JPS63184015A

JPS63184015A - 位置検出装置

Info

Publication number: JPS63184015A
Application number: JP1513887A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Yamashita; 博山下
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-01-27
Filing date: 1987-01-27
Publication date: 1988-07-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、たとえば光デイスク装置の光学ヘッドの位置
検出用に適用される位置検出装置の改良に関する。

（従来の技術）近年、光ディスクを情報記憶媒体とする情報処理装置は
、従来多用されている磁気的な情報処理装置等に比べ、
情報収容量を大幅に増大することができ、また、ノイズ
が少なく極めて良好かつ安定した情報の再生状態が得ら
れるとともに、外部の影響を受は難く記憶状態が極めて
安定しており、しかも、非接触状態での情報処理が行え
て情報記憶媒体および光学ヘッドの損傷等の悪影響が無
い等の特長を有するところから多用されつつある。

一方、この種情報処理装置にあっては、光ディスクの半
径方向に光学ヘッドを移動させて所定のトラックに対向
させるために光学ヘッドの位置を検出する位置検出装置
が組込まれている。

従来のこの種位置検出装置は、第６図および第７図に示
すような構成となっている。

すなわち、第６図に示すように多数のスリットａ・・・
を等間隔に有するとともに一端上部にエンド位置検出用
の第１の透孔す、他端下部にエンド位置検出用の第２の
透孔Ｃを有し、光学ヘッド等の被位置検出体（図示しな
い）と一体に図中矢印入方向に移動するメインスケール
ｄと、このメインスケールｄの移動路の中間位置に配置
され第７図に示すように位相を９０”ずつずらした４種
類のスリット群部ｅ、ｆ、ｇ、ｈおよびエンド検出用の
２個のスリットｉ、ｊを有したサブスケールにと、この
サブスケールｋを組込み上記スリット群部ｅ、ｆ、ｇ、
ｈおよびエンド検出用の２個のスリットｉ、ｊに検知部
ｍ、ｎ、ｏ、ｐ、ｑ、ｒを対向させた一体型フオドイン
タラプタＳ（詳図しない）とを有した構成となっている
。

そして、被位置検出体があるポジションまで移動する為
の位置検出をメインスケールｄのスリットａ・・・とサ
ブスケールにの位相の異なる４つのスリット群ｅ−ｈを
介して得られる信号により行ない、また、移動終端位置
の検出をメインスケールｄに形成されたエンド位置検出
用の透孔す、ｃの通過を検知することにより行なうよう
にしていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような従来のものにあっては、メイ
ンスケールｄにエンド検出用の２個の透孔す、ｃを必要
としメインスケールｄ自体の形状が大きくなりコンパッ
クド化の妨げとなっていた。また、サブスケールｋを組
込んだフォトインタラプタＳは構造が複雑で保守などが
極めて面倒であるとともに特殊な構造であるためコスト
が高く機器の低価格化の妨げとなっていた。

本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、簡単な構成でありながらコンパクトで
安価な位置検出装置を提供しようとするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、上記問題点を解決するために、多数のスリッ
トを等間隔に有し被位置検出体と一体に移動するスケー
ルと、このスケールの移動路の中間位置に対応して配置
され上記スリットの通過により信号を得る第１のフォト
インタラプタと、この第１のフォトインタラプタから得
られる信号に対してπ／２の位相差となる信号が得られ
るように第１のフォトインタラプタに近接して配置され
た第２のフォトインタラプタと、上記スケールの移動路
の両端部に配置されスケールの端部で光が遮られること
によりエンド位置を検出する第３゜第４のフォトインタ
ラプタとを具備してなる構成としたものである。

（作用）すなわち、本発明はエンド位置の検出にスケールの端部
を使用するため従来のようにスケールの大型化を招くエ
ンド検出用の特別な透孔を必要とせず、また、フォトイ
ンタラプタの距離を変え位相差を得ているので従来のよ
うにサブスケールを組込んだ構造が複雑でコストの高い
特殊なフォトインタラプタが不要となるため、構成の簡
素化。

コンパクト化、低コスト化が可能となる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図〜第５図を参照して説
明する。

第５図は本発明の位置検出装置を組込んだ情報処理装［
１およびこれにより取扱われる情報記憶媒体用カートリ
ッジ（以後、単にカートリッジという）２の外観を示す
。

上記情報処理装置１は、前面上部にカートリッジ挿脱口
３が形成されているとともに、内部に情報処理機構（ド
ライブベース機構＞４．Ｗ体取込／装＠機構（ローディ
ング曙橋）５．およびこれらを駆動するための制御装置
（図示しない）が収容された構成となっている。

また、上記カートリッジ２内には情報記憶媒体としての
光ディスク６が収容されており、この光ディスク６は情
報処理装置１に形成されんカートリッジ挿脱口３にカー
トリッジ２ごと挿入されるようになっている。

カートリッジ２ごと挿入された光ディスク６は、ローデ
ィング機構５により自動的に所定位冒かつ水平状態に取
込まれ、このとき上記カートリッジ２を構成するケース
２ａ、２ｂが光ディスク６の回転中心部牽露出するよう
に開いた状態となる。

そして、この後、カートリッジ２が面方向に変位して光
ディスク６がドライブベース機構４のターンテーブル（
図示しない）に自動的に装着されるようになっている。

また、上記ドライブベース機構４には、上記ターンテー
ブルを備えた媒体駆動手段の他に第２図に示すように光
学ヘッド７を光ディスク６の半径方向に移動させて記録
面の所定位置すなわち所定のトラックに対向させ、記録
面に対する情報処理を行ない得るようにした光学ヘッド
駆動装置８が設けられている。

この光学ヘッド駆動装置８は、第２図に示すような構成
となっている。すなわち、光学ヘッド駆動装置８は、後
述するガイド手段１０により往復移動自在に案内された
スライダ１１と、このスライダ１１上に搭載された光学
ヘッド７と、この光学ヘッド７が光ディスク６の記録面
の所定トラックに対向するように上記スライダ１１を移
動させるスライダ移動手段１２と、このスライダ移動手
段１２により移動される光学ヘッド７を搭載したスライ
ダ１１の位置を検出する本発明の位置検出装置１３を有
した構成となっている。

上記ガイド手段１０は、スライダ１１に埋込まれた複数
の軸受１５・・・と、ベース１７上に保持手段ｉｓ、ｉ
ｓを介して両端部を保持され上記軸受１５・・・を貫通
する２本のガイドシャフト１９゜１９で構成される。

また、上記スライダ移動手段１２は、リニア・モータで
構成されコイル２５を巻いたボビン２６にはスライダ１
１に突設された腕２７が連結されており、上記コイル２
５に電流を流すことによりスライダ１１が矢印Ｘ方向、
すなわち、光ディスク６の半径方向に往復移動するよう
になっている。

つぎに、第１図ないし第４図を参照して上記位置検出装
置１３について詳細に説明する。すなわち、光学ヘッド
７を搭載した被位置検出体としてのスライダ１１には、
第１図および第３図に詳図するように多数の細かいスリ
ット３０・・・を等間隔に有したスケール３１が取付け
られており、スライダ１１と一体に移動するようになっ
ている。また、このスケール３１の移動路の中間位置に
はスケール３１を上下から挟む状態に光源と受光素子（
共に図示しない）を臨ませた第１のフォトインタラプタ
３２および第２のフォトインタラプタ３３が互いにスリ
ット３０の１／２の距離だけ位相をずらした状態に配置
されている。

これら第１．第２のフォトインタラプタ３２゜３３では
、スリット３０部分が対向することにより光が透過しス
リット３０で無い部分では光を遮られるために、スリッ
ト部３０とそうでない部分に応じて第４図に示すような
三角波または正弦波が発生する。第４図の状態において
、電圧の一番低い谷の所がスリット３０でない部分が通
過した時であり、電圧の一番高い山の所がスリット３０
部分が通過した時を示す。

また、上記第１．第２のフォトインタラプタ３２．３３
は、互いにスリット３０の１／２の距離だけ位相がずれ
た状態に配置されているため、例えば第１のフォトイン
タラプタ３２で得られる出力波形を実線波形とし、第２
のフォトインタラプタ３３で得られる出力波形を破線波
形とすると、２つの波形はπ／２だけ位相がずれた状態
となり、第１のフォトインタラプタ３２で検出できる位
置の中間位置が検出できることになる。

また、上記スケール３１の移動路の両端部には、第３．
第４のフォトインタラプタ３４．３５が配置されている
。これら、第３．第４のフォトインタラプタ３４．３５
は光ディスク６の半径方向に動く光学ヘッド７の内側お
よび外側の可動範囲を定めるもので、スケール３１が左
右の二点鎖線位置に来て光源と受光素子〈共に図示しな
い）との間の光をその端部で遮ることによりエンド位置
を検出するようになっている。

このように、本発明の位置検出装置１３にあっては、エ
ンド位置の検出にスケール３１の端部を使用するため従
来のように透孔を有した幅広いスケールを必要とするこ
となくコンパクト化が可能となる。また、第１．第２の
フォトインタラプタ３２．３３の距離を変え位相差を得
ているので従来のようなサブスケールを組込んだ構造が
複雑でコストの高い特殊なフォトインタラプタに変え一
般に使われるフォトインタラプタの使用が可能となる。

これにより、従来に比べて構成の簡素化。

コンパクト化、低コスト化が可能となる。

また、上記第１、第２のフォトインタラプタ３２．３３
は、第１．第２の基板４０．４１に半田付けされており
、それぞれベース１７上に固定された固定ブロック４２
．４３にねじ止めされている。

なお、上述の一実施例において、本発明の位置検出装置
を情報処理装置に適用し光学ヘッドを搭載したスライダ
の位置を検出するようにしたものに付いて説明したが、
本発明はこれに限らず往復移動するものであれば他の被
位置検出体に適用しても良い。

その他、本発明は、上述の一実施例に限らず本発明の要
旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論であ
る。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、エンド位置の検出
にスケールの端部を使用するため従来のようにスケール
の大型化を招くエンド検出用の特別な透孔を必要とせず
、また、フォトインタラプタの距離を変え位相差を得て
いるので従来のようにサブスケールを組込んだ構造が複
雑でコストの高い特殊なフォトインタラプタが不要とな
るため、従来に比べ構成の簡素化、コンパクト化、低コ
スト化が図れる位置検出装置を提供できるといった効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は位置検出装置の構成を示す概略的平面図、第２
図は光学ヘッドを搭載したスライダの位置検出用に適用
した状態を示す概略的斜視図、第３図は第１図の一部拡
大図、第４図は位置検出装置で得られる出力状態を示す
説明図、第５図は本発明を適用した情報処理装置および
情報記憶媒体用カートリッジの外観を示す斜視図、第６
図および第７図は従来例を示すもので、第６図は位置検
出装置の全体構成を一部省略して示す概略的正面図、第
７図はサブスケールの構成説明図である。７・・・被位置検出体（光学ヘッドを搭載したスライダ
）、１３・・・位置検出装置、３０・・・スリット、３
１・・・スケール、３２・・・第１の７オトインタラブ
タ、３３・・・第２のフォトインタラプタ、３４・・・
第３のフォトインタラプタ、３５・・・第４のフォトイ
ンタラプタ。出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数のスリットを等間隔に有し被位置検出体と一
体に移動するスケールと、このスケールの移動路の中間
位置に対応して配置され上記スリットの通過により信号
を得る第１のフォトインタラプタと、この第１のフォト
インタラプタから得られる信号に対してπ／２の位相差
となる信号が得られるように第１のフォトインタラプタ
に近接して配置された第２のフォトインタラプタと、上
記スケールの移動路の両端部に配置されスケールの端部
で光が遮られることによりエンド位置を検出する第３、
第４のフォトインタラプタとを具備してなることを特徴
とする位置検出装置。
（２）被位置検出体が、光学ヘッドを搭載したスライダ
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の位
置検出装置。