JPS6323803A - 種子消毒剤 - Google Patents

種子消毒剤

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Publication number
JPS6323803A
JPS6323803A JP16554386A JP16554386A JPS6323803A JP S6323803 A JPS6323803 A JP S6323803A JP 16554386 A JP16554386 A JP 16554386A JP 16554386 A JP16554386 A JP 16554386A JP S6323803 A JPS6323803 A JP S6323803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active ingredient
disinfectant
disulfide
seed
seeds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16554386A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Takano
鷹野 文明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ORIN KK
Yashima Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
NIPPON ORIN KK
Yashima Chemical Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ORIN KK, Yashima Chemical Industrial Co Ltd filed Critical NIPPON ORIN KK
Priority to JP16554386A priority Critical patent/JPS6323803A/ja
Publication of JPS6323803A publication Critical patent/JPS6323803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に種子消毒剤により防除されている馬鹿
苗病、ごま葉枯病、いもち病等のほか、籾枯細菌病にも
防除効果を有する種子消毒剤に関する。
最近の稲作では、稚苗及び中苗の機械移植栽培が95%
を越え、箱育苗による稲苗の栽培が全国に普及している
。箱育苗栽培法では、稲の育苗が密播、密植の高温多湿
条件下で行われるため、育苗箱内で二次感染も起こり、
馬鹿苗病等の種子伝染性病害が多発し、その防除を目的
とする種子消毒剤が要望されている。現在実用化されて
いる稲用の種子消毒剤は、ぺ/シイミダゾール系殺菌剤
の単剤又は他の接触型殺菌剤との混合剤であり、長年に
わたる同系統の薬剤の連続使用により耐性菌が出現し、
各地で防除効果の低下が報告されている。また箱育苗栽
培では、上記の種子伝染性病害のほか、土壌に存在する
病原菌による種々の苗立枯病も多発し、これらの諸病害
防除の目的で各種殺菌剤が開発されている。しかしこれ
らの薬剤はいずれも糸状菌には活性を示すものの、細菌
類に活性を示すものでなく、籾枯細菌病、喝采細菌病等
の細菌類による立枯病の防除には不満足である。
本発明者は、改善された防除効果を有する種子消毒剤を
開発するため研究を進めた結果、本発明を完成した。
本発明は、ビス(2−ピリジルー1−オキシド)ジスル
フィドを有効成分とする種子消毒剤である。
本発明に用いられるビス(2−ビリジルー1−オキンド
)ジスルフィドは、下記式で表わされる化合物であって
(例えば特公昭397.17642号公報参照)、工業
用殺菌剤として使用されている。
しかし、この化合物を農業用殺菌剤として用いることは
知られておらず、しかも後記のようにこれが種子消毒剤
として特殊の効果を奏することは全く予想されなかった
本発明によれば、この化合物を種籾処理剤として用いる
ことにより、ベンゾイミダゾール系薬剤に耐性を示す馬
鹿苗病菌に対して、極めて高い防除効果を示すのみでな
く、ごま葉枯病及びいもち病にも安定した高い防除効果
が認められる。
更に特筆すべきは、近年多発傾向にあり、その防除が非
常に困難な籾枯細菌病に対して、本発明の薬剤が極めて
高い防除効果を示すことである。本病害の防除剤として
現在用いられているカスガマイシン粒剤は、土壌混和処
理することが必要であり、種子処理剤として用いると、
後記試験例2に示すように充分な防除効果が得られない
。これに対し、本発明の薬剤は、種子処理するのみで、
籾枯細菌病に対しても高い防除効果が得られ、作業効率
的にも極めて有利である。またカスガマイシン粒剤と異
なり、薬剤を土壌に均一に混合する必要がないため、薬
剤の μ用量を大幅に低減することができ、経済的にも有利で
ある。
本発明の種子消毒剤は、有効成分をそのまま用いてもよ
いが、通常は補助剤を用いて農薬製造分野において一般
に行われる方法により、粉剤、水和剤、乳剤などの剤形
にして用いることが好ましい。補助剤としては、希釈剤
例えば溶剤、増量剤、担体なと、界面活性剤、乳化剤、
分散剤、湿展剤、固着剤、安定剤などが挙げられる。
溶剤としては、水、べ/ゼン、トルエン、キシレン、ア
ルコール例エバメチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルエチレンクリコールなど、ケトン例えばアセト
ン、シクロヘキサン、イソホロンなど、エステル例工ば
酢酸エチル、酢酸アミルなど、アミド例えばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなど、又はこれらの
混合物が挙げられる。増量剤又は担体としては、例えば
ベントナイト、メルク、クレー、珪藻土、炭酸カルシウ
ムなど、又はこれらの混合物が挙げられる。界面活性剤
としては、陰イオン界面活性剤例えばラウリル硫酸ナト
リウム、アルキルアリールスルホン酸塩など、陽イオン
界面活性剤例えばアルキルジメチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルアミンなど、非イオン界面活性
剤例えばポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
など、及ヒ両性界面活性剤が挙げられる。また固着剤、
安定剤としては、例えばアルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルアルコールなどが挙げられる。
本発明の種子消毒剤を用いる場合は、製剤を水で希釈し
て有効成分濃度が200〜10000 ppmの溶液を
調製し、この溶液に種子を浸漬してもよく、また製剤を
そのまま種子に粉衣してもよい。
本化合物は、チウラム〔ビス(ジメチルチオカルバモイ
ル)ジスルフィド〕、カスガマイシン(カスガマイシン
ー塩酸塩)、チアベンダゾール(2−(4−チアゾリル
)ベンゾイミダゾール〕、カルペンダジム(メチル−2
−ベンズイミダゾールカーバメート)、キャブタン(N
−トリクロルメチルチオテトラヒドロフタルイミド)、
ペノミール 〔メチル−1−(ブチルカルバモイル)−
2−ベンズイミダゾールカーバメート〕、チオファネー
トメチル〔1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2
−チオウレイド)ベンゼン〕などと併用すれば、殺菌ス
ペクトラムを広げ、殺菌作用を実質的に向上させること
ができる。
下記実施例中の部は重景部を意味する。
実施例1 本化合物            2o部ポリオキンア
ルキレンアルキル 了りルエーテルサルフエート       3部アルキ
ルベンゼンスルホンe塩i、sl珪藻士       
      75.5部上記成分を均一に混合粉砕して
水和剤とする。
実施例2 本化合物            26部アルキルアリ
ルスルホネート       3部ポリオキシアルキレ
ンアルキル アリルエーテル           10部キシレン
            67部上記成分を均一に溶解
して乳剤とする。
試験例1 イネ馬鹿苗病菌感染籾に対する種子消毒効果試験 前年の開花期に、ベンゾイミダゾール系薬剤に耐性を示
すイネ馬鹿苗病菌を噴霧接種して得た感染籾を供試し、
乾籾に低濃度長時間浸漬、高濃度短時間浸漬及び粉衣の
6種類の薬剤処理を行(・、1日風乾後、25℃で催芽
処理を行ったのち播種した。試験は育苗箱(3ox6o
x3 cm )の1/2を1区とし、3連制で実施した
発病調査は播種20日後に行い、下記式より発病画工を
算出した。その結果を第1表に示す。
なお比較のため、ベンレートT水和剤を用いて同様の試
験を行った。インレー1−T水和剤は、メチル−1−(
ブチルカルバモイル)−2−ベンゾイミダゾールカーバ
メート20%及びビス(ジメチルチオカルバモイル)ジ
スルフィド20%を含有する製剤である。
第  1  表 試験例2 イネ籾枯細菌病菌による幼苗腐敗症防除効果試験 乾籾を10’CFU/mlのイネ籾枯細菌病菌液に、2
4時間浸漬することによって得た感染籾を供試し、薬液
の浸漬処理を行い、1日風乾後、25°Cで催芽処理を
行ったのち播種した。
試験は育苗箱(30xlCIX3c7n)の?/3を1
区とし、6連制で実施した。発病調査は、播種20日後
に行(・、発病画工を算出した。その結果を第2表に示
す。なお比較のため、ベンレートT水和剤及びカスガマ
インン水和剤(カスガマイシン塩酸塩2%含有)を用い
て同様の試験を行った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビス(2−ピリジル−1−オキシド)ジスルフィドを有
    効成分とする種子消毒剤。
JP16554386A 1986-07-16 1986-07-16 種子消毒剤 Pending JPS6323803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16554386A JPS6323803A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 種子消毒剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16554386A JPS6323803A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 種子消毒剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6323803A true JPS6323803A (ja) 1988-02-01

Family

ID=15814378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16554386A Pending JPS6323803A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 種子消毒剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6323803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2278347A (en) * 1993-05-25 1994-11-30 Son Ui Sung Medicinal fluid composition for trees

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2278347A (en) * 1993-05-25 1994-11-30 Son Ui Sung Medicinal fluid composition for trees

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