JPS6327978A - 図形処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は図形を汲う情報処理分野で用いることができる
図形処理装置に関するものである。

従来の技術 近年オフィスにおける文書処理では、単なる文章だけで
はなくグラフや図表などの図形イメージも扱われるよう
になり、ワードプロセッサにも節華なグラフ作成や図形
作成の機能が付加され、また文書中に挿入する図表のみ
を作成する装置も現れて来ている。これらの装置で図表
を作成する場合には、位置座標の指定にマウスやタブレ
フトが多く用いられており、画面には位置指定用のカー
ソルが表示され、これが入力デバイスの動きに追随して
動作することにより画面対話方式の容易な位置指定が可
能となっている。しかしこの方式によると、目分量の誤
差により、等しい大きさや間隔が要求される図形どうし
に微妙なずれが生して不揃いな図表となり、またこれを
正確に指定することは非常に困難である。このため従来
は、グリッドや格子線を表示して（旨定できる位置を等
間隔に制限したり、位置指定の目安となるようにしてい
る、以下、図面を参照しながら上述した従来の図形処理
装置の一例について説明する。

第２図ｆａ１．　（ｂ）は図形処理装置の＆Ｗ集中の表
示画面である。１１は画面の表示領域、１２は編集され
た図形データのイメージ、１３は入力する位置座標を示
すカーソルである。第２図＋ａ＋の１４はグリッド、第
２図（ｂｌの１５は格子線で、それぞれ編集時の位置合
わせの基準点を表示する。

図形編集を行う場合、まず第２図ｆａ）ではグリッド１
４、第２図！′ｂ）では格子線１５が表示される。

次に指定したい位置にカーソル１３を合わせ、位置を入
力する。この時編集のモードによって、カーソル１３の
位置に最も近いグリッド１４または格子線１５の交点の
位置を指定点とするか、あるいはカーソル１３の位置を
そのままＩ旨定点とするかを選択することができる。前
者の場合は、詳細な指定を行わなくとも意図する位置を
指定することができ、後者の場合でも、グリッドや格子
線が図形の大きさや図形どうしの間隔の目安となる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような処理方式では、垂直方向及び
水平方向の位置や大きさを厳密に指定することはできる
が、斜め方向に並ぶ図形や円などの図形要素に内接して
並ぶ図形の位置や大きさの指定が困難である。また斜め
方向の直線や円を補助線として作成すると、印刷時には
補助線のデータを削除しなければならず、また修正時に
は再び補助線のデータを作成しなければならないなど、
手間が大きい。

本発明は上記問題点に鑑み、編集時に用いた補助線を削
除することなく、出力すべきデータのみを印刷し、かつ
修正時には元の補助線をそのまま利用できる図形処理装
置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の図形処理装置は、
位置座標の入力及びコマンドの選択手段を備えた入力部
と、前記入力部からの入力に従って、実図形データと補
助図形データの作成及び編集を行う図形編集部と、前記
図形編集部で編集された実図形データと補助図形データ
を記憶する図形記憶部−と、前記図形記憶部に記憶され
た実図形データと補助図形データのイメージを画面に表
示する画面表示部と、前記図形記憶部に記憶された図形
データから実図形データのみを選択する図形データ選択
部と、前記図形データ選択部によって選択された実図形
データのイメージを紙面に印刷する印刷出力部とを具備
することを特攻とするように構成したものである。

作用 本発明は上記した構成により、編集時に作成した実図形
データと補助図形データを図形記憶部に記憶し、図形デ
ータ選択部によって実図形データを選択抽出することに
よって、印刷時には実図形データのイメージのみを出力
し、また再編集時には既に作成した補助図形データのイ
メージを利用することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の図形処理装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例の図形処理装置の構成図であ
る。１は入力部で、図形の位置座標を入力し、コマンド
を選択する。２は入力した図形の編集を行う図形編集部
、３は編集された図形データを記憶する図形記憶部で、
４は記憶された図形データのイメージを画面に展開して
表示する画面表示部、５は同じく記憶された図形データ
の内、実図形データを抽出する図形データＪ択部、６は
抽出された実図形データのイメージを紙面に展開して印
刷する印刷出力部である。

第３図ｆａｔ、、（ｂｌは画面に表示された図形イメー
ジである。２１は画面の表示領域、２２は補助線となる
補助図形データのイメージ、２３は印刷されるべき実図
形データのイメージ、２４は入力位置を示すカーソルで
ある。

以上のように構成された図形処理装置について、以下第
１図、第３図を用いてその動作を説明する。

まず入力部１よりコマンド選択によって入力された補助
図形は、入力部１より入力された位置座標と共に図形編
集部２に送られ、同時に図形記憶部３に補助図形データ
として記憶され、画面表示部４にイメージ２２として表
示される。また入力部１より入力される位置座標は画面
表示部４に送られ、カーソル２４として画面２１に表示
されている。次に入力部１よりコマンド選択によって人
力された実図形は、画面２１に表示されている補助図形
データのイメージ２２とカーソル２４を用いて入力部ｌ
より人力された位置座標と共に図形編集部２に送られ、
同時に図形記憶部３に実図形データとして記憶され、画
面表示部４にイメージ２３として表示される。この操作
を繰返して作成した図表を印刷する場合、まず図形記憶
部３に記憶されている実図形データと補助図形データは
図形編集部２によって図形データ選択部５に送られ、実
図形データのみが選択されて印刷出力部６に送られる。

印刷出力部６ではこの実図形データを紙面に展開して出
力する。また再度同じ図表を修正する場合、図形記憶部
３に記憶されている実図形データと補助図形データの両
者のイメージが画面２１に表示され、以前と同し状態が
再現される。

次に図形データの選択と印刷出力の動作について第４図
のフローチャートを用いて説明する。ステップ３１では
、選択および展開を行う図形データへのポインタを図形
記憶部３内の最初のデータにセフ）する。ステップ３２
で図形データを１つ取り出し、データが終了ならば処理
を終える。終了でなければステップ３３で図形データの
種類を調べる。取り出した図形データが実図形データで
あれば、ステップ３４で印刷出力部６に送られ展開出力
され、補助図形データの場合は展開出力を行わない。次
にステップ３５でポインタを次の図形へと進めてステッ
プ３２に戻り、以降残りの図形データの選択および展開
を続ける。

以上のように本−実施例によれば、編集時に補助図形デ
ータを作成して、このイメージを用いて実図形データを
作成および編集し、この両図形データを図形記憶部３に
記憶しながら、実図形データのみを印刷出力することが
できる。

なお木−実施例では、実図形データと補助図形データが
画面に表示されたイメージを第３図のように実線と破線
で示したが、これは他の線パターンでもよく、また色に
よって区別をつけてもよい。

また補助図形データを補助線として用いたが、他に図表
の識別名やメモなど印刷出力には必要ないが編集時には
表示されていた方が有益な情報として用いてもよい。さ
らに画面においても、補助図　　・形データのイメージ
の表示の有無を選択指定できるようにしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は位置座標の入力及びコマンドの選
択手段を備えた入力部と、前記入力部からの入力に従っ
て、実図形データと補助図形データの作成及び編集を行
う図形編集部と、前記図形編集部で編集された実図形デ
ータと補助図形データを記憶する図形記憶部と、前記図
形記憶部に記憶された実図形データと補助図形データの
イメージを画面に表示する画面表示部と、前記図形記４
２部に記憶された図形データから実図形データのみを選
択する図形データ選択部と、前記図形データ選択部によ
って選択された実図形データのイメージを紙面に印刷す
る印刷出力部とを備えることにより、編集時には自由に
補助図形データを作成して利用できるため、より正確な
図表を容易に作成することができ、また新な操作を付加
することなく必要な図形のみを印刷出力することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における図形処理装置の構成
図、第２図は従来の図形処理装置での編集中の画面イメ
ージを示す説明図、第３図は本発明の一実施例における
図形処理装置の編集中の画面イメージを示す説明図、第
４図は本発明の一実施例における図形処理装置の図形デ
ータの選択と印刷出力の動作を示すフロー・チャートで
ある。 ｌ・・・・・・入力部、２・・・・・・図形編集部、３
・・・・・・図形記憶部、４・・・・・・画面表示部、
５・・・・・・図形データ選択部、６・・・・・・印刷
出力部、２２・・・・・・補助図形データのイメージ、
２３・・・・・・実図形データのイメージ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名第２図 第　３　口 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 位置座標の入力及びコマンドの選択手段を備えた入力部
   と、前記入力部からの入力に従って、最終出力のイメー
   ジとなる実図形データと編集時のみに使用するイメージ
   となる補助図形データの作成及び編集を行う図形編集部
   と、前記図形編集部で編集された実図形データと補助図
   形データを記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部に記
   憶された実図形データと補助図形データのイメージを画
   面に表示する画面表示部と、前記図形記憶部に記憶され
   た図形データから実図形データのみを選択する図形デー
   タ選択部と、前記図形データ選択部によって選択された
   実図形データのイメージを紙面に印刷する印刷出力部と
   を具備することを特徴とする図形処理装置。