JPS63254456A - 複写条件制御方法 - Google Patents

複写条件制御方法

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Publication number
JPS63254456A
JPS63254456A JP9050487A JP9050487A JPS63254456A JP S63254456 A JPS63254456 A JP S63254456A JP 9050487 A JP9050487 A JP 9050487A JP 9050487 A JP9050487 A JP 9050487A JP S63254456 A JPS63254456 A JP S63254456A
Authority
JP
Japan
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temperature
stocker
negative
color
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP9050487A
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English (en)
Inventor
Masashi Horiguchi
堀口 昌史
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63254456A publication Critical patent/JPS63254456A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、拡散転写感光材料を用いた複写機に利用され
る複写条件制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
拡散転写感光材料を使用した複写機は、例えば特開昭5
9−204042号公報に記載されているように、シー
ト状に切断したネガ部材にスリット露光を与え、これに
ポジ部材を重ねてからストッカに入れ、ここで所定の現
像時間だけストックし、その後ポジ部材を剥離して水洗
槽、乾燥室を順次通すようにしたものが知られている。
また、カメラ式の複写機としては、例えば特開昭61−
138935号公報に記載されているように、シート状
に切断したネガ部材を露光してから、先端部に現像ボン
ドを取り付けたポジ部材に重ね、これらの2枚のシート
を一対の展開ローラの間を通して、現像ボンドに封入さ
れた現像液を2枚のシートの間に展開し、この展開済み
シートをストー/力に入れて保存し、所定の現像時間が
経過した時に、ストッカから排出するようにしたものが
知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
拡散転写感光材料は、現像温度と現像時間とによって現
像の進み具合が変化するため、感光材料の種類に応じて
最良の画質を得ることが可能な標準現像温度と標準現像
時間とが決められている。
そこで、従来の複写機では、ストッカにヒータを設けて
温度制御を行っているが、季節にってストッカの温度が
大きく変化するため、ストッカの温度制御だけでは、一
定の現像処理を行うことが困難であった。
また、ポジ部材は、複写機に差し込んだカセット内に収
納されているため、はぼ外気と同じ温度になっており、
ストシカに入ってから所定の現像温度に上昇される。こ
の温度上昇の仕方によっても、現像処理が変化すること
になる。
〔発明の目的〕
本発明は、ストッカの温度変化に応して複写条件を変更
して、画質が良好な複写を行うことができるようにした
複写条件制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
本発明のもう1つの目的は、ストッカの温度の他に外気
の温度に応じて複写条件を変更して、画質が良好な複写
を行うことができるようにした複写条件制御方法を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、現像液を介して
密着されたネガ部材とポジ部材とが放置されるストッカ
の温度を検出し、この温度に応じて色フィルタの挿入量
を調節し、ネガ部材の露光時の色補正を行うとともに、
密着されたネガ部材とポジ部材のストッカからの取出し
時間(現像時間)を変更するようにしたものである。
別の発明は、現像液を介して密着されたネガ部材とポジ
部材とが放置されるストッカの温度と、材料の保管温度
とを検出し、これらの温度の組合せから、色フィルタの
挿入量を調節して露光時の色補正を行うとともに、密着
されたネガ部材とポジ部材の取出し時間を設定するよう
にしたものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図は本発明を実施する銀塩写真式カラー複写機を示
すものである。装置本体10の上部には、透明な原稿載
置面11が設けられており、これにカラー原稿12が原
稿面を下にした状態で載置され、下面が白色をした原稿
押さえ板13で押さえ付けられる。
光源ユニット14は、光源15.リフレクタ16、ミラ
ー17を内蔵しており、モータ18により原稿載置面1
1と平行に往復動して、カラー原稿12をスリット照明
する。ミラーユニット19は、紙面と垂直な方向に延び
た2枚のミラー20゜21を保持しており、光源ユニッ
ト14からの光を平行に折り返す。また、このミラーユ
ニット19は、ワイヤー(図示せず)を介してモータ1
8で駆動され、光源ユニット14の半分の速度で移動し
て°、物点距離を一定に保つようにする。
レンズユニット22は、前群23と後群24とを備え、
その間に第1フィルタ板25.固定絞り板26.第2フ
ィルタ板27が順番に配置され、また後群24の背後に
は、一対の絞り板28.29と、第3フイルタ板30と
が配置されている。
この絞り板28.29は可変絞りを構成しており、互い
に反対方向に移動して光量を調節する。
前記レンズユニット22を通った光は、ミラー32.3
3で折り返されてから、ミラーシャッタ34に達する。
このミラーシャッタ34は、ソレノイド35が通電され
た時に、軸36を支点にして回動して光路から退避し、
カラー原稿12の反射光を測定手段37に導く。
マガジン40は、拡散転写式感光材料のネガ部材41を
ロール状に巻いた状態で収納しており、一対の引出しロ
ーラ42でニップされて引き出される。この引出しロー
ラ対42は、その一方のローラが上下方向に僅か脈動し
ながら回転することにより、ネガ部材41の蛇行を修正
することができるようになっている。
前記引出しローラ対42で引き出されたネガ部材41は
、チャンネル状をしたガイド部材43で両端が案内され
て移送される。このガイド部材43は、傾斜した状態で
配置されており、その先端が搬送ローラ対44と段違い
になるように配置されている。この搬送ローラ対44は
、幅広のドラム状をしており、圧力力ブリを防止するた
めに、ネガ部材41を軽くニップしている。また、搬送
ローラ対44と対向するように、一対の搬送ローラ対4
5が配置され、これらの間に水平な露光位置が形成され
る。この露光位置に露光ステージ46が配置され、カラ
ー複写時にはミラーシャッタ34からのスリット光が入
射する。
前記ネガ部材41が一定長引き出されると、カッター5
0で後端が切断される。この切断されたネガ部材41は
、2組の搬送ローラ対44.45により案内路48に沿
ってさらに搬送され、その後端が搬送ローラ対44を通
過した時にネガ部材41の搬送が停止する。
カラー複写時には、2組の搬送ローラ対44゜45が光
源ユニット14に同期して逆転し、ネガ部材41に後端
側からスリット露光を与えながら、転回ローラ53に向
けて搬送する。この搬送ローラ対44と転回ローラ53
との間には、チャンネル状をしたガイド部材54が、搬
送ローラ対44と整合した状態で水平に配置されている
。他方、前記ガイド部材43は、段違いとなるように配
置されているため、露光済みネガ部材41がガイド部材
43と54の間に入り込み、ガイド部材54に沿って水
平に戻される。
前記転回ローラ53の外周を囲むようにガイド部材55
が配置され、またローラ56が接触した状態で配置され
ている。露光済みネガ部材41は、転回ローラ53で反
転移送されてから、ガイド部材57に沿って移動し、そ
の先端が第1ストツパー58に当たった位置で停止され
る。この第1ストッパー58は、ネガ部材41の位置決
め後に、ソレノイド59によってガイド部材57よりも
下がった位置に退避する。
ポジ部材60は、現像液を収容した現像ボッド61と、
これから流れ出た現像液を案内する袋状をしたファンネ
ル62とが先端部に取り付けられている。このポジ部材
60は、複数枚が重なった状態でカセット63に収納さ
れている。押出しローラ64は、カセット63の装着時
にその中に入り込み、−容土にあるポジ部材60を送り
出して、ローラ対65にくわえさせた状態にする。セン
サー(図示せず)がこの状態を検出すると、ポジ部材6
0の送出しが停止し、その後ネガ部材41の引出しが開
始される。
前記露光済みネガ部材41が第1ストツパー58で位置
決めされた後は、押出しローラ64.ローラ65が回転
して、ポジ部材60の先端部をネガ部材41の下側に挿
入して、ソレノイド69に連結した第2ストツパー68
に当たる位置まで移送する。なお、押出しローラ64は
、現像ボッド61を押し潰さないようにするために、ポ
ジ部材60の両端付近を挟むように配置されている。ロ
ーラ65は現像ボッド61を押し潰さず、また内部遮光
を兼用するために、スポンジローラで作られており、軽
いニップ圧をペアローラの間に持っている。ネガ部材4
1及びポジ部材60は、既に市販されているビールアパ
ートタイプのインスタントカラーフィルムとほぼ同じ層
構造をしたものが用いられる。
前記ポジ部材60が第2ストツパー68で位置決°めさ
れると、ソレノイド70が作動して、レバー71の先端
に設けたシーラフ2を下降し、ネガ部材41の先端をポ
ジ部材60に接合する。この接合は、展開処理時にネガ
部材41とポジ部材60の位置ずれを防止し、それによ
り複写画像のボケ等や複写位置のズレが発生しないよう
にするためのものである。この接合を確実にするために
、ファンネル62の上にホットメルト(接着剤)が塗布
されている。
ネガ部材41とポジ部材60は、接合後に一対の展開ロ
ーラ75.76の間を通され、この際に現像ボッド61
が裂開され、流れ出た現像液がネガ部材41とポジ部材
60との間に均一な厚みに展開される。この現像液が展
開された2枚のシートは、ス)7カ78に送られて現像
処理が終了するまで保管される。このストッカ78は、
ヒータ79を内蔵させた台80と、通路81が形成され
た恒温板82と、現像処理温度を検出するための現像温
度センサー83とから構成されている。ドア84を開く
と、ドア84に連動したレバー85により、恒温板82
の先端部が装置本体10から引き出される。
前記ポジ部材60は、ストッカ78で現像処理される際
に、材料保管温度すなわち複写機本体10の周囲の温度
(外気温度)から徐々に上昇するが、この上昇の仕方は
外気温度とストッカ78内の温度によって異なる。そこ
で、外気温度を検出するために、カセット63に近接し
た位置に、外気温度センサー86が設けられている。
第2図はフィルタ板の構成を示すものである。
第1フイルタ板25は、透明ガラス板25aの中央を残
してその両側に、マゼンタフィルタ膜25bとイエロー
フィルタ膜25cとが例えば蒸着で形成されている。ま
た、第2フイルタ板27も、透明ガラス板27aの中央
を残してその両側に、マゼンタフィルタ膜27bとシア
ンフィルタ膜27cとが形成されている。これらの第1
フィルタ板25.第2フイルタ板27は、レンズの瞳位
置近接した位置に配置されているため、スリット光が部
分的に色づくことはない。固定絞り板26は、その中央
に開口26aが形成されている。
一般的な印刷原稿では、インクのグリーン成分は、その
ピークがほぼ570nmであり、写真原稿では色素のグ
リーン成分のピークがほぼ535nmにある。使用する
ネガ部材のグリーン成分の感度ピークが例えば56.0
nmにある場合は、グリーン反射形バンドパスフィルタ
を使用し、グリーン成分の長波長側をカットして、実質
的にカラー5光材料の感度ピークを540 nmにずら
すことで、印刷原稿と写真原稿のコビイ仕上がりを同じ
にすることができる。なお、グリーン感度のピークが短
波長側例えば540 nmにあるネガ部材を使用する場
合には、グリーン反射形バンドパスフィルタは不要であ
る。また、色温度変換フィルタとしては、LBフィルタ
が用いられている。そこで、第3フイルタ仮30は、透
明ガラス板30aの片側に、LBフィルタ膜と、グリー
ン反射形バンドパスフィルタ膜とを重ねて蒸着したフィ
ルタ膜30bが形成されている。このフィルタ膜3ob
は、プレスキャン時には光路から退避し、カラー複写時
には光路に完全に挿入される。このフィルタJ1510
bが光路に完全に挿入された状態で更にスライドすると
、これに連動して絞り仮28゜29が互いに近接する方
向に移動して、スリット光の光量を調節する。
前記グリーン反射形バンドパスフィルタ膜は干渉フィル
タであり、グリーン成分の長波長側の光を干渉作用で反
射させるため、ここで反射した光の一部が後群24で反
射されて再びグリーン反射形バンドパスフィルタ膜に入
射し、この反射の繰り返しによって、ゴーストが発生し
やすい。そこで、グリーン反射形バンドパスフィルタ膜
の前に可変絞りを配置し、これを通った有効な光だけを
グリーン反射形バンドパスフィルタ膜に入射しているた
め、このゴーストの発生を抑えることができる。
第3図はフィルタ駆動機構を示すものである。
第1フイルタ仮25は、光軸りと直交する方向に移動す
るフィルタ枠90に取り付けられている。
このフィルタ枠90には、ラック90aと直線溝90b
とが形成されている。このラック90aには、ステッピ
ングモータ91に連結したギヤ92が噛合しており、ま
た直線溝90bには固定ビン93が遊嵌している。第2
フイルタ板27もこれと同じ構造であるため、符号のみ
を付してその説明を省略する。
前記第3フイルタ板30はフィルタ枠100に保持され
ており、このフィルタ枠100にはラック100aと直
線溝100bとが形成されている。
このラック100aには、ステッピングモータ101に
連結したギヤ102が噛合しており、ステッピングモー
タ101が回転した時に、直線溝100bと固定ピン1
03との組合せにより、フィルタ枠100が光軸りと直
交する方向にスライドする。
前記フィルタ枠100の移動を利用して可変絞りを駆動
するために、フィルタ枠100の上部と下部とにカム溝
104,105がそれぞれ形成されている。このカム溝
104には、絞り仮28のピン106が遊嵌し、またカ
ム溝105には絞り板29のピン107が遊嵌している
。前記カム溝104には、絞り板28.29を解放位置
に保つための水平部104aと、近接する方向に移動す
るための傾斜部104bとが形成されており、同様にカ
ム溝105にも水平部105aと傾斜部105bとが形
成されている。なお、符号28aは、絞り板28を案内
するための長孔であり、これに固定ビン108が嵌合し
ている。図面では省略されているが、絞り板29にも長
孔が形成されている。
第4図は露光制御回路を示すものである。測光部37は
、青色用センサー37a、緑色用センサー37b、赤色
用センサー37cとからなり、カラー原稿12のプレス
キャン時に、反射光の三色成分をそれぞれ測定する。各
センサー37a〜37Cから出力された信号は、増幅器
112で増幅されてから、A/D変換器113でデジタ
ル信号に変換される。このデジタル信号は、対数変換器
114で対数変換されてから、コントローラ115に送
られ、メモリ116に書き込まれる。
コントローラ115は、プレスキャン後にメモリ116
から測光データを読み出し、露光量演算式を用いて、色
補正量と濃度補正量とを算出する。
また、コントローラ115は、現像温度センサー83で
検出した現像温度と、外気温度センサー86で検出した
外気温度とに応じて、メモリ116から色修正量と、濃
度修正量とを読み出し、色補正量と濃度補正量とにそれ
ぞれ加算する。この加算された色補正量に応じて、コン
トローラ115は、ドライバ118.119を介してス
テッピングモータ9L、、96をそれぞれ駆動する。ま
た、コントローラ115は、加算された濃度補正量に応
じて、ドライバ120を介してステッピングモータ10
1を駆動して、グリーン反射形バンドパスフィルタ膜と
LBフィルタ膜とを光路に完全に挿入するとともに、絞
り板28.29からなる可変絞りを制御する。
ドライバ121は、ヒータ79を間欠的にON・OFF
して、ストッカ78内の温度を調節する。
この間欠制御は、外気温度が低いほどOFF時間に比べ
てON時間が長く設定されており、それにより短時間で
ストッカ78の温度を上昇させるとともに、ストッカ7
8を所望の温度に維持することを容易にする。なお、符
号122はドライバであり、符号123は所定の現像時
間が経過して、ストッカ78からのシートの取出しを促
すためのブザーである。
第5図は処理温度に対する現像処理時間とフィルタ値と
絞り値との関係を示すものである。本発明に用いられる
感光材料は、標準処理温度が25℃で、標準現像時間が
90分であり、この条件の時に最良の画質が得られるよ
うになっている。処理温度が変化した場合には、良好な
画質を得るために、現像時間、イエローフィルタ値、絞
り値とを変えることが必要であり、この関係はメモリ1
16に記憶させである。この処理温度は、現像温度セン
サー83で検出したストッカ78の温度と、外気温度セ
ンサー86で検出した外気温度から決められるものであ
り、例えばこの2つの温度の平均値が用いられる。なお
、現像時の温度が重要であ°るから、現像温度センサー
83で検出したストッカ78の温度を処理温度として用
いることもできる。
次に、上記実施例の作用について第6図を参照して説明
する。電源キーがONすると、コントローラ115は、
外気温度センサー86から外気温度(材料保管温度)を
取り込む。この外気温度が15℃以下の場合には、外気
温度が15℃になるまで複写機を待機状態とするととも
に、表示パネル(図示せず)に待機中であることを表示
する。
他方、15℃以上であって20℃未満の場合には、ヒー
タ79を間欠的に0N−OFFしてストッカ78の温度
を上げる。このON・OFFの周期は、外気温度に依存
しており、外気が低い場合にはONの周期が長い。
コントローラ115は、ヒータ79を間欠的にONLで
ストフカ78の温度を上げるとともに、現像温度センサ
ー83でストンカフ8内の温度を検出する。そして、ス
トッカ78内の温度が20℃を越えた場合には、外気温
度と現像温度とからパラメータを設定する。このパラメ
ータとしては、例えば外気温度と現像温度の平均値が用
いられ、このパラメータを用いて、メモリ116から露
光条件と現像時間とを読み出す。例えば、ス)7カ78
内の温度が25℃で、外気温度が20℃の時には、処理
温度が22.5℃となる。この処理温度では現像時間が
120秒である。露光条件には色修正fftc1と濃度
修正量S1とがあるが、処理温度が22.5℃の場合に
は、前者はr−1,25YJであり、後者は「0」であ
る。
次に、カラー原稿12の原稿面を下にして原稿載置面1
1に載せ、上から原稿押さえ板13を重ねてから、複写
キー(図示せず)をONにすれば、プレスキャンが開始
されるとともに、ポジ部材60の押出しと、ネガ部材4
1の露光位置へのセットとが行われる。
前記プレスキャン時には、精度良い測光を行うために、
第1ないし第3フィルタ板25,27゜30は、第2図
に示すように、透明部分が光路りに挿入された標準位置
にセットされ、またミラーシャッタ37が光路りから退
避している。前記第3フイルタ+i0が標準位置にセッ
トされた状態では、フィルタ膜30aが光路りから退避
しており、また絞り板28.29も光路りから退避して
、開放絞りの状態となっている。このプレスキャン時に
は、モータ18が回転して、光源ユニット14とミラー
ユニット19とを移動し、カラー原稿12をスリット光
で照明する。このカラー原稿12からの反射光は、ミラ
ー17.20.21.  レンズユニット22.ミラー
32.33を順次経てから測定手段37に入射する。こ
の測定部37は、カラー原稿100反射光の三色成分を
センサー37a〜37cでそれぞれ測定する。各センサ
ー37a〜37Cの出力信号は、増幅、デジタル変換。
対数変換されてからメモリ126に8き込まれる。
前記プレスキャン中に、押出しローラ64とローラ65
とが回転されるため、カセット63内に築積された複数
のポジ部材60のうち一番上にあるものが送り出される
。この送出し中に、ローラ対65からポジ部材60の先
端が少し出た時に、押出しローラ64とローラ対65が
停止する。
前記ポジ部材60の押出し後に、引出しローラ対42と
2組の搬、送ローラ対44.45とが回転し、マガジン
40からネガ部材41を引き出し、ガイド部材43に沿
って露光位置に向けて移送する。このガイド部材43は
、段違いになっているために、ネガ部材41の先端が搬
送ローラ対44の側面に当たってこれに巻き込まれる。
この搬送ローラ対44に巻き込まれたネガ部材41は、
露光ステージ46の上を通り、別の搬送ローラ対45に
くわえられる。この2組の搬送ローラ対44゜45は、
更に′m続して回転するため、ネガ部材41の先端が案
内路48内に入り、これに沿って搬送される。
前記ネガ部材41がマガジン40から一定長引き出され
ると、引出しローラ対42の回転が停止し、これと同時
に2組の搬送ローラ対44.45の回転が一時停止する
。この停止期間中にカッター50が作動してネガ部材4
1の後端を切り離してシート形態にする。このカッター
50が作動すると、2組の搬送ローラ対44.45が再
び回転し、切り離されたシート形態のネガ部材41を上
方に湾曲した案内路48′内に沿って搬送する。そして
、ネガ部材41の後端が搬送ローラ対44から外れた時
に、2組の搬送ローラ対44.45の回転が停止する。
前記光源ユニット14が右方向に所定距離だけ移動して
、プレスキャンが終了すると、光源工5が消灯するとと
もに、モータ18が逆転を開始し、光源ユニット14及
びミラーユニット19を左方向に移動して初期位置に戻
す。また、コントローラ115は、各スリットエリヤ毎
の測光データをメモリ116から読み出し、露光補正量
を色毎に算出する。この各色の露光補正量のうち共通し
ている補正量を濃度補正ls2として抽出し、残りを色
補正量C2とする。
コントローラ115は、算出した色補正lc2と、処理
温度から求めた色修正1i1c1とを加算し、この加算
結果に応じてステッピングモータ91゜96を駆動し、
光軸りと直交する方向にフィルタ枠90.95をスライ
ドさせ、透過光の光質を調節する。また、濃度補正ff
1s2と、濃度修正量S1とを加算し、この加算結果に
応じてステッピングモータ101を駆動して、光軸りと
直交する方向にフィルタ枠100をスライドさせて光量
を調節する。
前記ステッピングモータ91が正転すると、その回転量
に応じてイエローフィルタ膜25cが光路に挿入される
。また、ステッピングモータ91が逆転すると、その回
転量に応じてマゼンタフィルタ膜25bが光路に挿入さ
れる。他方、ステッピングモータ96が正転すると、そ
の回転量に応じてシアンフィルタ膜27cが光路に挿入
され、逆転するとマゼンタフィルタ膜27bが光路に挿
入される。
前記ステッピングモータ91.96による光質の調節に
は、一種類のフィルタ膜だけを光路に挿入した状態と、
二種類のフィルタ膜を光路に挿入した状態とがある。す
なわち、前者には、マゼンタフィルタ膜25bもしくは
27b、イエローフィルタ膜25c、シアンフィルタ膜
27cのいずれか1つが光路に適当量挿入された状態が
ある。。
後者には、イエローフィルタ膜25cとマゼンタフィル
タ膜27bの両方、マゼンタフィルタ膜25bとシアン
フィルタllA27cの両方、イエローフィルタ膜25
bとシアンフィルタ膜27cの両方が光路りに適当量挿
入された状態とがある。これらのフィルタ膜の調節状態
は、メモリ116に予め記憶されており、コントローラ
115は色補正量に応じてステッピングモータ91.9
6の回転方向と回転量とを決定する。なお、三種類のフ
ィルタ膜を同時に光路に挿入することはできないが、こ
れは可変絞りを調節することにより同じ効果を得ること
ができる。
前記ステッピングモータ101は、濃度補正器に応じて
回転し、フィルタ枠100を第3図において左方向にス
ライドさせ、グリーン反射形バンドパスフィルタ膜とL
Bフィルタ膜とを積層したフィルタ膜30bを光路に完
全に挿入する。この状態でフィルタ枠100を更にスラ
イドすれば、絞り板28.29のビン106,107が
カム溝104.105の(頃斜部104b、105bに
入り込むため、絞りvi28,29が近接する方向にス
ライドして光量調節が行なわれる。なお、色補正キー及
び濃度hli正キーを操作して、マニュアルで色及び濃
度を補正することもできる。
前記色フィルタ及び絞りの調節後に、光源15を点灯さ
せてから、モータ18を回転させて、光源ユニット14
とミラーユニット19とを再び右方向に移動させて、カ
ラー原稿12をスリット走′査する。これと同時に、2
組の搬送ローラ対44゜45を逆転し、光源ユニット1
4に同期した速度でネガ部材41を戻す。このネガ部材
41の後端が搬送ローラ対44にくわえられると、これ
らの間でネガ部材41が平坦に保持される。ネガ部材4
1の搬送開始時から、2組の搬送ローラ対44゜45に
保持されるまでの時間だけ遅延させてから、ミラーシャ
ッタ34を実線で示す位置に移動して、ネガ部材41の
スリット露光を開始する。このスリット露光時には、カ
ラー原稿120反射光が、レンズユニット22を通り、
ミラーシャッタ34で下方に反射されて露光位置に入射
するから、カラー原稿12の画像の一部がネガ部材41
に結像され、潜像として記録される。
前記ネガ部材41はスリット露光されながら逆方向に戻
る際に、水平なガイド部材54に案内される。ネガ部材
41は、それ自身の弾性で多少カールしているが、水平
なガイド部材54で案内されるため、先端がつかえずに
スムーズに搬送され、それにより2組の搬送ローラ対4
4.45にスリップが発生するおそれがなくなる。この
水平なガイド部材54に沿ってネガ部材41が戻される
と、その先端がローラ56と転回ローラ53とにくわえ
ら゛れる。このくわえる直前でミラーシャッタ34が移
動してスリット露光が柊了し゛、その後光源ユニット1
4が初期位置に戻される。
前記転回ローラ53は、ローラ56により回転されて露
光済みネガ部材41を搬送する。このネガ部材41は、
ガイ゛ド部材55に案内されて、転回ローラ53の周り
をまわりながら、その先端が第1ストンバー58に衝突
する位置まで移送される。
前記ネガ部材41の先端が第1ストツパー58に当たる
と、センサー(図示せず)から信号が発生ずるため、2
組の搬送ローラ対44.45及びローラ56の回転が停
止する。次に、ソレノイド59を通電して第1ストツパ
ー58を退避させてから、押出しローラ64.ローラ6
5を駆動してポジ部材60をガイド部材57に沿って移
送する。
ここで、ネガ部材41は、転回ローラ53とローラ56
とで軽くニップされ、その先端部がガイド部材57に沿
ってほぼ水平になっている。このネガ部材41は、ポジ
部材60に比べて腰が強いために、上側ガイドとして機
能し、ネガ部材41の下側にスムーズに入り込ませる。
また、ポジ部材60には、現像ボッド61やファンネル
62等が取り付けられているが、ネガ部材41が先に送
りこまれているため、ネガ部材41がファンネル61等
に引っ掛かることがない。そして、ポジ部材60の先端
が第2ストツパー68に当たったことがセンサー(図示
せず)で検出されると、押出しローラ64.ローラ65
の回転が停止する。このポジ部材60が第2ストツパー
68で位置決めされた状態では、ポジ部材60のファン
ネル62の上にネガ部材41が重なった状態となる。次
に、−ソレノイド70が作動するため、レバー71の先
端に設けたシーラフ2が下降し、ネガ部材41の先端部
をファンネル62の上に接合する。
両部材の接合後に、第2ストツパー68を退避させてか
ら、押出しローラ64及びローラ65と、展開ローラ7
5.76を回転させ、ポジ部材60の後端を押して展開
ローラ75.76にくわえさせる。このポジ部材60の
移送時に、これに接合されたネガ部材41も一緒に移送
されるが、この際にはローラ56と転回ローラ53とが
追従して回転する。また、押出しローラ64は、接合さ
れたポジ部材60の後端部をカセット63から押出た後
も引き続いて回転するために、次のポジ部材60を押し
出す。そして、2番目のポジ部材60の先端がローラ対
65に(わえられた時に、その回転が停止する。
前記展開ローラ75.76は、ネガ部材41とポジ部材
60とをくわえ込み、これを加圧しながら移送する。こ
のくわえ込みの初期において、現像ボッド61が裂開す
るから、内部に貯溜されていた現像液が2枚の部材41
.60の間に押し出され°ζ均一な液厚に展開される。
展開処理された2枚の部材41.60は、ストッカ78
に送られて放置され、その間に現像処理が進行する。メ
モリ116から読み出した所定の現像時間が経過すると
、ブザー123が鳴って、2枚の部材41゜60の取出
しを促す。そこで、ドア84を開けば、レバー85を介
して恒温板82の一部がスライドして装置本体10から
突出する。この恒温板82から2枚の部材41.60を
引き出し、ポジ部材60を手で剥離すれば、これにカラ
ー複写画像が記録されたカラーコピイが得られる。
次のカラー複写を行う場合には、原稿載置面11に別の
カラー原稿をセットし、複写キーを操作すればよい。こ
の場合には、ポジ部材Goの先端がローラ対65にくわ
えられているため、直ちにネガ部材41の引出しが開始
されるとともに、プレスキャンが開始される。
第7図はストッカの温度に応じて露光条件と現保時間と
を制御する実施例を示すものである。この実施例では、
複写機が設置しである室内の温度が安定している場合に
有効である。なお、外気温度を用いない他は、第6図に
示す実施例と殆ど同じであるため、その説明を省略する
前記実施例では、感光材料の現像温度と保管温度によっ
て、露光量と現像時間を設定しているが、この他に感光
材料の種類、経時変化、ロットバラツキ等を考慮して、
露光量と現像時間とを設定してもよい。更には、自動判
定又はマニュアル指定された原稿の種類(写真原稿、印
刷原稿、織物等)や、絵柄(ヘタ、文字)等によって露
光量を調節するとよい。更にまた、カラー原稿のスリッ
ト走査に先立って、白色基準板の反射光を測光して、光
源や色フィルタの経時変化を検出し、これに応じて色フ
ィルタの標準位置を設定するとよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は、ストッカの温度
を検出して、露光条件と現像時間とを変更するから、現
像温度が標準現像温度からずれている場合でも、画質が
良好な複写を行うことができる。また、別の発明では、
外気温度とストッカの温度とを組み合わせて用いて、露
光条件と現像時間を変更するから、画質が更に良好な複
写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複写機の概略図である
。 第2図はフィルタ板の説明図である。 第3図はフィルタ板の駆動機構を示す斜視図である。 第4図は本発明の露光制御回路を示すブロック図である
。 第5図は処理温度の変化に対する現像時間と露光条件と
の関係を示すグラフである。 第6図は本発明の複写手順を示すフローチャートである
。 第7図はストッカの温度に応じて現像時間と複写条件を
変更する実施例の複写手順を示すフローチャートである
。 10・・・装置本体 11・・・原稿載置面 12・・・カラー原稿 14・・・光源ユニット 22・・・レンズユニット 25.27.30・・フィルタ板 28.29・・・絞り板 40・・・マガジン 41・・・ネガ部材 44.45・ ・ ・搬送ローラ対 46・・・露光ステージ 58.6.8・ ・・ストッパー 60・・・ポジ部材 63・・・カセット 72・・・シープ フ5.76・・・展開ローラ 78・・・ストッカ 83・・・現像温度センサー 86・・・外気温度センサー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像液を介して密着されたネガ部材とポジ部材と
    が放置されるストッカの温度を検出し、この温度に応じ
    て色フィルタの挿入量を調節して、ネガ部材の露光時の
    色補正を行うとともに、密着されたネガ部材とポジ部材
    のストッカからの取出し時間を変更するようにしたこと
    を特徴とする複写条件制御方法。
  2. (2)現像液を介して密着されたネガ部材とポジ部材と
    が放置されるストッカの温度と、複写機本体の周囲の温
    度とを検出し、これらの温度の組合せから、色フィルタ
    の挿入量を調節し、ネガ部材の露光時の色補正を行うと
    ともに、密着されたネガ部材とポジ部材の取出し時間を
    変更するようにしたことを特徴とする複写条件制御方法
  3. (3)前記外気温度が低い時には、ストッカのヒータを
    作動させてストッカ内の温度を変更するとともに、この
    変更後の温度を用いて色フィルタの挿入量とストッカか
    らの取出し時間とを制御することを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の複写条件制御方法。
  4. (4)前記ストッカの温度と複写機周囲の温度とから平
    均値を算出し、この平均値に応じて、色フィルタの挿入
    量とストッカからの取出し時間とを制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載の複写条件
    制御方法。
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