JPS63224459A - デイジタル複写機における領域指定シ−ト読取制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、原稿の読取り開始前に領域指定シートを読
取ってその内容をメモリに記憶し、該メモリに記憶され
た領域に基いて原稿の画像処理を行い、該原稿の種類に
合せて文字、写真のモードを選択できるディジタル複写
機における領域指定シートの読取制御装置に関する。

従来の技術 従来前記のような複写機においては、原稿の種類に応じ
て処理内容を変えるものがあり、例えば文字原稿と、写
真のような中間調の原稿とにより、その処理を変えるた
め、モードの切換えをオペレータが選択するようになっ
ている。

そして前記のようなものにあっては、文字原稿の処理（
以後文字モードという）と、写真原稿の処理（以後写真
モードという）は、出力画像の再現性をよくするために
、おのおの異った画像信号処理を行っている。すなわち
文字モードではＭＴＦ補正処理したデータを所定のしき
い値で切ることによって白／黒の２値化の決定を行うこ
ととなるが、同じ処理を写真のような中間調の画像に対
して行うと、再現性が著るしく損われるので、写真モー
ドとして例えばディザ法等によって、擬似的に階調を再
現することをしている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのようにディザ法によって再現された画
像は、黒べたまたは文字等の画像に関しては、所々白く
抜けてきれぎれ画像となり易い。そこでオペレータは原
稿の種類に応じて適宜文字／写真モードの選択を行わね
ばならないこととなるが、領域指定シートは文字原稿と
同様であるため、文字モードで処理したデータをメモリ
に格納するのが最も適当であるにかかわらず、誤って写
真モードで読取らせることがあり、その場合は前記のよ
うな不具合が生じ、領域の誤認につながるという問題が
あった。

そこでこの発明の目的は、前記のような従来の読取制御
装置における問題点を解決し、領域指定シートはオペレ
ータの選択にまかせることなく、確実に文字モードで読
取ることのできる読取制御装置を提供するにある。

問題点を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するにつき、従来の
ディジタル複写機において、領域指定シートをセットす
ると、自動的に文字モードが選択されて読取られるよう
になっていることを特徴とするものである。

実施例 図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１図に示す複写機において、１は光源であって、ここ
から発せられた光は原稿２に照射され、ミラー３、レン
ズ４を通ってＣＣＤ５に入力される。そしてこのＣＣＤ
５からの出力はＡ／Ｄ変換部６に入力して、ｎビットデ
ィジタルデータとして画信号処理部７に出力される。画
信号処理部７ではｎビットのディジタルデータを文字モ
ード、写真モードのいずれかのモードで処理し、例えば
文字モードではＮＴＦ処理後のデータを所定のしきい値
で切ることにより、また写真モードではディザ法等の処
理によって擬似的に階調を再現した白／黒の２値データ
に変換されて、領域用ＲＡＭ８と指定された領域に基い
て処理する編集部９とにそれぞれ出力されるに こで文字／写真モードの切換えは、操作部１０に設けら
れたイメージモードキー１１をオペレータが操作するこ
とによって、ＬＥＤ１２が順次文字、写真に切換り、シ
ーケンスコントロール部１３で判断して、画信号処理部
７に信号を送ることによって行われる。

領域用ＲＡＭ８は領域指定シートか、原稿かをシーケン
スコントロール部１３が判断し、ＲＡＭコントロール部
１部製４して、リードライト制御が行われる。

編集部９ではＲＡＭ８から出力した領域データと、画信
号処理部７から出力した画像の２値化データとを処理し
、シーケンスコントロール部１３からの制御信号に基い
て１例えば領域内の画像の消去、抽出等の処理をした２
値化データを出力する。

つぎに前記による作動を第２図のフローチャートを参照
して説明する。

オペレータは予め領域指定による編集モードか否かを選
択し、その後原稿の種類に応じて、文字モードか写真モ
ードかを操作パネルのキーで選択する。

この際オペレータは編集モードであれば、原稿の指定し
たい領域を所定のペン等で記入したシートをセットし、
スタートキーを押すことによって自動的に文字モードが
選択されて、シートの内容がメモリに記憶される。この
ようにして記憶動作が完了すると、オペレータがはじめ
に設定したモードに復帰して原稿の複写処理が行われる
。したがって例えば使用原稿が写真でオペレータが写真
モードを選択すれば、領域指定シートの読込時には自動
的に文字モードが選択され、記憶動作完了後は写真モー
ドに自動的に復帰する。

発明の効果 この発明は前記のようであって、従来のディジタル複写
機において、領域指定シートをセットすると自動的に文
字モードが選択されて読取られるようになっているので
、オペレータは使用する原稿のモードを選択するだけで
、領域指定シートの内容が確実に文字モードで記憶され
るため、わずられしい操作をする必要がなく、領域指定
シートの内容の誤認識を防止することができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例の概略説明図。 第２図は、同上のフローチャートを示す。 １・・・光源　　　　　　２・・・原稿５・・・ＣＣＤ
　　　　　　６・・・Ａ／Ｄ変換部７・・・画信号処理
部　　８・・・領域用ＲＡＭ９・・・編集部　　　　　
１０・・・操作部１１・・・イメージモードキー １２・・・ＬＥＤ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．原稿の読取り開始前に領域指定シートを読取ってそ
   の内容をメモリに記憶し、該メモリに記憶された領域に
   基いて原稿の画像処理を行い、該原稿の種類に合せて文
   字、写真のモードを選択できるディジタル複写機におい
   て、前記領域指定シートをセットすると自動的に文字モ
   ードが選択されて読取られるようになっていることを特
   徴とする読取制御装置。