JPS6325886Y2 - - Google Patents

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JPS6325886Y2
JPS6325886Y2 JP11731382U JP11731382U JPS6325886Y2 JP S6325886 Y2 JPS6325886 Y2 JP S6325886Y2 JP 11731382 U JP11731382 U JP 11731382U JP 11731382 U JP11731382 U JP 11731382U JP S6325886 Y2 JPS6325886 Y2 JP S6325886Y2
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JP
Japan
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generator
exhaust port
air
soundproof
cooling air
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JP11731382U
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JPS5923268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、防音形エンジン発電機の内部通風式
発電機の冷却装置に関する。
<従来技術> 本考案は、その基本構造として、防音ケ−ス2
内に防音室3を形成し、防音室3の前部3aに冷
却風出口15を、後部3bの上半部分に冷却風入
口13を設け、冷却風出口15にラジエ−タ4を
取付けて防音室3内に前部3aから後方に順に、
ラジエ−タ4、ラジエ−タフアン11、水冷式の
エンジン5及び発電機6を配置し、発電機6をフ
アン19内装の内部通風式で構成し、ラジエ−タ
フアン11の送風力で冷却風を冷却風入口13か
ら吸込み、防音室3内をその後部3bから前部3
aに向つて流れる途中で発電機6及びエンジン5
を冷却し、ラジエ−タ4から冷却風出口15外に
排出するように構成した防音形エンジン発電機の
発電機冷却装置に関する。
従来、内部通風式発電機6では、発電機6内で
発生した騒音が発電機6の排風口、排風路14を
介して排風路14先端の大気排風口22から大気
中に多量に漏洩するという欠点があり、この騒音
を低下させるために、大気排風口22を防音ケ−
ス2の下側で地面に近い箇所に開口することによ
り、大気排風口22から出る騒音を防音ケ−ス2
の下面と地面とで吸収させることを考えた。
しかし、この場合には、次の欠点がある。
即ち、大気排風口22が地面に近いため、土木
工事現場等で、大気排風口22が泥土の付着等で
塞がれてしまい、発電機6が通風冷却できなくな
つて過熱焼損する事故が生ずる。
そこで、この焼損事故を無くすために、大気排
風口22を地面から高い位置に開口することが考
えられるが、これでは騒音を低下させることがで
きない。
本考案は、発電機の防音性能を高く維持しなが
らも、発電機の過熱焼損事故を無くすことを目的
とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記目的を達成するために、例えば
第1図及び第2図に示すように構成したものであ
る。
即ち、防音ケ−ス2の下側で地面に近い箇所に
大気排風口22を開口し、発電機6のケ−シング
6aの前部に主排風口20と補助排風口21を、
後部に吸風口30を開口し、補助排風口21は主
排風口20よりも開口面積を小さく設定し、主排
風口20を排風路14を介して大気排風口22に
連通するとともに、補助排風口21を排風路14
から外れた位置で防音室3に臨ませたものであ
る。
<作用> 次に、その作用を説明する。
発電機6内を通風冷却した排風は、主に開口面
積の大きな主排風口20から排風路14を介して
大気排風口22外に排出される。そして、大気排
風口22から出る騒音は防音ケ−ス2の下面と地
面とで吸収されて低減される。
また、土木工事現場等で、大気排風口22が泥
土の付着等で閉塞して主排風口20から排風でき
なくなつても、発電機6内の冷却排風は補助排風
口21から排風されて防音室3に放出される。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は、防音型エンジン作業機であるエンジ
ン発電機の縦断側面図を示し、このエンジン発電
機1は防音ケ−ス2の防音室3にラジエ−タ4、
エンジン5及びこれで駆動される発電機6を前部
3aから順に配置してあり、エンジン5及び発電
機6の上方の仕切板7と防音ケ−ス2の上壁2a
との間には区画壁8を隔ててマフラ9と燃料タン
ク10とが設けてある。
そして、これら各機器5,6,9,10は、エ
ンジン5で駆動されるラジエ−タフアン11の送
風力で防音ケ−ス2内に形成される冷却風路W内
の冷却風で冷却されるようになつている。
即ち、ラジエ−タフアン11が回転すると、そ
の送風力で、防音ケ−ス2の側壁2bの上部に明
けた冷却風取入窓12から冷却風を取入れ、燃料
タンク10の側方を通り、防音室3の後部3b上
方に設けた冷却風取入口13から防音室3に入
る。
防音室3に入つた冷却風はエンジン5の側方を
通つてラジエ−タ4から冷却風出口15外に放出
されるものと、発電機6の内部を通過した後、底
部2cに設けたダクト(排風路)14を通じて後
述の大気排風口22から外部に放出されるものと
の二手に分かれる。
エンジン5の側方を通つてラジエ−タ4に吸気
される冷却風の一部は、エンジン5の下方のオイ
ルパン5aを冷却した後、エンジン5の前方下部
からラジエ−タフアン11に吸引されるようにな
つている。
ラジエ−タフアン11でラジエ−タ4を通風冷
却した冷却排風は、冷却風出口15から排風室1
6に入り、その上方の分風板17で直接排風窓1
8aから排風されるものとマフラ9を冷却した
後、排風窓18bから外部へ放出されるものとに
分かれて外部に排風される。
一方、発電機6の内部を通風冷却する冷却風は
第2図に示すように発電機6の内部のフアン19
で、冷却風を後部の吸風口30から吸い込み、そ
の大部分は、フアン19の下方の発電機6のケ−
シング6aに開口した主排風口20から放出さ
れ、残りの一部はケ−シング6aの両側方で主排
風口20よりも開口面積を小さくして防音室3に
開口させた補助排風口21から放出される。
主排風口20から放出された冷却排風は防音ケ
−ス2の底壁2cに設けたダクト14で大気排風
口22から外部へ放出される。
補助排風口21はダクト14から外れた位置に
開口しており、主として上記の大気排風口22が
泥や砂で塞がれた時に働くもので次にその作用を
説明する。
即ち、主排風口20が連通する大気排風口22
はここから洩れ出た騒音を地面Gに吸収させて防
音性能を向上させるために防音ケ−ス2の底部で
地面G及び車輪Hの近傍に開口しており、車輪H
や地面Gからの泥や砂で大気排風口22が塞がれ
主排風口20から排風できなくなると、発電機6
のフアン19で吸い込まれた冷却風は左右の補助
排風口21から防音室内へ放出される。
防音室3へ放出された補助排風口21からの冷
却排風は、冷却風取入口13からラジレ−タ4に
直接向う冷却風と合流し、ラジエ−タ4、冷却風
出口15を通つて、排風室16から前述のように
して外気へ排風される。
また、防音室3の冷却風路Wに臨む発電機の上
方にはエアクリ−ナ23が設けてある。
このエアクリ−ナ23は、組付の作業能率を向
上させるため、板金製のブラケツト24に予めエ
アクリ−ナ23と燃料フイルタ25を取付け、こ
のブラケツト24を発電機6のケ−シング6aか
ら突出形成したボス26にビス27で固着したも
のである。
<効果> 本考案は、上記のように構成され、作用するこ
とから次の効果を奏する。
発電機内を通風冷却した排風は、主に大気排風
口から大気中に排出されるので、防音室内のエン
ジン等の機器の過熱を防ぐことができる。
しかも、大気排風口から大気中に排出された発
電機の騒音は、防音ケ−スの底面と地面とで吸収
されて低減する。
そのうえ、土木工事現場などで、大気排風口が
泥土の付着等で閉塞した場合でも、発電機内の冷
却排風は補助排風口から防音室内に逃されるた
め、発電機内の通風冷却が確保され、発電機の過
熱焼損事故を無くすことができる。
そして、そのための構造は、発電機のケ−シン
グに補助排風口を防音室に向けて開口させるだけ
の簡単な構造で済み、安価に容易に実施できるう
え、既存のものにも簡単に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は防音形
エンジン発電機の縦断側面図、第2図は第1図の
−線断面図である。 2……防音ケ−ス、3……防音室、4……ラジ
エ−タ、5……エンジン、6……発電機、6a…
…6のケ−シング、11……ラジエ−タフアン、
13……冷却風入口、14……排風路(ダクト)、
15……冷却風出口、19……6のフアン、20
……主排風口、21……補助排風口、22……大
気排風口、30……6の吸風口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防音ケ−ス2内に防音室3を形成し、 防音室3の前部3aに冷却風出口15を、後部
    3bの上半部分に冷却風入口13を設け、 冷却風出口15にラジエ−タ4を取付けて防音
    室3内に前部3aから後方に順に、ラジエ−タ
    4、ラジエ−タフアン11、水冷式のエンジン5
    及び発電機6を配置し、 発電機6をフアン19内装の内部通風式で構成
    し、 ラジエ−タフアン11の送風力で冷却風を冷却
    風入口13から吸込み、防音室3内をその後部3
    bから前部3aに向つて流れる途中で発電機6及
    びエンジン5を冷却し、ラジエ−タ4から冷却風
    出口15外に排出するように構成した防音形エン
    ジン発電機の発電機冷却装置において、 防音ケ−ス2の下側で地面に近い箇所に大気排
    風口22を開口し、 発電機6のケ−シング6aの前部に主排風口2
    0と補助排風口21を、後部に吸風口30を開口
    し、 補助排風口21は主排風口20よりも開口面積
    を小さく設定し、 主排風口20を排風路14を介して大気排風口
    22に連通するとともに、補助排風口21を排風
    路14から外れた位置で防音室3に臨ませた事を
    特徴とする防音形エンジン発電機の発電機冷却装
    置。
JP11731382U 1982-07-30 1982-07-30 防音形エンジン発電機の発電機冷却装置 Granted JPS5923268U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11731382U JPS5923268U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 防音形エンジン発電機の発電機冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11731382U JPS5923268U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 防音形エンジン発電機の発電機冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS5923268U JPS5923268U (ja) 1984-02-13
JPS6325886Y2 true JPS6325886Y2 (ja) 1988-07-14

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ID=30270101

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11731382U Granted JPS5923268U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 防音形エンジン発電機の発電機冷却装置

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JPS5923268U (ja) 1984-02-13

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