JPS63272857A - 床構造 - Google Patents

床構造

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JPS63272857A
JPS63272857A JP10766687A JP10766687A JPS63272857A JP S63272857 A JPS63272857 A JP S63272857A JP 10766687 A JP10766687 A JP 10766687A JP 10766687 A JP10766687 A JP 10766687A JP S63272857 A JPS63272857 A JP S63272857A
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政直 山中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、RC構造のマンション等の集合住宅、体育
館、事務所ビル、教室等の床構造に関するものである。
〔従来の技術〕
階上の床衝撃音遮断性が要求される床の構造としては、
乾式浮床工法と言われる工法が用いられてきた。これは
、第18図に示すように、コンクリートスラブ等の床基
盤1の上にグラスウール等の多孔質繊維からなる緩衝材
2を設け、この緩衝材2の上に床組材3を設け、床組材
3の上に捨張材100を隙間なく貼って床下地とし、捨
張材100の上には仕上材101を貼付していた。床組
材3は大引4と根太5とから構成しである。
〔解決しようとする問題点〕
第18図に示すように乾式浮床工法により構成された床
構造では、床下に溜まった湿気によりグラスウールが加
水分解されてグラフウールの緩衝性が低下すると共・に
クリープが起こり床が沈んでしまう欠点があった。また
、この湿気により床組材3を構成する木質材料が腐り易
くなるという不都合もあった。さらには、床下に密封し
た空気のバネにより、床衝撃時に緩衝材2が本来持って
いる緩衝力を充分発揮できず、遮音性能がさほど向上し
ないという問題点もあった。
そこt、この発明は、床下湿気によるグラスウール等の
緩衝材の劣化を防ぎ、床組材が木質材料から構成されて
いる場合に木質材料の腐食を防止し、床下密封空気の空
気バネによる衝撃音遮断性能の低下を防ぐようにした床
構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この発明は床基盤と床組材
との間にグラスウール等の緩衝材を設けた床構造におい
て、床組材上に捨張材や仕上材等の部材を敷設した後の
床下空気と室内空気との流通を図る通気手段を備えたも
のである。
〔作用〕
この発明では、床下と床上の空気をスムースに流通させ
るので湿気が床下に溜まらず、床下密封空気の空気バネ
による衝撃音遮断性能の低下を防ぐ。
〔実施例〕
以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図に示す第一実施例では、大引4と根太5とから構
成される床組材3の上に敷設する捨張材60間隔を開け
て間に隙間7を構成し、これら隙間7を通気手段とした
ものである。隙間7の開口巾は、仕上材8としてカーペ
ットを使用する場合には10龍程度、畳を使用する場合
では20〜30龍が好ましい。この捨張材6の上にはカ
ーペット等の通気性のある仕上材8を敷設する。緩衝材
2や床組材3は従来例と同様の構成である。
第2図に示す第二実施例ではベニヤ板等の捨張材61に
多数の孔71を形成し、これら孔71を通気手段とした
。仕上材8も第一実施例と同様に通気性のある素材を用
いた。
第3図に示す第三実施例では、捨張材62としてエキス
バンドメタルを使用した。エキスバンドメタルは、多数
の孔が形成しであるものであり、これらの孔が通気手段
を構成する。このエキスバンドメタルからなる捨張材6
2の上には前述の実施例と同様に仕上材8を敷設する。
エキスバンドメタル62の剛性の高い方向を根太5と直
交させることにより床の強度が向上する。また、エキス
バンドメタルは有効開口率が高いので通気性能が一層向
上する。
第4図に示す第四実施例では、捨張材63として通気性
のある多孔質材料を用いた。多孔質材料としては、木毛
セメント板(厚さ40鶴程度)等の使用が好適である。
第5図に示す第五実施例では、第18図に示すと同様の
捨張材100を用い、中本9に多数の孔91を形成し、
この中本9の孔91を通じて床下空気と床上空気との流
通を図ったものである。この中本9としてはパンチング
メタル或はスリット板を用いることができる。狭い部屋
では中本9に通気手段を設け、広い部屋では前述の第一
乃至第四実施例と併用することが好ましい。
第6図に示す第六実施例では、床組材3としてデツキプ
レート31を用いた例を示す。このデツキプレート31
からなる床組材3には孔32が形成しである。これら孔
32が通気手段を構成している。捨張材6は第一実施例
に示すものを用いたが第二実施例乃至第四実施例に示す
捨張材61乃至63を使用しても差支えないことは勿論
である。
第7図に示すものは第6図に示す実施例の変形例であり
、デツキプレート31の孔32の形成個所を変えたもの
である。第8図に示す実施例も同様に第六実施例の変形
例であり、孔32の形成個所を変えたものである。
第9図に示す第七実施例では、デツキプレート31の上
面をプレス加工により孔開は加工し、その隙孔の周囲を
立ちあげ加工した立上がり部33を形成し、デツキプレ
ート31の立上がり部33゜33の間にコンクリート1
0を流し込んだものである。コンクリート10を流し込
むことにより床組材3の重量が増大し、遮音性がより一
層向上する。ここで捨張材としては第四実施例に示す捨
張材63を使用した。この立上がり部33で囲まれた孔
が通気手段を構成する。
第10図に示す第八実施例では、床組材3を構成するデ
ツキプレート31と捨張材63とを予め一体的に接着し
たものを示し、これらは工場で複合されたユニットとし
て出荷されるようにしたものである。
第11図に示す第九実施例では、デツキプレート31を
二重貼りとし、かつリブ方向を直径させたもので床組材
3を構成したものを示す。これによりデツキプレート3
1を一枚だけ使用したものに比較して床組材3の重量が
向上し剛性の均一化が図れる。
第12図に示す第十実施例では捨張材としてエキスバン
ドメタルの捨張材62を使用したものを示し、床組材3
としてはデツキプレート31を使用した。デツキプレー
ト31とエキスバンドメタルからなる捨張材62の組合
せにより床下に籠もった空気の流通はより一層促進され
る。デツキプレート31を使用した各実施例では、制振
剛板でデツキプレート31を形成することにより遮音性
の一層の向上を図ることもできる。
第13図に示す第十三実施例では、緩衝材2を部分的に
用いたものを示す。
第14図に示す第十三実施例ではデツキプレート31の
底面側から見た窪みに緩衝材2を挿入して用いた例を示
す。この実施例では床貰さを低く抑えることができる。
第15図に示す第十三実施例では床組材3に高さ調整機
能を備えたものを示す。レベル調整可能な手段として支
持脚11をデツキプレート31と緩衝材2との間に設置
した。支持脚11は基板12に固着されたボルト13に
受金具14を取付け、この受金具14にナツト15を固
着したものであり、ナツト15を回転させることにより
受金具14を回転させてボルト13の軸線上に上下動さ
せる。このナツト15の存在する個所の上方に位置する
捨張材63の個所には貫通孔16を形成しである。図中
Wは一枚のデツキプレート31の幅を示す。
第16図に示す第十三実施例も床のレベル調整を可能に
した実施例を示すものである。レベル調整手段として、
デツキプレート31を二枚重ね合わせ、上下のデツキプ
レー)31.31との間をボルト13とナンド15.1
5で繋ぎ二枚のデツキプレート31.31の間隔を調整
するようになっている。ボルト13は上半分と下半分と
で逆螺子を形成するようにすればより調整が筒車となる
第17図に示すグラフは遮音性能を測定したちであり、
JIS  A1418に基づいて重量床衝撃源を用いて
テストしたものである。床基盤1を構成するコンクリー
トスラブ厚は150mmとした。
グラフ中Iはコンクリートのスラブに直接15鶴厚の床
材を貼付したものを示し、■は第18図に示す従来例で
実験したものを示す。■はこの発明の第一実施例を示し
、■は第16図に示す実施例の実験結果である。グラフ
中遮音等級を示すし−40等は次の通りである。
[ 「 以上説明したように、この発明によれば、床組材上に捨
張材や仕上材等の部材を敷設した後の床下空気と室内空
気との流通を図る通気手段を備えたので、グラスウール
が加水分解されて衝撃性が低下するとともにクリープが
起こり床が沈み込むような虞れはなくなった。同様に湿
気が床下に溜まらないために床組材を木質材料で構成し
た場合に木質材料の腐0食も生じない。さらには床下に
密封した空気のバネにより床衝撃時に緩衝材が本来持っ
ている緩衝力を充分に発揮できず、遮音性能が向上しな
い等の不都合も解消し、緩衝材が充分に緩衝力を発揮し
床衝撃音レベルも改善された。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例を示す斜視図、第2図は
第二実施例を示す斜視図、第3図は第三実施例を示す斜
視図、第4図は第四実施例を示す斜視図、第5図は第五
実施例を示す斜視図、第6図は第六実施例を示す斜視図
、第7図及び第8図は第六実施例の夫々変形例を示す斜
視図、第9図は第七実施例を示す断面図、第10図は第
八実施例を示す断面図、第11図は第九実施例を示す斜
視図、第12図は弟子実施例を示す斜視図、第13図は
第十三実施例を示す斜視図、第14図は第十三実施例を
示す斜視図、第15図は第十三実施例を示す断面図、第
16図は第十三実施例を示す断面図、第17図は床衝撃
音レベルを比較したグラフ、第18図は従来例を示す斜
視図である。 1・・・床基盤、 2・・・緩衝材、 3・・・床組材、 7.32,71.91・・・通気手段、6.61.62
.63・・・捨張材、 8・・・仕上材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリートスラブ等の床基盤と床組材との間にグ
    ラフウール等の緩衝材を設けた床構造において、 床組材上に捨張材や仕上材等の部材を敷設した後の床下
    空気と室内空気との流通を図る通気手段を備えたことを
    特徴とする床構造。 2、前記捨張材や仕上材等の部材に通気手段を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の床構造。 3、床の周辺に通気手段を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の床構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04129507A (ja) * 1990-09-20 1992-04-30 Tajima Inc 通風性床構造および通風性カーペットタイル
JP2006207145A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Sanyo Industries Ltd 床構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153753A (ja) * 1974-11-05 1976-05-12 Kajima Corp Yukashitaonpudanbosochi
JPS5429533U (ja) * 1977-07-31 1979-02-26
JPS63161256A (ja) * 1986-12-24 1988-07-04 大建工業株式会社 床構造

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