JPS63185811A - 合成多孔体およびその製造方法 - Google Patents

合成多孔体およびその製造方法

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JPS63185811A
JPS63185811A JP62015860A JP1586087A JPS63185811A JP S63185811 A JPS63185811 A JP S63185811A JP 62015860 A JP62015860 A JP 62015860A JP 1586087 A JP1586087 A JP 1586087A JP S63185811 A JPS63185811 A JP S63185811A
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divalent metal
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Kazuo Torii
一雄 鳥居
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は3−八面体型スメクタイト様構造を有する合
成多孔体およびその製造方法に関する。
スメクタイトは2層のシリカ四面体層がマグネシウム八
面体層あるいはアルミニウム八面体層を間にはさんだサ
ンドイッチ型の三層構造を有するフィロケイ酸塩の一員
であり、水中において陽イオン交換能を有し、層電荷の
値が雲母などと比べて小さいため層間が広がりやすく、
無機物あるいは有機物と複合体を形成する特異な性質を
持つ粘土鉱物である。この特性を利用して、層間に無機
物の柱を立て、ゼオライト様の多孔体とし、触媒、触媒
担体あるいは吸着剤等に使用する試みがなされている。
たとえば天然に産出する2−八面体型スメクタイトの一
種であるモンモリロナイトを用い、その層間にアルミニ
ウムヒドロキシドをイオン交換により導入し、電気炉中
で加熱処理してアルミニウムヒドロキシドをアルミナの
柱にして多孔体を製造する方法が知られている(山中昭
司、粘土科学、21.78〜82.1981 )。この
場合、水酸化ナトリウム水溶液をアルミニウム塩水溶液
に添加してアルミニウムヒドロキシドのオリゴマーを合
成するのに1週間程度の反応時間を要する。またモンモ
リロナイトとアルミニウムヒドロキシドをうまく反応さ
せるのに大過剰のアルミニウムヒドロキシド量を必要と
し、反応時間も長時***する。しかも反応終了後、大過
剰のアルミニウムヒドロキシドおよび副生溶解質を除去
するのにかなりの困難を伴うなどの欠点を有する。更に
原料素材として用いるモンモリロナイトはベントナイト
中に構成鉱物の一つとして存在するため、石英、クリス
トバライト、カルサイトなど不純物を伴うため、あらか
じめモンモリロナイトのみを抽出分離精製しておく必要
がある。通常、純モンモリロナイト製品は1〜2%程度
の希薄ベントナイト分散水溶液より抽出して製造するた
め、乾燥費など精製コストを要し極めて高価格で市販さ
れている。しかも天然物であるが故に化学組成、構造、
欠陥、不純物など材料特性の変動が大であるため、複合
化して多孔体を製造する場合、その特性制御は困難であ
り、鉄分など触媒毒となりうる不純物を考慮に入れれば
触媒あるいは触媒担体として用いるには適性を欠いてい
る。
一方、不純物の影響をさけ、特性制御を容易ならしめる
ため、原料素材とし合成スメクタイトを用いた例が報告
されているが、やはり天然スメクタイトの場合と同様に
多孔体を製造するのに長時間を要し、天然スメクタイト
よりアルミニウムヒドロキシドと複合化しがたい場合が
多い欠点を有する。たとえば合成フッ素へクトライトと
アルミニウムヒドロキシドの反応によって得られている
アルミニウム架橋合成フッ素へクトライト多孔体の比表
面積は73m/fで与えられている(K、Urabe。
H,5akurai and Y、Izumi、J、C
hem、Soc、、 Chem、Commun。
1986、1074〜1076)。同様に合成したアル
ミニウム架橋モンモリロナイト多孔体の比表面積の値は
228 m /fであるとに、 Urabeらは報告し
ている。
本発明の目的は天然産スメクタイトあるいは合成スメク
タイトを原料素材として得た多孔体にみられる様な欠点
を有しない、工業的に満足し得る設計された精密素材と
しての合成多孔体およびその製造技術を提供することで
ある。
本発明者らは触媒、触媒担体、吸着剤などとして有用な
多孔体の合成について長年鋭意研究を重ねた結果、極め
て大きい比表面積を有し、耐熱性の高い新規の合成多孔
体およびその製造方法の発明に至った。
すなわちこの発明は一般式 %式%(1) (式中のa%b、cおよびXの値はO< a≦2.0<
b<10.0≦c < 6および1≦x≦2とし、Aは
アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよびア
ンモニウムイオンからなる群から選んだ少なくとも1個
の陽イオンであり、またMはMg1Co、 Ni、 Z
n、 Cu、 FelMn、 Pb、 Cdなど2価金
属イオンから選んだ少なくとも1個の2価金属イオンで
ある)で表わされる合成多孔体およびその製造方法を提
供するものである。
3−八面体型スメクタイトは三層構造の八面体層中にマ
グネシウムを含有するスメクタイトである。八面体層中
の二価のマグネシウムが一価のリチウムで置換されたり
、あるいはマグネシウムの構造欠損により、負の層電荷
が生じ、それと電気的にバランスする形で層間に陽イオ
ンが入っている。
一般式(1)で表わされる本発明の合成多孔体において
2価金属としてマグネシウムを用いた場合、水熱合成に
より3−八面体型スメクタイト様鉱物が生成する時に未
反応のシリコン、マグネシウム又は両者の複合した化合
物が層間に取り込まれ、100℃から800℃の熱処理
により層間に酸化物の柱が生成してゼオライト様の多孔
体になったものと推察される。本発明の多孔体に含まれ
るスメクタイト様鉱物は通常の3−八面体型スメクタイ
トにおける八面体層中のマグネシウムの全であるいは一
部がコバルト、ニッケル、亜鉛、銅、鉄、マンガン、鉛
、カドミウムなどの2価金属で置換された構造も存在す
る。この様な2価金属を多く含有する3−八面体型スメ
クタイトは天然にはほとんど知られていす、本発明の合
成多孔体は新規の素材であると考えられる。
本発明を達成するための方法について以下に述べる。本
発明の合成多孔体の製造方法は次の工程から成る。
第1にシリコンと一般式(1)に示した2価金属を含有
させた均質複合沈殿物を調製し、第2にこの均質複合沈
殿物に水と要すればアルカリ金属、アルカリ土類金属あ
るいはアンモニウムイオンから成る群から選んだ陽イオ
ンあるいはフッ素イオンを添加して出発原料スラリーと
し、第3に該スラリーを水熱反応せしめ、第4にこの水
熱反応物を100℃ないし800℃の間の温度で加熱処
理して本発明製品を得ることができる。
第1工程においてケイ酸と2価金属塩を混合して得た均
質溶液をアルカリ溶液で沈殿させ、濾過、水洗により副
生溶解質を除去することにより均質複合沈殿物が調製さ
れる。ケイ酸と2価金属塩を含む均質溶液はケイ酸溶液
と2価金属塩水溶液を混合し、あるいはケイ酸溶液に直
接2価金属塩を溶解することにより得られる。ケイ酸と
2価金属塩の混合割合は一般式(1)を満足する範囲の
bの値を選ぶことにより与えられる。bの値は0〜10
であるが、通常好ましい値は3〜8である。ケイ酸溶液
はケイ酸ソーダと鉱酸を混合し、液のpHを酸性とする
ことにより得られる。ケイ酸ソーダは一般に市販されて
いる1号ないし4号水ガラスならびにメタケイ酸ソーダ
はいずれも使用できる。
鉱酸としては硝酸、塩酸、硫酸などが用いられる。
2価金属塩はマグネシウム、。コバルト、ニッケμ、亜
鉛、銅、鉄、マンガン、鉛、カドミウムなどの塩化物、
硫酸塩、硝酸塩などから選ぶことができる。一般式(1
)の組成を満足する値であれば、2価金属は1種類だけ
でなく、2種類以上のどの様な組成の組合せでも選ぶこ
とができ、触媒反応などの用途に応じて組成を設計でき
る。次に常温でケイ酸と2価金属塩を含有する均質溶液
とアルカリ溶液を混合して均質複合沈殿物を得る。アル
カリ溶液としては水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウ
ム溶液、アンモニア水などが用いられる。アルカリ溶液
の量は混合後のpHが10以上となる様な値を選ぶのが
望ましい。上記均質溶液とアルカリ溶液を混合する場合
、アルカリ溶液に均質溶液を滴下して沈殿せしめてもよ
く、あるいはその逆の順序にしてもよい。また両者の液
を瞬時に混合しても均質複合沈殿物は得られる。混合の
際、特に攪拌を必要としないが、攪拌することは一部に
さしつかえない。次いで濾過、水洗により副生電解質を
充分に除去する。
第2工程の出発原料スラリーは第1工程で得た均質複合
沈殿物に水、要すれば陽イオンの水酸化物、フッ化物あ
るいはそれらの混合水溶液を加え、または要すればフッ
化水素酸を添加することによって調製される。
第3工程の水熱反応は第2工程で得られた出発原料組成
スラリーをオートクレーブに仕込み、100″Cないし
350℃の水熱温度で反応させる。反応中特に攪拌を必
要としないが攪拌することは一部にさしつかえない。
第4工程においては第3工程の水熱反応終了後オートク
レーブ内容物を取り出し、100℃ないし800’cの
温度で加熱処理することにより最終製品が得られる。加
熱処理する前にオートクレーブ内容物をあらかじめ乾燥
する必要はないが、乾燥することは一部にさしつかえな
い。乾燥後、微粉末とし、用途に応じた成形体にして加
熱処理することもできる。また用途によってはオートク
レーブ内容物を直接成形した後、加熱処理して多孔体と
することもできる。あるいは加熱多孔体とした後、粉砕
、整粒して最終製品とすることもできる。
本発明を実施することによって製造した新規の合成多孔
体はX線粉末回折、示差熱分析、赤外吸収スペク)/l
/、化学分析、比表面積測定、細孔分布測定などによっ
て評価することができる。
本発明の新規の合成多孔体はCu−にα線を用いた場合
の回折角(2θ)が、(hk)反射の(35,06)に
ついて60.5度から61.0度の間に現われ、3−八
面体型スメクタイト類似構造の化合物を含有していると
考えられる。比表面積を測定した場合、通常200〜4
00m/gの高い値を示し、700℃がら800℃の処
理温度でも比較的大きい比表面積の値を示し、天然産ス
メクタイトあるいは合成スメクタイトなどから製造され
たア/レミニウム架橋多孔体よりも高い耐熱性を示し、
触媒、触媒担体、吸着剤、断熱材などとして有用である
。更に構造中に種々の2価金属を含有するため、殺菌、
抗菌、消毒などを目的とした多孔体材料、電磁遮蔽材、
センサー、半導体材料などの原料としても有用である。
次に実施例によってこの発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 11のビーカーに水400 ttttを入れ、3号水ガ
ラス(5iOz 28%、Na209%、モ/L’比3
,22) 86gを溶解し、16N硝酸23 telを
攪拌しながら一度に加えてケイ酸溶液を得る。次に水1
00 ttttに塩化マグネシウム六水和物−級試薬(
純度98%)58.Ogを溶解した溶液をケイ酸溶液に
加えて調製したケイ酸−マグネシウム均質混合溶液をア
ンモニア水26Otel中に攪拌しながら5分間で滴下
する。直ちに得られた反応均質複合沈殿物を濾過し、充
分に水洗した後、水酸化ナトリウム1.47gおよび1
0%フッ化水素酸2(ht/を加えてスラリー伏とし、
11内容積のオートクレーブに移す。15.9 kg 
/ cm”、200℃で3時間反応させる。冷却後、反
応生成物をとりだし、電気炉中300℃で1時間加熱処
理を行った。
本品は八面体層中の2価金属としてマグネシウムを、ま
た陽イオンとしてナトリウムを含有し、化学分析の結果
からa = 0.65、b = 5.70、cm2に相
当し、その比表面積は271.7 m2/9であった。
X線粉末回折図は3−八面体型スメクタイトであるヘク
トライトに類似したパターンを示すが、全体的にピーク
はブロードであり、(35,06)反射ピークのd値は
1,518人であった。(001)に相当するピークは
10.1人と22.2人に現れ、層間が収縮している部
分と多孔体となっている部分があることが推察される。
本品は13.6A程度の長さの柱が存在する多孔体と考
えられる。
実施例2 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。
3号水ガラス           86 g塩化マグ
ネシウム六水和物−級試薬 62 g水酸化ナトリウム
          1.47 g本品は八面体層の2
価金属イオンとしてマグネシウムを、また陽イオンとし
てナトリウムを含有し、a = 0.63、b=6.1
7、C=Oに相当し、その比表面積は371.8m 、
Q  であった。X線粉末回折図はへクトライトに類似
したパターンを示すが、全体的にピークはブロードであ
り、(35,06)反射ピークのd値は1.527人で
あった。
実施例3 原料物質の仕込量を次の通りとし実施例1と同様に操作
した。ただしアンモニア水の代りに2N水酸化ナトリウ
ム水溶液400 tttlを使用した。
3号水ガラス          86g塩化ニッケ/
v(I)六水和物 特級試薬(純度98%)71g 10%フッ化水素酸        30IIIt本品
は八面体層中の2価金属としてニッケルを、また陽イオ
ンとしてナトリウムを含有し、a= 0.6戊b=6、
cm3に相当し、その比表面積は311.3m /9で
あった。X線回折パターンはへクトライトに類似してお
り、(35,06)反射ピークのd値は1,524人で
あった。
実施例4 原料物質の仕込量を次の通りとし、実施例1と同様に操
作した。ただし、水熱処理圧力2.4kq/cnt、水
熱処理温度125℃および水熱処理時間を2時間とした
3号水ガラス           86 g塩化マグ
ネシウム六水和物−級試薬 56 g水酸化リチウム−
水和物       1.26 g水酸化ナトリウム 
         1.47 g水晶は八面体層にマグ
ネシウムおよびリチウムを、また陽イオンとしてナトリ
ウムを含有し、a = 0.73、b=6.11 (M
g=5.58、Li=0.53)、c=0に相当し、比
表面積は375.8m2/yであった。
X線回折パターンはへクトライトに類似しており、(3
5,06)反射ピークのd値は1.531人であった。
実施例1〜4で得られた本発明製品および実施例4にお
ける水熱処理する前の均質複合沈殿物のにommun、
、1Jlffi、iU/4〜AU/す。
比表面積の値を表に示す。比較として市販の精製モンモ
リロナイト、合成フッ素へクトライトおよび合成餌ケイ
素ナトリウム雲母(NTSM)から製造したアルミニウ
ム架橋粘土複合体の比表面積も表に示す。
表から明らかなごと〈実施例4における本発明製品と水
熱処理する前の均質複合沈殿物を比べた場合、極端な差
が認められ、本発明を実施するには水熱処理が必要不可
欠であることを示す。また本発明製品四種の比表面積は
三種のアルミニウム架橋粘土複合体よりもいずれも大き
い値を示し、多孔体として優れており、触媒、触媒担体
、吸着剤などとして有用である。
実施例5 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。ただし水熱処理圧力41 kg/cs および
水熱処理温度250℃とした。
3号水ガラス           86 g塩化マグ
ネシウム六水和物−級試薬 83 g水酸化ナトリウム
          1.47 g水晶は八面体層にマ
グネシウムを、また陽イオンとしテナトリウムを含有し
、a=0.47、b=7.75、C=Oに相当し、その
比表面積は274.5m2/fであった。X線粉末回折
パターンはへクトライトに類似しており、(35,06
)反射ピークのd値は1,534人であった。
実施例6 原料物質の仕込量を次の通りとして実施何重と同様に操
作した。
3号水ガラス           86 g塩化マグ
ネシウム六水和物−級試薬 62 g水酸化ナトリウム
          1.47 g10%フッ化水素酸
         40震1本発明製品は八面体層にマ
グネシウムを、また陽イオンとしてナトリウムを含有し
、a=o、62)b=6.12)c=4に相当し、その
比表面積は237.0妃4であった。X線粉末回折パタ
ーンはへクトライトに類似しており、(35,06)反
射ピークのd値は1,516人であった。
実施例2および実施例6で得られた水熱処理物を100
〜900℃の間の加熱処理による比表面積の変化を表に
示す。比較としてアルミニウム架橋合成NTSMの比表
面積も示す。表から明らかな様にアルミニウム架橋合成
NTSMでは600℃で比表面精が急激に低下するのに
対し、本発明製品では700℃までは比較的高い値を示
し、耐熱性に優れていることを示す。
官庁手続 手続補正書 1、事件の表示 昭和62年特許願第015860号 2)発明の名称 合成多孔体およびその製造方法 3、補正する者事件との関係 特許出願人住所 〒1o
o東京都千代田区霞が関1丁目3番1号酩(114)I
!i既藏 飯塚幸三 4、指定代理人 う、補正命令の日付なし )、補正により増加する発明の数なし 、補正の対象 明細書全文 、補正の内容 先に提出していた明細書の特許請求の範囲第2項では第
1項を引用して記載していたが、この出願の特許請求の
範囲第2項は必須用伸頂であるので、別紙の通り特許請
求の範囲第2項七訂正し、それに応Oて全文補正致しま
した。
明     細     書 1、発明の名称    合成多孔体およびその製造方法 2)特許請求の範囲 1)一般式 %式% (式中のas bs e%dおよびXの値はO<as2
.0<b<10.0≦c<6.0≦d<6および1≦x
≦2とし、Aはアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属
イオンおよびアンモニウムイオンからなる群から選んだ
少なくとも1個の陽イオンであり、またMはMg%Co
1旧、Zn%Cu、 FelMn、 pb、 Cdなと
の2価金属イオンから選んだ少なくとも1個の211i
金属イオンである)で表される合成多孔体。
a A 2 /XO・b M O−c F−d (OH
) ・8 S i O2(式中のalb、 c、 dお
よびXの値はO<as2)O< b< 10.0≦c<
6.0≦d<6およびl≦×≦2とし、Aはアルカリ金
属イオン、アルカリ土類金属イオンおよびアンモニウム
からなる群から選んだ少なくとも1個の陽イオンであり
、またMはM8、Co、旧、Zn、 Cu、 Fe、 
Mn、 Pb、 Cdなどの2価金属イオンから選んだ
少なくとも1個の2価金属イオンである)で表わされる
多孔体を合成するにあたり、一般式の組成を満足するケ
イ酸と2価金属イオンの均質混合液とアルカリ溶液より
均質複合沈澱物を調整し、副生溶解質を除去した後、要
すれば上記組成を満足する陽イオンおよびフッ素イオン
を添加して得たスラリーを100℃ないし350℃の条
件下で水熱反応せしめ、次いで反応生成物t′100℃
ないし800℃で加熱処理するとことを特徴とする一般
式で示される合成多孔体の製造方法。
この発明は3−八面体型スメクタイト様構造を有する合
成多孔体およびその製造方法に関する。スメクタイトは
2層のシリカ四面体層がマグネシウム八面体層あるいは
アルミニウム八面体層を間にはさんだサンドイッチ型の
三層構造を有するフィロケイ酸塩の一員であり、水中に
おいて陽イオン交換能を有し、層電荷が雲母などと比べ
て小さいため層間が広がりやすく無機物あるいは有機物
と複合体を形成する特異な性質を持つ粘土鉱物である。
この特性を利用して、層間に無機物の柱を立て、ゼオラ
イト様の多孔体とし、触媒、触媒担体あるいは吸着剤等
に使用する試みがなされている。
たとえば天然に産出する2−八面体型スメクタイトの一
種であるモンモリロナイトを用い、その層間にアルミニ
ウムヒドロキシドをイオン交換により導入し、電気炉中
で加熱処理してアルミニウムヒドロキシドをアルミナの
柱にして多孔体を製造する方法が知られている(山中開
用、粘土科学、21.78〜82.1.981 )。こ
の場合、水酸化ナトリウム水溶液をアルミニウム塩水溶
液に添加してアルミニウムヒドロキシドのオリゴマーを
合成するのに1週間程度の反応時間を要する。またモン
モリロナイトとアルミニウムヒドロキシドをうまく反応
させるのに大過剰のアルミニウムヒドロキシド量を必要
とし、反応時間も長時***する。しかも反応終了後、大
過剰のアルミニウムヒドロキシドおよび副生溶解質を除
去するのにかなりの困難を伴うなどの欠点を有する。更
に原pi材として用いるモンモリロナイトはベントナイ
ト中に構成鉱物の一つとして存在するため、石英、クリ
ストバライト、カルサイトなどの不純物を伴うため、あ
らかじめモンモリロナイトのみを抽出分離精製しておく
必要がある。通常、純モンモリロナイト製品は1〜2%
程度の希薄ベントナイト分散水溶液より抽出して製造す
るため、乾燥費など精製コストを要し極めて高(II格
で市販されている。しかも天然物であるが故に化学組成
、構造、欠陥、不純物など材料特性の変動が大であるた
め、複合化して多孔体を製造する場合、その特性制御は
困難であり、鉄分など触媒毒となりつる不純物を考慮に
入れれば触媒あるいは触媒担体として用いるには適性を
欠いている。
一方、不純物の#警をさけ、特性制御を容易ならしめる
ため、原料素材とし合成スメクタイトを用いた例が報告
されているが、やはり天然スメクタイトの場合と同様に
多孔体を製造するのに長時間を要し、天然スメクタイト
よりアルミニウムヒドロキシドと複合化しがたい場合が
多い欠点を有する。たとえば合成フッ素へクトライトと
アルミニウムヒドロキシドの反応によって得られるアル
ミニウム架橋合成フッ素へクトライト多孔体の比表面積
は73 m27gで与えられている(L Urabe、
 H。
5akurai  and  Y、Izumi、J、C
hem、Soc、、Chem。
Commun、、 1986.1074〜1076)。
同様に合成したアルミニウム架橋モンモリロナイト多孔
体の比表面積の値は228m278であるとに、 Ur
abeらは報告している。
本発明の目的は天然産スメクタイトあるいは合成スメク
タイトを原料素材として得た多孔体にみられる様な欠点
を有しない、工業的に満足し得る設計された精密素材と
しての合成多孔体およびその製造技術を提供することで
ある。
本発明者らは触媒、触媒担体、吸着剤などとして有用な
多孔体の合成について長年鋭意研究を重ねた結果、極め
て大きい比表面積を有し、耐熱性の高い新規の合成多孔
体およびその製造方法の発明に至った。
すなわちこの発明は一般式 %式%(1) (式中のa、 b、 c、 dおよびXの値はO<a≦
2.0くb〈10、0≦c<6、O≦d<6および1≦
x≦2とし、Aはアルカリ金属イオン、アルカリ土類金
属イオンおよびアンモニウムイオンからなる群から選ん
だ少なくとも1個の陽イオンであり、またMはMg、 
Co、旧、Zns Cu、 FeXMn5 Pb、 C
dなとの2価金属イオンから選んだ少なくとも1個の2
価金属イオンである)で表される合成多孔体およびその
製造方法を提供するものである。
3−八面体型スメクタイトは三層構造の八面体層中にマ
グネシウムを含有するスメクタイトである。
八面体層中の2価のマグネシウムが1価のリチウムで置
換されたり、あるいはマグネシウムの構造欠損により、
負の層電荷が生じ、それと電気的にバランスする形で層
間に陽イオンが入っている。
一般式(1)で表される本発明の合成多孔体において2
価金属としてマグネシウムを用いた場合、水熱反応によ
り3−八面体型スメクタイト様鉱物が生成する時に未反
応のシリコン、マグネシウム又は両者の複合した化合物
が層間に取り込まれ、100℃から800℃の熱処理に
より層間に柱が生成してゼオライト様の多孔体になった
ものと推察される。本発明の多孔体に含まれるスメクタ
イト様鉱物は通常の3−八面体型スメクタイトにおける
八面体層中のマグネシウムの全であるいは一部がコバル
ト、ニッケル、亜鉛、銅、鉄、マンガン、鉛、カドミウ
ムなどの2価金属で置換された構造も存在する。
この様な2価金属を多く含有する3−八面体型スメクタ
イトは天然にはほとんど知られていす、本発明の合成多
孔体は新規の素材であると考えられる。
本発明を達成するための方法について以下に述べる。本
発明の合成多孔体の製造方法は次の工程から成る。
第1にシリコンと一般式(I)に示した2価金属を含有
させた均質複合沈澱物を調整し、第2にこの均質複合沈
澱物に水および要すればアルカリ金属、アルカリ土類金
属あるいはアンモニウムイオンから成る群から選んだ陽
イオンあるいはフッ素イオンを添加して出発原料スラリ
ーとし、第3に該スラリーを水熱反応せしめ、第4にこ
の水熱反応物を100℃ないし800℃の間の温度で加
熱処理して本発明製品を得ることができる。
第1工程においてケイ酸と2価金属塩を混合して得た均
質溶液をアルカリ溶液で沈澱させ、濾過、水洗により副
生溶解質を除去することにより均質複合沈澱物が調整さ
れる。ケイ酸と2価金属塩を含む均質溶液はケイ酸溶液
と2価金属塩水溶液を混合し、あるいはケイ酸溶液に直
接2価金属塩を溶解することにより得られる。ケイ酸と
2価金属塩の混合割合は一般式(I)を満足する範囲の
bの値を選ぶことにより与えられる。bの値は0〜10
であるが、通常好ましい値は3〜8である。ケイ酸溶液
はケイ酸ソーダと鉱酸を混合し、液のpHを酸性とする
ことにより得られる。ケイ酸ソーダは一般に市販されて
いる1号ないし4号水ガラスならびにメタケイ酸ソーダ
はいずれも使用できる。鉱酸としては硝酸、塩酸、硫酸
などが用いられる。2価金属塩はマグネシウム、コバル
ト、ニッケル、亜鉛、銅、鉄、マンガン、鉛、カドミウ
ムなどの塩化物、硫酸塩、硝酸塩などから選ぶことがで
きる。
一般式(1)の組成を満足させる値であれば、2価金属
は1種類だけでなく、2種類以上のどの様な組成の組合
せでも選ぶことができ、触媒反応などの用途に応じて組
成を設計できる。次に常温でケイ酸と2価金属塩を含有
する均質溶液とアルカリ溶液を混合して均質複合沈澱物
を得る。アルカリ溶液としては水酸化ナトリウム溶液、
水酸化カリウム溶液、アンモニア水などが用いられる。
アルカリ溶液の量は混合後のpHが10以上となる様な
値を選ぶのが望ましい。上記均質溶液とアルカリ溶液を
混合する場合、アルカリ溶液に均質溶液を滴下して沈澱
せしめてもよく、あるいはその逆の順序にしてもよい。
また両者の液を瞬時に混合しても均質複合沈澱物は得ら
れる。混合の際、特に撹拌を必要としないが、撹拌する
ことは一部にさしつかえない。次いで濾過、水洗により
副生電解質を充分に除去する。
第2工程の出発原料スラリーは第1工程で得た均質複合
沈澱物に水、要すれば陽イオンの水酸化物、フッ化物あ
るいはそれらの混合水溶液を加え、ボたは要すればフッ
化水素酸を添加することによって調整される。
第3工程の水熱反応は第2工程で得られた出発原料スラ
リーをオートクレーブに仕込み、100℃ないし350
℃の水熱温度で反応させる。反応中特に撹拌を必要とし
ないが撹拌することは一部にさしつかえない。
第4工程において第3 工程の水熱反応終了後オートク
レーブ内容物を取り出し、100℃ないし800℃の温
度で加熱処理することにより最終製品が得られる。加熱
処理する前にオートクレーブ内容物をあらかじめ乾燥す
る必要はないが、乾燥することは一部にさしつかえない
。乾燥後、微粉末とし、用途に応じた成形体にして加熱
処理することもできる。また用途によってはオートクレ
ーブ内容物を直接成形した後、加熱処理して多孔体とす
ることもできる。あるいは加熱多孔体とした後、粉砕、
整粒して最終製品とすることもできる。
本発明を実施することによって製造した新規の合成多孔
体はX線粉末回折、示差熱分析、赤外吸収スペクトル、
化学分析、比表面積測定、細孔分布測定などによって評
価することができる。
本発明の新規の合成多孔体はCu−にα線を用いた場合
の回折角(2θ)が、(hk)反射の(35,06)に
ついて60.5度から6160度の間に現れ、3−八面
体型スメクタイト類似構造の化合物を含有していると考
えられる。比表面積を測定した場合、通常200〜40
0m2/gの高い値を示し、700℃から800℃の処
理温度でも比較的大きい比表面積の値を示し、天然産ス
メクタイトあるいは合成スメクタイトなどから製造され
たアルミニウム架橋多孔体よりも高い耐熱性を示し、触
媒、触媒担体、吸着剤、断熱材などとして有用である。
更に構造中に種々の2価金属を含有するため、殺菌、抗
菌、消毒などを目的とした多孔体材料、電磁遮蔽材、セ
ンサー、半導体材料などの原料としても有用である。
次に実施例によってこの発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 11のビーカーに水400 mlを入れ、3号水ガラス
(Si0 28%、Ha209%、モル比3.22)8
6 gを溶解し、16N硝酸23 mxを撹拌しながら
一度に加えてケイ酸溶液を得る。次に水100 rnl
に塩化マグネシウム六水和物−級試薬(純度98%) 
58.0 gを溶解した溶液をケイ酸溶液に加えて調整
したケイ酸−マグネシウム均質混合溶液をアンモニア水
260 ml中に撹拌しながら5分で滴下する。直ちに
得られた反応均質複合沈澱物を濾過し、充分に水洗した
後、水酸化ナトリウム1.47 gおよび10χフツ化
水素酸を加えてスラリー状とし、It内容積のオートク
レーブに移す。15.9 kg/cm2.200’Cで
3時間反応させる。冷却後、反応生成物をとりだし、電
気炉中300℃で1時間加熱処理を行った。
水晶は八面体層中の2価金属としてマグネシウムを、ま
た陽イオンとしてナトリウムを含有し、化学分析の結果
からa:0.65、b=5.70、c=2に相当し、そ
の比表面積は271.7 m27g、であった。X線粉
末回折図は8−八面体型スメクタイトであるヘクトライ
トに類似したパターンを示すが、全体的にピークはブロ
ードであり(35,08)反射ピークのd値は1.51
8Aであった。(001)に相当するピークは10.1
人と22.2八に現れ、層間が収縮している部分と多孔
体となっている部分があることが推察される。水晶は1
2人程度の長さの柱が存在する多孔体と考えられる。
実施例2 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。
3号水ガラス          86  g塩化マグ
ネシウム穴水和物−級試薬 628水酸化ナトリウム 
        1.47g本品は八面体層の2価金属
イオンとしてマグネシウムを、また陽イオンとしてナト
リウムを含有し、a=0.63、b=6.17、C=O
に相当し、その比表面積は371.8 m2/gであっ
た。X線粉末回折図はへクトライトに類似したパターン
を示すが、全体的にピークはブロードであり(35、′
06)反射ピークのd値は1.527八であった。
実施例3 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。ただしアンモニア水の代わりに2N水酸化ナト
リウム溶液400mjを使用した。
3号水ガラス               86g塩
化ニッケル(II)六水和物特級試薬(純度98%)7
1g10%フッ化水素酸             3
0 m1本品は八面体層中の2価金属としてニッケルを
、また陽イオンとしてナトリウムを含有し、a=0.6
8、b=6、c=3に相当し、その比表面積は311.
3 m2/8であった。X線粉末回折パターンはへクト
ライトに類似しており、(35,06)反射ピークのd
値は1.524八であった。
実施例4 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。ただし、水熱処理圧力2.4 J/cm2水熱
処理温度125℃および水熱処理時間を2時間とした。
3号水ガラス           86 g塩化マグ
ネシウム穴水和物−級試薬 568水酸化リチウム−水
和物      1.26g水酸化ナトリウム    
     1.478本品は八面体層中にマグネシウム
およびリチウムを、また陽イオンとしてナトリウムを含
有し、a=0.73、b=6.11 (M3=5.58
、Li=0.53)、c=Qに相当し、比表面積は37
5.8 m2/gであった。X線粉末回折パターンはへ
クトライトに類似しており、(35,06)反射ピーク
のd値は1.531人であった。実施例1〜4で得られ
た本発明製品および実施例4における水熱処理する前の
均質複合沈澱物の比表面積の値を表に示す。
比較として市販の精製モンモリロナイト、合成フッ素ヘ
クトライトおよび合成四ケイ素ナトリウム雲母(NTS
M)から製造したアルミニウム架橋粘土複合体の比表面
積も表に示す。
表から明らかなごと〈実施例4における本発明製品と水
熱処理する前の均質複合沈澱物を比べた場合、極端な差
が認められ、本発明を実施するには水熱処理が必要不可
欠であることを示す。また本発明製品四種の比表面積は
三種のアルミニウム架橋粘土複合体よりもいずれも大き
い値を示し、多孔体としてすぐれており、触媒、触媒担
体、吸着剤として有用である。
実施例5 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例4と同様に操
作した。ただし水熱処理圧力41 kg/cm2水熱処
理温度250℃とした。
3号水ガラス           86  g塩化マ
グネシウム穴水和物−級試薬 83  g水酸化ナトリ
ウム          1.47g本品は八面体層中
にマグネシウムを、また陽イオンとしてナトリウムを含
有し、a=0.47、b=7.75、C=Oに相当し、
その比表面積は274.5 m“/8であった。X線粉
末回折パターンはへクトライトに類似しており、(35
,06)反射ピークのd値は1.534八であった。
実施例6 原料物質の仕込量を次の通りとして実施例1と同様に操
作した。
3号水ガラス           868塩化マグネ
シウム穴水和物−級試薬 62  g水酸化ナトリウム
          1.47g10%フッ化水素酸 
        40  m1本発明製品は八面体層に
マグネシウムを、また陽イオンとしてナトリウムを含有
し、a:0.62)b=6.12)c:4に相当し、そ
の比表面積は237.0 m2/gであった。XM粉末
回折図はへクトライトに類似したパターンを示すが、全
体的にピークはブロードであり(35,06)反射ピー
クのd値は1.516人であった。
実施例2および実施例6で得られた水熱処理物を100
℃〜900℃の間の加熱処理による比表面積の変化を表
に示す。比較としてアルミニウム架橋合成NTSHの比
表面積も示す。表から明らかな様にアルミニウム架橋合
成NTSMでは600℃で比表面積が急激に低下するの
に対し、本発明製品では700℃までは比較的高い値を
示し、耐熱性に優れていることを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 aA_2_/_xO・bMO・cF・8SiO_2(式
    中のa、b、cおよびxの値は0<a≦2、0<b<1
    0、0≦c<6および1≦x≦2とし、Aはアルカリ金
    属イオン、アルカリ土類金属イオンおよびアンモニウム
    イオンからなる群から選んだ少なくとも1個の陽イオン
    であり、またMはMg、Co、Ni、Zn、Cu、Fe
    、Mn、Pb、Cdなど2価金属イオンから選んだ少な
    くとも1個の2価金属イオンである)で表わされる合成
    多孔体。 2)特許請求の範囲第1項に記載の多孔体を合成するに
    あたり、第1項の一般式の組成を満足するケイ酸と2価
    金属イオンの均質混合液とアルカリ溶液より均質複合沈
    殿物を調整し、副生溶解質を除去した後、要すれば上記
    組成を満足する陽イオンおよびフッ素イオンを添加して
    得たスラリーを100℃ないし350℃の条件下で水熱
    反応せしめ、次いで反応生成物を100℃ないし800
    ℃で加熱処理するとことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項の一般式で示される合成多孔体の製造方法。
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