JPS6321398Y2 - - Google Patents

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JPS6321398Y2
JPS6321398Y2 JP1981086331U JP8633181U JPS6321398Y2 JP S6321398 Y2 JPS6321398 Y2 JP S6321398Y2 JP 1981086331 U JP1981086331 U JP 1981086331U JP 8633181 U JP8633181 U JP 8633181U JP S6321398 Y2 JPS6321398 Y2 JP S6321398Y2
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speed
injection
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signal
circuit
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形機、ロボツト、工作機械等に
応用できる制御装置に関するものである。
一般に射出成形機による成形品の重量のばらつ
きは、射出充填工程に於ける射出速度制御から保
持圧力制御に切換わる時のスクリユ位置のばらつ
きと、保持圧力制御に切換わる寸前の金型内圧力
の立上り勾配のばらつき、即ち、この時の速度の
制御精度に起因するものである。この保持圧力制
御に切換わる寸前の射出速度は、一般に1〜10
mm/S程度の低速度である。一方速度制御範囲の
最高速度は100mm/Sである。
この様な広範囲をカバーし、且つ1〜10mm/S
の低速度に於いて高精度で速度を検出出来るセン
サは、工業用としては適切なものがない。従つて
従来のものは特に低速度ではラフな制御精度しか
得られず、前述の如く切換わる時のスクリユ位置
及び金型内圧力の立上り勾配がばらつく欠点があ
つた。
第1図は従来の制御方式のブロツクダイヤグラ
ムの一例であり、第2図は速度圧力制御の設定値
と実際値例の関係を示すグラフである。
第2図に於いて vr:射出ストロークに対する射出速度の設定
値、 va:射出ストロークに対する実射出速度、 A−B:射出速度制御を行なう場合の射出圧力
の上限設定値、 C−D−E−F−G:保持圧力制御中の時間に
対する保持圧力の設定値、 Pa:射出速度制御に於ける射出ストロークに
対する実射出圧力と保持圧力制御に於ける
時間に対する実保持圧力、 x1点:射出速度制御から保持圧力制御に切換わ
る時のスクリユ位置、 なお、ストロークx1′〜x1間は速度制御から圧
力制御に切換わる寸前の射出低速v4の設定範囲で
あり、従来の方式ではこの射出低速度v4がばらつ
き、図示していない金型への充填圧力勾配がばら
つくので、成形品の重量ばらつきに影響する欠点
があつた。
なお、第1図に於いて1は油圧モータ、2は流
量制御弁、2′は流量制御弁制御コイル、3はア
キユムレータ、4は油圧シリンダ、5′は油圧シ
リンダのロツド、6′はラム、7′は速度センサ、
8′は速度センサ用信号処理回路、9′は関数発生
回路、10′は演算増巾回路、11′は制御弁用増
巾器である。
工業部品等を成形するための精密成形用射出成
形機を開発するに際し、成形品の重量ばらつきは
射出速度制御から保持圧力制御に切換わる位置
と、切換わる寸前の低速度精度及び切換つた後の
金型への充填圧力勾配のばらつきが影響している
ことが判明した。
また切換位置の精度は、エンコーダなどの位置
センサ等で対処し得たが、低速度時に要求される
高精度を確保し、且つ広範な速度範囲をカバーす
る工業用速度センサに適切なものが得られないの
で、これに代わるシステムを提供するために本考
案は考案されたものである。
即ち、本考案は射出ラムの位置を検出する位置
センサと、速度指令信号を積分する積分回路と、
同2つの信号を入力として比較演算する演算増巾
回路を設け、射出充填域の射出速度から圧力制御
に切換える寸前の低速による射出領域において射
出速度信号を積分した位置指令値と、射出ラムの
位置を検出する位置センサの値を比較して制御す
る射出ラムの位置制御を行なう制御装置を提供せ
んとするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第3図は本考案の実施例における射出成形機
の制御装置を示す。第3図に於いて比例電磁式制
御弁2aとサーボ弁2bを用い、前者の開ループ
制御と後者の閉ループ制御を組合せ、油圧シリン
ダ5の流量を制御する。
通常の射出速度制御に於いてはサーボ弁2bの
油流量調整範囲は、比例電磁式制御弁2aの定格
油流量の±10〜20%程度の小容量とし、指令速度
に必要なベース油流量は主としてフイードホワー
ドで制御される比例電磁式制御弁2aで負担さ
せ、要求制御精度を得るために必要な油流量の制
御分はフイードバツク制御されるサーボ弁2bで
行なう構成とする。
スクリユ7は油圧シリンダロツド6で押され、
射出シリンダ10内を前進し、樹脂を金型9に射
出充填する。アーム11は油圧シリンダロツド6
により前後進する構造で、スクリユ7の前後進状
態を表わす。
また速度センサ13はアーム11を介してスク
リユ7の移動速度を検出し、速度信号処理回路1
4で増巾信号処理を行なう。一方位置センサ15
はアーム11を介してスクリユ7の位置を検出
し、位置信号処理回路16で信号処理を行なう。
また信号切換回路17は演算増巾回路18,1
8′の出力信号を、タイミング回路24の信号で
切換える。
通常の射出速度制御に於いては、速度設定値は
関数発生回路20により、指令値として演算増巾
回路18と線形補償回路21に伝達される。演算
増巾回路18は前記の指令値と、スクリユ7の速
度を速度センサ13で検出した速度センサ用信号
処理回路14のフイードバツク信号とをつき合
せ、その偏差を増巾して信号切換回路17を経て
サーボ弁用増巾器19へ出力する。
線形補償回路21は比例電磁式制御弁2aの入
力電流−油流量の非線形特性を直線に補正する特
性を有している。またこの回路21は、例えばセ
ベツク社製XE−400やオペレーシヨナルアンプで
構成したもので、折線近似が出来る。また比例電
磁式制御弁用増巾器22は線形補償回路21の出
力電流を入力し、比例電磁式制御弁用制御コイル
2a′の電流をフイードホワード制御し、比例電磁
式制御弁2aの油流量を調整する。
油圧ポンプ1aは比例電磁式比例弁2aの油圧
源であり、油圧ポンプ1bはサーボ弁2bの油圧
源であり、サーボ弁同様油圧ポンプ1aの数分の
1でよい。またアキユムレータ12はサーボ弁2
bの一次圧を安定化させ、油圧ポンプ1bの容量
を小さく抑えるためのものである。
積分回路23は、関数発生回路20からの速度
指令値を入力としてタイミング回路24からのタ
イミング信号により作動させ、積分することに依
り位置指令信号に変換して演算増巾回路18′へ
伝達する。
演算増巾回路18′は前記の如く得た位置指令
信号と、位置センサ用信号処理回路16を経て得
たスクリユ位置のフイードバツク信号を比較演算
し、サーボ弁用増巾器19へ伝達する。
タイミング回路24は制御回路のシーケンスを
進めるタイミング信号を発生するもので、予めデ
ータを設定する図示しない設定器からの信号、及
び位置センサ用信号処理回路16のフイードバツ
ク信号を入力とするものである。
次に作用を説明すると、通常の射出は速度指令
値を出す関数発生回路20の出力信号と、スクリ
ユ7の速度を検出する速度センサ13のフイード
バツク信号とを比較演算する演算増巾回路18の
出力信号に依り、フイードバツク制御するサーボ
弁2bとフイードホワードで調節される比例電磁
式制御弁2aを組合せ制御する。
また射出速度制御から保持圧力制御に切換える
時の射出の低速制御領域は、スクリユ7の位置を
検出する位置センサ15からの位置信号に依り演
算増巾回路18を停止させ、信号切換回路17で
切離す。
同時に関数発生回路20からの射出速度指令信
号を積分回路23に入力させ、積分した出力信号
と位置センサ15からのフイードバツク信号を、
位置センサ用信号処理回路を経由して演算増巾回
路18′で比較演算し、信号切換回路17を経由
してサーボ弁用増巾器19へ入力させる。即ち、
この低速制御領域を位置制御させる。またサーボ
弁2bの容量は、通常の速度制御の油流量負担分
に比して、小容量にしてあるので、低速度の位置
制御をすることに依り、速度センサ13の信号は
S/N比の悪い低速領域では使用しない。
以上詳細に説明した如く本考案では、射出充填
域の射出速度から圧力制御に切換える寸前の低速
による射出領域において射出速度信号を積分した
位置指令値と、射出ラムの位置を検出する位置セ
ンサの値を比較して制御する射出ラムの位置制御
を行なうことにより、速度センサ信号をS/N比
の悪い領域で使わなくても良いため、低速時の速
度を精度良く制御出来る。また一般に低速での速
度制御精度を上げようとすると、高速用と低速用
の速度センサが必要となるが、本考案を用いると
速度センサは1個ですむし、位置センサはシーケ
ンス切換用にもともと必要なものであるから、こ
の信号を流用出来る。
なお、前記説明では、射出速度制御から保持圧
力制御に切換える寸前の低速に依る射出制御領域
を、位置制御する時にのみ積分回路が作動する様
にしたが、応用としては射出速度制御の全領域に
わたり適用できる。また射出設定速度に必要なベ
ースとなる油流量は、主としてフイードホワード
で制御する流量制御弁で負担させる射出速度調整
と、スクリユ位置を検出する位置センサの出力信
号と、前記速度指令信号を位置信号に積分する積
分回路の出力を比較演算させ、前記流量制御弁の
数分の1程度の別の流量制御弁をフイードバツク
制御する射出位置制御とを組合せる方式が考えら
れるが、高速域まで位置制御するのは実用的でな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御方式のブロツク図、第2図
は速度圧力制御の設定値と、実際直例を示す線
図、第3図は本考案の実施例を示す制御装置のシ
ステム図である。 図の主要部分の説明、1……油圧モータ、2a
……比例電磁式制御弁、2b……サーボ弁、5…
…油圧シリンダ、10……射出シリンダ、15…
…位置センサ、18,18′……演算増巾回路、
23……積分回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出ラムの位置を検出する位置センサと、速度
    指令信号を積分する積分回路と、同2つの信号を
    入力として比較演算する演算増巾回路を設け、射
    出充填域の射出速度から圧力制御に切換える寸前
    の低速による射出領域において射出速度信号を積
    分した位置指令値と、射出ラムの位置を検出する
    位置センサの値を比較して制御する射出ラムの位
    置制御を行なうことを特徴とする制御装置。
JP1981086331U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPS6321398Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59224324A (ja) * 1983-06-03 1984-12-17 Nissei Plastics Ind Co 電動式成形機の射出工程制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52124062A (en) * 1976-04-12 1977-10-18 Sumitomo Heavy Industries Injection molding machine controller

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