JPS632365A - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

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JPS632365A
JPS632365A JP14493486A JP14493486A JPS632365A JP S632365 A JPS632365 A JP S632365A JP 14493486 A JP14493486 A JP 14493486A JP 14493486 A JP14493486 A JP 14493486A JP S632365 A JPS632365 A JP S632365A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
base
bipolar transistor
emitter
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP14493486A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Ishibashi
孝一郎 石橋
Osamu Minato
湊 修
Toshiaki Masuhara
増原 利明
Toru Kaga
徹 加賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS632365A publication Critical patent/JPS632365A/ja
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路の製造方法に係り、特に、高性
能で占有面積の小さなバイポーラトランジスタをMOS
FETと同一チップ上に形成することができる半導体集
積回路の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、MOSFETを集積して得られる半導体集積
回路においては、その集積度を向上させると共に低電力
化、高速化が求められている。例えば、ランダムアクセ
スメモリの場合を考えると、メモリセルアレー内はN型
MO3FETを集積して構成し1周辺回路を0MO5に
よって構成しようとする試みが多くなされている。さら
に1周辺回路内に0MO3に加えてバイポーラトランジ
スタを集積し、それらを組み合わせて高速化しようとす
る試みがなされている。この場合におけるバイポーラト
ランジスタは、高性能で占有面積が小さく、シかもMO
SFETの製造工程に近い工程で形成されることが要求
される。
高性能バイポーラトランジスタについては、エクステン
ディドアブストラクツォブザ16スコンフアレンスオン
ソリツドステイトデバイスイズ アンド マテリアルズ
(ExtendedAbstracts  of  t
he  16th  Confere’nce  on
  Solid5tata Devices and 
Materialg)  (1984年)第209〜2
12頁において論じられる公知例があるが、この技術で
はバイポーラトランジスタを形成するのに複雑な製造工
程を必要とし、MOSFETを同一チップ上に集積する
場合については考慮されていない。
また、MOSFETと同一チップ上にバイポーラトラン
ジスタを形成する技術の例が、特開昭57−19206
4号に記載しであるが、この発明においては、ベースお
よびエミッタとなる不純物ドープ層をイオン注入法によ
り形成した後、該不純物ドープ層上に層間絶縁層を設け
る。その後、該絶縁層に設けたコンタクトホールを介し
てエミッタ、ベースの各電極を取り出していた。しかし
、この装置の場合、後述のように、ベースの寄生抵抗を
小さくしてバイポーラトランジスタの性能を高めること
、およびバイポーラトランジスタの占有面積を小さくす
るということについては考慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕゛ 上記後者の従来技術においては、ベースのコンタクトを
取るために層間絶縁膜にコンタクトホールを開ける。こ
の際、ベース電極を取るためのコンタクトホールは、エ
ミッタを形成する不純物ドープ層からマスク余裕をもっ
て開けなければならないので、該ベースのコンタクト部
からトランジスタとして作用するベースの活性領域まで
に距離がある。その結果、ベースの寄生抵抗が増大し。
最大発振周波数f□8などのバイポーラトランジスタの
性能が劣化するという問題があった。また、エミッタ、
ベースそれぞれのコンタクト領域を必要とするので、占
有面積が大きくなり、素子の高集積化に支障をきたすと
いう問題があった。
本発明はこのような問題点を解決しようとするするもの
で、本発明の第1の目的は、高性能のバイポーラトラン
ジスタをMOSFETとほぼ同様の製造工程によって形
成することにある。
また、本発明の第2の目的は、バイポーラトランジスタ
の占有面積を小さくり、、MOSFETと同程度の集積
度をバイポーラトランジスタにおいても達成することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記第1および第2の目的を達成するために、本発明は
、バイポーラトランジスタのエミッタ電極およびMOS
FETのゲートW1piを同一の導電層を用いて形成す
る工程と、上記エミッタ電極および該エミッタ電極の少
なくとも側壁に形成された絶縁膜をマスクとして不純物
のイオン注入または拡散を行ない、上記バイポーラトラ
ンジスタのベースのコンタクトを取るための高濃度不純
物ドープ層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
〔作用〕
上記のような構成により、バイポーラトランジスタをM
OSFETの製造方法とほぼ同じ製造工程を用いて製造
することができる。また、ベースのコンタクト層をエミ
ッタ電極および側壁絶縁膜をマスクとする不純物ドープ
により形成するので。
ベースコンタクト層とエミツタ層、すなわちベースの活
性領域までの距離を短かくすることができ、ベースコン
タクト層からベース活性領域との間に存在する寄生抵抗
を軽減して、バイポーラトランジスタの性能を向上させ
ることができる。また。
このエミッタ電極を形成する導電層を、配線として利用
できるので、バイポーラトランジスタの占有面積を減少
させることができる。
また、エミツタ層は、上記エミッタ電極を形成する導電
層にあらかじめドープした不純物を拡散して形成する。
さらに、上記ベースコンタクト層の半導体基板露出部分
上に、ベース電極の取り出し用の第2の導電層を形成す
ることもできる。このように、第2の導電層を形成する
ことにより、従来、ベースコンタクト層と電極引出し用
コンタクトホール間にマスク合わせ余裕を必要としたの
に比較して、著しくバイポーラトランジスタの占有面積
を小さくすることができる。また、第2の導電層にドー
プした不純物を拡散することにより、あるいは該第2の
導電層を形成する前にイオン注入により不純物をドープ
することによりベースコンタクト層を形成することもで
きる。
〔実施例〕
実施例 1 第2図は、本発明の第1の実施例の製造方法によって形
成したバイポーラトランジスタの概略断面図である。図
において、1は第1導電型の不純物がドープされた半導
体基体またはウェルであり、本実施例ではバイポーラト
ランジスタのコレクタとなっている。2はベースとなる
第2導電型不純物ドープ層、3はエミッタとなる第1導
電型の高濃度不純物ドープ層である。7は同一チップ上
に形成されるMOSFETのゲート電極(ここでは図示
せず。後で第1図(a)〜(d)を用いて説明する。)
と同じ導電層を用いて作られたエミッタ電極であり、エ
ミツタ層3はゲート電極7を形成するための導電層にあ
らかじめドープされていた不純物を拡散して形成する。
ベースのコンタクトを取るための第2導電型の高濃度不
純物ドープ層4,5は、絶縁層8’、 8’および素子
分離絶縁層9.10をマスクとして、イオン注入または
拡散により自己整合的に不純物がドープされて形成され
る。絶縁膜8は、このイオン注入または拡散により不純
物が導電層7にドープされるのを防ぐために形成される
が、防ぐ必要がない場合には形成しなくてもよい。
このような構成により、高濃度不純物ドープ層4からエ
ミツタ層3、すなわちベース2の活性領域までの距離を
短かくすることができるので、そこに存在するベースの
寄生抵抗を軽減して、最大発振周波数f□8などのバイ
ポーラトランジスタの性能を向上させることができる。
また、エミッタ電極7からコンタクトを取らず、これを
そのまま配線として利用することにより、バイポーラ素
子の占有面積を減少させることができる。なお、図中6
はコレクタ1の電極を取り出すための第1導電型の高濃
度不純物ドープ層(コレクタコンタクト層)、16はコ
レクタ電極であるが、この部分は電極7、絶縁層8およ
び不純物ドープ層3から成る構造と同じ構造としてもよ
い。また、本バイポーラトランジスタをコレクタ接地の
回路として使用する場合は、言うまでもなく、コレクタ
電極16およびコレクタコンタクト用不純物ドープ層6
は必要ない。 次に、第2図に示したバイポーラトラン
ジスタをMOSFETと同一チップ上に形成する本発明
の製造方法の第1の実施例を第1図(a)〜(d)に示
す。本実施例では、理解を容易にするために、N型MO
8FETとNPN型バイポーラトランジスタを同時に形
成する場合を示す。
まず、第1図(a)に示すように、N型半導体基体1に
N型MO8FETを形成するためのP型ウェル1フを形
成する。次に、ゲート絶縁膜となるSiO□膜を形成し
た後、バイポーラトランジスタを形成する領域の該51
02膜を選択的にエツチングしてMOSFETのゲート
絶縁膜18を形成する。
次に、バイポーラトランジスタのベースとなるP型不純
物ドープ層2を形成する0本実施例では、この層2を形
成するためのイオン注入をP型ウェル17のイオン注入
と別個に行なったが、Pウェル17と同じイオン注入に
より不純物ドープ層2を形成してもよい。この後、素子
分離のための絶縁層9.10.11.19を形成する。
次に、同図(b)に示すように、同一の導電層を用いて
MOSFETのゲート電極24とバイポーラトランジス
タのエミッタ電極20.および絶縁膜21、25を形成
する。すなわち、まず、Si系の導電層、例えば、多結
晶シリコン、シリサイド、あるいは多結晶シリコンおよ
びシリサイドの複合膜を基体上に堆積し、その後、該導
電層にN型の不純物ドープ層を形成するためのN型不純
物をドープする。ここで、後で半導体基体中にP型の不
純物ドープ層を形成するとき、該P型不純物が電極20
.24にドープされるのを防ぐ必要のある場合には、の
ちに電極20.24上の絶縁膜21.25となる絶縁膜
を堆積または該導電層の酸化により形成する。
この後、上記導電層および絶縁膜の2層膜のエツチング
を行なって、電極20.24および絶縁膜21.25を
形成する。なお、この工程の中で、工程によっては(上
記酸化によって絶縁膜を形成する場合など)Si系の導
電層に含まれている上記N型不純物が、ベース領域とな
る不純物ドープ層2の表面に拡散し、薄いN型不純物ド
ープ層(図示せず。
)を形成することも考えられる。この不純物ドープ層は
電極20の下の領域以外の領域では不必要な層であるが
、電極20および絶縁膜21の上記エツチングの際にこ
の不必要な領域は取り除かれる。その後、MOSFET
のドレイン耐圧向上のための側壁絶縁膜(スペーサ)2
6.27を電極24および絶a[25の側壁に形成する
が、バイポーラトランジスタのエミッタ電極20および
絶縁膜21の側面にも同様の側壁絶縁膜22.23を形
成する。このように。
バイポーラトランジスタのエミッタ電極とMOSFET
のベース電極は、ゲート絶縁膜18を除いては同様の工
程で作られることになる。
次に、同図(c)に示すように、バイポーラトランジス
タのエミッタとなるN型不純物ドープ層3を、電極20
に含まれているN型不純物を拡散して形成する。次に、
MOSFETのソース、ドレインとなる高濃度N型不純
物ドープ層28.29を、N型半導体基体1(バイポー
ラトランジスタのコレクタ)のオーミック電極を取るた
めの高濃度N型不純物ドープ層(コレクタコンタクト層
)6と同時にイオン注入または拡散により素子分離絶縁
膜10.11.19.ゲート電極24、絶縁膜25およ
び側壁絶縁膜26.27をマスクとして自己整合的に形
成する。次に、ベースのオーミックコンタクトを取るた
めの高濃度P型不純物ドープ領域4および5を、素子分
離絶縁膜9.10、電極20、絶縁膜21および側壁絶
縁膜22.23をマスクとして自己整合的にイオン注入
または拡散により形成する。なお、ベースのコンタクト
を取るための不純物ドープ層4.5 (P型)と、コレ
クタのコンタクトを取るための不純物ドープM6および
ソース、ドレイン28.29(N型)とは感電型が異な
っているので、同時に形成することはできないが、NM
O8FETとPMOSFETが集積される0MO8FE
Tにおいては、PMOSFETのP型ソース、ドレイン
と同時に不純物ドープ層4および5を形成することがで
きる。なお、側壁絶縁膜22.23は、エミッタ領域3
と、ベースコンタクト領域4および5とを短かい距離で
分離する役目をする。これにより、ベースコンタクト領
域4.5から、エミッタ領域3、すなわちベース活性領
域までの距離が小さくなり、寄生抵抗が減少し、バイポ
ーラトランジスタを高性能化することができる。
次に、同図(d)に示すように1層間絶縁膜30.31
.32.33.34を形成し、これらの絶縁膜にコンタ
クトホールを形成した後、導電層35.36.37.3
8を形成して各電極を取り出す。
本実施例により、第1図(a)〜(d)に示すように1
本発明の第1の目的である高性能なバイポーラトランジ
スタをMOSFETとほぼ同様な製造工程を用いて形成
可能なことが明らかとなったが、特に、0MOSFET
を製造する際には、上述のように、ベースのコンタクト
を取るための特別のイオン注入工程を増やす必要はない
。また、0MO8FETを製造する際には、ベースとな
る不純物ドープ層2を、NMO3FETを形成する領域
となるPウェル17と同じ層によって形成することもで
き、この場合には、ベース領域を形成するためのイオン
注入工程を増やさなくてもよい。
実施例 2 第3図は、本発明の製造方法によって形成した第2の実
施例のバイポーラトランジスタの断面図である。
本実施例は、基本的な構成は第2図に示した第1の実施
例とほぼ同様なバイポーラトランジスタであり、第2図
と同一の符号は同一の部分を示す。
本実施例では、ベース電極を取り出すために、バイポー
ラトランジスタのエミッタ電極とMOSFETのゲート
電極を形成する共通のく第1の)導電層とは別の、やは
り共通の(第2の)導電層(42,43,44)を設け
た点に特徴がある。この導電層をエツチングして形成し
た電極42.43は、第2導電型の高濃度不純物ドープ
領域(ベースコンタクト層)4.5の半導体露出部分上
に直接接触して形成されている。したがって、第2図に
示した実施例のように、ベースコンタクト層4あるいは
5から直接コンタクトホールを介してベース電極を取り
出さなくてよく、導電層42あるいは43を介して取り
出せばよいので、従来、ベース層とべ−入電掻取り出し
用コンタクトホールとの間にマスク合わせ余裕を必要と
したのに比べ、コンタクトホールを形成するために必要
とする面積を減少することができ、ベース取り出しの自
由度を増すことができる。また、本実施例では、エミッ
タ電極7をコンタクトホールを介して電極45により取
り出しているが、これを形成しない例が、第4図に示す
実施例である。
実施例 3 すなわち、第4図は本発明の製造方法によって形成され
た第3の実施例のバイポーラトランジスタを示す断面図
であり、本実施例では、ベースコンタクト層4.5に直
接接触する導電層42を設け。
その導電層42からベース電極15をコンタクトホール
を介して取り出している。このような構成によっても、
上記の第2の実施例と同様に、コンタクトホールを介し
てベース電極を取り出すため分面積を減少させ、バイポ
ーラトランジスタの面積を減少させることができる。な
お、第3図、第4図の実施例においては、高濃度不純′
物ドープ領域4.5を導電層42もしくは43に第2導
電型不純物を含ませ、そこから拡散によって、もしくは
該導電層を介してのイオン注入によって形成することも
できる。
第5図は、第4図に示した実施例の平面的なレイアウト
を示す平面図である0図において、第4図のコレクタコ
ンタクト層6および電極15.16は図示省略しである
。図で、51はベース層(第4図の2)、52は第4図
の素子分離絶縁層9および10によって決められる素子
領域、50は第4図の導電層42の領域を示し、該導電
層50およびコンタクトホール55を介してベース電極
が取り出されている。
また、エミッタ電極53(第4図の7)は、コンタクト
ホール54を介して取り出され、他の素子との配線を行
なうことができる。本実施例においては、エミッタ電極
を取り出すためのコンタクトホール54の領域を必要と
するために、面積は若干大きくなるものの、ベース電極
のコンタクトは素子の上にくるのでその分の面積を減ら
すことができる。
実施例 4 第6図は、コンタクト部を設けず、エミッタ電極となる
導電層53、およびベース電極となる導電層50を配線
として使用した場合の実施例で、この場合は、コンタク
トの領域を設けないためバイポーラトランジスタの占有
面積を非常に小さくすることができる。
第5図、第6図の実施例では、ベース領域51(第4図
の2)を素子分離絶縁層(9,10)によって決定され
る領域52よりも大きくしであるが。
ベース領域51を領域52(すなわち、素子分離絶縁1
159.1G)をマスクとするイオン注入、あるいは拡
散によって形成することもできる。
実施例 5 また、エミッタ領域を一つのベースの領域内に複数個形
成する場合にも本発明が応用できることを示したのが第
7図の実施例である0本実施例では、導電層53.55
.56はそれぞれ、一つのベース領域51内に形成され
る複数のエミッタ領域(網線で示す。)のエミッタ電極
となる。この場合にも。
電極53.55.56にドープした第1iT!!型の不
純物をベース領域51中に拡散してエミッタ不純物ドー
プ領域を形成することができる。したがって、エミッタ
、ベースのコンタクトホールを設けるために必要な領域
を不要とし、小面積のバイポーラトランジスタを形成す
ることができる。
実施例 6 第8図に本発明の第6の実施例を示す。本実施例におい
て、57,5gは、バイポーラトランジスタと同一基板
上に集積されるMOSFETのゲート絶縁膜(図示せず
。第1図(d)の符号18参照。)と同じ絶縁膜から形
成されている。この絶縁膜の一部を選択的にエツチング
し、該エツチング部分を覆うように導電層7を形成する
。第1導電型のエミツタ層3は、導電層7にドープした
不純物を拡散するか、または導電層7を形成する前にイ
オン注入して形成することができるが、この場合、絶縁
膜57,58が拡散またはイオン注入のマスクとして働
くので、これらの絶縁膜をエツチングした開口部のみか
ら不純物が拡散され、エミツタ層3が形成される。した
がって、本実施例では、エミツタ層3と、ベースコンタ
クト層4および5との間に若干距離があり、ベースの寄
生抵抗が増加するという短所はあるが、エミッタ電極7
をエツチング加工する際には、絶縁膜57および58が
エツチングのストッパとして働くため、オーバーエツチ
ングの心配がないという利点を有する。なお1本実施例
の場合には、MOSFETの高耐圧化のために設けられ
る側壁絶縁膜(図示せず。第1図(d)の26.27参
照。)と同様に設ける側壁絶縁膜59および60はなく
ても1本実施例による絶縁膜57および58により不純
物ドープ領域3.4および5を分離して形成することが
できる。したがって。
側壁絶縁膜59および60は設けなくてもよい。
次に、第8図に示した実施例のバイポーラトランジスタ
をMOSFETと同様の製造工程で形成する場合の製造
工程を第10図(a)〜(d)に示す1本図では説明を
簡単にするために、N型MO8FETと、NPN型バイ
ポーラトランジスタを同時に形成する場合を示す。なお
、第’10図に示す製造工程においては、Sio2層5
7.58があることを除いては、第1図(a)〜(d)
の製造工程と同様にして形成される。
まず、第10図(a)に示すように、Sin、層57.
58を、MOSFET(7)ゲート絶縁膜となる5in
2膜18と同時に、すなわち同一の5in2膜によって
形成し、その後、選択的に一部分をエツチングして、図
示のようにP型不純物ドープ層2の一部を露出させる。
次に、同図(b)に示すように、第1図の(b)と同様
に、バイポーラトランジスタのエミッタ電極20とMO
SFET(7)ゲート電極24、絶縁膜21ト25、お
よび側壁路@fg22.23と26.27を同時に形・
成する。
次に、同図(c)に示すように、エミッタ電極20に含
まれているN型不純物を、ベースy/!I2に拡散して
、エミツタ層3を形成する。この不純物拡散の際、Si
O□膜57.58は拡散に対するマスクとなるので、こ
れらの膜がないベース層2上の領域からのみ不純物が拡
散し、エミツタ層3が形成される。その後の工程は、第
1図゛(d)に示す工程と同様である。このように、第
8図に示した構造のバイポーラトランジスタも、第2図
に示したバイポーラトランジスタと同様に、MOSFE
Tの製造工程とほとんど向様な製作工程で形成すること
ができる。
実施例 7 第9図に本発明の第7の実施例を示す。本実施例におけ
るエミツタ層3の形成方法は、第8図に示した実施例と
同様である。本実施例では、エミッタ電極7を形成した
後、第3図に示した実施例と同様に、Si系の導電層(
多結晶Siまたはシリサイド、または両者の複合構造に
よる導電層)61゜62および63を不純物ドープ層4
.5および6に直接接触するように形成したものである
。本実施例においては、第3図の実施例と同様に、ベー
スのコンタクトホールを形成するための領域を必要とし
ないため、パイボーラトランジシタの占有面積を小さく
できる効果がある。
実施例 8 第8図に示したバイポーラトランジスタを、4つのMO
SFETと2つの高抵抗負荷から成るスタティックラン
ダムアクセスメモリの周辺回路に入れた場合の実施例を
第11図に示す。
図において、24bはメモリセルの駆動MO3FETの
ゲート電極、24はメモリセルの転送MO3FETのゲ
ート電極である。スタティックランダムアクセスメモリ
を製造する際には、転送MO8FETのゲート電極24
bと駆動MO8FETのソースとなる拡散層28とを接
続する必要がある。そのため、ゲート絶縁膜18.18
bとなる5in2膜を形成した後、その膜を選択的にエ
ツチングして、Si基体1の表面を露出させ、その後、
ゲート電極24bを形成する0次に、ゲート電極24b
に含まれている不純物を半導体基体1に形成したP型ウ
ェル17に拡散してN型の高濃度不純物ドープ層3bを
形成し、この層3bを介してゲート電極24bと不純物
拡散層28とを接続する。なお、N型不純物ドープ層3
bは、Sio、膜18.18bを選択的にエツチングし
た後、連続してイオン注入により不純物をドープして形
成することもできる。このN型不純物ドープ層3bを形
成する工程と同じ工程を用いることによって、バイポー
ラトランジスタのエミツタ層3を形成することができる
。すなわち、第8図に示したバイポーラトランジスタは
、ベースとなる不純物ドープ層2を形成する工程を除い
ては、スタティックランダムメモリのセルを形成する工
程と全く同じ工程で形成できる。
実施例 9 第12図はNMOSFET、PMO3FETおよびNP
Nバイポーラトランジスタを同一基板上に集積した場合
の実施例である。
図において、101はN型半導体基体、102,104
はP型ウェル、103はN型ウェル、109.110は
P型窩濃度不純物ドープ層(ベースコンタクト層)、1
15はN型高濃度不純物ドープ層(エミツタ層)、11
7はエミッタ電極、111.112はP型窩濃度不純物
ドープ層(ソース、ドレイン) 、113.114はN
型高濃度不純物ドープ層(ソース、ドレイン)。
121.126はゲート電極、124,129はゲート
絶縁膜、116、119.120.123,125.1
28は側壁絶縁膜、118.122,127は絶縁膜で
ある。本実施例では。
NPNトランジスタのエミッタ電極117、PM○5F
ET(71ゲート電極121.NMOSFET(7)ゲ
ート電極126が同じ導電層によって形成されている。
本実施例では、NMOSFETを形成するためのP型ウ
ェル104とバイポーラトランジスタのP型ベース層1
02を同じ不純物ドープによって形成するため、ゲート
絶縁膜のエツチング工程以外の工程は、MOSFETを
形成するための工程と全く同様にして形成することがで
きる。
実施例 10 第13図は、NMOSFET、PMO8FET、NPN
バイポーラトランジスタ、およびPNPバイポーラトラ
ンジスタを、同一基板上に集積した場合の第11の実施
例を示す断面図である。図において、130は半導体基
体、131,133はP型ウェル。
132.134はN型ウェル、135はN型不純物ドー
プ層J(ベース層) 、 136はP型不純物ドープ層
(ベース層) 、 137,138.139.1’40
および141は素子分離絶縁層、142,143,14
6,147はN型高濃度不純物ドープ領域、144,1
45,148,149はP壁高濃度不純物ドープ領域、
150はP型窩濃度不純物ドープ層(エミツタ層) 、
 151はN型高濃度不純物ドープ層(エミツタ層) 
、 152,155.156,159゜161、164
.166.169は側壁絶縁膜、153,167はエミ
ッタ電極、157.162はゲート電極、154.15
8゜163.168は絶縁膜である。
本実施例では、PNPトランジスタのエミッタ電極15
3.PMO8FETのゲート電極157、NMOSFE
Tのゲート電極162、NPNトランジスタのエミッタ
電極167が、同一の導電層によって形成されている。
バイポーラトランジスタのベース層は135および13
6であり、本実施例では、それぞれP型ウェル131お
よびN型ウェル134内に別個に形成されている。また
、本実施例では、導電層153には、P型エミッタ層1
50を形成するための不純物が含まれ、また導電層16
7には、N型エミツタ層151を形成するための不純物
が含まれていなければならない、したがって、導電J!
i!f153および167に別々の不純物を含ませるこ
と、およびウェル内にベース層を形成することを必要と
するが、それ以外はMOSFETの製造工程とほぼ同様
の工程で製造でき、4種類の素子を同一基板上に集積し
た場合の工程数を少なくすることができる。
実施例 11 第141iiiはNMOSFET、PMO8FET、お
よびNPNバイポーラトランジスタをそれぞれ素子分離
してP型基板上に集積した場合の第12の実施例の断面
図である。図において、170はP型半導体基体、17
1,172はN型高濃度埋込み層、174はP型ウェル
、176.17gはN型ウェル、175.177はP型
窩濃度不純物ドープ層、179,180.181゜18
2.183は素子分離絶縁層、184,185はN型高
濃度不純物ドープ層、186,187はP型窩濃度不純
物ドープ層、188はN型高濃度不純物ドープ層、18
9はP型不純物ドープ層(ベース層) 、 191はN
型高濃度不純物ドープ層(エミッタM) 、 190.
192はP壁高濃度不純物ドープWJ(ベースコンタク
トJ&) 、194.198はゲート電極、2o5.2
06はゲート絶縁膜、202はエミッタ電極、193.
196,197、200、201.204は側壁絶縁膜
、195,199.203は絶縁膜である。
本実施例においては、NMO3FETのゲート電1i1
94、PMOSFETのゲート電極198、NPNトラ
ンジスタのエミッタ電極202は、同一の導電層を用い
て形成されている0本実施例では、P型ベース層189
は、P型ウェル174を形成する工程とは別に形成して
いる。また、PMO3FETとNPNバイポーラトラン
ジスタはP型基板170およびP型窩濃度不純物ドープ
層177によって分離が行なわれている。本実施例では
、P壁高濃度不純物ドープ層175.177およびP型
ベース層189を形成するための工程を追加するのみに
より、素子分離されたNPNトランジスタを製造するこ
とができるという効果がある。
【発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、MOSFET(
i’)製造プロセス、特に、CMO3FET(7)製作
プロセスにわずかな修正を加えるだけで、ベースの寄生
抵抗を従来の製造方法の約3分の1程度に低減した高性
能なバイポーラトランジスタを容易に製造することがで
きる。
また、本発明においては、エミッタ、ベースそれぞれの
電極となる導電層をそのまま配線として使うことができ
るので、従来のバイポーラトランジスタよりも約2〜3
倍集積度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の製造方法の第1の実施
例を示す製造工程断面図、第2図は本発明の第1の実施
例の製造方法により形成されたバイポーラトランジスタ
の断面図、第3図は本発明の第2の実施例のバイポーラ
トランジスタの断面図、第4図は本発明の第3の実施例
のバイポーラトランジスタの断面図、第5図は第4図に
示した実施例の平面図、第6図は本発明の第4の実施例
の平面図、第7図は本発明の第5の実施例の平面図、第
8図は本発明の第6の実施例の断面図、第9図は本発明
の第7の実施例の断面図、第1O図(a)〜(d)は第
8図に示した実施例の製造工程断面図、第11図は本発
明の第8の実施例の断面図、第12図は本発明の第9の
実施例の断面図、第13図は本発明の第10の実施例の
断面図、第14図は本発明の第11の実施例の断面図で
ある。 1・・・半導体基体 2・・・ベース層 3・・・エミツタ層 4.5・・・ベースコンタクト層 6・・・コレクタコンタクト層 17・・・P型ウェル 18・・・ゲート絶縁膜 20・・・エミッタ電極 21.25・・・絶縁膜 24・・・ゲート電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、MOSFETおよびバイポーラトランジスタを同一
    基板上に形成する半導体集積回路の製造方法において、
    上記バイポーラトランジスタのエミッタ電極および上記
    MOSFETのゲート電極を同一の導電層を用いて形成
    する工程と、上記エミッタ電極および該エミッタ電極の
    少なくとも側壁に形成された絶縁膜をマスクとして不純
    物のイオン注入または拡散を行ない、上記バイポーラト
    ランジスタのベースのコンタクト層を形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63244768A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 Toshiba Corp バイポーラ―cmos半導体装置の製造方法
US5429864A (en) * 1993-10-06 1995-07-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company High efficiency filter fabric for hot gas filtration

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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