JPS63180569A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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JPS63180569A
JPS63180569A JP1173887A JP1173887A JPS63180569A JP S63180569 A JPS63180569 A JP S63180569A JP 1173887 A JP1173887 A JP 1173887A JP 1173887 A JP1173887 A JP 1173887A JP S63180569 A JPS63180569 A JP S63180569A
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JP
Japan
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oil
steering
steering mechanism
wheel steering
hydraulic
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Application number
JP1173887A
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Hirotaka Kanazawa
金澤 啓隆
Mitsutoshi Node
野手 光俊
Yasuhiro Nakajima
康宏 中島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1545Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electrical assistance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1536Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の前後輪を同時に転舵するようにした4
輪操舵装置に関し、特に、前後輪の転舵を油圧パワーシ
リンダによりアシストするものにおいて、油圧系のオイ
ルフィルタの配置構造の改良に関する。
(従来の技術) 近年、この種の車両の4輪操舵装置は、車両の走行特性
を大ぎく変え得るものとして注目°されており、基本的
には、低車速時や大舵角時に前後輪の転舵比を逆位相に
制御し、ステアリング特性をオーバーステア特性にして
車両の回顧性を高める一方、高車速時おるいは小舵角時
には、転舵比を同位相に保ち、ステアリング特性をアン
ダステア特性にして車両の走行安定性を確保するように
したものでおる。
そして、この4輪操舵装置の一例として、例えば実開昭
61−57082号公報等に開示されるように、前輪の
転舵をアシストするパワーステアリング機構にあける油
圧ポンプからの作動油を、後輪を転舵する後輪転舵機構
のりャパワーシリンダに供給して、該油圧ポンプにより
実質的に後輪を転舵するようにしたものが知られている
ところで、このような油圧ポンプやパワーシリンダを有
するパワーステアリングM1’Aにおいては、作動油中
のごみ等の不純物を除去するためにオイルフィルタが設
けられる。そして、前輪のみをパワーステアリング機構
にJ:り転舵する通常の2輪操舵システムにおいては、
上記オイルフィルタを油圧配管系のうち油圧ポンプから
パワーシリンダに作動油を供給する供給側ではなくて、
パワーシリンダからリザーバに作動油を戻すリターン側
に配設するようになされる。すなわち、一般に前輪の転
舵角は大きく、油圧ポンプからパワーシリンダに至る油
圧供給側の圧力が高いので、その供給側にオイルフィル
タを配設した場合、該オイルフィルダ上流側に大きな圧
力が立つことになり、この圧力に抗してパワーシリンダ
に所定の圧力の作動油を供給するためには油圧ポンプを
大型化する必要がおり、この点を考慮してオイルフィル
タをリターン側に配設することが行われている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の如き4輪操舵装置においては、こ
うした2輪操舵装置とは全く別の下記に示す条件が11
0ねることになる。すなわち、■ パワーシリンダによ
り後輪を転舵する後輪転舵機構における油圧系に目詰ま
りが生じて該油圧系が失陥状態になると、特に、前後輪
の転舵比を車速に応じて制御するようにしだ車速感応型
の4輪操舵装置においては、通常の4輪操舵制御を実行
することが不可能になる虞れがある。
■ また、後輪の転舵角は前輪に比べて小さく、その後
輪を低い油圧で転舵するために、バルブ系に対して高い
制御精度が要求される。
したがって、これらの4輪操舵装置特有の条件を考慮し
た場合、油圧系にごみ等が混入するのをオイルフィルタ
によって可及的に回避する必要があり、そのオイルフィ
ルタの配置位置を2輪操舵システムと同様の条件で設定
することは困難である。
(発明の目的) 本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものでおり、その
目的とするところは、上記の如く前後輪を同時に転舵す
る4輪操舵装置においては、後輪の転舵角が前輪に比べ
て格段に小ざくで、その後輪転舵のための作動油圧が低
くて済むことに看目し、その4輪操舵装置特有の特性を
効果的に利用してオイルフィルタの配置位置を最適に設
定するようにすることにより、油圧ポンプの小型化と4
輪操舵装置の作動信頼性および制御精度の向上との両立
を図るようにすることにおる。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明で講じた解決手段は
、油圧ポンプからの作動油を後輪転舵用のパワーシリン
ダに供給して後輪を転舵するようにした4輪操舵装置に
おいて、後輪転舵用のパワーシリンダに作動油を供給す
る油圧供給側にオイルフィルタを配置したものでおる。
具体的には、本発明は、ステアリングホイールの操作に
応じて前後輪を同時に転舵するようにした車両の4輪操
舵装置として、前輪を転舵する前輪転舵機構と、後輪を
転舵する後輪転舵機構と、車載パワーユニットにより駆
動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプ
からの作動油を受けて作動するパワーシリンダを有し、
上記前輪転舵機構による前輪の転舵をアシストするフロ
ントパワーステアリングBi+Mと、上記油圧ポンプか
らの作動油を受けて作動するパワーシリンダを有し、上
記後輪転舵機構による後輪の転舵をアシストするリヤパ
ワーステアリング世溝と、上記後輪転舵機構を作動制御
して前後輪の転舵比を所定の転舵比特性に基づいて決定
された目標転舵比に制御する転舵比制御手段とを僅えて
なるものが前提でおる。
そして、上記油圧ポンプからリヤパワーステアリング前
溝に作動油を供給する油圧供給側にオイルフィルタを設
ける構成とする。
(作用) 以上の構成によると、前後輪を転舵する4輪操舵装置に
おいては、後輪転舵@構により転舵され ′る後輪の転
舵角が小さいことから、その後輪の転舵をアシストする
リヤパワーステアリング前溝のパワーシリンダに油圧ポ
ンプからの作動油を供給する油圧供給側の油圧は低く設
定されており、本発明では、この低い油圧の油圧供給側
にオイルフィルタが配設されているため、そのオイルフ
ィルタの配設に伴って油圧供給側に圧力が立つことはな
く、よって油圧ポンプが小型のもので済むこととなる。
しかも、オイルフィルタがリヤパワーステアリング機構
への油圧供給側に配設されるため、モのリヤパワーステ
アリング機構での目詰まりにより後輪転舵機構が作動不
能状態になる確率は極めて低くなり、その分、4輪操舵
装置の作動信頼性およびその制御精度の向上を図ること
ができるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1L〜2Rは本発明の実施例に係る4
輪撮舵式車両の4つの車輪であって、左右の前輪1L、
IRは前輪転舵前溝3により、また左右の後輪2L、2
Rは後輪転舵は@21によりそれぞれ連係されている。
上記前輪転舵+a椙3は、左右一対のナックルアーム4
L、4Rおよびタイロッド5L+ 5Rと、該左右のタ
イロッド5L、5R同士を連結するリレーロッド6とを
備えてなる。また、この前輪転舵門@3にはステアリン
グij(イール10が連係されている。すなわち、上記
リレーロッド6にはラック8が形成されている一方、上
端にステアリングホイール10を連結せしめたステアリ
ングシャフト11の下端には上記ラック8と噛み合うピ
ニオン9が取り付けられており、ステアリングホイール
10の操作に応じて左右の前輪1L、1Rを転舵するよ
うになされている。
また、上記前輪転舵機@3は油圧式のフロントパワース
テアリング機構12を備えている。該フロントパワース
テアリング機構12は、車体に固定されかつ上記リレー
ロッド6をピストンロッドとするパワーシリンダ13を
有し、該パワーシリンダ13内は上記リレーロッド6に
一体的に取り付けたピストン13aによって2つの油圧
窄13b、13Cに区画形成され、この油圧至13b。
13cはそれぞれ油圧配管14.15を介してステアリ
ングシャフト11に設けたコントロールバルブ16に接
続されている。また、該コントロールバルブ16にはリ
ザーブタンク17に至る油供給管18および油排出管1
9の2本の配管が接続され、上記油供給管18には図示
しない車載エンジンにより駆動される油圧ポンプ20が
配設されている。上記コントロールバルブ16は、公知
のロータリバルブ式のもので構成されていて、上記ステ
アリングシャフト11に一体的に取り付けられた筒状の
バルブケ−シング16aと、該バルブケーシング16a
内に嵌装された図示しないロータリバルブとを備えてな
り、ロータリバルブのバルブケーシング16aに対する
相対回動に応じてパワーシリンダ13の一方の油圧¥1
3b(13C)に油圧ポンプ20からの作動油を供給し
てリレーロッド6に対する駆動力をアシストするもので
おる。
一方、上記後輪転舵機構21は上記前輪転舵機構3と同
様に、左右のナックルアーム22L、22Rおよびタイ
ロッド23L、23Rと、該タイロッド23L、23R
同士を連結するりレーロツド24とを有し、ざらに上記
フロントパワーステアリングtJ+M12と同様の油圧
式リヤパワーステアリング機構25を備えている。該リ
ヤパワーステアリング機構25は、車体に固定されかつ
上記リレーロッド24をピストンロッドとするパワーシ
リンダ26を備え、該パワーシリンダ26内は上記リレ
ーロッド24に一体的に設けたピストン26ak:にっ
T2つ(7)油IEEW26b、26ck:区画形成さ
れ、このシリンダ26内の油圧1u26b。
26cはそれぞれ油圧通路27.28を介してコントロ
ールバルブ29に接続されている。また、このコントロ
ールバルブ29には上記フロントパワーステアリング機
構用の油圧ポンプ20およびリザーブタンク17に至る
油供給管30および油排出管31の2本の配管が接続さ
れている。上記コントロールバルブ29は、公知のスプ
ールバルブ式のもので構成されていて、上記リレーロッ
ド24に連結部材32を介して一体的に取りイ」けられ
た筒状のバルブケーシング29aと、該バルブケーシン
グ29a内に嵌装されたスプールバルブ29bとを備え
てなり、スプールバルブ29bの移動に応じてパワーシ
リンダ26の一方の油圧室26b (26c)に油圧ポ
ンプ20からの作動油を供給してリレーロッド24に対
する駆動ノjをアシストするものである。尚、26dは
上記リレーロッド24をニュートラル位置(後輪2L、
2Rの転舵角θRが零となる位置)に付勢するリターン
スプリングである。
上記前輪転舵機構3のリレーロッド6には上記ラック8
の他にラック36が形成され、該ラック36には車体前
俊方向に延びる回転軸37の前端に取り付けたピニオン
38が噛み合わされ、上記回転軸37の後端は転舵比制
御殿構39を介して上記後輪転舵機構21に連係されて
いる。
上記転舵比制tit 門構39は、第2図に詳示するJ
:うに、車体に対し車幅方向に移動軸線!Jl上を1習
動自在に保持されたコントロールロッド40を有し、該
コントロールロッド40の一端は上記コントロールバル
ブ29のスプールバルブ29bに一体に連結されている
。また、転舵比制御願構39は、基端部がU字状ボルダ
41に支持ピン42を介して揺動自在に支承された揺動
アーム43を備え、上記ボルダ41は車体に固定したケ
ーシング(図示せず)に上記コントロールロッド40の
移動軸線g1と直交する回動軸線Ω2を持つ支持軸44
を介して回動自在に支持されている。上記揺動アーム4
3の支持ピン42は上記両軸線ρ】。
j2の交差部に位置して回動軸線、+12と直交する方
向に延びており、ホルダ41を支持軸44(回動軸線、
Q2)回りに回動させることにより、その先端の支持ピ
ン42とコントロールロッド40の移動軸線Ill と
のなす傾斜角、つまり支持ピン42を中心とする揺動ア
ーム43の揺動軌跡面が移動軸線ρ1と直交する面(以
下、基準面という)に対してなす傾斜角を変化させるよ
うになされている。
また、上記揺動アーム43の先端部にはボールジヨイン
ト45を介してコネクティングロッド46の一端部が連
結され、該コネクティングロッド46の他端部はボール
ジヨイント47を介して上記コントロールロッド4oの
他端部に連結されており、揺動アーム43先端部の第2
図左右方向の変位に応じてコントロールロッド40を左
右方向に変位させるようになされている。
上記コネクティングロッド46は、そのボールジヨイン
ト45に近い部位において回転付与アーム48にボール
ジヨイント49を介して摺動可能に支持されている。こ
の回転付与アーム48は、上記移動軸線ρ1上に支持軸
50を介して回動自在に支持した大径の傘歯車51と一
体に設けられ、該傘歯車51には上記回転軸37の後端
に取り付けた傘歯車52が噛合されており、ステアリン
グホイール10の回動を回転付与アーム48に伝達する
ようになされている。このため、ステアリングホイール
10の回動角に応じた足だけ回転付与アーム48および
コネクティングロッド46が移動軸線11回りに回動し
、それに伴って揺動アーム43が支持ピン42を中心に
して揺動された場合、ピン42の軸線がコントロールロ
ッド4oの移動軸線j1と一致しているときには、揺動
アーム43先端のボールジヨイント45は一ヒ記基準面
上を揺動するのみで、コントロールロッド4oは静止保
持されるが、ピン42の軸線が移動軸線p1に対し傾斜
して揺動アーム43の揺動軌跡面が基準面からずれてい
ると、このピン42を中心にした揺動アーム43の揺動
に伴ってボールジヨイント45が第2図の左右方向に変
位して、この変位はコネクティングロッド46を介して
コントロールロッド40に伝達され、該コントロールロ
ツド40が移動軸線fl+に沿って移動して、コントロ
ールバルブ29のスプールバルブ29bを作動させるよ
うに構成されている。すなわち、支持ピン42の軸線を
中心とした揺動アーム43の揺動角が同じであっても、
コントロールロッド40の左右方向の変位はピン42の
傾斜角つまりホルダ41の回動角の変化に伴って変化す
る。
そして、上記支持ピン42の移am線、fllに対する
傾斜角すなわちホルダ41の基準面に対する傾斜角を変
化させるために、ホルダ41の支持軸44にはウオーム
ホイールとしてのセクタギヤ53が取り付けられ、この
セクタギヤ53には回転軸54上のウオームギヤ55が
噛合されている。
また、上記回転軸54には傘歯車56が取り付けられ、
この傘歯車56にはアクチュエータとしてのステッピン
グモータ58の出力軸58a上に取り付けた傘歯車57
が噛合されており、ステッピングモータ58を作動させ
てセクタギヤ53を回動させることにより、ホルダ41
の基準面に対する傾斜角を変更して後輪2L、2Rの転
舵角θRつまり前後輪11.2L  (1R,2R)の
転舵比(後輪転舵角θR/前輪転舵角L−)を制御し、
例えばセクタギヤ53を、ぞの中心線がウオームギヤ5
5の回転軸54の中心線と直角になる中立位置(このと
き、上記揺動アーム43先端部のボールジヨイント45
は基準面上を回動し、後輪2L、2Rの転舵角θRはθ
R=Oになる)から一方向に回動させたとぎには、前後
輪1L、2Lの転舵比を後輪2L、2Rが前輪1L、1
Rと逆方向に向く逆位相に制御する一方、反対に他方向
に回動させたときには、転舵比を後輪2L、2Rが前輪
1L、1Rと同じ方向に向く同位相に制御するにうに、
1R成されている。
尚、上記ボルダ41の支持軸44には、上記ステッピン
グモータ58により制御された実際の転舵比を上記セク
タギヤ53の回動角に基づいて検出するポテンショメー
タよりなる転舵比センサ101が設けられている。また
、上記ホルダ41を支持するケーシングには、上記セク
タギヤ53の左右両側方にセクタギヤ53の回動範囲を
Xl制するピンよりなる逆位相側および同位相側のスト
ッパ部材59.60が取り付けられ、セクタギヤ53が
上記逆位相側のストッパ部材59に当接したときのステ
ッピングモータ58の制御位置をぞの初期位置とするよ
うになされている。また、第2図中、61は俊輸転舵機
@21におけるリレーロッド24の最大移動範囲を規制
するロッドストッパである。
上記ステッピングモータ58は、マイクロコンピュータ
を内蔵したコントロールユニット100からの出力によ
って作動制御されるように構成され、このコントロール
ユニット100には車両の走行速度V(車速)を検出す
る車速センサ102および上記転舵比センサ101から
の各検出信号が入力されており、このコントロールユニ
ット100のマイクロコンピュータにおける信号処理殿
能にJ:す、上記後輪転舵機構39を作動制御して前後
輪1L、2Lの転舵比を所定の転舵比特性に基づいて決
定された目標転舵比に制御するようにした転舵比制御手
段が構成される。
尚、゛上記転舵比特性は、第3図および第4図に示すよ
うに、車速Vに応じて前後輪1L、2Lの転舵比が変化
し、車速Vが低い場合には、車両の回頭性を良好にする
ために、後輪2L、2Rが前輪1L、IRに対して逆方
向につまり逆位相で転舵されて、転舵比が負となる一方
、車速■が所定値に違したとぎには、転舵比が零になり
、前輪1L、lRの転舵に関係なく後輪2L、2Rの舵
角θRがθR=Oに保たれて車両が通常の2輪操舵状態
になる。さらに高速走行の場合には、コーナリング時の
後輪2L、2Rのグリップ力を向上させて走行安定性を
高めるために、後輪2L、2Rが前輪1L、1Rと同方
向につまり同位相に転舵されて、転舵比が正となるよう
に設定されている。
そして、この転舵比特性に対し車速センサ102で検出
された車速Vを照合することにより、該車速Vに対応す
る目標転舵比を決定する。第3図は車速変化時における
ハンドル舵角(ステアリングホイール10の回動角)に
対する後輪舵角の特性を、第4図は所定ハンドル舵角時
におりる車速に対する転舵比特性をそれぞれ示している
さらに、上記フロントおよびリヤパワーステアリング)
幾(背12.25用の各油排出管19.31にはそれぞ
れ作動油中の比較的大きい粒径の不純物を除去する第1
のオイルフィルタ62.63が配設されている。
また、本発明の特徴として、上記油圧ポンプ20からリ
ヤパワーステアリング機構25に作動油を供給する油圧
供給系を構成するリヤパワーステアリング機構25のた
めの油供給管30において、第5図にも示すにうにコン
トロールバルブ29の直上流側には作動油中の比較的細
かい不純物を除去する第2のオイルフィルタ64が配設
されている。この第2のオイルフィルタ64は、第 図
に拡大詳示するように、長手方向の−※J(部に油流入
口65aが、中間部に油流出口65bがそれぞれ開口さ
れ、内部に空洞状のフィルタ嵌装部65Gが形成された
略円筒状のケース65と、該ケース65のフィルタ嵌装
部65C内に嵌装された円筒状のフィルタ本体66と、
該フィルタ本体66の上記油流入口65aと反対側に対
応する端部に摺動自在に外嵌合され、かつケース65と
の間に縮装したスプリング67によりフィルタ本体66
側にイ」勢された略カップ状のリリーフ部材68とを備
えてなり、ケース65の油流入口65aからフィルタ嵌
装部65c内に流入した作動油をフィルタ本体66を通
した後に油流出口65bからデー社用させて、そのフィ
ルタ本体66を通過するときの錨過作用により作動油中
の不純物を4.徴過して除去するとともに、フィルタ本
体66の目詰まりの進行によりケース65内における油
流入口65a側の圧力が高くなったとぎには、リリーフ
部材68をスプリング67の付勢力に抗してフィルタ本
体66から離れる方向に移動させて、作動油を油流出口
65b側ヘリリーフさせるように、偶成されている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
先ず、使用停止状態におる車両を運転すべく、そのイグ
ニッションキースイッチをON操作すると、それに伴っ
てステッピングモータ58の制御初期位置が位置決めさ
れる。この後、車両が走行状態に移行すると、そのとき
の車速Vが車速センサ102により検出されて該車速セ
ンサ102からコントロールユニット1.00に検出信
号が出力され、このコントロールユニット100におい
て転舵比特性との比較照合により車速Vに応じた目標転
舵比が算出され、この目標転舵比に対応したパルス信号
がステッピングモータ58に出力されてモータ58が駆
動される。このモータ58の駆動によりセクタギヤ53
が回動じて該セクタギヤ53に連結されている揺動アー
ム43の揺動軌跡面が基準面に対し傾斜変更され、この
変更によりステアリングホイール10の操作つまり前輪
1L。
1Rの転舵に連動して移動軸線、1!1回りに回動する
コネクティングロッド46の動きに対するコントロール
ロッド40の移動方向および移動距離が変化し、このコ
ントロールロッド40の移動に応じて後輪2L、2Rが
前輪1L、IRに対し上記算出された目標転舵比になる
よう転舵され、このことにより、車両の4輪1L〜2R
が低車速時には転舵比が逆位相に、高車速時には転舵比
が同位相にそれぞれなるように制御される。そして、上
記前輪1L、1Rの転舵は、油圧ポンプ2Qから供給さ
れた作動油により作動するフロントパワーステアリング
機構12のパワーシリンダ13により、また後輪2L、
2Rの転舵は同様に油圧ポンプ20からの作動油により
作動するリヤパワーステアリング機構25のパワーシリ
ンダ26によりそれぞれアシストされる。
また、こうした前後輪IL、2Lの転舵比の制御中、上
記油圧ポンプ20からの作動油中の不純物のうち比較的
大ぎな径の不純物が第1のオイルフィルタ62.63に
より、また比較的細かい不純物が第2のオイルフィルタ
64によりそれぞれ除去される。
その場合、上記第2のオイルフィルタ64が上記油圧ポ
ンプ20からリヤパワーステアリングI幾+I’X25
に作動油を供給する油圧供給系を構成するりA7パワー
ステアリングII’tR25の油供給管30におけるコ
ントロールバルブ29の直上流側、つまり後輪2L、2
Rの転舵角θRが小さいので油圧が低く保たれる箇所に
配設されているため、この第2のオイルフィルタ64の
配置によってその上流側の油供給管30内の油圧が過度
に上昇することが抑えられる。それ故、油圧ポンプ20
は、上記オイルフィルタ64での流動抵抗に抗してその
下流側に所定油圧を生ぜしめるためにぞの吐出圧の高い
大型のものを用いずとも済み、よって油圧ポンプ20の
小型化を図ることができる。
また、上記の如くリヤパワーステアリング機構25への
油圧供給系を構成する油供給管30にあけるコントロー
ルバルブ29の直上流側へ第2のオイルフィルタ64を
配置したことにより、リヤパワーステアリング機構25
のパワーシリンダ26等に至る作動油中の不純物が確実
に除去される− ことになり、該リヤパワーステアリン
グ機構25の作動を良好に確保することができ、よって
4輪操舵装置の作動信頼性および制御精度の向上を図る
ことができる。
尚、上記実施例は、前後輪1L、2Lの転舵比を制御I
するアクチュエータとしてステッピングモータ58を用
いたか、本発明はDC七モー等の他のアクチュエータに
よって転舵比を制御するようにした4輪操舵装置に対し
ても適用することが可能で必る。
(発明の効果) 以上説明したJ、うに、本発明によれば、ステアリング
ホイールの操作により前後輪を転舵するJ:うにした車
両の4輪操舵装置において、前後輪の中云舵をパワース
テアリング機構のイ乍勤(こよりアシストすることとし
、かつ後輪を転舵するリヤパワーステアリングは肴へ作
動油を供給する油圧供給倶IIにオイルフィルりを西己
設するようにしたこと(こより、後輪の転舵角が小さく
て油圧が低くて済むリヤパワーステアリング機構への油
圧供給側にオイルフィルタが配置されるので、オイルフ
ィルタでの抵抗による油圧の立上りをなくして油圧ポン
プの小型化を図ることができるとともに、リヤパワ−ス
テア1ノング機溝での目詰まりにJ:る作動不良をなく
して、4輪操舵装置の作動信頼性およびその制御精度の
向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は4輪操舵装置の
全体構成を概略的に示す平面図、第2図は後輪転舵機構
を斜視状態で示すスケルトン図、第3図は車速変化時に
おけるハンドル舵角に対する後輪舵角の特性を例示する
特性図、第4図は所定ハンドル舵角時における車速に対
する転舵比特性を示す特性図、第5図は第2のオイルフ
ィルタの配置状態を示す平面図、第6図は同フィルタの
拡大縦断面図である。 1L、1R・・・前輪、2L、2R・・・後輪、3・・
・前輪転舵門構、10・・・ステアリングホイール、1
2・・・フロントパワーステアリング1jllf’t、
13・・・パワーシリンダ、21・・・後輪転舵機構、
25・・・リヤパワーステアリングFA@、26・・・
パワーシリンダ、39・・・転舵比制御機構、58・・
・ステッピングモータ、62.63・・・第1のオイル
フィルタ、64・・・第2のオイルフィルタ、100・
・・コントロールユニット。 特許出願人  マツダ株式会社 「]:・、・。 ;ミ・、)! ・ミ 代理人 前1)弘 1’lj’il−ユ。 第6図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホイールの操作に応じて前輪と共に
    後輪をも転舵するようにした車両の4輪操舵装置であっ
    て、前輪を転舵する前輪転舵機構と、後輪を転舵する後
    輪転舵機構と、車載パワーユニットにより駆動されて作
    動油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプからの作動
    油を受けて作動するパワーシリンダを有し、上記前輪転
    舵機構による前輪転舵をアシストするフロントパワース
    テアリング機構と、上記油圧ポンプからの作動油を受け
    て作動するパワーシリンダを有し、上記後輪転舵機構に
    よる後輪の転舵をアシストするリヤパワーステアリング
    機構と、上記後輪転舵機構を作動制御して前後輪の転舵
    比を所定の転舵比特性に基づいて決定された目標転舵比
    に制御する転舵比制御手段とを備えてなり、上記油圧ポ
    ンプからリヤパワーステアリング機構に作動油を供給す
    る油圧供給側にオイルフィルタが設けられていることを
    特徴とする車両の4輪操舵装置。
JP1173887A 1987-01-21 1987-01-21 車両の4輪操舵装置 Pending JPS63180569A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199771A (ja) * 1984-03-26 1985-10-09 Mazda Motor Corp 車両の四輪操舵装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199771A (ja) * 1984-03-26 1985-10-09 Mazda Motor Corp 車両の四輪操舵装置

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