でワークWの胴部Wz1,Wz2であるZ巾
(Z1,Z2)の計測をタツチセンサ27で行う。第
段で、演算部128,134により演算処理
し、第段で、△Z1が公差の範囲内であるかどう
か比較器129,130で比較判断する。△Z1
値が公差値の範囲外であれば、第段で第1計測
点(Wz1)の公差不良フラグをたてる。
△Z1の値が公差値の範囲内であれば、第段で
第1計測点公差OKのフラグを立てると共に、△
Z1を該当するR工具No.の工具補正値として出力す
る。
第段で△Z2が公差の範囲内であるかどうか比
較器135,136で比較判断する。△Z2の値が
公差値の範囲外であれば、第段で第2計側点
(Wz2)の公差不良フラグをたてる。△Z2の値が
公差値の範囲内であれば、第段で第2計測点公
差OKのフラグを立てる。
第段で工具補正値(△Z2)のデータを左刃物
台21の制御部へ転送処理し、右刃物台20の制
御は終了する。
左刃物台21の制御部は第段でデータ待ち合
わせ(△Z2)の信号が発せられているので、左刃
物台21のの制御部からの工具補正値(△Z2)を
第段で受け取り、次いでメモリ159で該当す
る工具T−Noの工具補正値(LZpfo)として代入
し(第段)、L工具補正データ・メモリ151
に記憶させて終了する。
上記の動作を繰り返すことによつて各ワークW
の計測処理が行われる。
(7) 効果 本発明は複数の刃物台で旋削加工を施し、計測
は一方の刃物台のタレツトに取付けた計測手段の
タツチセンサで行い、その計測結果に座標系設定
データ,および工具補正値を一方の刃物台制御部
から他方の刃物台制御部へデータ転送するように
したので、計測時の手間と時間が大巾に短縮され
ると共に、各刃物台における工具補正値が自動処
理されるので、所定のワーク加工が自動的に無駄
なく施される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用される複数刃物台を有し
たNC旋盤の正面図、第2図は第1図のI矢視側
面図である。第3図はワークWの胴巾加工を施
し、本発明の計測手段で計測する原理図である第
4図は本発明の計測手段を説明する構成ブロツク
図である。第5図は本発明の計測手段の動作を説
明するフローチヤート図である。 2……主軸台、3……主軸、10……心押し
台、12……心押し軸、20……右刃物台、21
……左刃物台、24,25……タレツト、26…
…工具、27……タツチセンサ、100……
CPU、101……画面付キーボード、102…
…位置送出装置、103……R加工プログラム・
メモリ、104……R計測動作プログラム・メモ
リ、105……R工具補正データ・メモリ、10
9,125,128,134,156……演算
部、120,121,129,130,134,
135……比較器、150……L加工プログラ
ム・メモリ、151……L工具補正データ・メモ
リ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一ワークを加工するために直交する2平面
    内を移動可能な二つの刃物台を備えたNC工作機
    械において、 前記二つの刃物台のうちの一方の刃物台に取付
    け、ワークの端部を計測し、ワークの回転軸方向
    の原点からの距離を算出するための計測手段と、 ワークの加工箇所の基準値およびその公差を設
    定する入力手段と、 この入力手段により一方の刃物台の加工座標値
    が設定される第1の座標系設定データ手段と、 前記計測手段でワーク加工後の加工箇所を計測
    し、その値を記憶する座標値データ手段と、 この座標値データ手段と前記第1の座標系設定
    データとの差値を求める第1の演算手段と、 この第1の演算手段で演算された差値と予め設
    定されている基準公差とを比較する比較手段と、 この比較手段で比較して、前記差値が公差値よ
    り小さく加工継続条件を満す場合に、前記第1の
    演算手段で求めた差値を前記第1の座標系設定デ
    ータ手段にデータを転送してデタの書換えのため
    の演算を行う第2の演算手段と、 前記二つの刃物台のうちの他方の刃物台の加工
    のために設定される第2の座標系設定データ手段
    と、 前記第1の演算手段で求めた差値を他方の刃物
    台の加工のためにデータ転送し、前記第2の座標
    系設定データ手段のデータを書換える修正演算を
    する第3の演算手段と、 前記第1の演算手段で求めた差値を他方の刃物
    台の工具補正値として記憶する工具補正データ手
    段と、 前記計測手段により計測したデータ、予め設定
    された基準データおよび演算手段により求められ
    た修正データ等を前記各手段間にデータ転送して
    数値制御する中央制御手段とからなり、 一方の刃物台の一つの計測データに基づき、こ
    の計測値により修正値が他方の刃物台の修正値と
    なるようにして、両刃物台の座標系設定データを
    同じ修正値で修正可能にしたことを特徴とする複
    数刃物台の計測装置。
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