JPS63201969A

JPS63201969A - デイスク

Info

Publication number: JPS63201969A
Application number: JP3405187A
Authority: JP
Inventors: Hidetoshi Watanabe; 英俊渡辺
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-02-17
Filing date: 1987-02-17
Publication date: 1988-08-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、光ディスクや光磁気ディスク、磁気ディスク
などのディスクに関し、特にハブ部材によって、ドライ
ブ回転軸に対するセンタリング精度を向上させるととも
に、クランピングに対する強度を向上させたディスクに
関する。　　　　□［発明の概要］本発明は、光ディスクや光磁気ディスク、磁気ディスク
などのディスクにおいて、 −肴のハブ斌廿木儂六　苓のハブ斌廿本デノスク基板の
センターホールにセンタリングを行って接着剤で仮止め
した後に、上記一対のハブ部材を締結部材によって締結
してディスク基板を挟持することにより、ディスク基板の記録層のドライブ回転軸に対するセンタ
リング精度を向上させるとともに、ドライブ機構へのク
ランピングに対する強度の向上を図ったものである。

［従来の技術］情報信号の円盤状の記録媒体として光ディスクや光磁気
ディスク、磁気デミスフなとのディスクがある。

これらのディスクを記録媒体に用いる記録および／また
は再生製置にあっては、極めて高速にディスクを回転操
作している。その高速回転を保証するため、ディスクの
ドライブ機構にはディスクをメカニカルにまたは磁気吸
着によりクランプするクランピング手段と、センタリン
グを兼ねるドライブ回転軸（スピンドル）が設けられて
いる。

これに・対応してディスク基板にはスピンドルに嵌入さ
れるセンターホールが設けられるが、これらのディスク
においては予め記録トラックが定められているものがあ
り、このセンターホールには、記録再生時にエラーを誘
発する回転ずれや回転むらを防ぐために偏心量の少ない
高い寸法精度が要求される。

しかしながら、ディスク基板に対する高い寸法精度、例
えば−θ〜＋２０μｍと言うような加工は困難であり、
これを達成しようとすると製造コストが非常に高くなる
。また、ディスクの回転時やドライブ機構へのセット、
リセットに伴って、センターホールのエツジに欠けや削
れを生ずる虞れがあり、ディスク基板の材質がガラス基
板の場合には、その欠けが引き金となって全体が割れる
という虞れもある。

このため、従来から金属製やプラスチック製のセンター
ハブ（以下ハブと記す）を補強のために装着する試みが
なされている。

［発明が解決しようとする問題点コしかし、従来のハブはセンターホールの補強が主たる目
的で装着されたが、偏心量の抑制や、装着強度において
満足できるものではなかった。特にガラス基板では、ア
クリルやポリカーボネートのディスク基板よりも重く、
ハブの装着強度が十分でないことは耐久性において問題
点となる。また高速回転する情報記録ディスクにおいて
は、いかに早くトラッキングがかかるかが、その性能の
良否を決定する重要な要素であるが、センターホールの
偏心量を抑制してセンタリングの精度を向上できないこ
とは、そのトラッキングサーボ制御を困難にする。

本発明は、上記問題点に鑑みて為されたものであり、ド
ライブ回転軸へのセンタリング精度を向上させるととも
に、ドライブ機構へのクランピング時の強度を向上させ
たディスクを提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］上記目的を達成するための本発明のディスクの構成は、ディスク基板にセンターホールをセンタリングして接着
剤により仮止めを行い、その仮止め後に締結部材により締結した一対のハブ部材
を備えたことを特徴とする。

［作用］本発明は、最初にハブ部材を接着剤でディスク基板に仮
止めするので、ハブ部材のセンターホールをディスク基
板記録層のセンターに高精度で仮りの固定ができる。続
いて、ディスク基板を表裏から挾持する上記一対のハブ
部材を、例えばネジなどの締結部材により強固に締結し
てハブ部材の装着強度を高める。

［実施例］以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明のディスクの一実施例の平面図、第２
図はその要部の断面図である。本実施例はダブル（両面
）ディスクの場合を例とする。１は表側のディスク基板
であり、その裏面には裏側のディスク基板１′がホット
メルト接着剤などにて貼り合わされる。各ディスク基板
１．１′はガラスなどにより平坦な円形に形成され、ツ
ーピー法により内面に光重合樹脂を用いてスタンパ−か
ら転写された記録層１ａ、ｌａ’をそれぞれ有している
。それぞれのディスク基板１．１′には、同径のハブ部
材取付孔１ｂ、ｌｂ’が設けられている。この取付孔１
ｂ、ｂ’　は記録層の中心に設けられるが高精度寸法を
要求されるものではない。

２は表側のハブ部材であり、ディスク裏側にも同形状の
ハブ部材２′が裏表対称に、かつディスク基板ｌ、１′
を挟み込むように設けられる。ハブ部材２．２′は、金
属製またはプラスチック製で形成され、高精度で加工さ
れたセンターホール２ａ、２ａ’　を有し、またディス
ク基板のハブ部材取付孔１ｂ、ｌｂ’　より大径のフラ
ンジ部２ｂ。

２ｂ’　を有してその取付孔１ｂ、ｌｂ’　に遊嵌でき
るように形成される。ハブ部材のフランジ部２ｂ、２ｂ
’　とディスク基板１，１′の当接面には接着剤３が塗
付され、センターホール２ａ、２ａ′記録層の中心に高
精度にセンタリングされて仮止めされる。接着剤３とし
ては紫外光（ＵＶ）硬化接着剤が好適であり、その場合
はハブ部材２゜２′はＵＶ光が透過可能な透明材質のも
ので形成するのが良い。表裏一対のハブ部材２．２′の
それぞれには、適宜数の締結部材取付孔２ｃ、２ｃ′が
設けられ、締結部材であるネジ４にて締結される。上記
の締結部材はかしめ部材など他のものであっても良い。

第３図は上記構成のディスクをカートリッジケースに収
納した実施例である。磁気ディスクでは、その表面を汚
れや傷から保護することが不可欠であり、一方光学ディ
スクは比較的汚れや傷に対して強いが、それは程度の問
題であってその表面を保護することが望まれている。カ
ートリッジケースは、上ハーフ１１と下ハーフ１２の間
にディスクを回転自在にライナシート等で挟んで保持す
るように構成されるとともに、ディスク基板！。

１′の表裏の一部とハブ部材２．２′とを露出可能に切
り欠かかれた開口部が設けられ、スライドされることで
その開口部を開閉可能なシャッター１３が設けられてい
る。シャッター１３は、不使用時には閉位置に係止され
、使用時にはシャッターオープナ−溝１３ａから係止が
解除されて開かれる。以上によって不使用時にはディス
クの表面が保護される。

第４図は、本実施例のディスクの組立ての説明図である
。まず、精度の良いセンターホール２ａ。

２ａ’　と、ねじ止めまたはかしめ止めなどのための締
結部材取付孔２ｃ、２ｃ’を加工されたハブ部材２．２
′が、そのフランジ部２ｂ、２ｂ’　とディスク基板１
．１’間にＵＶ光硬化接着剤３が塗付されてディスク基
板１．ｌ’のハブ部材取付孔１ｂ、ｌｂ’に遊嵌される
。次にディスク基板に転写された記録層１ａ、Ｉａ’　
の記録位置を顕微鏡で検出するなどして、ハブ部材２．
２′をＸ。

Ｙ移動しセンターホール２ａ、２ａ’を高精度にセンタ
リングする。ここでＵＶ光を照射して接着剤３を硬化さ
せ仮止めをする。ハブ部材が金属製であれば内側のガラ
ス基板側からＵＶ光を照射し、透明なプラスチック製で
あればハブ部材側から照射しても良い。次にディスク基
板１．１′を記録層１ａ、ｌａ’を内側にしてホットメ
ルト接着剤等で貼り合わせる。このとき、ハブ部材のセ
ンターホール２ｂ、２ｂ’同志を精度良く位置決めする
とともに、表裏のハブ部材の締結部材取付孔２ｃ、２ｃ
’が貫通するように位置決めした後、加熱して接着する
。最後に、第２図に示したようにネジ止めまたはかしめ
止めなどによって表裏のハブ部材２．２′を締結して、
必要とする装着強度を得ることができる。上記したよう
に本実施例は、容易な組立て作業で高精度かつ強固なハ
ブ部材の装着ができ、その結果ドライブ回転軸に対する
偏心量が少なくなる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の主旨に沿って種々に適用され中協能均本附り
旭スｔ、ので本スーハプ岨廿はプラスチック製や金属製
だけでなく、必要な強度を有する他の素材を用いても良
いし、プラスチックにマグネット吸着用の金属を装着し
たような組み合わせのものでも良い。また、本発明は、
シングルディスクにも適用可能であり、さらにはエアー
サンドウィッチ型の磁気ディスクに対しても適用可能で
ある。ディスク基板も材質や製法を限るものではなく、
インジェクシヲン法によって射出成形したものや、アク
リル、ポリカーボネートまたはその他の樹脂製であって
も良い。

［発明の効果］以上の説明によって明らかなように、本発明のディスク
によれば、精度の良いセンターホールを有する安価なハ
ブ部材を、記録層に対しセンタリング精度が良く（偏心
量が少なく）、シかも装着強度を十分持たせながら、容
易にディスク基板へ装着可能となった。したがってドラ
イブ機構へのクランピングする際の耐久性を向上させる
とともに、偏心量を抑制できるのでトラッキングサーボ
を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２゛図はその要
部断面図、第３図はディスクをカートリッジケースへ収
納した実施例、第４図は実施例におけるディスクの組立
ての説明図である。１．１’・・・ディスク基板、２．２′・・・ハブ部材
、２ｂ、２ｂ’・・・センターホール、３・・・接着剤
、４・・・締結部材。第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】ディスク基板にセンターホールをセンタリングして接着
剤により仮止めを行い、その仮止め後に締結部材により締結した一対のハブ部材
を備えたことを特徴とするディスク。