JPS63227307A - プラスチツク成型品に塗膜を形成する方法 - Google Patents

プラスチツク成型品に塗膜を形成する方法

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JPS63227307A
JPS63227307A JP62060216A JP6021687A JPS63227307A JP S63227307 A JPS63227307 A JP S63227307A JP 62060216 A JP62060216 A JP 62060216A JP 6021687 A JP6021687 A JP 6021687A JP S63227307 A JPS63227307 A JP S63227307A
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JP
Japan
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paint
ultraviolet
plastic
coating
primer layer
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JP62060216A
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English (en)
Inventor
Takashi Taniguchi
隆 谷口
Kazuo Ishige
石毛 和夫
Keizo Ogata
敬三 緒方
Oko Naito
内藤 往向
Akira Ikeda
彰 池田
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は成型プラスチック表面に塗膜を形成する方法に
関し、さらに詳しくはインモールド工法により紫外線硬
化型塗料のハードコート層を形成するのに好適な塗膜を
形成する方法に関する。
(従来の技術) プラスチック材料は、軽量で加工性に優れているため、
射出成型、中空成型等の成型品として種々の分野で使用
されている。
しかしながら、プラスチック材料は柔らかく成型品とし
た場合、成型品表面に物理的接触によるキズが付きやす
いという欠点を有しており、その通用範囲が限定されて
いるのが実情であった。プラスチック成型品の表面にキ
ズ付きを防止するために有機溶剤型塗料や水性塗料を塗
装することが知られているが、十分な塗膜硬度と接着性
および経済性を兼ね備た塗料は得られていない。
紫外線硬化型塗料はハードコート層を形成するのに通し
た塗料系であるが、プラスチック成型品に通用すると、
プラスチック表面への接着性に関し紫外線硬化性モノマ
ーもしくはオリゴマーの選択の余地が小さい。また、紫
外線硬化型塗料に有機溶剤を含有させるとプラスチック
成型品表面が侵されてしまっり、高圧水銀ランプの放出
する大量の熱のためプラスチック成型品が変形したりす
ることがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はプラスチック成型品にハードコート層を直接塗
布する上での欠点、すなわち、プラスチック表面との密
着性、有機溶剤によるプラスチック表面の溶解、熱によ
る変形、塗装後の塵の付着などの欠点を一挙に解決した
ものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) すなわち1本発明は、プラスチック成型用金型の成型面
に紫外線硬化型塗料を塗布し、紫外線を照射して硬化さ
せた後、該硬化塗膜面上にプライマー層を設け、ついで
プラスチックを成型することからなるプラスチック成型
品に塗膜を形成する方法である。
本発明の方法によれば、プラスチック成型用金型の内面
に、まず紫外線硬化塗料を塗布する。塗料を施す場所は
金型の内面全部であってもよいし9部分的であってもよ
い0次いで、紫外線を照射して塗料を硬化させる。
本発明において使用される紫外線硬化型塗料としては、
紫外線硬化型オリゴマー、紫外線硬化型上ツマー2光開
始剤等の成分からなり、必要に応じて。
有機溶剤を含む紫外線硬化型塗料が望ましい。
紫外線硬化型オリゴマーとしては、2−フェノキシエチ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、イソデシルアクリレート等の単官能性上ツマ
−、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレー
ト トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ポリエチレングリコール400ジ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト等の多官能性上ツマー等がある。
光開始剤としては、ベンゾフェノン、ベンジルジメチル
ケタール、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケト
ン等があり、塗料中の0.1〜5重量%の範囲で使用す
る。これらの光開始剤に併用して、トリメチルアミン、
p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル等の増感剤
を適宜添加することもできる。
また、必要に応じて有機溶剤を用いることもできる。
有機溶剤としては、酢酸エチル、メチルエチルケトン、
イソプロピルアルコール、トルエン、キシレン。
酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、セロソルブアセ
テートエチルセロソルブ等がある。
本発明では紫外線硬化型塗料は必ずしもハードコート層
を形成するものでなくても良い。
本発明における紫外線硬化塗料には顔料等の着色剤9体
質顔料等の充填剤、消泡剤等の添加剤等を配合して用い
ることができる。
上記の操作により硬化した紫外線硬化塗膜の上にプライ
マー層を設ける。プライマー層は紫外線硬化塗膜のプラ
スチックに対する密着性向上のために使用される。プラ
イマー層としては、アクリル系樹脂塗料、ウレタン系樹
脂塗料、ポリエステル系樹脂塗料、ビニル系樹脂塗料、
アルキド系樹脂塗料のような常温乾燥型塗料が好ましい
。この塗料によるプライマー層の厚さは1〜5μが好ま
しい。
本発明においてプライマー層としてシランカップリング
剤も使用することができる。シランカップリング剤は有
機溶剤溶液として用い、紫外線硬化型塗料の硬化した塗
膜に塗布乾燥すれば良い。
紫外線硬化型塗料の硬化塗膜とプライマー層を一体とし
てインモールドコーティングした金型を用いてプラスチ
ック材料を成型加工する。使用される成型用プラスチッ
ク材料としては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリオレフィン。
ABS樹脂、ポリエステル等の熱可塑性樹脂がある。
本発明に係わる成型方法は射出成型が好ましいが。
中空成型等の他の成型方法であっても良い。
(実施例) 実施例1 下記処方により紫外線硬化型ハードコート塗料(AI)
とプライマー塗料(B1)を調製した。
塗料(A1) ウレタンアクリレート(三井東圧化学 株式会社製オレスターRA−1353)30  %2.
2−ジメトキシ−2−フェニルア セトフェノン             0.5%酢酸
エチル             30 %トルエン 
             15 %イソプロピルアル
コール       15 %セロソルブアセテート 
        9.5%塗料(B1) −液型リニア−ポリウレタン樹脂溶液 (三井東圧化学株式会社製オレスター NL2532)            30  %ト
ルエン             20 %イソプロピ
ルアルコール       25 %メチルエチルケト
ン         20 %キシレン       
        5 %25℃に調温した金型の内面に
塗料(A1)をスプレーガンにて均一に塗布し、ヘアー
ドライヤーを用いて溶剤を除去し、さらに高圧水銀ラン
プ(80W / cm )からの紫外線を3秒間照射し
て硬化さそた。
しかる後に塗料(B1)をスプレーガンにて塗料(AI
)の塗膜の上に重ねて塗布し、ヘアードライヤーを用い
て溶剤を除去した。
上記の操作によってインモールドコーティングした金型
を使用して熱可塑性ポリウレタンエラストマー(日本ニ
ラストン株式会社製ニラストンE−180)を射出成型
して取り出した。
作成した成型品の塗膜はポリウレタンに強固に付着して
おり、ゴバン目セロハンテープ剥離試験で100/10
0であった。また、成型品の表面をスチールウール(#
LOO)で強く摩擦しても全(傷が付かなかった。
比較例1 上記塗料(AI)を用いて実施例1と同様の操作にて硬
化させた0次いでプライマー塗料を施さない他は実施例
1と同様の操作によりポリウレタンの成型品を得た。作
成した成型品の塗膜のゴバン目セロハンテープ剥離試験
は0/100であり、付着性は不良であった。
実施例2 下記処方により紫外線硬化型塗料(A2)とプライマー
塗料(B2)を調製した。
塗料(A2) アルキル変性ジペンタエリスリトール トリアクリレート(日本化薬株式会社製カヤランドD−
330)         20  %2−フェノキシ
エチルアクリレート   5 %2.2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン            
    0.5%トルエン             
 40 %メチルエチルケトン         20
 %酢酸イソブチル           14.5%
塗料(B2) 主剤 アクリルポリオール樹脂溶液(三井東圧化学株式会社製
オレスターQ−164−NL2532)       
      30  %トルエン          
    25 %メチルエチルケトン        
 25 %酢酸エチル             15
 %メチルイソブチルケトン        5 %硬
化剤 イソホロンジイソシアネート     70 %キシレ
ン              10 %セロソルブア
セテート        10 %酢酸イソブチル  
         10 %塗料(B2)は使用直前に
上記主剤および硬化剤を100部/15部(重量部)の
割合に混合して用いた。
100℃に調温した鋳鉄製金型の内面に塗料(2A)を
スプレーガンにて均一に塗布し、ヘアードライヤーを用
いて溶剤を除去し、さらに高圧水銀ランプ(80W/e
ll)からの紫外線を照射して硬化させた。しかる後に
塗料(B2)をスプレーガンにて硬化塗膜の上に重ねて
塗布し、ヘアードライヤーを用いて溶剤を除去した。
上記の操作によってインモールドコーティングした金型
を使用してポリカーボネート(帝人化成株式会社製パン
ライトL−1225)を射出成型して取り出した。
作成した成型品の塗膜はポリカーボネートに強固に付着
しており、ゴバン目セロハンテープ試験で100/10
0であった。
比較例2 上記塗料(A2)を用いて実施例2と同様の操作にて硬
化させた。次いでプライマー塗料を施さない他は実施例
2と同様に操作によりポリカーボネートの成型品を得た
。作成した成型品の塗膜のゴバン目セロハンテープ剥離
試験はO/100であり、付着性は不良であった。
実施例3 下記処方により紫外線硬化型塗料(A3)とプライマー
塗料(B3)を調製した。
塗料(A3) エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレー
ト(新中村化学工業株式会社製NKエステルA−BPE
−4)   25%トリメチロールプロパントリアクリ
レート 5%2.2−ジメトキシ−2−フェニルアセト
フェノン                 1%トル
エン               40%メチルエチ
ルケトン          20%酢酸イソブチル 
            9%塗料(B3) N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン      0.1%メタノール    
         80 %イソプロピルアルコール 
      19.9%50℃に調温した鋳鉄製金型の
内面に塗料(A3)をスプレーガンにて均一に塗布し、
ヘアードライヤーを用いて溶剤を除去し、さらに高圧水
銀ランプを用いて紫外線を3秒間照射して硬化させた。
しかる後に塗料(B3)をスプレーガンにて硬化塗膜の
上に重ねて塗布し、ヘアードライヤーを用いて溶剤を除
去した。
上記の操作によってインモールドコーティングした金型
を使用してポリスチレン(電気化学工業株式会社製デン
カスチロールGP−1)を射出成型して取り出した。
作成した成型品の塗膜はポリスチレンに強固に付着して
おり、ゴバン目セロハンテープ試験で100/100で
あった。
〔発明の効果〕
本発明の塗膜形成方法は、紫外線硬化した塗膜とプライ
マー層とをインモールドコーティングしているために、
紫外線硬化塗料の組成を限定されないで。
紫外線硬化塗膜により強固に被覆されたプラスチック成
型品を得ることができる。したがって、紫外線硬化塗料
をハードコート層を形成し得るような組成のものである
場合1本発明は特に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラスチック成型用金型の成型面に紫外線硬化型塗
    料を塗布し、紫外線を照射して硬化させた後、該硬化塗
    膜面上にプライマー層を設け、ついでプラスチックを成
    型することからなるプラスチック成型品に塗膜を形成す
    る方法。 2、紫外線硬化型塗料がハードコート層形成用塗料であ
    る特許請求の範囲第1項記載の塗膜を形成する方法。 3、プライマー層が常温乾燥型塗料である特許請求の範
    囲第1項記載の塗膜を形成する方法。 4、プライマー層がシランカップリング剤である特許請
    求の範囲第1項記載の塗膜を形成する方法。
JP62060216A 1987-03-17 1987-03-17 プラスチツク成型品に塗膜を形成する方法 Pending JPS63227307A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296591A (ja) * 2008-07-30 2008-12-11 Kuraray Co Ltd 感圧転写材、その製造方法及び転写物
JP2009529595A (ja) * 2006-03-15 2009-08-20 フォテラー・ラックファブリック・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニ・カーゲー 整形物品を表面コーティングするためのワニス

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