JPS63193331A

JPS63193331A - 光カ−ド

Info

Publication number: JPS63193331A
Application number: JP62023690A
Authority: JP
Inventors: Toshio Horiguchi; 敏夫堀口; Yuichiro Akatsuka; 祐一郎赤塚
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1987-02-05
Filing date: 1987-02-05
Publication date: 1988-08-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は光カードに関する。

〔従来の技術〕

光カードは、例えば特表昭５８−５００４６２号公報に
開示されており、本願人も種々の光カードを提案してい
る。

光カードは磁気カードに比較して数千倍〜１万倍の記憶
容量を有し、光ディスクと同様に潤去はできないが、そ
の記憶容量が１〜２Ｍバイトと大きいところから、銀行
用の預金通帳や携帯用の地図あるいは買い物などに用い
るプリペイドカード等としての広い応用範囲が考えられ
ている。

従来、光ディスクへデータを記録する場合には、１本の
トラックを複数のセクタに区切り、それぞれのセクタに
対してアクセスするようにしている。

この場合、それぞれのセクタは、そのセクタのアドレス
を示すＩＤ部（通常、プリフォーマットされている）と
、データの読出し／書込みを行うデータ部とに分かれて
いる。［）部には、セクタ・アドレスとしてトラック番
号、セクタ番号、ディスクの表裏を示す符号、エラー検
出／訂正用コード等が記録されてお・す、光ディスクへ
のアクセスを行なう制御ｌ装置は、１０部の情報を読み
取った後、所望のセクタへのアクセスを行うよう構成さ
れている。

一方、光カードにおいては１トラツクに書込めるデータ
量が５１２〜１０２４バイトのため、１トラツク１セク
タとして使用する場合が多い。しかし、カードをアクセ
スする際に扱うデータｐは５１２〜１０２４バイトでは
大きすぎ、６４〜１２８バイトとしたい場合もあり、こ
の場合には光カードが書き替えのできない媒体であるた
め、記録領域が無駄になってしまう。したがって、この
ようなニーズに対応するためには、光カードの１トラツ
クを光ディスクと同様に複数のセクタに分割して各セク
タ毎にアクセスできるようなカードフォーマットとする
必要があり、このようなカードフォーマットを有する光
カードとして第６図に示す構成のものが考えられる。こ
の光カード１は互いに平行な複数のトラック２を有する
光記録部３内に４つのｉＤ部４ａ、４ｂ、４Ｃ，４ｄと
４つのデータ部５ａ。

５ｂ、５ｃ、５ｄとを設けたもので、１０部４ａ４ｂ　
、４ｃ　、４ｄはそれぞれデータ部５ａ、５ｂ。

５ｃ、５ｄのアドレスを示すようにあらかじめブリレコ
ートサレテイル。１０部４ａ、４ｂ、４ｃ。

４ｄの各々は、第７図に示すようにＰＬＬ引込み用の同
期用ギャップｌ！Ｓ６、バイト同期パターン７、トラッ
ク番＠８、セクタ番号９およびエラー訂正用コード１０
から成り、例えば合計１８バイトとする。

この光カード１を用いれば、ＩＤ部４ａ　、　４ｂ　。

４Ｃ，４ｄの内容を読取って現在のトラック位置および
セクタ位置を確認し、目的トラックおよび目的セクタと
比較しながらアクセスして、目的トラックの目的セクタ
に対するデータの読出し／ＩＩ込みを行うことができる
。

（発明が解決しようとする問題点〕しかしながら、第６図に示した光カード１においでは、
データ部５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄを７クセスするための
ＩＤ部がデータ部の数だけ必要なため、使用できるデー
タ量が減ってしまうという問題がある。このような問題
は１．１トラツクの分割数が大きくなればなるほどＩＤ
部の占める割合　゛が大きくなるためさらに著しくなる
。

この発明は、上述した問題点に着目してなされたもので
、使用できるデータ量をほとんど減らすことなく、デー
タ記録部に複数のセクタを分割して設けた光カードを提
供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するため、この発明ではアドレス情報を有するｌ０
ａｌｌによってアクセス可能なデータ記録部に、アドレ
ス情報を含まない特定のパターンから成るマークを設け
、これによりデータ記録部を複数のセクタに分割する。

（実施例）第１図はこの発明の一実施例を示すものである。

この光カード１１は、互いに平行な複数のトラック１２
を有する光記録部１３の一端部に各トラックに対応した
アドレスを示す情報を記録した１０部１４を設けると共
に、この１０部１４より右側にセクタマーク１５ａ　、
　１５ｂ　、　１５ｃ　ニよって分割して４つのデータ
部１６ａ　、　１６ｂ　、　１６ｃ　、　１８ｄを設け
たものである。１０部１４は、カード端部の傷や汚れの
影響を防ぐため、および光カード１１と光学ヘッドとの
トラック方向の相対的移動速度を十分安定させるために
、カード端から一定の°距離内側に設ける。また、セク
タマーク１５ａ〜１５０はデータ部１６ａへ１６ｄ内に
記録されるデータには表われない特定のパターンをあら
かじめプリフォーマットして設ける。例えば、データ部
１６ａ〜１６ｄをＭＦＭ変調方式で記録する場合には、
ＭＦＭ方式の変調規則では基本クロック周期の２．５倍
以上の間隔のパルス信号が表われないので、特定のパタ
ーンとして基本クロック周期の３倍の間隔のパルス信号
の繰返しパターンを用いる。また、光カードは光ディス
クと同様に媒体の欠陥が避けられず、最大長１００μ−
程度のものが存在する場合もあるので、セクタマーク１
５ａ〜１５０の各々は前記のような欠陥があっても検出
できるように、全長を３００μｍどなるように設定する
。このようにして、特定パターンが長さに換算して例え
ば１００μ１以上続いたときにセクタマークとして検出
するようにする。

第２図は第１図に示したセクタマークの一例の構成を示
すものである。この例では、ＭＦＭ方式で最小ビット間
隔が６μ−の場合のセクタマークを示し、２１はトラッ
キング用のガイドトラック、２２はトラック、２３はプ
リフォーマットされているセクタマークを構成するビッ
トを表わし、ビット間隔は１８μｍで、最小ビット間隔
の３倍となっている。また、セクタマークの全長は３２
４μｍで、欠陥の最大長１００μＩの約３倍となってい
る。

第３図は記録／再生装置において上述した光カード１１
内の特定トラックの特定セクタをアクセスする場合の一
例のフローチャートを示す。先ず、ＩＤ部１４を読取っ
て読出し／！Ｉ込み用の光学ヘッドを、アクセスする特
定のトラックにシークする。

次に、特定トラック上で光学ヘッドおよび光カードをト
ラック方向に移動させてセクタマークを検出し、そのセ
クタマーク検出信号をカウントする。

カウント値が目的セクタ番号に一致した時点で、そのセ
クタのアクセスを行う。ここで、セクタ番号は第１図の
データ部１６ａ　、　１６ｂ　、　１６ｃ　、　１６ｄ
がそれぞれ０．　１．　２．　３に対応する。なお、セ
クタマーク検出信号をカウントするカウンタは、光学ヘ
ッドのシーク動作が終了した時点でリセットする。

第４図は上述した光カード１１を用いる記録／再生装置
の一例の構成を示すものである。この例では、光カード
１１をトラック方向に、光学ヘッド３１をトラックと直
交する方向に移動させて、データの記録／再生を行うも
のである。光カード１１はプーリ３２ａ　、　３２ｂ間
に掛は渡した搬送ベルト３３の所定の位置に装着し、モ
ータ駆動回路３４によるモータ３５の駆動によってトラ
ック方向に往復搬送する。

モータ３５には、光カード１１の光学ヘッド３１に対す
る位置を検出するためにエンコーダ３６を取付け、その
出力をセクタマーク検出回路３７に供給する。

光学ヘッド３１は、レーザダイオード３１ａからの自込
みまたは読取り光を光学系３１ｂを介して光カード１１
上に投射し、その反射光をディテクタ３１Ｃに入射させ
るよう構成する。ディテクタ３１ｃの出力は復調回路３
８に供給して読出し信号を得ると共に、フォーカス・ト
ラックサーボ回路３９に供給してフォーカスエラー信号
およびトラッキングエラー信号を検出し、これにより光
学ヘッド３１をフォーカスおよびトラッキング方向に駆
動して光カード１１のトラックに入射光が常に合焦状態
で追従するように制御する。

読出し信号はコントローラ４０に供給してデータ再生信
号やトラックアドレス情報を検出するようにすると共に
、セクタマーク検出回路３１に供給してエンコーダ３６
の出力信号とともにセクタマークを検出し、そのセクタ
マーク検出信号をコントローラ４０に供給するようにす
る。

コントローラ４０は、データの再生においてはレーザ駆
動回路４１を介してレーザダイオード３１ａから低出力
の読取り光を出力させると共に、モータ駆動回路３４、
復調回路３８およびフォーカス・トラックサーボ回路３
９の駆動を制御し、復調回路３８で復調されたトラック
情報およびセクタマーク検出回路３７からのセクタマー
ク検出信号に基いて、所望のトラックの所望のセクタを
シークしてアクセスを行う。また、データの書込みにお
いては、これを書込む所望のトラックの所望のセクタを
上記と同様にシークした後、レーザ駆動回路３４を介し
てレーザダイオード３１ａかｄ高出力の書込み光を記録
すべきデータにより変調して出力させて、当該セクタに
データを書込む。

第５図は第４図に示すセクタマーク検出回路３７の一例
の回路構成を示すものである。このセクタマーク検出回
路３１は、読出し信号からセクタマークのパターンを検
出するパターン検出回路４２と、エンコーダ３６からの
出力信号をカウントするカウンタ４３と、そのカウント
値と所定の値とを比較する比較器４４と、パターン検出
回路４２および比較器４４の出力の論理和をセクタマー
ク検出信号として出力するＯＲゲート４５とから成る。

通常は、パターン検出回路４２によって読出し信号から
特定パターンを検出した信号をセクタマーク検出信号と
する。しかし、上述したように光カードには欠陥があり
、セクタマークを必ず検出できるとは限らない。そこで
、エンコーダ３６の出力信号をカウンタ４３でカウント
し、そのカウント値が光カード上のセクタマーク位置に
相当する値になったことを比較器４４で検知して、その
出力信号を補助的なセクタマーク検出信号として出力さ
せることにより、ごフタマーク検出信号を必ず出力する
ようにする。

なお、エンコーダ３６からは光カード上の長さに換算し
て５０〜１００μｍピッチ程度でパルスを出力すること
ができるので、光カードからのデータの読出しおよび光
カードへのデータの書込みを行うための位置決め精度と
しては十分である。

この発明は上述した実施例に限定されるものではなく、
幾多の変形または変更が可能である。例えば、第１図で
はＩＤ部１４を光カード１１の一端部にのみ設けたが、
これを両端部に設けて光カード内の情報を両方向からア
クセスするようにすることもできる。また、データ部は
１トラツク内に４個に限らず、それ以外の分割数とする
こともできる。更に、第４図ではモータ３５に取付けた
エンコーダ３６から光カード１１の光学ヘッド３１に対
する位置信号を得るようにしたが、光カードを保持する
部材にリニアエンコーダを取付けて位置信号を得ること
もできる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明によればデータ記録部のセ
クタ間の区切りを、そのトラックのアドレス情報を含ま
ない特定のパターンより成るマークによって形成したの
で、そのセクタの区切りのマーク長を短くすることがで
きる。したがって、データ記録部内の使用できる領域を
減じることなく、データを効率よく記録することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す図、第２図はその部
分詳細図、第３図は第１図に示す光カードにおけるアクセス動作を
説明するためのフローチャート、第４図は第１図に示す
光カードを用いる記録／再生装置の一例の構成を示す図
、第５図はその部分詳細図、第６図および第７図は従来の技術を示す図である。１１・・・光カード　　　　　１２・・・トラック１３
・・・光記録部　　　　　１４・・・ｉＤ部１５ａ〜１
５ｃ・・・セクタマーク１６ａ　〜１６ｄ　−、データ部２１・・・トラッキング用ガイドトラック２２・・・ト
ラック　　　　　２３・・・ビット第１図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

１、データを光学的に読取り可能に記録するためのデー
タ記録部と、このデータ記録部のアドレス情報を記録し
たＩＤ部とを具える光カードにおいて、前記データ記録
部に、該データ記録部を複数のセクタに分割するアドレ
ス情報を含まない特定のパターンから成るマークを設け
たことを、特徴とする光カード。