JPH0529168Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529168Y2 JPH0529168Y2 JP1985148127U JP14812785U JPH0529168Y2 JP H0529168 Y2 JPH0529168 Y2 JP H0529168Y2 JP 1985148127 U JP1985148127 U JP 1985148127U JP 14812785 U JP14812785 U JP 14812785U JP H0529168 Y2 JPH0529168 Y2 JP H0529168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- boss
- diameter part
- screw
- small diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 25
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
自動車の樹脂製バンパ等の補強。
従来の技術
自動車の樹脂製パンバ等の、それ自身では充分
な強度、剛性が無く、形状保持ができない大型樹
脂部品では、第３図に示すように部品の裏面に板
金製等の補強材を取付けている。補強材の取付け
方法としては、例えば下記（１），（２）の方式が
ある。
な強度、剛性が無く、形状保持ができない大型樹
脂部品では、第３図に示すように部品の裏面に板
金製等の補強材を取付けている。補強材の取付け
方法としては、例えば下記（１），（２）の方式が
ある。
(1) 第４図に示すように、樹脂部品０１にボス０
２を設け、該ボス０２に補強材０３をスクリユ
０４で固定する。
２を設け、該ボス０２に補強材０３をスクリユ
０４で固定する。
(2) 第５図に示すように、樹脂部品０５に薄板状
突起０６を設け、前記突起０６に対応するスリ
ツトを具えた補強材０７を第６図に示すような
クリツプ０８で固定する。
突起０６を設け、前記突起０６に対応するスリ
ツトを具えた補強材０７を第６図に示すような
クリツプ０８で固定する。
考案が解決しようとする問題点
バンパ等の樹脂部品と板金製補強材には熱膨張
係数に可成りの差異がある。従つて前記従来技術
(1)のように、樹脂部品０１と補強材０３をスクリ
ユ０４で固定すると、高温雰囲気下で樹脂部品０
１が変形する。前記従来技術(2)によると、樹脂部
品０５と補強材０７は強固に固定されずスライド
可能である。しかし、補強材の保持、クリツプの
コスト、作業性等に問題がある。
係数に可成りの差異がある。従つて前記従来技術
(1)のように、樹脂部品０１と補強材０３をスクリ
ユ０４で固定すると、高温雰囲気下で樹脂部品０
１が変形する。前記従来技術(2)によると、樹脂部
品０５と補強材０７は強固に固定されずスライド
可能である。しかし、補強材の保持、クリツプの
コスト、作業性等に問題がある。
問題点を解決するための手段
樹脂部品に一体に形成され大径部と小径部とか
らなりスクリユ取付穴を具えたボスを設け、板金
製補強材に前記大径部より小さく小径部より若干
大きい穴を設け、前記小径部の高さを前記補強材
の厚さより若干大きくし、前記ボスの小径部に前
記補強材の穴を嵌込み、更にスクリユを前記取付
穴に螺着し、前記補強材を前記ボスの大径部とス
クリユの頭部との間に形成された隙間内に移動可
能に保持する。
らなりスクリユ取付穴を具えたボスを設け、板金
製補強材に前記大径部より小さく小径部より若干
大きい穴を設け、前記小径部の高さを前記補強材
の厚さより若干大きくし、前記ボスの小径部に前
記補強材の穴を嵌込み、更にスクリユを前記取付
穴に螺着し、前記補強材を前記ボスの大径部とス
クリユの頭部との間に形成された隙間内に移動可
能に保持する。
作 用
スクリユはボス小径部に強固に締付けられる
が、ボス小径部の高さが補強材の板厚より大きい
ため、補強材はボスに対して固定されず、スライ
ド可能である。
が、ボス小径部の高さが補強材の板厚より大きい
ため、補強材はボスに対して固定されず、スライ
ド可能である。
実施例
第１図、第２図において、１は樹脂部品、２は
樹脂部品１に設けられたボスの大径部、３はボス
大径部２に続いて形成されたボス小径部、４はボ
ス小径部３及びボス大径部２の中央に設けられた
スクリユ取付穴、５は板金等で作られた補強材、
６は補強材５の穴、７は締付用のスクリユであ
る。
樹脂部品１に設けられたボスの大径部、３はボス
大径部２に続いて形成されたボス小径部、４はボ
ス小径部３及びボス大径部２の中央に設けられた
スクリユ取付穴、５は板金等で作られた補強材、
６は補強材５の穴、７は締付用のスクリユであ
る。
このような構造において、補強材５の穴６はボ
ス大径部２より小さくボス小径部３より若干大き
く、ボス小径部３の高さは補強材５の板厚より若
干大きい。従つて、スクリユ７を締付けた際に、
補強材５の孔６とボス大径部２、ボス小径部３、
スクリユ７との間には、第１図に示すように間隙
を生じ、補強材５は樹脂部品１に対し間隙分だけ
移動可能である。
ス大径部２より小さくボス小径部３より若干大き
く、ボス小径部３の高さは補強材５の板厚より若
干大きい。従つて、スクリユ７を締付けた際に、
補強材５の孔６とボス大径部２、ボス小径部３、
スクリユ７との間には、第１図に示すように間隙
を生じ、補強材５は樹脂部品１に対し間隙分だけ
移動可能である。
考案の効果
(1) 樹脂部品に補強材をスクリユで装着するの
で、取付けが確実で、且つ補強材取付けに要す
る費用を低減できる。
で、取付けが確実で、且つ補強材取付けに要す
る費用を低減できる。
(2) 補強材が樹脂部品に相対的に移動可能に取付
けられるので、可成りの温度変化を生じても樹
脂部品に変形を生じない。
けられるので、可成りの温度変化を生じても樹
脂部品に変形を生じない。
第１図は本考案大型樹脂部品の補強材取付け構
造の実施例における断面図で、第３図のＡ−Ａ断
面に該当する。第２図は第１図の分解図、第３図
はバンパーフエイスの斜視図でる。第４図、第５
図は従来構造の断面図であり、第３図のＡ−Ａ断
面に該当する。第６図は第５図のクリツプの斜視
図である。 １……樹脂部品、２……ボス大径部、３……ボ
ス小径部、４……スクリユ取付穴、５……補強
材、６……補強材の穴、７……スクリユ。
造の実施例における断面図で、第３図のＡ−Ａ断
面に該当する。第２図は第１図の分解図、第３図
はバンパーフエイスの斜視図でる。第４図、第５
図は従来構造の断面図であり、第３図のＡ−Ａ断
面に該当する。第６図は第５図のクリツプの斜視
図である。 １……樹脂部品、２……ボス大径部、３……ボ
ス小径部、４……スクリユ取付穴、５……補強
材、６……補強材の穴、７……スクリユ。
Claims (1)
- 樹脂部品に一体に形成され大径部と小径部とか
らなりスクリユ取付穴を具えたボスを設け、板金
製補強材に前記大径部より小さく小径部より若干
大きい穴を設け、前記小径部の高さを前記補強材
の厚さより若干大きくし、前記ボスの小径部に前
記補強材の穴を嵌込み、更にスクリユを前記取付
穴に螺着し、前記補強材を前記ボスの大径部とス
クリユの頭部との間に形成された隙間内に移動可
能に保持するようにしたことを特徴とする大型樹
脂部品の補強材取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985148127U JPH0529168Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985148127U JPH0529168Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256353U JPS6256353U (ja) | 1987-04-08 |
| JPH0529168Y2 true JPH0529168Y2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=31062114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985148127U Expired - Lifetime JPH0529168Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001330275A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の室外機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917715U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-02-03 | 齋藤 進 | 釣り用服 |
| JPS60256B2 (ja) * | 1977-05-31 | 1985-01-07 | アイシン精機株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60256U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用樹脂製バンパの取付け構造 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985148127U patent/JPH0529168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60256B2 (ja) * | 1977-05-31 | 1985-01-07 | アイシン精機株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
| JPS5917715U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-02-03 | 齋藤 進 | 釣り用服 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256353U (ja) | 1987-04-08 |
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