JPS6323350Y2 - - Google Patents

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JPS6323350Y2
JPS6323350Y2 JP12455081U JP12455081U JPS6323350Y2 JP S6323350 Y2 JPS6323350 Y2 JP S6323350Y2 JP 12455081 U JP12455081 U JP 12455081U JP 12455081 U JP12455081 U JP 12455081U JP S6323350 Y2 JPS6323350 Y2 JP S6323350Y2
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JP
Japan
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container
flange
lid
container body
wall portion
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JP12455081U
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JPS5829987U (ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器体の開口部を嵌合蓋体により被
蓋して容器内の気密を保持すると共に、開蓋時に
おいて容器体内に収納したアイスクリーム入りコ
ーンの取出しを容易とするアイスクリーム容器に
関するものである。
(従来の技術) 従来この種のアイスクリーム容器は、容器体の
上端開口部周縁を外向状の鍔部とし、アイスクリ
ームを充填したコーンの上端周縁部上面が、該鍔
部上面と略同一平面となる状態で収納し、その上
方を着脱自在の嵌合蓋体により被蓋するものや、
実願昭56−17565号(実開昭57−131479号)の如
く、容器本体の開口縁部に、収納したコーンの取
出しを容易とするための指掛用切欠部を一対対峠
して設けた技術が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の従来技術によるアイスクリーム容器にお
いて、前者はアイスクリーム入りのコーンを容器
体より取り出すことは非常に困難で、該容器体の
上端縁部を破るか、又は指先をコーン内に差し込
んで上方に抜き出しているが、容器体は一般に弾
性のある合成樹脂の薄板で成形されているので破
りにくゝ又指先をコーン内に差し込んで抜き出す
ことは、指先を汚すと共に、不衛生である等の欠
点がある。
後者は、容器本体の開口縁部に切欠部を設けた
ことにより、強度的に非常に弱くなると共に、ア
イスクリーム入りコーンを容器本体内に収納し、
該容器本体の開口部を嵌合蓋体により被蓋した状
態において、切欠部を通して外気は容器内に侵入
し、アイスクリーム容器として最も要求される容
器内の気密は保持されず、外気の侵入に判う塵埃
や細菌の付着によるアイスクリームの汚染、保管
中の冷凍庫やシヨーケースの異臭の吸収による風
味の劣化、湿気による品質の低下、又は乾燥した
空気の侵入によるシユリンケージ(収縮)により
生ずる商品価値の減少等、容器内の気密性の欠除
による多くの欠点がありこれ等の問題点(欠点)
を解消することは不可能である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点を解消するもので、内部
をコーン挿嵌用中空部としたコツプ状で、側周壁
部の上端周縁を外向状鍔部とし、該鍔部に底壁部
を有する複数の凹陥部を等間隔に配設した容器体
に、上方に膨出する上壁部の下端周縁を前記容器
体の鍔部に着脱自在に圧接挿嵌する嵌合部を有す
る嵌合蓋体により被蓋し、容器内の気密を保持す
ると共に、該蓋体を容器体より取り外した時、コ
ーン収納用中空部内に収納したアイスクリーム入
りコーンの取り出しを容易とするアイスクリーム
容器である。
以下その構成を図に示す実施例によつて説明す
ると、容器体Aは、内側周面1をコーンCの外側
周面2に沿う側周壁部3とし、下端部を底壁部4
により閉塞して内部がコーン収納用中空部5を形
成するコツプ状で、前記側周壁部3の上端周縁を
外方に屈曲してフランジ部6とし、更にその外側
周縁を下方に弯曲して蓋体係止壁部7をなす鍔部
8を形成すると共に、該鍔部8に、底壁部9を有
する複数の凹陥部10,10…を、容器体上方開
口部11の中心に対して対向して等間隔に配設す
る如く弾性を有する軟質合成樹脂の薄板により一
体に成形する。
嵌合蓋体Bは、上方に膨出する上壁部12の下
端周縁を外向状フランジ部13とし、その先端周
縁を下方に屈曲した前記容器体Aの鍔部8の蓋体
係止壁部7外周面に嵌脱自在に嵌合する外側周壁
部14の周壁下端部15に内側上方に向け若干傾
斜突出した傾斜面16を有する複数の内向突条部
17,17…を等間隔に配設し、相隣る内向突条
部17,17,17,17…間が空気抜溝18,
18…をなす如く、弾性を有する硬質透明樹脂の
薄板により一体に成形し、前記の容器体Aと該嵌
合蓋体Bよりなる本考案のアイスクリーム容器を
構成するものである。
(作用) 本考案は叙述の構成より成るもので、以下その
作用について説明すると、上方に盛り上がる如く
アイスクリームDを充填したコーンCを、容器体
Aのコーン収納用中空部5内に収容し、その上方
より、該容器体Aの鍔部8が下端開口部に臨む如
く嵌合蓋体Bを被冠し、該蓋体Bを下方に押圧す
れば、鍔部8の外側上端周縁部が内向突条部1
7,17…の傾斜面16,16…に圧接して嵌合
蓋体Bの外側周壁部14を外方に押し拡げて、内
部の空気を空気抜溝18,18…を通して外部に
脱出させつゝ鍔部8が該突条部17,17…を通
過して容器体Aの上端縁19,19…の上方に納
まると共に、外側周壁部14は弾性によつて元の
状態に戻り、鍔部8の下端周縁部20は、該蓋体
Bの外側周縁部14の内側面に圧接し、かつ鍔部
8のフランジ部6上面は蓋体Bのフランジ部13
下面に接して、容器体Aは蓋体Bに嵌着され、抜
脱の虞れはない。そして凹陥部10,10は従来
技術における切欠部ではなく底壁部9,9が形成
されているので、嵌合蓋体Bを容器体Aに嵌着す
ると、容器体Aの鍔部8の先端外周縁19が、嵌
合蓋体Bの外側周壁部14の内側面20に密接
し、外気の流通は遮断され容器内の気密が保持さ
れるものである。
又容器体Aより嵌合蓋体Bを脱蓋する時は、容
器体Aを持つて該蓋体Bを上方に引き上げること
により容易に行うことが出来る。
(効果) 以上の構成及び作用を有する本考案は、容器体
Aに嵌合蓋体Bを嵌着被蓋した状態で容器体Aと
蓋体Bの接触部が完全に密着して容器内の気密を
保ち、容器内のアイスクリームは外気の侵入によ
り生ずる塵埃や細菌の付着による汚染、変質や悪
臭の吸収による風味の劣化、湿気による品質の低
下又は乾燥した空気によるシユリンケージ(収
縮)及び重量の減少に伴う商品価値の悪化等の被
害を防止することが出来る。
又本考案の容器に収納したアイスクリームを購
入した消費質は、嵌合蓋体を外し容器体Aよりア
イスクリーム入りコーンを取り出すとき二本の指
先きを鍔部に設けた凹陥部を通してコーンの上端
周縁部を挟み、上方に引き出すことにより、手を
汚すことなく容易に引出すことが出来る等の優れ
た実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図、第3図は
夫々第1図の正面中央縦断面図及び側面中央縦断
面図、第4図は容器体の一部断面を表わす拡大正
面図、第5図は蓋体の一部断面を表わす正面図、
第6図は第2図のX部拡大詳細図、第7図は第3
図のY部拡大詳細図、第8図は容器体にコーンを
収容した状態の斜視図である。 A……容器体、3……側周壁部、7……蓋体係
止壁部、8……鍔部、9……底壁部、10……凹
陥部、B……嵌合蓋部、12……上壁部、14…
…外側周壁部、15……周壁下端部、16……傾
斜面、17……内向突条部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部をコーン収納用中空部5としたコツプ状
    で、側周壁部3の上端周縁を外方に屈曲してフラ
    ンジ部6とし、更にその外側周縁を下方に弯曲し
    て蓋体係止壁部7をなす鍔部8を形成すると共
    に、該鍔部8に底壁部9を有する複数の凹陥部1
    0,10…を中心に対向して等間隔に配設する如
    く一体に成形した容器体Aと、上方に膨出する上
    壁部12の下端周縁を外向状のフランジ部13と
    し、その先端周縁を下方に屈曲した前記容器体A
    の鍔部8の蓋体係止壁部7外側周面に嵌脱自在に
    気密嵌合する外側周壁部14の周壁下端部15
    に、内側上方に向け若干傾斜する傾斜面16とし
    た複数の内向突条部17,17…を等間隔に配設
    する如く一体に成形した嵌合蓋体Bとよりなるこ
    とを特徴としたアイスクリーム容器。
JP12455081U 1981-08-21 1981-08-21 アイスクリ−ム容器カバ− Granted JPS5829987U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12455081U JPS5829987U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 アイスクリ−ム容器カバ−

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JP12455081U JPS5829987U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 アイスクリ−ム容器カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5829987U JPS5829987U (ja) 1983-02-26
JPS6323350Y2 true JPS6323350Y2 (ja) 1988-06-27

Family

ID=29918415

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12455081U Granted JPS5829987U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 アイスクリ−ム容器カバ−

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411977Y2 (ja) * 1985-10-11 1992-03-24
JPS6357969U (ja) * 1986-10-02 1988-04-18
JP2881641B2 (ja) * 1996-05-08 1999-04-12 株式会社オーエスクリエイト 商品陳列用のハンガー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5829987U (ja) 1983-02-26

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