JPS63261346A - カセツテの開蓋機構 - Google Patents

カセツテの開蓋機構

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JPS63261346A
JPS63261346A JP9702987A JP9702987A JPS63261346A JP S63261346 A JPS63261346 A JP S63261346A JP 9702987 A JP9702987 A JP 9702987A JP 9702987 A JP9702987 A JP 9702987A JP S63261346 A JPS63261346 A JP S63261346A
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JP
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cassette
lid
opening mechanism
arrow
claw member
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JP9702987A
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English (en)
Inventor
Makoto Okoda
大古田 誠
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はカセツテの開蓋機構に関し、一層詳細には、画
像記録担体を光密に保持して画像読取装置等に装填する
ためのカセツテを装置内で自動的に開蓋する際に、所定
の軌道に沿って変位する爪部材により前記カセツテの開
蓋を行うよう構成し、これによって当該開蓋機構自体の
筒素化と低廉化とを一層促進することを可能にしたカセ
ツテの開蓋機構に関する。
[発明の背景] 最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体の
放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目さ
れている。ここで、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、α
線、β線、γ線、電子線、紫外線等)等を照射すると、
この放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励
起光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発
光光を生ずる蛍光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光体
を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報を
一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシート(以下「蓄
積性蛍光体シート」または単に「シート」という)に蓄
積記録し、こq蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起
光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光光を
光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に基づ
き、被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料あ
るいはCRT等の表示装置に可視像として出力させるも
のである。
そこで、このような放射線画像記録再生システムにおい
て、放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シートか
らその放射線画像を読み取る画像情報読取装置では具体
的には次のような方法が採用されている。
すなわち、蓄積性蛍光体シー1へ上をレーザビーム等の
光ビームで二次元的に走査し、これによって発光する輝
尽発光光をフォトマルチプライヤ等の光検出器で時系列
的に検出して画像情報を得る。そして、前記光ビームの
二次元的走査は、通常、蓄積性蛍光体シートを一方向に
機械的に搬送することにより副走査を行うと共に、前記
シートの搬送方向と直交する方向に偏向された光ビーム
を照射して主走査を行うことにより達成している。
この場合、蓄積性蛍光体シートはカセツテ内に収納され
た状態で被写体に放射線等を曝射し、これによって当該
シートに被写体の放射線画像が蓄積記録される。そして
、該シートは前記カセツテを介して画像読取装置の内部
に装填され、吸着盤等を含む枚葉機構を介して前記カセ
ツテから取り出されて後、光ビームを走査するために走
査位置へと搬送される。
そこで、このようなカセツテから蓄積性蛍光体シートを
取り出すための一般的な構成を第1図に例示する。
第1図において、参照符号2は従来技術に係るカセツテ
を示し、このカセツテ2は蓄積性蛍光体シートSが収納
される室4を画成する筐体6と、前記筐体6の一端部に
蝶番8を介して揺動自在に装着される蓋体10とを含む
このように構成されるカセツテ2は、例えば、画像読取
装置12に装填され、この画像読取装置12の内部に設
けられる吸着盤14を介して蓋体lOが開動されて室4
が前記画像読取装置12内で開成する。次いで、吸着盤
16を含む枚葉機構の駆動作用下に筺体6内に積層収納
されている蓄積性蛍光体シートSは吸着保持されて図示
しない搬送機構を介して画像走査読取部へと送り出され
る。
ところで、前記の構成から容易に諒解されるように、前
記画像読取装置12に装填されるカセツテ2の蓋体10
を開動する際には吸着盤14を付勢して前記蓋体10を
吸引して保持し、次いで、当該吸着盤14を変位させて
いる。従って、前記吸着盤14の変位機構が必要なばか
りか、前記吸着盤14内の空気を吸引するための真空ポ
ンプおよびこれに接続される電磁切換弁等の真空発生機
器を配設しなければならない。この場合、前記真空ポン
プ、電磁切換弁等の真空発生機器は比較的高価であり、
また、狭小な画像読取装置内に前記のような真空発生機
器を設けることは他の機構の配設位置等を制約すること
になり些程に小型化することが出来ず、しかも画像読取
装置12自体の製造コストが高騰するという欠点を露呈
している。
さらに、蓋体10の保持を吸着盤14により行うと、前
記蓋体10が開状態の際に、例えば、振動等により当該
蓋体10が脱落するという懸念が生じている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、画像記録担体を光密に保持したカセツテを開蓋
する際に、アクチュエータの駆動作用下にリンクを介し
て所定の軌道を変位する爪部材を設け、前記爪部材とカ
セツテの蓋体とを係合させて当該流体の開動を行うよう
に構成し、これによって簡単な機構で前記蓋体の開閉動
作を確実に行うことを可能とし、しかも、その製造コス
トを極めて低廉化することが出来るカセツテの開蓋機構
を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は画像記録担体を
光密に保持したカセツテを自動的に開蓋するための機構
であって、駆動源と、当該駆動源の駆動作用下にリンク
を介して所定方向に変位するロッド部材と、当該ロッド
部材に一体的またはこのロッド部材に係合し且つ当該ロ
ッド部材に伴って所定方向に変位する爪部材とからなり
、前記爪部材はリンクの作用下にカセツテの蓋体と係合
して開閉動するよう構成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るカセツテの開蓋機構についてこれを
組み込む放射線画像情報読取装置との関係において好適
な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第2図において、参照符号20は放射線画像情報読取装
置を示し、前記読取装置20の略中央部に本発明に係る
開蓋機構22を含み且つカセツテ21を着脱自在に装着
するためのカセツテ保持部24が設けられる。
前記開蓋機構22は、第3図に示すように、図中、二点
鎖線で示す側板26a、26bを含み、当該側板26a
、26bには傾斜し且つその一端側が屈曲形状を呈する
開口部28a、28bが夫々画成される。前記側板26
a、26bの中、一方の側板26aにはモータ30が取
着される。当該モータ30の回転駆動軸30aにはプー
リ32が軸着され、当該プーリ32にベルト34の一端
側が張架される。
次に、前記モータ30から所定間隔離間してプーリ36
を配設する。前記プーリ36は実質的に前記側板26a
に取着される軸38に回動自在に係合すると共に、当該
プーリ36には前記ベルト34の他端側か張架される。
前記プーリ36には第1のリンク片40が取着され、こ
の第1リンク片40の先端部に第2のリンク片42を係
合する。この場合、前記第2リンク片42はピン部材4
4を介して第1リンク片40に回動自在に連結しておく
。前記第2リンク片42の先端部にはロッド部材46が
横架嵌合しており、このロッド部材46は前記側板26
a、26bに橋架されるように配設されている。前記ロ
ッド部材46の両端部にはローラ48a、48bが係着
され、当該ローラ48a、48bは前記側板26a、2
6bに画成される開口部28a、28bで夫々転動自在
である。
次いで、前記ロッド部材46の略中央部に爪部材50を
取着する。前記爪部材50はその中間部位で前記ロッド
部材46に取着されており、当該爪部材50の一端側は
カセツテ21方向に指向して延在し、その端部は内方に
屈曲し、係合部50aを形成している。
一方、前記爪部材50の他端側には前記ロッド部材46
と平行に配設されるロッド部材52を係合する。前記ロ
ッド部材52の両端部にはローラ54a、54bを取着
し、当該ローラ54a、54bは側板26a、26bに
画成される開口部28a、28b内で転勤自在である。
従って、モータ30の駆動作用下にプーリ32)ベルト
34、プーリ36を介して第1リンク片40が矢印A方
向に揺動し、さらに、第2リンク片42)ロッド部材4
6を介して爪部材50が矢印B方向に変位することが容
易に諒解されよう。
さらに、前記側板26a、26bには夫々押圧部材56
a、56bがピン部材60a、60bを介して回動自在
に取着される。この場合、前記押圧部材56a、56b
はその先端部が夫々側板26a、26bに画成される開
口部28a、28bの一端側を閉塞するように配設され
ている。なお、前記押圧部材56a、56bはコイルス
プリング62a、62bによって矢印C方向に付勢され
ているため、前記押圧部材56a、56bはモータ30
の駆動作用下にロッド部材46が前記開口部28a、2
8bの一端側に到達した際には前記ロッド部材46を矢
印C方向へと押圧することになる。
以上のように構成される開蓋機構22の爪部材50によ
ってカセツテ21の蓋体64が開動される。
すなわち、前記カセツテ21は、第4図a並びにbに示
すように、カセツテ本体66と蓋体64とからなり、前
記カセツテ本体66に画成される室70の内部には遮光
板72が配設される。前記遮光板72は前記蓋体64が
閉状態の際には前記室70を小室74aと74bとに光
密に分断するよう構成され、この場合、前記カセツテ本
体66を画成する側板76にはスリット76aを形成す
ると共に、当該側板76の上面部には係止部材78が取
着される。
次に、前記蓋体64にロック機構80を配設する。
すなわち、前記蓋体64の下面に肉薄な保持部82を一
体的に膨出形成しており、その先端部には係止部84が
形成される。前記係止部84と蓋体64との間に画成さ
れる室86にコイルスプリング88が収装される。前記
コイルスプリング88の先端部に係合するようにロック
部材90が変位自在に配設され、前記ロック部材90の
下方に凹部92が画成される。従って、前記ロック部材
90は開蓋機構22を構成する爪部材50の係合部50
aの押圧作用下に前記凹部92の間で矢印り方向に変位
自在である。
第2図に示すように、前記カセツテ保持部24の近傍に
は、例えば、図示しない駆動源により枚葉動作を行う吸
着盤98を含むシート体搬送機構100が配設される。
そして、前記シート体弁送機構100に近接して搬送ベ
ルト102を含む第1の搬送手段104を配設する。前
記第1撮送手段104の下方には蓄積性蛍光体シートS
を1枚ずつ収容する複数のシート収容部106を有し且
つカセツテ21から取り出される蓄積性蛍光体シートS
を一時的に収容するための第1のスタッカ108が設け
られる。前記第1スタツカ108は図示しないモータ等
の駆動作用下に矢印り方向に移動可能に構成される。夫
々のシート収容部106に収納される蓄積性蛍光体シー
トSは図示しない底板上に載置されており、前記底板を
下方へと開動することにより、前記シートSは第1スタ
ツカ108の下方に設けられる第2の搬送手段110を
構成する搬送ベルト112等を介して搬送ベルト114
側に送り出される。この場合、前記搬送ベルト114の
端部に近接して読取部116が設けられる。
前記読取部116は蓄積性蛍光体シートSを矢印E方向
(副走査方向)に搬送する第3の搬送手段118と走査
手段120とを含む。前記走査手段120はレーザ光源
122を含み、このレーザ光源122のレーザ光導出側
にはレーザ光124をシートS上に走査するためのミラ
ー126およびガルバノメータミラー128と集光用反
射ミラー130が設けられている。さらに、レーザ光1
24のシートS上の走査位置には主走査線に沿って光ガ
イド132が配設され、前記光ガイド132の上部にフ
ォトマルチプライヤ134が装着されている。
一方、第3搬送手段118を構成する殿送ヘル目36の
端部には搬送ベル目38が設けられ、前記搬送ベルl−
138は一旦水平方向に延在して後、大きく鉛直方向上
方に延在すると共に、この鉛直方向に延在する部分に他
のけ送ヘル目40が摺接して第4の搬送手段142を形
成する。前記搬送ベルl−138の上方には互いに摺接
する一組の搬送ベル目44a、 144bが配設され、
前記搬送ベルト144a、 144bの上方にローラ対
146と148が所定間隔離間して設けられており、前
記ローラ対146と148の間には消去部150が配設
される。前記消去部150にはナトリウムランプ、タン
グステンランプ、あるいはクセノンランプ等の消去用光
源152が複数個設けられており、読取部116におい
て放射線画像を読み取られた蓄積性蛍光体シートSに残
存する放射線画像を前記消去用光源152により消去す
るよう機能する。
ローラ対148の上方には、さらに第5の搬送手段15
4を構成する搬送ヘルド156が設けられており、この
搬送ベルト156はその上部側において水平方向に延在
すると共に、短尺な搬送ヘルド158が摺接している。
搬送ヘルド156の端部には搬送ベルト160を含む第
6の搬送手段162が設けられ、この第6搬送手段16
2を介して進行方向を180°偏位される蓄積性蛍光体
シートSは第2のスタッカ164に搬送されるよう構成
される。
前記第2スタツカ164は前述した第1スタツカ108
と同様に構成され、複数のシート収容部166を設ける
と共に、図示しないモータ等の駆動作用下に矢印F方向
に移動自在に構成されている。そして、前記第2スタン
カ164の下方向にはローラ対168が配設されており
、前記ローラ対168に近接して第7の搬送手段170
が設けられる。この場合、前記第7搬送手段170は第
2スタツカ164から供給される蓄積性蛍光体シートS
を補助消去部172に1殿送するものであり、前記補助
消去部172には消去用光源174が設けられている。
さらに、前記補助消去部172を通過する蓄積性蛍光体
シー)Sはシート体磁送機構100を介してカセツテ2
1内に収納される。
本発明に係る開蓋機構を組み込む放射線画像情報読取装
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
先ず、カセツテ21を読取装置20に光密の状態で装填
する。その際、カセンテ保持部24の近傍に配設される
開蓋機構22の爪部材50を矢印Bと反対の方向に変位
させた状態にしてお((第り図a参照)。次いで、前記
開蓋機構22を駆動してカセツテ21の蓋体64を開動
させる。すなわら、前記開蓋機構22を構成するモータ
30を駆動して当該モータ30の回転駆動軸30aを矢
印方向に回転させる。前記回転駆動軸30aの回転力は
ヘルド34を介してプーリ36に伝達され、当該プーリ
36が矢印方向に回転するに至る。前記プーリ36の回
転作用下に当該プーリ36に取着される第1リンク片4
0が矢印A方向に揺動し、当該第1リンク片40の先端
部に回動自在に係合する第2リンク片42を介してロッ
ド部材46が変位動作を開始する。この場合、前記ロッ
ド部材46の両端部にはローラ48a、48bが係合し
、当該ローラ48a、48bは側板26a、26bに画
成される開口部28a、28bに係合している。このた
め、前記ロッド部材46は前記開口部28a、28bに
沿って矢印B方向に変位することになる。なお、前記ロ
ッド部材46はコイルスプリング62a、62bの弾発
力によっで押圧部材56a、56bを介して押圧されて
いる。従って、前記ロッド部材46の変位動作が円滑に
行われる。
一方、前記ロッド部材46には爪部材50が取着され、
当該爪部材50の他端側にはロッド部材52が嵌合して
いる。この場合、前記ロッド部材52の端部にも前記ロ
ッド部材46と同様に側板26a、26bの開口部28
a、28bに係合するローラ54a、54bが設けられ
ているため、前記ロッド部材52も開口部28a、28
bに沿って変位することになる。従って、前記爪部材5
0の一端側に屈曲形成される係合部50aがその変位途
上でカセツテ21のスリット76aに臨入して蓋体64
と係合すると共に、前記蓋体64に配設されるロック機
構80のロック部材90を押圧する。この場合、前記爪
部材50の係合部50aの押圧力は前記ロック機構80
の内部に配設されるコイルスプリング88の押圧力に抗
してロック部材90を矢印り方向に変位させ、これによ
って蓋体64が開動可能となる。この状態で前記爪部材
50をさらに矢印B方向に変位させると、当該爪部材5
0に係合する蓋体64が開動するに至る(第4図す参照
)。
次に、シート体搬送機構100が駆動される。
すなわち、第2図に示すように、図示しない吸引装置に
連通ずる吸着盤98が駆動手段(図示せず)により矢印
H方向に駆動されてさらに鉛直方向下方に降下し、シー
トSを吸着保持する。
次いで、シー+−Sと共に、鉛直方向上方および矢印下
方向に移動する。そして、吸引装置を停止することによ
りシートSを落下させ、シートSは第1搬送手段104
へ供給される。
次いで、前記蓄積性蛍光体シートSは第1搬送手段10
4を介して鉛直方向下方に指向して搬送され、第1スタ
ツカ108を構成するシート収容部106内に供給され
る。そこで、前記搬送されてきた蓄積性蛍光体シートS
、あるいは他のシート収容部106に収納されている蓄
積性蛍光体シートSは第2搬送手段110側に送り出さ
れ、当該第2搬送手段110並びに搬送ベルト112.
114を介して読取部116に搬送される。
前記読取部116に至った容積性蛍光体シートSは第3
搬送手段118を構成する搬送ベルト136を介して副
走査方向(矢印E方向)に搬送されると共に、走査手段
120が駆動される。すなわち、レーザ光源122から
導出されるレーザ光124をミラー126で反射させて
ガルバノメータミラー128に到達せしめ、このガルバ
ノメータミラー128の揺動作用下にレーザ光124を
前記シートS上でスキャンさせる。これによって、シー
トSから放出される輝尽発光光を直接、あるいは反射ミ
ラー130で反射させて光ガイド132に入射させ、こ
れをフォトマルチプライヤ134によって電気信号に変
換して、例えば、画像記録装置等に送給する。
このようにして、放射線画像の読み取りを終了した蓄積
性蛍光体シートSは搬送ヘルド13日並びにこれに摺接
する搬送ヘルド140を含む第4搬送手段142および
搬送ヘルド144a、 144bを介してローラ対14
6側に搬送され、さらに前記ローラ対146を通過して
消去部150に至る。前記消去部150では複数個の消
去用光源152が点灯されており、その照射光は蓄積性
蛍光体シートSに残存する放射線画像を消去する。前記
消去部150を通過して残存する放射線画像を消去され
た蓄積性蛍光体シートSは第5搬送手段154を構成す
る搬送ベルト156並びに158を介して鉛直方向上方
に*辺されて後、その搬送方向を水平方向に偏位させて
第68送手段162に至る。前記第6搬送手段162に
よりさらにその搬送方向を180°偏位した蓄積性蛍光
体シートSは第2スタツカ164の所望のシート収容部
166内に収納される。
一方、カセツテ21から蓄積性蛍光体シートSが完全に
取り出された後、シート収容部166に予め収納されて
いる蓄積性蛍光体シートSをローラ対168から第7搬
送手段170に送り出せば、この蓄積性蛍光体シートS
は補助消去部172の消去用光源174を介して二次消
去が行われ、シート体搬送機構100側に送り出される
。次いで、当該シートSは吸着盤98の降下により吸着
保持され当該吸着盤98と共に矢印H方向に搬送されカ
セツテ21内に完全に収納されることになる。
このようにして、カセツテ21内に蓄積性蛍光体シート
Sを収納して後、吸着盤98は当該シートSから離間し
て上昇し且つ矢印1方向に移動する。次に、前記開蓋機
構22の駆動作用下に前記カセツテ21の蓋体64を閉
動させる。すなわち、前記開蓋機構22を構成するモー
タ30を駆動して当該モータ30の回転駆動軸30aを
矢印と反対の方向に回転させる。これによって、前記第
1リンク片40がベルト34、プーリ36を介して矢印
Aと反対の方向に揺動する。従って、前記第11Jシン
ク40に回動可能に係合する第2リンク片42)ロッド
部材46を介して爪部材50が側板26a、26bの開
口部28a、28bに沿って矢印Bと反対方向に変位す
ることになる。この結果、前記蓋体64が閉動する。前
記爪部材50が矢印Bと反対−の方向に所定量変位する
と、前記蓋体64に装着されるロック機構80のロック
部材90がコイルスプリング88の弾発力によって矢印
りと反対の方向に変位し、係止部材78と係合して当該
蓋体64がロックされる。この後、カセツテ21をカセ
ツテ保持部24から取り出し、必要に応じて画像情報が
蓄積された蓄積性蛍光体シートSを収納する新たなカセ
ツテをこのカセツテ保持部24に装填すればよい。
以上のように、本実施態様によれば、読取装置20内に
装填されるカセツテ21の蓋体64を開蓋機構22を構
成する爪部材50により開閉動している。すなわち、前
記開蓋機構22を構成するモータ30を駆動して当該モ
ータ30の回転駆動軸30aを所定方向に回転させ、プ
ーリ32)ベルト34、プーリ36を介して第1リンク
片40を矢印A方向に変位させる。これによって、前記
第1リンク片40に回動自在に係合される第2リンク片
42およびロンド部材46を介して爪部材50を矢印B
方向に変位させ、当該爪部材50の係合部50aにより
蓋体64を開動させるよう構成している。従って、従来
技術のように、吸着盤により前記蓋体64を吸引保持す
ることがない。この結果、真空ポンプ、電磁弁等の真空
機器を配設する必要がなく、簡単な機構でしかも確実に
前記蓋体64を開閉動することが可能である。
次に、本発明に係るカセツテの開蓋機構の他の実施態様
について説明する。
なお、本実施態様において第1の実施態様と同一の参照
符号は同一の構成要素を示すものであり、従って、その
詳細な説明を省略する。
すなわち、前記第1の実施態様においては、開蓋機構2
2を構成する爪部材50が蓋体64に係合する際に、前
記蓋体64に装着されるロック機構80の解除を行って
いるが、本実施態様に係る開蓋機構200においては、
第5図に示すように、前記ロック機構80に対して進退
自在に配設されるロック解除ピン202を設けている。
この場合、前記ロック解除ピン202は図示しないリニ
アアクチュエータの駆動作用下にカセツテ21の開口部
204から当該カセツテ21内に臨入し、前記ロック機
構80のロック部材90を押圧し、その施錠状態を解除
するものである。なお、前記開蓋機構200の爪部材5
0の係合部50aはカセツテ21を構成する蓋体64の
上面部に一体的に形成される屈曲形状を呈するフック部
材206と係合するよう構成されている。
以上のように構成される開蓋機構200では前記カセツ
テ21がカセツテ保持部24に装填された後に図示しな
い駆動源の駆動作用下に前記ロック解除ピン202が矢
印方向に変位し、ロック機構80を構成するロック部材
90を押圧する。この押圧力はコイルスプリング88の
弾発力に抗してロック部材90を矢印り方向に変位させ
る。次いで、前記第1の実施態様と同様にして爪部材5
0を矢印B方向に変位させ、前記蓋体64に形成される
フック部材206に係合させて前記蓋体64の開動を行
うことになる。
この場合、本実施態様によれば、前記第1の実施態様と
同様に真空ポンプ、電磁切換弁等の真空機器を利用する
ことなく、極めて簡単な機構で蓋体64を開閉動するこ
とが可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、画像記録担体を光密に
保持して画像読取装置あるいは画像記録装置等に装填さ
れるカセツテの蓋体を自動的に開閉動する際に、前記蓋
体に係合する爪部材を配設し、前記爪部材は駆動源の駆
動作用下にリンクを介して所定の軌道上を往復動可能に
構成している。従って、従来技術のように吸着盤を使用
することなく、そのための真空ポンプ、電磁切換弁等の
真空機器を設ける必要がない。
この結果、前記蓋体を開閉動する機構が極めて簡略化出
来、当該機構自体の製造コストを相当に低廉化出来ると
いう利点が得られる。しかも、小型化が一層促進される
ために、近接して設けられる他の機構の配置位置を制約
することがなくなるという効果も得られるばかりか、さ
らに、前記蓋体を爪部材により開閉するため、当該蓋体
が脱落するという事故を可及的に防止することが可能と
なる効果も奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係るカセツテの開蓋機構の概略図、 第2図は本発明に係るカセツテの開蓋機構を組み込む放
射線画像情報読取装置の概略説明図、第3図は本発明に
係るカセツテの開蓋機構の一部省略斜視図、 第4図aおよびbは本発明に係るカセツテの開蓋機構の
動作説明図、 第5図は本発明に係るカセツテの開蓋機構の他の実施態
様を示す一部省略断面説明図である。 20・・・読取装置      21・・・カセツテ2
2・・・開蓋機構      30・・・モータ40.
42・・・リンク片    50・・・爪部材64・・
・蓋体        66・・・カセツテ本体80・
・・ロック機構     90・・・ロック部材100
・・・シート体搬送機構 104・・・搬送手段108
・・・スタッカ 110.118・・・搬送手段  120・・・走査手
段142・・・搬送手段     150・・・消去部
154.162・・・搬送手段  164・・・スタッ
カ170・・・搬送手段     172・・・補助消
去部FIG、4a FIG、4b

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像記録担体を光密に保持したカセッテを自動的
    に開蓋するための機構であって、駆動源と、当該駆動源
    の駆動作用下にリンクを介して所定方向に変位するロッ
    ド部材と、当該ロッド部材に一体的またはこのロッド部
    材に係合し且つ当該ロッド部材に伴って所定方向に変位
    する爪部材とからなり、前記爪部材はリンクの作用下に
    カセッテの蓋体と係合して開閉動するよう構成すること
    を特徴とするカセッテの開蓋機構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の機構において、爪部
    材は実質的に端部が屈曲し当該屈曲部位がカセッテの蓋
    体に係合してなるカセッテの開蓋機構。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構に
    おいて、爪部材はカセッテの蓋体に係合する際、当該蓋
    体に設けられるロック機構のロック状態を解除するよう
    構成してなるカセッテの開蓋機構。
  4. (4)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構に
    おいて、当該開蓋機構にロック解除ピンを設け、前記ロ
    ック解除ピンを駆動してカセッテの蓋体に設けられる、
    ロック機構のロック状態を解除した後に、前記蓋体を開
    動するよう構成してなるカセッテの開蓋機構。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載の機構において、ロッ
    ク解除ピンはリニアアクチュエータの駆動作用下にカセ
    ッテに対して進退動自在に構成されてなるカセッテの開
    蓋機構。
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