JPS63193120A

JPS63193120A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS63193120A
Application number: JP62025677A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Hasegawa; 浩長谷川
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1987-02-05
Filing date: 1987-02-05
Publication date: 1988-08-10
Anticipated expiration: 2009-05-25
Also published as: JPH0640173B2; US4807598A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、デユープ状の外被で挿入部を被覆した内視鏡
に関づる。

［従来の技術と発明が解決しＪ：うとする問題点］近年
、体腔内に細長の挿入部を挿入する゛ことにより、体腔
内１１ｉ１器竹を観察したり、必要に応じ処置具ヂＶン
ネル内に挿通した処置具を用いて各秤治療処置のできる
医療用内視鏡が広く用いられている。また、工業分野に
おいても、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラント
等の内部を観察したり検査したりすることのできる工業
用内視鏡が広く利用されている。

前記内視鏡の挿入部は、先端：側に硬性の先端部が設番
プられ、この先端部に隣接する後方側に、湾曲可能な湾
曲部が設けられている。この湾曲部は、操作部に設けら
れた湾曲操作ノブを回動操作することによって上下／左
右方向に湾曲できるようになっている。

ところで、前記工業川内視鏡では、挿入部を金属等の細
線を網状に編組した網管（ブレード）古からなる外装保
護シースで保護しＩＣものがある。

また、前記湾曲部と、この湾曲部の後方側の軟ｆ１部と
では湾曲の麿合が異なる簀の理由から、湾曲部と軟性部
とで、前記外装保護シースの張りの強さを変えたものが
ある。このように外装保再シースの張りの強さを変える
場合は、前記外装保護シースを、湾曲部と軟性部との境
目付近で、この外装保護シースに外嵌されｌこ円筒状の
固定部材によって、前記外装保護シースにて保護される
内側可撓管に固定するようにしている。

ところが、前記円筒状の固定部材は、外装保護シースの
外周部よりも半径方向外側に突出するため、特に挿入部
を被挿入物から抜去する際に、前記固定部材の端部が被
挿入物内で引掛かることがあるという問題点がある。

［発明の目的〕本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、挿入
部の外被を固定りる円筒状の同定部材が被挿入物内で引
掛かることを防止Ｊることのできる内視鏡を提供するこ
とを目的としている。

［問題点を解決するための手段及び作用］本発明による
内視鏡は、チューブ状の外被にて挿入部を被覆すると共
に、この外被をこの外被に外嵌された円筒状の固定部材
によって、この外被にて被覆された内管に固定したもの
において、前記外被と前記内管どの間であって、前記固
定部材の軸方向の少なくとも一方の端部の軸方向外側近
傍に、前記固定部材の端部の軸方向外側近傍に、１３け
る前記外被の外径が＋’＋Ｑ記固定部材の外径ど略等し
くなるように前記外被を半径方向に膨出させる周回状の
凸部を設け、前記固定部材の端部と外被どの間に段差が
生じないようにしたものである。

［実施例１以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図ないし第６図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は外装保護シースの固定部分の拡大断面図、第２図は
挿入部を示す縦断面図、第３図は先端部のライトガイド
付近を示す断面図、第４図は第２図のΔ矢視図、第５図
は第１図のＢ−Ｂ　＝線断面図、第６図は内視鏡の全体
を示１側面図である。尚、第２図は第４図のｃ−ｃ′線
断面を示している。

第６図に示ずように、（工業用）内視鏡１は、細長の挿
入部２と、この挿入部２の後９ｉ；側に連設された大径
の操作部３と、この操作部３後端に設けられた接眼部４
と、前記操作部３の側部から延設されたライトガイドケ
ーブル５とで構成されている。

前記挿入部２の先端側には、硬性の先端部６が設けられ
、この先端部６に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲部７
が設けられている。この湾曲部７の後方側は、可撓性を
有する軟性部８になっている。また、前記操作部３に設
けられた湾曲操作ノブ９を回動操作することによって、
前記湾曲部７を上下／左右方向に湾曲できるようになっ
ている。

また、前記操作部３には、前記挿入部２内に設けられた
処置具ヂトンネルに連通する挿入口１０が設けられてい
る。

前記挿入部２は、第１図ないし第５図に示すように構成
されている。

前記先端部６は、金属等の硬性の材料からなる略円柱状
の先端部本体１１を備え、この先端部本体１１には、前
記挿入部２の長手方向に平行に貝通Ｊる観察用透孔１２
、処置具ヂ？ンネル用透孔１３、及び２つの照明用透孔
１４が形成されている。

１γ７＆ｌ！ＩＱ察用透孔１２には、対物レンズ系１５
が装若されている。この対物レンズ系１５によって被写
体の光学像が結像される位置に、その先端面が位置する
ように像伝達手段として、可１タト性に富むイメージガ
イドファイバ１６が配設されている。

このイメージガイドファイバ１６の先端側は、口金１７
によって収束されて前記観察用透孔１２に嵌７＋すれて
いる。また、このイメージガイドファイバ１６は、軟性
のチューブ１８で被覆されＣ前記挿入部２内に挿通され
、前記接眼部４に光学像を伝達するようになっている。

一方、前記処置具チｔ／ンネル用透孔１３の後端側には
、処置具チャンネル口金１９が嵌着され、この処置具チ
ャンネル［１金１９の後端部には、処置具ブヤンネル２
０を形成する処置具チャンネルデユープ２１が接続され
ている。この処置具チｔ・ンネルチューブ２１は、前記
挿入部２内に挿通されて、前記操作部３の挿入口１０に
接続されている。

また、第３図に示寸ように、前記照明用透孔１４の先９
η：部には、配光レンズ２２が装着され、この配光レン
ズ２２の後端に、ライトガイドファイバ２３が連設され
ている。このライトガイドファイバ２３の先端側は、口
金２４によって収束されて前記照明用透孔１４に嵌着さ
れている。また、このライトガイドファイバ２３は、軟
性のチューブ２５て・被覆されて前記挿入部２内に挿通
され、前記ライ１〜ガイドケーブル５に接続されている
。

る。

前記先端部６に隣接する湾曲部７内には、多数の略環状
の関節駒３１が回動自在に挿入部２の長方向に連結され
ている。最前端の関節駒３１ａには、前記挿入部２内に
挿通され一端が前記湾曲操作ノブ９に接続された例えば
４木の操作用ワイヤ３２の他端が接続されている。そし
て、前記湾曲操作ノブ９を操作して前記操作用ワイヤ３
２を牽引、弛緩することによって、前記湾曲部７を上下
、　／左右方向に湾曲できるようになっている。

また、最前端の関節駒３１ａは、筒体３４の後端部に内
訳固定されている。この筒体３１１は、第５図に示すに
うに、前記先仝ｉ：部本体１１に外嵌され、ビス３５に
て固定されでいる。また、ｎｒＩ記先端部本体１１の外
周部には、溝部５１が周回状に形成され、この溝部５１
にＯリング５２が装ｒ１されている。そして、このＯリ
ング５２によって前記筒体３４と先端部本体１１との間
、りなわＩ）、先端部６と湾曲部７との間の液密が保持
されるＪ：うになっている。

また、前記関節ＰＡ３１は、金属等の細線を網状に編組
した内側網管（ブレード）３３内に収納されている。こ
の内側ｗＩ管３３の外周は、湾曲しやすいようにゴム等
の可撓性に富むチューブ３６で被覆されている。このチ
ューブ３６の両端は、例えば糸巻後、接着剤にて接着す
ることによって、液密を保持するように固定されている
。

一方、前記軟性部８は、網管３９及びこの網管３９を被
覆した樹脂等からなる内側可撓管４０によって構成され
ている。前記網管３つ内周には、長尺の薄板状部材を螺
旋状に巻回して形成した可撓性を有する螺旋管４１が収
納され、この内側に前記イメージガイドファイバ１６．
ライトガイドファイバ２４．処置具チャンネルチューブ
２１等が挿通されている。前記網管３９．内側可撓管４
０、及び螺旋管４１は、口金３７によって、湾曲部６の
最後端の関節駒３１に接続されている２、前記口金３７
は、先端側の細径円筒部３７ａと後端側の大径円筒部３
７ｂとを有し、前記細径円筒部３７ａが前記関節駒３１
に接続されていると共に、前記網管３９．内側可撓管４
０．及び螺旋管４１の前端部が前記太径円筒部３７ｂに
内嵌固定されている。

前記湾曲部７のチューブ３６、口金３７、及び軟性部８
を構成する前記内側可撓管４０の外周は、金属等の細線
を網状に編組した網管等からなる外装保護シース４３で
被覆されている。この外装保護シース４３の前端部は、
内管４４及び外管４５によって挟持されている。本実施
例では、前記先端部本体１１に外嵌された前記筒体３４
の外周に段部３４ａが周回状に形成されており、前記内
管４４がこの段部３４ａに係止されている。

また、前記先端部本体１１の先端側には、略円筒状のカ
バ一部材４６が外嵌固定され、このカバ一部材４６の後
端部によって前記内管４４．外管４５及びこれらに挟持
された保護用外装シース１３の先端部を押圧して、前記
カバ一部材４６と前記筒体３４の段部３４ａとで前記内
管４４を挾）、“１することに」；って、前記保護用外
装シース／Ｉ３の先端側を固定している。

前記カバ一部材４６は、内周に雌ねじ部４７が設置ノら
れ、前記先端部本体１１の外周にｉ：’ｕ　４−Ｊられ
た雄ね６部に、螺合すると共に接着剤にて接着づること
によって、前記先端部本体１１に固定されている。また
、本実施例では、前記カバ一部材４６に軸方向にスリッ
ト４８が設けられ、ざらに軸方向と交差する方向に前記
スリット４８を連結づる連結部４９が設けられている。

この連結部４９は、やすり等によって切断が可能なよう
に肉シ１？に形成されている。そして、Ｖ４１’、Ｉ！
　’Ｈのために前記外装保護シース／１．３を取外づ際
には、前記カバ一部材４６のスリット４８を連結する連
結部４９をやずり等を用いて切断し、前記スリット４８
にドライバ等を差込み、このスリット４８を聞くように
して、このカバ一部材４６を取外すことができるように
なっている。そして、内管４４及び外管４５に挟持され
た外装保護シース４３の先端部の筒体３４の段部３４ａ
との係合を解除することによって、この外装保護シース
４３を取外すことができる。このように、本実施例では
、前記外装保護シース４３の固定にビス等を用いていな
いので、検査中にビス等が脱落することがない。

ところで、第１図に示すように、前記外装保護シース４
３は、軟性部８側の軟性部分４３ａと、湾曲部７側の湾
曲部分４３ｂとからなり、前記軟性部分４３ａには、樹
脂が含浸され耐久性が向」ユされ、一方、１１り２湾曲
部分４３ｂには、樹脂が含浸されていない。前記軟性部
分４３ａと湾曲部分４３ｂの境界は、前記口金３７の大
径円筒部３７ｂの、外周略中央部に位置するように形成
されている。前記外装保護シース４３は、軟性部分４３
ａで【、１、弛みが生じないように張りが強く、一方、
湾曲部分４３ｂでは、良好な湾曲性を維持するために張
りが弱くなるように調節されて、この外装保護シース４
３に外嵌された円筒状の固定部材６１によって固定され
ている。この固定部材６１は、軸方向の長さが前記口金
３７の大径円筒部３７ｂの軸方向の長さよりら短く形成
され、また、接盾剤を流し込むための孔６２が設けられ
ている。この固定部材６１は、前記外装保護シース４３
の軟性部分４３ａと湾曲部分４３ｂとを覆うように、前
記口金３７の太径円筒部３７ｂの略中央に配首され、前
記孔６２に流し込まれた接着剤６３ににって、固定部材
６１．外装保護シース４３．及び口金３７が接着固定さ
れている。

本実施例では、前記口金３７の大径円筒部３７ｂの外周
部であって、前記固定部材６１の軸方向の両端部の外側
近傍位置に、それぞれ、外装保護シース４３を半径方向
に膨出さぜる周回状の凸部としての円筒状の突起部材６
５．６５が接む固定　　・されている。この突起部材６
５の肉厚は、前記固定部材６１の肉厚と略等しく形成さ
れている。そして、この突起部材６５によって、前記固
定部材６１の軸方向の両端部の外側近傍における前記外
装保護シース４３が半径方向に膨出され、この膨出され
た部分の外径と前記固定部材６１の外径が略等しくなり
、固定部材６１の端部と外装保護シース４３との間に段
差が生じないようになっている。

尚、前記固定部月６１には、例えば、軸方向にスリット
が形成され、この固定部材６１を例えば先端側から移動
して行ぎ前記突起部材６５．６５間に装名する場合、前
記突起部材６５を乗越える際に若干広がるようになって
いる。

このように本実施例では、口金３７の大径円筒部３７ｂ
の外周部であって、固定部材６１の軸方向の両端部の外
側近傍位置に、それぞれ円筒状の突起部０６５．６５が
接着固定されている。そして、この突起部材６５によっ
て、前記固定部材６１の軸方向の両端部の外側近傍にお
ける外装保護シース４３が半径方向に膨出され、この膨
出された部分の外径と前記固定部材６１の外径が略等し
くなり、固定部材６１の端部と外装保護シース４３との
間に段差が生じないようになっている。

従って、挿入部２を被挿入物に挿入する際、及び、挿入
部２を被挿入物から抜去する際、前記固定部材６１の端
部が被挿入物内で引掛かることがない。

第７図は本発明の第２実施例に係る内視鏡の外、装保設
シースの固定部分の拡大断面図である。

本実施例は、円筒状の突起部材６５を、固定部材６１の
後端側のみに設けたらのである。その他の構成は、第１
実施例と同様である。

挿入部２を被挿入物から抜去する際に、前記固定部材６
１が被挿入物内で引掛かると、挿入部２を被挿入物から
抜去できなくなるおそれがあり、挿入＋１５よりも抜去
時における引掛かりがより問題となるので、本実施例で
は、抜去時における前記固定部材６１の引掛かりを防止
できるようにしたらのである。

尚、木実施例では、＋ｉｒｊ記固定部材６１にスリット
を設ける必要がなく、この固定部材６１を装着する場合
は、この固定部材６１を先端側から操作部３側に移動し
て行き前記突起部材６５によって移動が阻止される位置
で、固定すれば良い。

その他の作用及び効果は、第１実施例と同様である。

尚、本発明は、上記実施例に限定されず、例えば、突起
部材６５は、口金３７に一体形成されていてし良く、あ
るいは、外装保護シース４３の内周面に固着されていて
も良い。

また、固定部材６１を、形状記憶合金や超弾性台Ｃある
いは熱膨張係数の大きい金属等によって、径方向に形状
が変化できるように形成し、外装保砧シース４３に外嵌
した後、収縮さけて固定するようにしても良い。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、外被と、この外被
によって被覆された内管との間であって、前記外被を固
定づる円筒状の固定部材の軸方向の少なくとも一方の端
部の軸方向外側近傍に、前記固定部材の端部の・Ｉ＋ｈ
方向外側近傍にお（〕る前記外被の外径が前記固定部材
の外径と略等しくなるように前記外被を平径方向に膨出
さぼる周回状の凸部を設けたので、前記固定部材の端部
と外被との間に段差が生じなくなり、固定部材が被挿入
物内で引ｌ）かることが防１１−されるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１１図ないし第６図は本発明の第１実施例に係り、第
１図は外装保護シースの固定部分の拡大断面図、第２図
は挿入部を示す縦断面図、り〕３図は先端部のライ１−
ガイド付近を示Ｊ断面図、第４図は第２図のΔ矢視図、
第５図は第１図の［３−Ｆ３　′縦断面図、第６図は内
視鏡の全体を示Ｊ−側面図、第７図は本発明の第２実施
例に係る内視鏡の外装保護シースの固定部分の拡大断面
図である。１・・・工業用内視鏡　　　　２・・・挿入部７・・・
湾曲部　　　　　　　８・・・軟性部３７・・・口金　
　　　　　　４０・・・内側可撓管４３・・・外装保護
シース　　６１・・・固定部材６５・・・突起部材第３図第４図　　　　　　第５図手彰°ごネｔｔｌ正書（自発）昭和６３年　２月１９日

Claims

【特許請求の範囲】

チューブ状の外被にて挿入部を被覆すると共に、この外
被をこの外被に外嵌された円筒状の固定部材によつて、
この外被にて被覆された内管に固定した内視鏡において
、前記外被と前記内管との間であって、前記固定部材の
軸方向の少なくとも一方の端部の軸方向外側近傍に、前
記固定部材の端部の軸方向外側近傍における前記外被の
外径が前記固定部材の外径と略等しくなるように前記外
被を半径方向に膨出させる周回状の凸部を設けたことを
特徴とする内視鏡。