JPS6325815Y2 - - Google Patents

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JPS6325815Y2
JPS6325815Y2 JP15179282U JP15179282U JPS6325815Y2 JP S6325815 Y2 JPS6325815 Y2 JP S6325815Y2 JP 15179282 U JP15179282 U JP 15179282U JP 15179282 U JP15179282 U JP 15179282U JP S6325815 Y2 JPS6325815 Y2 JP S6325815Y2
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JP
Japan
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hole
mounting part
outer periphery
flange
mounting
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JP15179282U
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JPS5957080U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスピーカボツクスのネツト板取付装置
に関し、スピーカボツクス側に取付けられる部品
の取付作業がスピーカボツクスの前面板の板厚の
ばらつきにかかわりなく、きわめて容易に行なえ
しかも部品の共用化が図れるようにしたものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来より、スピーカボツクスの前面にネツト板
を着脱自在に取付ける場合には、第1図に示すよ
うにスピーカボツクスの前面板1に座ぐり1aを
設け、ここにゴム、樹脂等で有底円筒状に形成さ
れた取付部品2を埋め込み、この部品2の底面に
金属製の座金3を介して木ねじ4を締め付けるよ
うにしていた。なお2aは部品2の開口部内周に
設けられた突部であり、ネツト板5に設けられた
ピン6の凹部6aを上記突部2aに係合すること
により、ネツト板5をスピーカボツクスの前面板
1に着脱自在に取付けるようにしている。
一般にこのようなネツト板取付装置において
は、一枚のネツト板を数カ所(通常4カ所)で固
定する必要がある。ところが第1図のようにする
と、一枚の前面板1に数個の座ぐり1aを設ける
必要があり、これらの座ぐり1aの深さを一定に
しておかないと、木ねじ4を締めつけたときの部
品2の変形のし方が異なるためネツト板の着脱が
困難になるという問題がある。また部品2の変形
を極力抑え、木ねじ4の抜けを防止するために、
部品2の内部に座金3を設け、ドライバー等を部
品2の内部に差し込んで木ねじ4を締めつけなけ
ればならないから、部品点数も作業工数も多くな
り、量産上好ましくないという問題点があつた。
この問題を解決するために、実願昭55−100851
号により第2図のような取付装置が提案された。
これは取付部品7の両端に鍔7aおよび7bを設
け、前面板8に貫通孔8aを設け、この貫通孔8
aに取付部品7を圧入することにより鍔7aおよ
び7bを上記貫通孔8aの両端に隙間なく当接す
るようにしたものである。このようにすれば、十
分な密閉度が保て、作業性も良好になる。
ところが、この構成では、前面板8の板厚t1
一定の公差内に保たなければ取付部品7をぴつた
りと取付けることができず、上記板厚t1が違う製
品の場合、あるいは同じ製品であつても板厚t1
ばらついた場合には裏側から削るなどして板厚を
調整するか、もしくは新たに寸法の異なる別の取
付部品を作らなければならず汎用性に欠ける欠点
があつた。
考案の目的 本考案はこのような従来の問題を解決し、スピ
ーカボツクスの前面板の板厚の違いあるいはばら
つきにかかわらず、共通の部品を取付けることが
でき、かつ密閉度も十分に保てるようにしたスピ
カボツクスのネツト板取付装置を提供するもので
ある。
考案の構成 本考案はゴム、樹脂等の弾性材料で有底円筒状
に形成した取付部品の底部近傍に、スピーカボツ
クスの前面板に設けた貫通孔または有底孔の径よ
り大きい鍔を設けるとともに、この鍔の近傍に薄
肉部を設け、取付部品を孔に圧入したとき上記薄
肉部を変形させることによつて上記鍔を上記孔の
側壁または上記孔の端部周辺に隙間なく当接する
ようにしたものである。
実施例の説明 第3図は本考案の一実施例に使用する取付部品
9を示すものであり、ゴム、樹脂等の弾性材料で
有底円筒状に形成され、開口部付近の内周には、
第1図に示したネツト板5のピン6に設けた凹部
6aに係合する突部9aが設けられ、底部外周と
開口部外周にはそれぞれ鍔9b,9cが一体に形
成されている。そして鍔9bの周辺にはテーパが
形成され、さらに上記鍔9bの近傍には薄肉部9
aが形成されている。
一方、第4図に示すようにスピーカボツクスの
前面板10には、第3図に示すように所定の位置
に貫通孔10aが設けられており、上記貫通孔1
0aに上記取付部品9を治具にて圧入して取付け
る。このとき取付部品9の底部に設けた鍔9bの
周辺がテーパ形状になつているため容易に圧入で
き、さらに薄肉部9dの変形により圧入が一層容
易になる。そして、鍔9cが前面板10の前面に
おける貫通孔10aの周辺に当接した状態からさ
らにわずか深めに取付部品9の底部を治具で圧入
すれば、鍔9bおよび9cはその弾性により密閉
度を完全に保つことになり、しかも、鍔9bは抜
け方向には逆テーパ状になるため不用意に脱落す
ることはない。
なお、第4図では前面板10に貫通孔10aを
設け、ここに前面板10の板厚t2より短かい取付
部品9を圧入し、その鍔9bを貫通孔10aの内
壁に当接する場合を示したが、取付部品9の鍔9
b,9c間の長さが前面板10の板厚t2と同じで
あれば、第2図に示した場合と同様に鍔9bが貫
通孔10aの他端の周辺に当接する。また、鍔9
b,9c間の長さと同じ板厚の前面板10に貫通
孔10aを設けた場合において、前面板10の板
厚t2がわずかにばらついたときには、取付部品9
の鍔9bが第4図の状態か第2図の状態かのいず
れかになり、板厚t2のばらつきにかかわらず、い
ずれの場合にも密閉度を保つことができる。さら
に前面板10に取付部品9の長さより深い有底孔
を設けた場合にも、第4図と同じ状態で取付部品
9をしつかりと取付けることができ、したがつて
異なる機種に対して共通の取付部品9を使用する
ことができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、従来のように座
ぐりの深さに精度を要したり、部品の内部に座金
を設けたり、あるいは1本1本木ねじを締めつけ
る必要がなく、単に取付部品を治具にて圧入する
だけで取付けが完了するから量産化する上でも、
コストの低減を図る上でもきわめて有利である。
しかも、貫通孔を設けた前面板の板厚が極端に
ばらついた場合、あるいは板厚が全く違う製品の
場合でも、後加工をすることなく、共通の取付部
品をそのまま取付けることができるので、加工上
極めて有利である。さらに、板厚が極端に厚い場
合や板の木口方向に取付部品を取付ける場合に
は、取付部品の長さより深めの有底孔を設けさえ
すれば、この有底孔に対しても共通の取付部品を
取付けることができる。したがつて、設計上の用
途が広く、汎用性があり、金型代が安く、部品の
管理も容易となるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の分解断面図、第2図は他の従
来例の断面図、第3図は本考案の一実施例に用い
る取付部品の断面図、第4図は上記取付部品の取
付状態を示す断面図である。 9……取付部品、9a……突部、9b,9c…
…鍔、9d……薄肉部、10……前面板、10a
……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム・樹脂等の弾性材料でほぼ有底筒状に形成
    され、かつ開口部付近の内周に、ネツト板に設け
    たピンに係合する突部を有し、開口部外周および
    底部外周に鍔を有し、その底部外周の鍔の近傍に
    形成した薄肉部を有する取付部品を備え、上記取
    付部品をスピーカボツクスの前面板に設けた貫通
    孔もしくは有底孔のいずれかからなる孔に圧入
    し、上記取付部品の開口部外周の鍔を上記孔の一
    端部周辺に、また上記取付部品の底部外周の鍔を
    上記孔の側壁に、それぞれ隙間なく当接するよう
    にしたスピーカボツクスのネツト板取付装置。
JP15179282U 1982-10-06 1982-10-06 スピ−カボツクスのネツト板取付装置 Granted JPS5957080U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15179282U JPS5957080U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 スピ−カボツクスのネツト板取付装置

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JP15179282U JPS5957080U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 スピ−カボツクスのネツト板取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5957080U JPS5957080U (ja) 1984-04-13
JPS6325815Y2 true JPS6325815Y2 (ja) 1988-07-13

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JP15179282U Granted JPS5957080U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 スピ−カボツクスのネツト板取付装置

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JPS5957080U (ja) 1984-04-13

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