JPS6322812A - ブロッキング防止用塗料 - Google Patents

ブロッキング防止用塗料

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JPS6322812A
JPS6322812A JP15967686A JP15967686A JPS6322812A JP S6322812 A JPS6322812 A JP S6322812A JP 15967686 A JP15967686 A JP 15967686A JP 15967686 A JP15967686 A JP 15967686A JP S6322812 A JPS6322812 A JP S6322812A
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Teruo Kikuta
照夫 菊田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐ブロッキング性塗料用樹脂に関する。更に
詳しくは各種被塗物に塗布した場合、乾燥後或いは半乾
燥状態で積載したり、放置した場合に良好な耐ブロッキ
ング性を有し、かつ成膜性と塗膜性能に優れた耐ブロッ
キング性塗料用84W4に圓する。
(従来の技術および発明が解決しようとする問題6.) 従来からエマルション樹脂若しくはそれを用いた塗料が
各種被塗物、例えば金属、木、紙、プラスチック、無機
1144等の基材の塗装に用いられている。しかし、従
来から用いられているエマルション樹脂は塗装した後の
被塗物を他の物質や同じm塗物と接触するとブロッキン
グして、塗膜の破損やM材自体の破壊が生じ、塗装する
ことの本来の目的である被塗物の保護や美観を向上する
といった目的を達成することができなかった。また例え
、十分な乾燥条件で被塗物が塗装される場合でも、従来
のエマルション樹脂若しくはそ机を用いた塗料を使用し
た場合は、tS温若しくは荷重のかかる条件下において
はブロッキングが生じて、上記の様な現象が生じる。こ
の様なブロッキング現象は、ポリマーのToを高くする
と解決できるが、反面成膜性が低下する為に塗装に際し
て多機の造膜助剤を必nとしたり、又a温での乾燥を余
僅な(される。多聞の造膜助剤を使用した場合は、成膜
後もこの助剤が塗膜中に残存するため、期待した程の耐
ブロッキング性が得られず、かえって塗膜性能の低下を
招いたりする。また、成膜後に造膜助剤が揮発するに従
い、樹脂の柔軟性が失なわれて、経時的にクラックが発
生する欠点を有する。更に、高温による乾燥は通常工場
ラインにおける塗装にしか用いられず、対象被塗物も高
温での乾燥が可能な金属、無機建材等にII、II限さ
れ、更にこの場合も経時的に塗膜にクラックが発生する
欠点を有する。
ブロッキング現象を防止する他の方法としては、塗膜に
滑り性を付与する物質、例えばポリエチレン系ワックス
エマルションやコロイダルシリカを添加するのが効果的
である。しかし、この様な物質を用いると、塗膜の凝集
力がなくなる為に耐久性が低下し、長期に亘って被塗物
を保護することが困難となる。
更に、金属イオンにより塗膜中の樹脂を架橋して、ブロ
ッキング現象を低減する方法もあるが、この方法では耐
アルカリ性の低下を誘発する欠点を有する。
従って、耐ブロッキング性と成膜性が共に優れ、かつ長
期的の耐久性を有する!i!!lを与える塗料用樹脂は
まだ知られていないのが現状である。
(問題点を解決するための技術的手段)本発明者らは、
この様な現状に鑑み鋭意研究を重ねた結果、特定組成で
かつ特定構造のエマルション樹脂を塗料用樹脂に用いる
事によって、上記問題点が一挙に解決される事を見い出
し、本発明を完成することに至った。
即ら、本発明は、 分子内にカルボキシル基を含有する重合性用σ体(a)
0.1〜10重量%及びその他の重合性lit体(b)
90〜99.9臣ffi% <[L、、(a)+ (b
) は100fflkn%でaる。)かうなる重合性単
1体成分を多段乳化重合して縛られる多段重合共重合体
であって、かつ第1段目の重合体成分のToが30℃以
上であり、最後段目の重合体成分のToが20℃以下で
ある耐ブロッキング性塗料用樹脂に関するものである。
本発明において用いられる分子内にカルボキシル基を含
有する重合性型同体(a) (以下、1ul1体(a)
という。)は分子内にカルボキシル基を有する重合性t
ttm体であれば特に&!1限されず、例えば(メタ)
アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレ
イン酸、モノメチルフマレート、モノエチルフマレート
、モノメチルマレエート及びモノエチルマレエートなど
の不飽和カルボン酸類又はその誘導体などを挙げる事が
でき、これらの1種又は2種以上を用いる事ができる。
本発明において、単置体(a)は全重合性l′11な体
成分中0.1〜10重間%の範囲で使用する。単量体(
a)の使用量が0.1重間%未満の場合は、多段乳化重
合時の安定性が低下したり、各種被塗物に対する密着性
が低下し、逆に10重間%を越えて多聞の場合は縛られ
る塗膜の耐水性が低下するので共に好ましくない。
本発明において用いられるその他の重合性単m体(b)
(IX下tlrII体(b)という。)トシては、l1
m体(a)と共重合可能なl1m体であれば特に閉眼さ
れず、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル酸エステ
ル類;スチレン、α−クロルスチレン、ビニルトルエン
などの芳香族不飽和単聞体類:フッ化ビニル、塩化ビニ
ルなどのハロゲン化ビニル類;(メタ)アクリロニトリ
ルなどの不飽和シアン化合物類;酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニルなどのビニルエステル類;ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒトOキシプロピル(メタ)ア
クリレートなどのヒドロキシル駐合有不飽和tJI11
体類;(メタ)アクリルアミド、N−メチ0−ル(メタ
)アクリルアミドなどの不飽和酸アミド又はその誘導体
類;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの
アミノ基含有不飽和01命体類ニジビニルベンゼン、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレートなどの多官能
性不飽和trlfI1体類;グリシジル(メタ)アクリ
レート、アリルグリシジルニーデルなどのグリシジル基
含有不飽和…四体類などを挙げる事ができ、これらの1
14又は2種以、[を使用する事ができる。単量体(b
)は全重合性It!畿体成体成分中〜99.9型筒%の
範囲で使用する。更に本発明においては、耐候性の面で
単量体(b)の30fJ1%以上が(メタ)アクリル酸
エステル類である事が望ましい。
本発明の耐ブロッキング性塗料用樹脂は前記単量体(a
)及び(b)からなる重合性IIII!1体(a)成分
を水性媒体中で多段乳化重合して縛られるものであるが
、この際第1段目の投合体成分のToが30℃以上、好
ましくは45℃以上であり、最後段目の重合体成分のT
gが20℃以下、好ましくは0℃以下である事を必要と
する。ここでいう多段乳化重合とは、まず、前記重合性
単m体成分の中から、一部成分をその重合体のToが3
0℃以上となるように選び、この一部成分を第1段目と
して公知の乳化重合法で乳化重合し、得られた重合体成
分の存在下に、残りの単量体成分を用いて第2g2目以
降の乳化重合を逐次行う方法である。この際、第2段目
以降は第1段目で用いた残りの単量体成分を全量用いて
2F!11重合としてもよく、あるいは適宜分割して3
段以上の重合としてもよい。そしてR後段目にその重合
体成分のTgが20℃以下となるようにでればよい。多
段フL化重合としては通常2〜3段の組合が用いられる
。これ以上の多段で重合しても特に性能の向上はIy!
持できず、かえって製造時の煩雑さを招くだけである。
本発明の耐ブロッキング性塗料用樹脂は、第1段目の重
合体成分と最後段目の重合体成分のそれぞれのTQを前
記で規定した通りとする必要がある。第1段目の重合体
成分のTgが30℃以下の場合は、耐ブロッキング性が
発現しなくなり、最後段目の重合体成分のToが20℃
以上の場合は、これを用いた!l#!料の成膜性が低下
し、塗膜形成時に造膜助剤を必要としたり、乾燥に高温
を必要とする様になるので共に好ましくない。更に、耐
ブロッキング性塗料用樹脂を得るに際し、第1段目の重
合体成分を該共重合体中好ましくは20〜90重猶%、
より好ましくは35〜70重同%の量、又、最後段目の
重合体成分を該共重合体中好ましくは10〜80重合%
、より好ましくは30〜65重合%の量とする事ができ
る。第1段目の重合体成分及びNil後段目の重合体成
分の僅をこの範囲の鑓とする事により、塗膜の耐ブロッ
キング性と成膜性とを共に高いレベルで両立でき、ひい
ては耐久性を始めとする塗膜性能が著しく向上した耐ブ
ロッキング性塗料用MAWRが1ηられるものである。
本発明において、多段乳化重合に用いられる程合開始剤
としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸
化水素、ブチルハイドロパーオキサイド専の公知の水溶
性もしくは油溶性開始剤を挙げる事ができる。またこの
時還元剤として亜硫酸水素ナトリウム、し−アスニ1ル
ピン酸等を用いてレドックス系開始剤としてもよい。ま
た、乳化剤としてはラウリルfJlil!ナトリウム等
のアニオン系活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル等のノニオン系活性剤が用いられるが、場合によっ
ては乳化剤の不存在下に重合することもできる。本発明
では更に手合時に分子fi1m節を目的としてラウリル
メチルメカブタンの様な連鎖移動剤を使用してら良い。
上記手順に従って重合した本発明の耐ブロッキング性塗
料用樹脂は必要に応じ塩基性化合物で中和しても良い。
使用できる塩基性化合物としては例えばアンモニア、ト
リエチルアミン、モルホリン、水酸化ナトリウム等を挙
げることができる。
更に本発明の耐ブロッキング性塗料用樹脂に必要に応じ
て公知の添加剤、例えば造膜助剤、顔料、充填剤、ドブ
−1湿aJ剤、帯電防止剤等を配合することは自由であ
る。
(発明の効果) 本発明の耐ブロッキング性塗料用樹脂は、第1段目の重
合体成分のTgが30℃以上′Cあり、最後段目の重合
体成分のToが20℃以下である多段重合共蛋含体であ
る為に、高度の耐ブロッキング性と充分な成膜性を有し
、かつ成i!Jmの経時変化の少ないψ膜が縛られる。
更に第1段目の重合体成分と最後段目の重合体成分を特
定の範囲の艶とする事により耐久性を始めとする!!!
膜性能が著しく向上したものである。従って本発明の耐
ブロッキング性塗料用樹脂を成分とづる塗料は、例えば
一般ti材、プラスチック、紙、木等に塗布して常温で
乾燥を行なった場合、速やかに成膜して耐ブロッキング
性を発現し、かつ耐久性に優れた塗膜を形成Jる。また
工場ラインlli分野においても、金属、無機建材等の
被塗物に塗装した侵B温で乾燥し、完全に冷部する前に
被塗物を積載しても6度な耐ブロッキング性と優れた塗
膜性能を示ず。
(実施例) 以下実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発明
は以下の実施例によって限定されるものではない。なお
、例中の部は特にことわりのない限り重量による。
実施例1 隆拌器、還流冷却器、滴下〇−ト、温度計を備えた11
のセパラブルフラスコに純粋500部、ラウリル硫酸ナ
トリウム8?!11を仕込んだ後、窒素ガスを吹込みな
がら、攪拌下に70℃まで昇温した。しかる後メタクリ
ル酸メチル80部、スチレン80部、ブチルアクリレー
ト36部、メタクリル114部からなる重合性単量体混
合物(A) (ガラス転移温度60℃)を第1段目とし
て1時間にわたって均一に滴下した。
この時同時に10%の過硫酸アンモニウム水溶液10部
を1時間にわたって均一に滴下した。
その侵1時間熟成を行なった侵、メタクリル酸メチル8
0部、ブチルアクリレートi i 6i。
メタクリル酸4部からなる重合性ll1体混合物(8)
 (ガラス転移温度−8℃)を最後段目として1時間に
わたって均一に滴下した。この時同時に10%の過l1
AII12アンモニウム水溶液10部を1時間にわたっ
て均一に滴ドした。その侵1時間熟成を行なった。冷却
後25%のアンモニア水を6.3部添加し、中和を行な
った。こうして得た塗料用樹脂(1)は不揮発分43.
5%、PH9,0、粘度95cps(B型、粘度=1、
N0010−ター、30rpm、25℃)、最低造II
瀉度25℃の特数値を示した。得られた塗料用樹脂(1
11Q Q部に対して、造膜助剤C8−12(ヂッソ■
穎)3部を加えて、よ<[’1して均一にした。この造
膜助剤を含んだ塗料用樹脂(1)を2枚のフレキシブル
ボードにスプレーで1000/d塗布した後、100℃
の熱風乾燥機内で5分間(風速1nL/S)乾燥して耐
ブロッキング性試験用テストピースを得た。この2枚の
テストピースを更に2分間室温で放置し、表面温度が7
0℃になった時点で塗料用樹脂+1)の塗膜面同士を重
ね合わせて、プレスで5旬/dの圧力を70℃で30分
門加えた。
こうして加圧した2枚のフレキシブルボードは、加圧終
了後無抵抗に剥離し、塗装面は何らamがなかった。ま
た、耐ブロッキング性試験に用いたのと同じ条件で塗装
したテストピースの塗膜性能試験結果を第1″aに示す
実施例2 実施例1で用いたのと同じセパラブルフラスコに純粋5
00部を仕込んだ後、窒素ガスを吹込みながら、攪拌下
に75℃までf?mした。しかる侵あらかじめ調整をし
ておいたスジ92120部、アクリロニトリル20部、
エチルアクリレート58部、イタコンIs!22部(以
上の重合rp船体混合物のガラス転移温度53℃)、レ
ベノールWZ(花王@製、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル硫酸)・トリウムの25%水溶液6部、
25%水溶液のノニボール200(三洋化成[Jポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル)4部、過WKM
7ンモニウム1部、脱イオン水69部からなるプレエマ
ルション混合物(C)を第1段目として1時間にわたっ
て均一に滴下した。この間10%の亜硫酸水素ナトリウ
ム水溶液5部を10分毎に均等に分割添加した。その後
1時間熟成を行なった後スチレン64部、ブチルアクリ
レート35部、アクリルw11部(以上の重合性m撞体
混合物のガラス転移温度25℃)、レペノールW23部
、25%水溶液のノニボール200 2部、過硫酸アン
モニウム0゜5部、脱イオン水34.5部からなるプレ
エマルション混合物(D)を第2段目として30分かけ
て均一に滴下した。このWA10%の亜硫酸水素ナトリ
ウムエキ2.5部を10分毎に均等に分割添加した。そ
の後30分間熟成を行なった後スチレン50部、2−エ
チルへキシルアクリレート48部、メタクリル酸2部(
以上の重合性1ffi体混合物のガラス転移温度−7℃
)、レベノールW2 3部、25%水溶液のノニポール
200 28II、過硫酸アンモニウム0.5部、脱イ
オン水34.5部からなるプレエマルション混合物(E
)を最後段目として30分かけて均一に滴下した。この
間10%の亜硫酸水素ナトリウム水溶液2.5部を10
分毎に均等に分割添加した。そのja60分間熟成を行
なった。冷!J]侵、25%のアンモニア水を6部添加
し中和を行なった。
こうして得られた塗料用樹脂(2)は不揮発分42.2
%、PH9,0、粘度250C1)S(B型粘度計、N
o、2[]−ター、30 r Dm。
25℃)、最低造膜温度23℃の特数値を示した。この
塗料用樹脂C)を用いて下記の配合で塗料を調整した。
配   合                    
   (部)水                  
           64.6デモールEP(花王■
製)2.0 消泡剤ノブコ8034 (サンノプコ■製)0.3酸化
チタン(ルチル型)         54.0カオリ
ン                6.0塗料用樹脂
(2)              173.8C3−
12(チッソ@製)5.2 ヒドロキシルエチルセルロース3χ水溶液 3.0合 
    計             308.9(P
WC45%、N、V 43.4% )得られた塗料をフ
レキシブルボード、ラワン材、トタン、ABS樹脂、上
質紙上に各々刷毛で100Q/ゴ塗布し、常4で3日間
乾燥して耐ブロッキング性試験用テストピースを得た。
これらのテストピースの耐ブロッキング性をJIs  
K−5400の6.8に記載しである不粘看性の試験方
法に基づいて試験を行なったところ、いずれのテストピ
ースも良好な結果を示した。上記テストピースのうら、
フレキシブルボードを用いたテストピースの塗膜性能試
験結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、第1段目に重合111聞休混合物(
B)を、また、最後段目に重合性単量体混合物(A)を
用いた以外は実施例1と同じ操作をくり返して、比較用
樹脂(1)を得た。得られた比較用樹脂(1)の特数値
は不揮発分43.3%、PH9,0、粘度110cps
11n低造M1mB55℃を示した。この比較用樹脂(
11100部に対してC3−12を8部加えて、よく攪
拌して均一にした。これを実施例1と同じ方法で塗装し
たテストピースを用いて耐ブロッキング性試験及びt!
膜性能試験を行なった。耐ブロッキング性試験の結果、
ブロッキングが生じ2枚の塗装板は剥離できなかった。
また、塗膜性能試験結果は第1表に示した通りであった
比較例2 実施例2において、プレエマルション混合物の(D)及
び(E)による第2段目及びj!侵段目の重合を行わず
に第1段目に用いたプレエマルション混合物(C)のみ
(この際、実施例2に用いたプレエマルション混合物(
C)の倍量とした。)の重合とする以外は実施例2と同
じ操作をくり返して、比較用MA脂(2)を得た。
この比較用樹脂(2)は不揮発分42.3%、PH9,
0,Fl+a180cps、It低tm温度83℃の特
数値を示した。この比較用樹脂(2)は実施例1にa3
りる塗料と同じ配合では成膜しなかったので、造膜助剤
C3−12を増慢した下記配合で!tTnをrJ4整し
た。
配   合                    
  (部)水                   
          646デモールEP(花王■製)
2゜ 81泡剤ノブコ8034 (2ンノプコ■I)    
0.3酸化チタン(ルチル型)         54
.0カオリン               6.0塗
料用4M脂+21             173.
8C3−12(チッソ!!1製)261 合     計             327.8
(PWC45X、N、V 4G、9% )得られた塗料
を用いて実施例2と同じ試験を行った。耐プロツキジグ
性試験の結果、いずれもガーゼ跡が残った。また、塗膜
性能試験結果は第1表に示した通りであった。
第1表 塗膜性能試験結果 試験板はいずれもフレキシブルボードを使用した。
注1) 60℃の温水に5日間浸漬した。
注2) サンシャインウェザ−オーメーターで1.00
0時18!l後の塗膜の外観を調べた。
注31ASTM  C−666に記載されているB法に
基づいて100サイクル行ない、塗膜の状態を調べた。
手  続  補  正  書  (自発)昭和62年 
8月 5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子内にカルボキシル基を含有する重合性単量体(
    a)0.1〜10重量%及びその他の重合性単量体(b
    )90〜99.9%(但し、(a)+(b)は100重
    量%である。)からなる重合性単量体成分を多段乳化重
    合して縛られる多段重合共重合体であって、かつ第1段
    目の重合体成分のTgが30℃以上であり、最後段目の
    重合体成分のTgが20℃以下であることを特徴とする
    耐ブロッキング性塗料用樹脂。 2、多段重合共重合体中、第1段目の重合体成分が20
    〜90重量%、最後段目の重合体成分が10〜80重量
    %の範囲の割合である特許請求の範囲第1項記載の耐ブ
    ロッキング性塗料用樹脂。
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