JPS6322798Y2 - - Google Patents

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JPS6322798Y2
JPS6322798Y2 JP1982121807U JP12180782U JPS6322798Y2 JP S6322798 Y2 JPS6322798 Y2 JP S6322798Y2 JP 1982121807 U JP1982121807 U JP 1982121807U JP 12180782 U JP12180782 U JP 12180782U JP S6322798 Y2 JPS6322798 Y2 JP S6322798Y2
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JP
Japan
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channel
signal
speaker
mixer
vehicle
Prior art date
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JP1982121807U
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JPS5927692U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用のステレオ再生装置に関する
ものである。
従来よりこの種の装置では、第1図に示される
様に車両のインストルメントパネル左右に、ある
いは第2図に示される様に左右のドアの内側に取
り付けられ、乗員14に対して左右非対称の位置
に配置される。
このため従来においては、受聴点での周波数特
性が左右チヤンネルスピーカ36,40の音波の
位相干渉などで劣下し、また第1図に示される様
に音像100の存在する範囲が片寄り、あるいは
第2図に示される様に音像100が乗員14の頭
内に定位し、さらに家庭用のステレオ再生装置ほ
どステレオ感、すなわち音像の定位感が得られな
い、という問題があつた。
本考案は上記従来の課題に鑑みて為されたもの
であり、その目的は、音像を家庭用ステレオ装置
並みに定位させることができ、音場を左右均一に
分布させ前方に音像を定位させることができ、さ
らに受聴点の音圧周波数特性を改善することがで
きる高性能なステレオ再生装置を提供することに
ある。
上記目的を達成するために、本考案は、車室内
左側と右側とに配置されたチヤンネルスピーカ
と、両チヤンネルスピーカの中央に配置された中
央スピーカと、各スピーカを駆動する増幅系と、
を有し、増幅系は、両チヤンネル信号を混合して
得られた信号にて中央スピーカを駆動し、一方の
チヤンネル信号に減衰反転された他方のチヤンネ
ル信号を加えて得られた信号にて各チヤンネルス
ピーカを駆動する、ことを特徴とする。
以下図面に基づいて本考案に係わる装置の好適
な実施例を説明する。
第3図には本考案の好適な第1実施例のブロツ
ク構成が示されている。
第3図において、Lチヤンネル信号200は混
合器16,18に供給されており、またRチヤン
ネル信号202は混合器18,20に供給されて
いる。
そして、Lチヤンネル信号200が減衰器2
2,反転器24を介して上記混合器20に供給さ
れており、またRチヤンネル信号202が減衰器
26、反転器28を介して上記混合器16に供給
されている。
ここで、本実施例においては、減衰器22,2
6の減衰量は約3dBとされており、チヤンネル
信号200,202は1/2のレベルに減衰される。
この様にして減衰したチヤンネル信号200,
202は反転器24,28にて反転された後、混
合器20,16に各々供給されるので、混合器2
0,16はRチヤンネル信号202に減衰反転さ
れたLチヤンネル信号202を加えることがで
き、また混合器16はLチヤンネル信号200に
減衰反転されたRチヤンネル信号202を加える
ことができる。そして混合器18は両チヤンネル
信号200,202が供給されているので、両チ
ヤンネル信号200,202を混合することがで
きる。
上記混合器16の出力信号は増幅器32,上記
混合器18の出力信号は増幅器32に、そして上
記混合器20の出力信号は増幅器34に各々供給
されており、増幅器30はLチヤンネルスピーカ
36を、増幅器32は中央スピーカ38を、そし
て増幅器34はRチヤンネルスピーカ40を各々
駆動することができる。
上記チヤンネルスピーカ36,40、中央スピ
ーカ38は例えば車両42がワンボツクス車であ
る場合には第4図に示される様に、また車両42
がスリーボツクス車である場合には第5図に示さ
れる様に配置されることが望ましい。すなわち第
4図において、チヤンネルスピーカ36,40は
中後席44の上方でルーフ46の前後約中間の左
右端車室内に取り付けられており、また中央スピ
ーカ38はルーフ46の前方中央の車室側に取り
付けられている。一方第5図においては、チヤン
ネルスピーカ36,40はフロントのインストル
メントパネル左右端に各々取り付けられ、中央ス
ピーカ38はセンタークラスタ部に取り付けられ
ている。
本考案の第1実施例は以上の構成から成り、以
下その作用を説明する。
混合器16がLチヤンネル信号200に減衰反
転されたRチヤンネル信号202を混合した信号
を増幅器30へ出力し、混合器20がRチヤンネ
ル信号202に減衰反転されたLチヤンネル信号
200を混合した信号増幅器34へ各々出力する
ので、一方のチヤンネル信号200,202に含
まれたモノラル信号が増幅器30,34に減衰し
て与えられ、このため左右チヤンネルのセパレー
シヨンが強調された再生がチヤンネルスピーカ3
6,40にて行なわれる。
そして、両チヤンネル信号200,202が混
合器18にて混合されて得られた信号が増幅器3
2に与えられ、スピーカ38が増幅器32にて駆
動されるので、中央スピーカ38でモノラル音の
再生が行なわれ、これによるモノラル音像100
が第6図に示される様に乗員14の前方に引き出
させられるとともに音像100が受聴位置に関係
なく明確に定位される。このとき各チヤンネルス
ピーカ36,40による再生信号で音場は第6図
で102にて示される様に分布し、異和感のない
臨場感が創生される。
次に本考案の好適な第2実施例を説明する。
第7図には本考案の好適な第2実施例が示され
ており、前述した第3図と同一部材には同一符号
を付してそれらの説明は省略する。
第7図においてアンテナ48にて得られた受信
信号250がフロントエンド回路50に供給され
ており、フロントエンド回路50は両チヤンネル
信号200,202の差に相当する信号300と
両チヤンネル信号200,202の和に相当する
信号302を出力することができる。
そして、上記信号300,302がステレオ再
生回路52に供給されており、該ステレオ再生回
路52は信号300,302からチヤンネル信号
200,202を得ることができ、チヤンネル信
号200を混合器16、減衰器22に、チヤンネ
ル信号202を混合器20、減衰器26に各々出
力することができる。
また、前記信号302は増幅器32に供給され
ている。
第7図の実施例は以上の構成から成り、以下そ
の作用を説明する。
本実施例においては、ステレオ再生回路52か
ら出力されたチヤンネル信号200,202によ
り前記第1実施例と同様にスピーカ36,40に
て高セパレーシヨンのステレオ再生が行なわれ
る。
また、フロントエンド回路50から出力された
信号302によりモノラル音の再生がスピーカ3
8にて行なわれる。
本実施例によれば、チユーナ回路からモノラル
信号が直接取り出されるので、前記実施例の混合
器18を省略することができ、従いその分だけ装
置のコストを引き下げることが可能であり、また
その信号302が信号300と無関係なものであ
るので、耐雑音性が良好である。
以上説明した様に、本考案によれば、音像を家
庭用のステレオ装置と同様に定位させることがで
き、また音像を左右均一に分布させるとともに受
聴者の前方に音像を定位させることができるの
で、高品質なステレオ再生を行なうことが可能で
ある。
また、本考案によれば、受聴点での再生音間の
位相干渉を減少させることができるので、受聴点
での音圧周波数特性を改善することができ、この
意味においても高品質なステレオ再生を行なうこ
とが可能である。
なお、第4図に示される様にスピーカ36,3
8,40をルーフ46に取り付けるとすれば、高
音域までカバーできるサービスエリアを拡大で
き、さらに高品質なステレオ再生を行なうことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来装置における音像の定位
位置説明図、第3図は本考案の好適な第1実施例
のブロツク構成図、第4図はワンボツクス車にお
けるチヤンネルスピーカ及び中央スピーカの取り
付け位置説明図、第5図はスリーボツクス車にお
けるチヤンネルスピーカ及び中央スピーカの取り
付け位置説明図、第6図は第1実施例における音
像の定位位置及び音場の分布を説明する説明図、
第7図は本考案の好適な第2実施例のブロツク構
成図である。 16,18,20……混合器、22……減衰
器、24……反転器、26……減衰器、28……
反転器、30,32,34……増幅器、36……
Lチヤンネルスピーカ、38……中央スピーカ、
40……Rチヤンネルスピーカ、50……フロン
トエンド回路、52……ステレオ再生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内左側と右側とに配置されたチヤンネルス
    ピーカと、両チヤンネルスピーカの中央に配置さ
    れた中央スピーカと、各スピーカを駆動する増幅
    系と、を有し、増幅系は、両チヤンネル信号を混
    合して得られた信号にて中央スピーカを駆動し、
    一方のチヤンネル信号に減衰反転された他方のチ
    ヤンネル信号を加えて得られた信号にて各チヤン
    ネルスピーカを駆動する、ことを特徴とする車両
    用ステレオ再生装置。
JP12180782U 1982-08-11 1982-08-11 車両用ステレオ再生装置 Granted JPS5927692U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12180782U JPS5927692U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 車両用ステレオ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12180782U JPS5927692U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 車両用ステレオ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927692U JPS5927692U (ja) 1984-02-21
JPS6322798Y2 true JPS6322798Y2 (ja) 1988-06-22

Family

ID=30278648

Family Applications (1)

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JP12180782U Granted JPS5927692U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 車両用ステレオ再生装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8050434B1 (en) 2006-12-21 2011-11-01 Srs Labs, Inc. Multi-channel audio enhancement system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210321U (ja) * 1975-07-10 1977-01-25
JPS5547797A (en) * 1978-10-03 1980-04-04 Nissan Motor Co Ltd Audio equipment for vehicle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210321U (ja) * 1975-07-10 1977-01-25
JPS5547797A (en) * 1978-10-03 1980-04-04 Nissan Motor Co Ltd Audio equipment for vehicle

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JPS5927692U (ja) 1984-02-21

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