JPS63214196A - ヒト抗癌モノクローン性抗体 - Google Patents

ヒト抗癌モノクローン性抗体

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JPS63214196A
JPS63214196A JP62290763A JP29076387A JPS63214196A JP S63214196 A JPS63214196 A JP S63214196A JP 62290763 A JP62290763 A JP 62290763A JP 29076387 A JP29076387 A JP 29076387A JP S63214196 A JPS63214196 A JP S63214196A
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JP
Japan
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human
cell line
monoclonal antibody
hybridoma
cells
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JP62290763A
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トーマス ベルグルム ケルドセン
イェスパー セウテン
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Novo Industri AS
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
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    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/30Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、癌細胞、詳細には乳癌および結腸癌の抗原決
定基に対するモノクローン性抗体を産生ずるヒト−ヒト
ハイブリッドセルラインに関する。
以下余白 〔従来の技術〕 ここ数年間に、癌の治療に対する免疫治療学的方法を開
発するため著しい研究努力が行われてきた。これらの研
究のほとんど総てにおいて、腫瘍に関連する抗原が各種
悪性疾患に罹った患者を治療するのに用いられてきたが
、不運なことにはほとんど成功していない、成功を納め
られなかった主な理由が4つあり、その2つの理由の第
一のものは腫瘍に関連した抗原が同定困難であり、第二
は腫瘍に関連した抗原を認識する均質な抗体を調製する
ことが技術的に困難であり且つ労力がかかることである
。後者の困難は、コーラ−(Kohler)とミルスタ
イン(Milstein)(Nature、  256
巻、495〜497頁、1975年)のハイブリドーマ
技術の開発によってモノクローン性抗体を無制限に産生
ずることができるようになったことによってかなり克服
されている。腫瘍に関連した抗原の同定については、現
在のところは癌細胞に限定される抗原を同定する確実な
方法はない。
癌の治療の免疫治療学的方法を考案するときに克服しな
ければならない第三の問題点は、免疫治療薬、すなわち
腫瘍に関連した抗原に対する抗体に対する免疫反応を防
止することである。この問題点はコズボール(Kozb
or)とローダ−(Roder)のfmunol  T
oda 、 4巻、1983年、72〜79頁;グラシ
ー(Glassy)ら、モノクローン性抗体と癌(Mo
noclonal Antibodies and C
ancer)、ボス(Boss)ら監修、1983年、
アカデミツク・プレス(Academic Press
) ;およびグラシー(Glassy)ら、Proc 
 Natl  Acad  Sci、 USA、80巻
、6327頁、1983年によって記載されている基本
的なコーラ−とミルスタインの方法の改変法によって生
成されるヒト抗体を用いることによって解決することが
できる。腫瘍を有する患者にヒトモノクローン性抗体を
注射すると、この抗体は腫瘍に関連した抗原に結合する
ことによって腫瘍を認識してこれに結合する。ヒト由来
の抗体は患者の免疫系によって異物とは「見なされ」な
いので、免疫学的には目に見えない状態にある。
第四の理由としては、これまでに製造されたヒトモノク
ローン性抗体のほとんどは1gMクラスのモノクローン
性抗体である。このクラスの抗体は各種の試験管内での
研究には有用であるが、IgGクラスの抗体はどには臨
床的に有用でない。
他のものより優れているモノクローン性抗体のクラスの
生成はこれまではほとんど理解されておらず、したがっ
て再現性がない。
不運なことには、ヒトハイブリドーマの歴史は実質的な
且つしばしば腹立たしくなるような技術的問題点を有し
ており、「所望な」特異性を有するヒト免疫グロブリン
を分泌するハイブリッドの最初の報告は1980年まで
現れなかった。それからまもなく、ヒトリンパ球を融合
することは可能であるが融合の頻度、Ig合成の水準お
よびそれらの安定性が低いことは、ハイプリドーマ技術
によるヒト抗体の産生が日常的でも、実際的方法でもな
いことを意味することが明らかになった。しがしながら
、この2〜3年の間に、幾らかの進歩がなされた。比較
的効率的なり一リンパ球の融合のハートナーカ開発すれ
、エプスタイン−バール・ウィルス(EBV)形質転換
の方法が改良された。
下記に、ヒトモノクローン性抗体の調製法およびその方
法において見られる問題点を説明する。
ヒトモノクローン性抗体は、種間ハイブリダイゼーシッ
ンによって調製することができる。適当なヒト融合パー
トナ−が欠如していることにより、ヒトリンパ球の非ヒ
ト融合パートナ−へのハイブリダイゼーシッンによりヒ
トモノクローン性抗体を産生させる試みが盛んに行われ
た。種間のバイプリドーマでは、破傷風毒素(コズボー
ル(にozbor)ら、h紅u匹Ls 1巻、1982
年、323〜328頁)、キーホール・リンペット(K
eyholelispet) ヘモシアニン(レーン(
Lane)ら、ムハム厘ム、155巻、1982年、3
33〜337頁)および各種ヒト癌と反応するモノクロ
ーン性抗体を調製することが可能であった0種間ハイプ
リドーマでは、ネズミ染色体よりもヒト染色体が喪失し
くコート(Co te)ら、Feder  Proc工
、43巻、1984年、2456〜2459頁;コズボ
ール(Kozbor)とローダー(Roder)、h艶
匹IT何社、4巻、1983年、72〜79頁)、ヒト
染色体の喪失は稀ではない。染色体14(重鎮)および
染色体22(λ11)の喪失の頻度は、染色体2(に鎖
)の喪失より少ない(エリクソン(Erikson)ら
、Natures 294巻、1981年、173〜1
75頁)。
極内ヒトハイブリドーマは、同様な種間ハイブリドーマ
よりもそれらの染色体組成が安定である(コズボール(
Kozbor)とローグー(Roder)、Immun
olJ組u−、4巻、1983年、72〜79頁)、そ
れ故、ヒト/ヒトハイブリドーマの開発はヒトモノクロ
ーン性抗体の有望な入手源である。適当なヒト融合パー
トナ−が欠如していることが、この方法の主な障害とな
っていた。ヒト骨髄腫は試験管内で培養することが困難
であり、それらは低い頻度でしか融合せず、DNA類似
体に耐性になることが困難である。はとんどの骨11i
腫由来のヒト融合パートナ−は、倍加時間が36〜70
時間であり、試験管内で増殖するには骨髄腫刺激因子を
必要とする。形態学内には、骨髄腫は粗面小胞体(RE
R)が豊富であり、遊離型ポリリボゾームが少なく、ミ
トコンドリアが豊富であり、ゴルジ体が良好に発達して
いることを特徴としている。免疫グロブリンの分泌水準
は高い〔コズボール(Kozbor)ら、[ヒトハイブ
リドーマおよびモノクローン性抗体(Human )l
ybridomas and MonoclonalA
ntibodies) J 、エングルマン(Engl
eman)ら監修、ブレナム・プレス(Plenus 
Press)、ニュー・ヨーク、1985年、21〜3
6頁〕。
ヒトリンパ芽球様細胞ライン(LCL)は試験管内で容
易に成長し、融合パートナ−代替物として用いられる。
LCLは骨髄腫セルラインよりも速やかに成長し、常に
エプスタイン−バールウィルスと関連している。形態学
的には、LCLはRERERおよ・びゴルジ体の発達が
十分でなく、遊離型ポリリボゾームが多く、免疫グロブ
リンの分泌水準が低いことを特徴とする〔コズボール(
Kozbor)ら、上記文献〕。
一般的には、ヒト骨髄腫細胞およびLCLは、ヒトハイ
ブリドーマを生成させる融合パートナ−としては最適で
はない、ヒトハイブリドーマを用いる研究は、最適なヒ
ト融合パートナ−が欠如しているために妨げられてきた
。ヒトリンパ芽球様セルラインは、ヒト骨髄腫よりも効
率的な融合パートナ−であると思われる。LCLで発生
させたヒトハイブリドーマは、融合パートナ−として骨
髄腫瘍を用いて発生させたヒトハイブリドーマよりも免
疫グロブリンを産生しにくい。過去数年間に、組換えD
NA技術および体細胞融合技術を用いることによって、
より良好なヒト融合パートナ−の調製が進歩してきた。
例えば、テング(Teng)ら(紅匹、h且、に縁、と
紅」鎖、80巻、1983年、7308〜7321頁)
は、マウス/ヒトへテロ骨髄腫融合パートナ−を構成し
た。
もう一つの例は、0M1500 67G−2リンパ芽球
様セルラインのウワバイン耐性変種(KR−4)とヒト
骨髄腫細胞(RP M18226)との融合によるKR
−12セルラインの構成である〔コズボール(Kozb
or)ら、J、 Is+wuno1..133巻、19
85年、3001〜3005頁〕。KR−12セルライ
ンはEBV−ハイブリドーマ技術におけるEBV−形質
転換リンパ芽球様セルラインと融合するように設計され
た。これらの2例から引き出される結論は、融合パート
ナ−としての新規セルラインの工学技術がヒトモノクロ
ーン性抗体の調製における主な障害であった融合効率を
増加させるということである。
ヒトモノクローン性抗体の産生の第三の方法はEBV−
ハイブリドーマ技術である。EBVはリンパ性ヘルペス
ウィルスであり、正常なり一リンパ球を形質転換し、こ
れらの細胞を恒久的ラインとして培養することを可能に
する。目的の免疫グロブリンを産生ずるクローンを単離
した後、優性マーカーを有するヒト融合パートナ−と融
合して免疫グロブリンの産生を安定化させ増大させるこ
とができる。BBV−ハイブリドーマ技術はある型の抗
原では極めて有効である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現在のところ、乳癌、結腸癌、子宮癌、胃癌又はその他
の臓器の癌の治療または診断には、免疫療法は上記のよ
うな理由によりほとんど用いられていない。したがって
、腫瘍に関連した抗原に対するモノクローン性抗体を分
泌するヒト−ヒトハイブリッドセルラインを樹立するこ
とが非常に必要とされている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、ヒトIgMモノクローン性抗体を合成
して分泌するヒト−ヒトハイブリッドセルライン、すな
わちハイブリドーマは、乳癌患者由来の腋窩ドレインリ
ンパ節から単離されるリンパ球を薬剤耐性ヒトハイブリ
ッド細胞ラインに融合させることによって生成する。
本発明によれば、B細胞リンパ球は腫瘍を有する患者か
ら単離される。B細胞は、患者のリンパ節、詳細には腫
瘍塊近くの腋窩ドレインリンパ節から外科的技術によっ
て単離される。或いは、B細胞は、肺臓、扁桃腺、抹消
血のようなその他のリンパ性器官から単離することもで
きる。B細胞を得るのに用いられる器官が何であろうと
、後者のB細胞はハイブリドーマ形成に好適な形状に調
製される。一般的には、これは、シュロム(Schlo
w)ら (Proceedin  s  of  th
e  National紅1μl!L録回三l」1虹、
77巻、6841頁、1980年)、シコラ(Siko
ra)ら(British Journal ofCa
ncers 43巻、698頁、1981年)およびグ
ラシー(Glassy)ら、(Proc、 Natl、
 Acad、 Sci、 USA % 80巻、632
7頁、1981年)によって報告されている方法に従う
ことから成る。これらの方法の詳細については、文献を
参照されたい、この方法は、患者からリンパ節を手術に
よって取り出してから数時間以内に入手し、そしてそれ
らをロスウェル・パーク・メモリアル・インスティチュ
ート(RoswellPark Memorial I
n5titute) 1640 (RP M I −1
640)培地中で均質化してリンパ球を放出させること
から成る。
ヒトハイブリッドを得るには、Bリンパ球を、薬剤選択
性マーカーを示すヒトセルラインに融合させなければな
らず、一般的には、これらのセルラインにはリンパ芽球
様細胞由来であるかまたはリンパ芽球様細胞と骨髄種細
胞とのハイブリッド細胞である。或いは、ヒトセルライ
ンは、温度感受性の成長抑制を示すそれらの能力に基づ
いて選択することもできる。セルラインは、融合させる
まではRP M I −1640培養液中に保持される
ヒト−ヒトハイブリドーマセルラインを形成させるため
に、リンパ節のリンパ球をリンパ芽球様細胞またはハイ
ブリッド細胞と混合し、通常は等しいまたは10倍数の
リンパ節リンパ球をセルラインと一緒にする。2種の細
胞型を遠沈管の底に沈澱させて、化学融合材、詳細には
ポリエチレングリコール(PEG)で適当な時間融合さ
せる。
或いは、融合は、電気細胞融合またはウィルス、詳細に
はセンダイウィルスおよびアベルソンウイルスによって
行うこともできる。次に、融合していない細胞を選択的
に殺す薬剤を含む培地中に、融合した細胞を移植する。
ハイブリッドセルラインを、通常は10〜20日以内の
間成長させ、多くの免疫同・定法の一つであって、詳細
については以下に説明する方法を用いて培地中に存在す
る抗体を同定することによってヒト抗体の産生をスクリ
ーニングする。
ハイブリドーマセルラインにおける抗体をコードする遺
伝子は、DNA組換え技術によって他の細胞型に変換す
ることができ、且つ後者はモノクローン性抗体源として
作用することができることは、当業者には明らかであろ
う。
ハイブリドーマの培地中に存在するモノクローン性抗体
を、排除および親和性クロマトグラフィ法のような標準
的技法によって精製し、分析を行って、これらのモノク
ローン性抗体が属する免疫グロブリンのクラスおよびそ
れらの細胞型特異性を決定した。抗体のクラスの決定は
適当な抗血清を用いてEL I SA法によって行った
ところ、下記のようなIgMおよびIgGOクラスであ
ることを見出した。細胞型特異性を決定するために、正
常および癌組織を、アビジン−ビオチン系(エイ・ビー
・シー・キット(ABCKit)、ベクトル・  ゛ラ
プス(Vector Labs、)を用いて凍結部分お
よびホルマリン固定パラフィン埋没部について分析した
細胞ラインMAC40/43の安定なサブクローンは、
下記の日付で特許手続の目的のために、アプライド・マ
イクロバイオロジー・アンド・リサーチ(Applie
d Microbiology and Re5ear
ch)のヨーロピアン・コレクション・オブ・アニマル
・セル・カルチャーズ(Buropean Co11e
ction of AnimalCellCultur
es)(E CA CC)  P HL Sセンター、
ボートン・ダウン、サリスバリー、ウィルトシアー、S
P4、OJG、英国に寄託されている。ECACCはブ
タペスト条約で認定された国際受託機関であり、条約の
規則9によって寄託の恒久性を付与されている。
寄託日?      1986年11月10日、寄託者
番号:  ハイブリドーマ細胞ラインM A C40/
43、 ECACC名:  86 11 10 01゜本発明の
モノクローン性抗体は、非造血性ヒト癌、特に乳癌およ
び畢丸癌と選択的に反応し、皮膚癌、膀胱癌および結腸
癌とは余り反応しない。
モノクローン性抗体は上記腫瘍とのみ反応することが見
い出されたが、モノクローン性抗体によって認識される
抗原を発現するその他の腫瘍と反応することも期待され
ることに留意すべきである。
上記の様にして生成したモノクローン性抗体は試験管内
で腫瘍細胞の成長を抑制することが期待される。これは
、腫瘍細胞にモノクローン性抗体を5〜50躍/−の範
囲で加え、数日間に亙ってそれらの成長速度を測定する
ことによって行われる。
本発明によって生成するモノクローン性抗体は広範囲の
種類のその他の腫瘍細胞型の成長を抑制し、且つ分子の
抗原結合部位が保持されているかぎり、抗体重鎮および
軽鎖のフラグメントまたは結合も腫瘍の成長を抑制する
ことが期待される。
下記の実施例によって、本発明を説明する。しかしなが
ら、発明の精神から離反せずに各種の変更および改質を
行うことができることを理解すべきである。
以下余白 〔実施例〕 豊思竺1里並 ヒト融合パートナ−およびヒトノ\イブリドーマは、2
−Mグルタミン、ストレプトマイシン50躍/aZ、ペ
ニシリン50単位/−12−メルカプトエタノール(シ
グマ(Sigma) 、米国) 3.5 Xl0−’M
および10−15%の熱不活性化したウシ胎児血清(F
e2)(いずれもギブコ(Gibco)、英国から入手
〕を補足したRPMI−1640(ギブコ(Gibco
)、英国)(以下、完全RPMIと命名する)中で成長
させた。)IAT培地は、ヒポキサンチン13.6n/
−、アミノプテリン0.18g/aZおよびチミジン3
.9J2Ir/aj(いずれもギブコ(Gibco) 
、英国〕を補足した完全RPMIから成っていた。HT
培地は、ヒポキサンチン13.6n/−およびチミジン
3.9n/−を補足した完全RPMIから成っていた。
ヒト乳癌セルラインMCF−7は5%ウシ胎児血清を含
む完全RPMI中で成長させ、細胞をトリプシン−ED
TA (ギブコ(Gibco)、英国)で分離した。
±Jヨ汗仁乙 ヒト融合パートナ−KR−12(コズボール・ディ0(
ozbor、 D、)、トリプツチ・ピー(Tripp
uti。
P、)ローグー・ジェイ・シー(Roder、 J、 
C,)およびクロース・シー・エム(Croce、 c
、 M、)、ム1町現止り1133巻、3001〜30
05頁、1984年)は、ヒト骨髄腫RPM I −8
226(λ−鎖の生産細胞)と、ヒトB−リンパ芽球様
セルラインG M−1500のウアバイン耐性変異株で
あるヒトリンパ芽球様セルラインKR−4(γ2および
に一鎖の生産細胞)とのハイブリッドである。KR−1
2セルラインは、表現型がヒト骨髄腫細胞と同じであり
、リンパ芽球様セルラインKR−4と同様に増殖する。
KR−12はT2、λおよびに一鎖を分泌する。
KR−12はウィスター・インステイテユート(Wis
ter In5titute) 、フィラデルフィア、
米国から入手した。
ハイ 1−マ 殺菌したヒト腋窩リンパ節のセグメントを、***切除を
行った乳癌患者から得た0節から脂肪を除去して・均質
化によって単細胞懸濁液を調製した。懸濁したリンパ節
細胞をRP M I −1640中で3回洗浄した。
ヒトリンパ節細胞と対数増殖期のヒト融合パートナ−を
1=1または2:lに混合して、上記の・ようにケーラ
ー(にoeler) とミルスタイン(Milstei
n)、1975年によって報告され、ゲッター(Gef
 ter)ら〔ゲッター・エム・エル(Gefter、
 M。
し、)、マルキレス・ディ・エム(Marquileg
+ D。
?!、)およびシャー7・エム・ディ (Scharf
f、 M。
D、) 、5osatic Ce1l Genet、 
、3巻、231〜236頁、1977年〕によって改変
された方法によってポリエチレングリコール4000 
(PEG)  (50重量%/RPM11640容積)
 〔メルク(Merck) 、西ドイツ〕を用いて融合
させた。37℃に加熱したl−のPEGを細胞ペレット
に1分間にわたって徐々に加え、細胞を1.5分間緩や
かに混合し、10dのRP M I 1640を5分間
にわたって滴下して加えた。細胞を10分間放置した後
、細胞をRPMl−1640で3回洗浄し、再分散(5
xl□s個/−)シ、細胞の総数によって3〜5枚のマ
イクロタイタープレート〔コスクール・プラスチックス
(Costar Plaatics)、米国)上のウェ
ルに播種した。細胞は200IのHAT培地に直接播種
した。
ウェル当たり100Iの培地を1週間に2回取り除き1
00I11の新鮮な培地に取り替えた。ta胞をHAT
培地中に3週間保持し、培地を徐々にHT培地に変更し
た。ハイブリドーマが急激に増殖するとき、培地を完全
RPMIに変えた。
ハイブリドーマは、通常は、融合の後3〜4週間目に現
われた0次にハイブリドーマ培養物の上澄液を試験して
、ヒト免疫グロブリンの存在を調べた。免疫グロブリン
を産生する(〉ig/aj)ハイブリドーマ培養物を、
1.5−ウェル〔マルチディシュ24プレート、エヌユ
ーエヌシ−(NUNC)、デンマーク〕に移した。免疫
グロブリンを含むハイブリドーマ培養物上澄液のヒト乳
癌セルラインMCF−7との反応性を細胞結合ELIS
Aによって分析し、同温の乳癌組織との反応性を免疫組
織化学によって分析した。MCF−7または同温の乳癌
のいずれか或いはその両方と反応する抗体を産生ずるハ
イブリドーマを50−組織培養容器〔エヌユーエヌシー
(NUNC) 、デンマーク〕に移して、生育可能な小
分けしたサンプルを50(容積/容積)%PC3,40
(容積/容積)%および10(容積/容積)%のジメチ
ルスルホキシド(シグマ(Sigsa) 、米国)中で
凍結した。
ハイブリドーマを、lO細胞数/ウェルおよびl細胞数
/ウェルの密度での限界希釈によって標準的条件下でク
ローン化した。1匹のBALB/Cマウスからの腹腔マ
クロファージを、フィーダー細胞としてそれぞれのマイ
クロタイタープレートに分配した。クローン化してから
8〜10日後に、ウェルを単一クローンの増殖に就いて
顕微鏡で検討した。典型的にはクローン化から2〜4週
間後に、クローンか40〜50%のコンクルエンシーに
成長したとき、1種類のハイブリドーマコロニーを含む
ウェルからの上澄液を回収して、ヒト乳癌細胞と反応す
るヒト免疫グロブリンの存在に就いて分析した0選択さ
れたクローンを24ウエルプレートに移して拡張した後
、クローニングを繰り返した。ハイブリドーマは、少な
くとも2回クローン化した。
これらの実験の結果を、下記の表−1に示す。
以下余白 表−1= 乳癌患者由来の腋窩リンパ節からのり2  
2  48  513  3  1(2,0χ)x10
  10  199 32 73  4  40(20
,1χ)Hyb、  Ig、  :  1層/1−上澄
液より多量のヒト1gMまたは/およびIgGを 産生ずるハイブリドーマ。
MAb、  :     モノクローン性抗体。
X :     腫瘍に反応性を有する抗体の%。
表−1から明らかなように、11人の患者からのリンパ
節細胞を用いて11のヒト/ヒト融合が行われた。総数
で348個のヒトハイブリドーマが得られ、その内の1
89個(50,3%)がヒト免疫グロブリンを産生じた
。ヒトハイブリドーマの50個は、最初にMCF−7細
胞、同温の腫瘍組織またはその両方と反応するヒト免疫
グロブリンを産生じた。これらのモノクローン性抗体は
11人の患者中の3人から誘導された。いったん樹立さ
れたならば、ヒトハイブリドーマは速やかな増殖を示し
、倍加時間は24〜36時間であった。
ELISA  に  ヒ   グロブ1ンのハイブリド
ーマ培養物上澄液中のヒト免疫グロブリンをELISA
法によって測定した。用いたELISA法は、ドウラー
ド(Douillard)とホフマン(Hoffsan
) 、Methods in Enz 5olo  、
ランボン・ジェイ・ジェイ(Langone、 J、 
J、)およびブナキス・エイチ(Vunakis、 H
,)監修、92巻、168〜174頁、アカデミツク・
プレス(^cademic Press)。
ニュー・ヨークによって記載された方法の改変法であっ
た。ウサギ抗ヒトIgG抗体(OAKO、デンマーク)
をPBSで1:100Gに希釈し、その50Iを96ウ
エルの平底イムノプレート(NUNC,デンマーク)に
分配し、プレートを22℃で1時間インキエベーション
した。PBS−Tで3回連続して洗浄した後、200I
のPBS−BSAをそれぞれのウェルに加え、22℃で
1時間インキエベーシッンした。PBS−Tで3回連続
的に洗浄した後、50I11のハイブリドーマ上澄液を
それぞれのウェルに加え、22℃で1時間インキエベー
ションした。PBS−Tで3回連続して洗浄した後、5
0dのペルオキシダーゼ接合ウサギ抗ヒトIgG抗体(
D八に0、デンマーク)をPBS−BSAで1:100
0に希釈したちの504をそれぞれのウェルに加え、2
2℃で1時間インキユベーシッンした。PBS−Tで3
回連続して洗浄した後、0.015%過酸化水素〔メル
クCMerck) 、西ドイツ〕を含む50−Mクエン
酸/リン酸緩衝液、pos、3のl−中にO−フェニレ
ンジアミン〔メルク(Merck)、西ドイツ〕0.5
■を含むもの100mをそれぞれのウェルに加え、プレ
ートを3〜5分間放置した後、ウェル当たり150#7
の2 NH1SO4を加えて酸素反応を停止した。EL
ISAリーダー〔コントロン(llontron) S
 L 7210 、S L T ・ラブインストルメン
ツ(SLT Labinstruments) )で吸
収を測定した。免疫グロブリンの濃度を、ヒト血清対照
を用いて作成した標準曲線上での内挿法によって計算し
た。IgM、におよびλ−鎖のEL I SA法は、適
当な抗体(いずれもD^に0、デンマーク)を用いて同
様の方法で行った。
ELISA ヒトモノクローン性抗体とゲルタールアルデヒド中で固
定されたMCF−7との反応性を細胞結合EL I S
Aによって計測した。ta胞をPBSで3回洗浄し、P
BS中に1.0X10”個/−で懸濁し、0.001%
ポリL−リジン〔シグマ(Sigma)、米国)/PB
Sで予備処理した平底イムノプレート中に分配した(5
0m/ウェル)、プレートを1100Xで5分間遠心分
離し、0.5%ゲルタールアルデヒド〔シグマ(Sig
ma) 、米国)/PBS50パをそれぞれのウェルに
加え、プレートを22℃で15分間放置した。遊離のゲ
ルタールアルデヒドをPBS−Tで3回洗浄することに
よって除去した。0.1Mグリシンをそれぞれのウェル
に加え、プレートを22℃で1時間インキエベーション
した。ハイブリドーマ上澄液50Iをそれぞれのウェル
に加え、22℃で1時間反応させた。
3回洗浄した後、ペルオキシダーゼ接合ヤギ抗ヒト1g
抗体〔タボ(Talo)、米国〕をPBS−BSAで1
;3000に希釈したちの501J1を22℃で1時間
インキエベーシッンした。更に3回洗浄した後、lOO
〆の酵素基質をそれぞれのウェルに加え、5〜15分後
にH,504を加えて酸素反応を停止した。吸収が同濃
度におけるKR−12細胞ライン免疫グロブリンでの吸
収の3倍であったとき、反応は正であると考えた。
ハイブリドーマ培養上澄液を、融合の3〜5週間後、ヒ
トIgGおよびIgMの産生について試験した。ヒトハ
イプリドーマを含む348個のウェルの内、189個の
ウェルは1wJ上澄液当たりIKのヒト免疫グロブリン
を産生ずるハイブリドーマを含んでいた。74のウェル
はIgMを産生ずるハイブリドーマを含み、101個の
ウェルはIgGを産生ずるハイブリドーマを含み、14
個のウェルはIgMとIgGの両方を産生ずるハイブリ
ドーマを含んでいた。
20個の抗体産生ハイブリドーマでMCF−7または同
温の腫瘍組織と強力な反応性を有するものを選択して、
免疫グロブリン産生を安定化させた。これらのヒトハイ
ブリドーマの8個をクローン化して、100%安定性に
した。
ヒトハイプリドーマは一旦安定化してしまうと、安定な
ままであり、通常の増殖条件(すなわち、フィーダー細
胞なしで、1週間に2回培地を交換し、10%FC3を
含む完全RP M I −1640中)で、上澄液1−
当たり4.0〜17.Ouの範囲のヒト免疫グロブリン
を産生じ、低ハイブリドーマ密度は5X10’個のパイ
プリド−マン−であり、高密度はI X 10’個のハ
イブリドーマ/dであつた。
クローン化して100%安定にした8個のハイブリドー
マを更に特徴付けを行い、結果を表−2に示す。
以下余白 免疫■職学 反応性に就いての最初のスクリーニングは、低温槽上で
スライスした新たに凍結した同源の腫瘍の5n切片を用
いて行った。この切片を、正常のヤギ血清と共に30分
間予備インキエベーシツンし、TBS中で洗浄し、抗体
産生ノ1イプリドーマからの未希釈上澄液と共に4℃で
一晩インキエベーシヨンした0次に、この切片をTBS
で洗浄し、ヤギ抗ヒトIgGまたはIgMを(−次抗体
のサブクラスに依存して)  1 :aoooに希釈し
たものと共に45分間インキュベージリンした。再度洗
浄した後、この切片をl:100ペルオキシダーゼ接合
ブタ抗ヤギIgGと共に30分間インキュベージリンし
た0反応物をABCで発色せしめ、この切片をヘマトキ
シリンで対比染色して、アクアマウントに周定した。
正の反応の場合には、抗体をホルマリン固定してパラフ
ィン埋設した組織の切片に適用し、対応するエピトープ
が固定にも拘らず保存される場合に、かかる抗体のみを
別のスクリーニングに含めた。
背景染色を低減し、特異的反応を高めるため、上記3層
法の代わりにアビジン−ビオチン系を用いた。ビオチン
化した一次抗体を脱パラフイン化した切片に30分間適
用し、PBSで洗浄し、アビジン−ビオチン系〔エイビ
ーシー(ABC)キット、ベクトール・ラプス(Vec
tor Labs))を用いた。
ABCにより陽性反応が発色し、切片をヘマトキシリン
で対比染色し、アクアマウントに固定した。
既に述べたごとく、最初のスクリーニングは同源の乳癌
で行った。これに基づいて選択した抗体の特異性を、上
皮、開業およびリンパ球由来の広範囲の各種組織型に対
して試験した。胸部mmの反応を150の一次乳癌、1
9の良性胸部Ill瘍および9個の正常な胸部組織で検
討した。
正の抗原−抗体反応は、細胞質内に生じる赤褐色の発色
として特徴的に見られた。環状構造においては、優先的
な尖端の染色の傾向は見られなかった。核は常に陰性で
あった。若干の抗体の反応の特異性を表−3に示す。
表−3から明らかなように、抗体のほとんどは開業腫瘍
と反応したが、正常な***組織とは反応しなかった。抗
体はリンパ組織またはリンパ球とは反応しなかった。
乳癌における反応は、顕著な不均一性を特徴とした。す
なわち、検出された抗原の幾つかは検討された場合の約
115にのみ存在するが、抗体MAC14/39によっ
て検出された抗原は癌の80%に存在した。
表−3から明らかなように、抗体M A C40/43
は乳癌の59%と反応し、検出された抗原は正常な胸部
組織では発現されなかった。
抗体M A C40/43は、それ故更に特徴付けられ
、この抗体の反応パターンを表−4に示す。
以下余白 表−4: ヒトモノクローン性抗体MA正常  良性 
 悪性 皮膚       ++++ 畢丸       +++++ リンパ節     − 膣部十子宮膣部  −+ 中皮        ++ 頭部十頭部    −十 卵巣               十−前立腺   
   +−+ 甲状腺      − C40/43の反応パターン 正常  良性  悪性 膀胱+尿管  ++++ +    肝臓     − 心室     − 腸      十− 結腸+直腸  −++(+) 胸部     −−7/19   + + ++(÷0
1/19 +++1/19 表−4から、良性腫瘍での反応は悪性腫瘍におけるより
も著しく弱く、良性腫瘍の5%(19の内の1つ)だけ
が強い反応を示し、残りのものは抗原をわずかにしか発
現しないかまたはまうたく発現していないことが判る。
更に、上記の表は結腸/直腸における反応パターンは胸
部組織と同様であり、悪性腫瘍では不均質の反応であり
、良性および正常組織では反応があったとしても極めて
弱いものであることが示される。
五皿立拝敗仕鉄 MCF−7細胞をPBS中で2回洗浄し、1mMフッ化
フェニルメチルスルホニルを含む20mMトリス−HC
l  (pH8,0)中15−Mデオキシコール酸中で
4℃にて30分間可溶化した。懸濁液を50.000x
 gで30分間遠心分離し、5%β−メルカプトエタノ
ールを含むサンプル緩衝液でl:1に希釈し、5分間煮
沸し、そして3.5%、12.6%の5DS−ポリアク
リルアミドゲル系に適用した。
タンパクのニトロセルロース紙(0,2311Iサルト
リウス(Sartorius)、西ドイツ)への電気泳
動法による移行を、JC半乾式電気ブロック−〔ジャン
コス(Jancos)デンマーク〕を用いて、製造業者
の指示にしたがって行った。プロットの後ニトロセルロ
ール紙上の追加のタンパク結合部位をトリス/NaCj
!/ツイーン中2%ツイーン20に暴露することによっ
て5分間飽和した。炭水化物を、ウッドワード(Woo
dward)ら(J、 Is+5uno1. Meth
、、78:@、1985年、143〜153頁)の方法
によって、酸性pHでの温和な過コウ素酸酸化によって
開裂した。要約すれば、ストリップを50−M酢酸ナト
リウム(pt14.5)中10−M過ヨウ素酸ナトリウ
ム中で22℃で1時間インキエベーシッンし、アルデヒ
ド基をPBS中50m1’l水素化ホウ素ナトリウムに
22℃で30分間暴露することによって還元した。対照
ストリップを、50−4酢酸ナトリウム(pH4,5)
および505M水素化ホウ素ナトリウムと共にインキユ
ベーシヨンした。ストリップを、MAC40/43上澄
液で2時間22℃でインキユベーシヨンした。5分間の
間隔で4回洗浄した後、ストリップを、ペルオキシダー
ゼ接合ヤギ抗ヒトIgM(タボ(Tago)、米国〕を
、トリス/NaCj!/ツイーン中で1:3000に希
釈したものと共に22℃で1時間インキエベーシッンし
た。H後に、ストリップを50−H酢酸ナトリウムで4
回洗浄し、ペルオキシダーゼ活性を基質としてABCを
用いて示した。
この処理の後、Mrが約47.000を有するバンドが
可視化された。MCF−7細胞酸分を10+*M過ヨウ
素酸で処理した後に反応性が消失し、MAC40/43
抗原が糖タンパクであることが示唆される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトリンパ節細胞と薬物が補充された培地中での増
    殖に感受性を有するヒト細胞ラインと融合することによ
    って産生されるハイブリドーマセルラインによって合成
    されるヒトの抗癌モノクローン性抗体。 2、上記リンパ節細胞が局所腋窩リンパ節に由来する、
    特許請求の範囲第1項記載のヒトモノクローン性抗体。 3、上記局所腋窩リンパ節が乳癌患者に由来する、特許
    請求の範囲第2項記載のヒトモノクローン性抗体。 4、上記ヒトセルラインが骨髄腫−リンパ芽球様ハイブ
    リッドセルラインである、特許請求の範囲第1項記載の
    ヒトモノクローン性抗体。 5、上記ハイブリッドセルラインがKR− 12である、特許請求の範囲第4項記載のヒトモノクロ
    ーン性抗体。 6、上記セルラインKR−12が薬剤ヒポキサンチン、
    アミノプテリンおよびチミジンを含む培地中における増
    殖に感受性を有する、特許請求の範囲第1項又は第5項
    記載のヒトモノクローン性抗体。 7、モノクローン性抗体がIgMまたは IgGのクラスの抗体である、特許請求の範囲第1功記
    載のヒトモノクローン性抗体。 8、ハイブリドーマ、MAC40/43から産生される
    ヒトモノクローン性抗体。 9、放射免疫造影方に使用するのに好適な標識を行った
    特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記載のヒ
    トモノクローン性抗体。 10、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記
    載のヒトモノクローン性抗体の治療薬としての使用。 11、ヒトリンパ節細胞と薬剤が充された培地での増殖
    に感受性を有するヒトセルラインとを融合することによ
    って形成されるヒトモノクローン性抗体を産生するハイ
    ブリドーマセルライン。 12、上記リンパ節細胞が局所腋窩リンパ節に由来する
    、特許請求の範囲第11項記載のハイブリドーマセルラ
    イン。 13、上記局所腋窩リンパ節が乳癌の患者に由来する、
    特許請求の範囲第12項記載のハイブリドーマセルライ
    ン。 14、上記ヒトセルラインが骨髄腫−リンパ芽球様ハイ
    ブリッドセルラインである、特許請求の範囲第11項記
    載のハイブリドーマセルライン。 15、上記ハイブリッドセルラインがKR−12である
    、特許請求の肺第14項記載のハイブリドーマセルライ
    ン。 16、ハイブリッドセルラインKR−12がヒポキサン
    チン、アミノプテリンおよびチミジンを含む培地中にお
    ける増殖に感受性を有する、特許請求の範囲第15項記
    載のハイブリドーマセルライン。 17、抗体IgMまたはIgGのカラスの抗体を分泌す
    る、特許請求の範囲第11項記載のハイブリドーマ細胞
    ライン。 18、ハイブリドーマ、MAC40/43。 19、癌細胞を正常細胞から識別する方法において、 乳癌患者のヒト局所リンパ節細胞と薬剤が補充された培
    地中での増殖に感受性を有するヒトセルラインとを融合
    させることによって、ヒトIgMまたはIgGモノクロ
    ーン性抗体を分泌するヒト−ヒトハイブリドーマを形成
    し、 上記ヒトモノクローン性抗体を単離し、 それらを上記癌細胞と結合させ、 上記癌細胞と関連したモノクローン性抗体を検出する階
    段を含んでなる方法。 20、上記癌細胞と結合したヒトモノクローン性抗体を
    、免疫化学的または放射免疫化学的方法によって検出す
    る、特許請求の範囲第19項記載の方法。 21、ハイブリドーマセルラインMAC40/43(I
    gM)によって産生される抗体または免疫学的に同等の
    モノクローン性抗体によって認識されるエピトープを含
    む抗原。 22、前記エピトープが乳癌セルラインMCF−7によ
    って産生される特異的糖タンパク成分である、特許請求
    の範囲第21項記載の抗原。 23、前記エピトープが抗イディオタイプ抗体成分また
    は免疫学的にこの成分と同等なものである、特許請求の
    範囲第21項記載の抗原。 24、ハイブリドーマMAC40/43によって産生さ
    れる抗体に特異的に結合することができる実質的に精製
    された糖タンパク成分。 25、特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項記
    載のモノクローン性抗体を含んでなる、血清中、組織中
    または組織抽出物中においてヒト乳癌を検出する診断用
    キット。 26、ドット−プロット分析方、免疫サンドイッチ法ま
    たは競争法に適当な、特許請求の範囲第25項記載の診
    断用キット。 27、ヒト乳癌細胞の免疫組織学的位置決定に適当な、
    特許請求の範囲第25項記載の診断用キット。 28、2個以上の容器を密着捕捉して収容するための区
    分されたキャリヤーと、 ハイブリドーマMAC40/43によって産生される抗
    体によって認識されるエピトープを含む抗原を有する第
    一の容器と、 細胞ラインMCF−7によって産生されるヒト乳癌に特
    異的なエピトープ性糖タンパク成分を結合する検出可能
    な標識されたモノクローン性抗体を有する第二の容器と
    を含んでなる診断用キット。 29、上記第二の容器中の上記抗体がハイブリドーマ細
    胞ラインMAC40/43によって産生されたものであ
    る、特許請求の範囲第28項記載のキット。
JP62290763A 1986-11-19 1987-11-19 ヒト抗癌モノクローン性抗体 Pending JPS63214196A (ja)

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