JPS631750Y2 - - Google Patents

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JPS631750Y2
JPS631750Y2 JP1981153302U JP15330281U JPS631750Y2 JP S631750 Y2 JPS631750 Y2 JP S631750Y2 JP 1981153302 U JP1981153302 U JP 1981153302U JP 15330281 U JP15330281 U JP 15330281U JP S631750 Y2 JPS631750 Y2 JP S631750Y2
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JP
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protrusion
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slit
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side wall
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JP1981153302U
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JPS5857487U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主としてドア、間仕切、雨戸等に
使用される建築用のパネルに関し、特に、方形状
に組まれた枠材1の両面に表面板3が張設された
パネルの改良に関する。
[先行技術] 従来のパネルの枠材1連結構造を第1図ないし
第4図に示す。
第1図に示す枠材1は、横断面がコ字状である
枠材1の側壁の連結境界縁7を溶接したもので、
この構造によると、枠材1の連結に手間が掛かる
ばかりでなく、溶接によつて生ずる凸条を平面状
に研磨するに更に手間が掛かつて作業性が悪く、
更に、枠材1を高精度に連結するのに高度な技術
を必要とした。
又、第2図に示すように、L金具をスポツト溶
接して連結される枠材1は、第1図の枠材1と同
様に、溶接に手間が掛かり、しかも大がかりなス
ポツト溶接機を必要とし、更に精度出しも難しい
欠点があつた。
第3図の構造で連結される枠材1は、枠材1の
連結は簡単であるが、一方の枠材1を引つ張ると
簡単に離脱するので、枠材1を組み立てて表面板
3を固定するのが難しくなり、又第4図に示す如
く、枠材1の側壁4にV溝を刻設して折曲する構
造によると、折曲に手間と専用機を必要とし、更
に縦枠1aと横枠1bの連結状態が特定される欠
点があつた。
互いに直角に連結される棒材の一方のスリツト
を設け、このスリツトに挿入できる突起を他方の
一方に設けた連結構造は開発されている(実開昭
49−53525号公報)。この連結構造は、突起の付根
部の幅を狭くしてアンダーカツト状に形成し、ス
リツトは幅広部と幅狭部とを設け、幅広部は突起
の最大幅よりも広く、幅狭部は突起の最大幅より
も狭く、付け根部の幅よりも狭くして、挿入後回
動することによつて引き抜かれるのを防止してい
る。
この構造の連結方式は、突起を挿入した後、回
動するだけで連結できるので、簡単に連結でき
る。しかしながら、スリツトに挿入された棒材が
傾動するのを防止出来ず、これらの棒材を方形状
に組み立てた状態で、方形状に保持できず、平行
四辺形をなす自由な形状に歪む欠点があつた。
更に、スリツトにアンダーカツト状の突起を挿
入し、突起の先端を折曲して、これがスリツトか
ら引き抜かれるのが防止される直角連結構造も開
発されている(機械器具設計便覧「太陽閣」発行
第148ページ[425])。しかしながら、この構造の
連結方式は、突起をスリツトに挿入した後折曲す
る必要があり、連結に手間が掛かり、また、前述
の連結構造と同様に、連結状態で方形状に保持出
来ない欠点があつた。
[この考案の目的] この考案はこれ等従来のパネルが有する欠点を
除去すべく開発されたもので、この考案の重要な
目的は、溶接と溶接後の研摩が不要で、枠材1が
簡単かつ高能率に、しかも高精度に位置ずれなく
直角に連結でき、更に、連結状態で縦枠1aと横
枠1bとが引き抜かれないので、両枠を表面板に
固着するだけで、簡単かつ容易にしかも安価に多
量生産できるパネルを提供するにある。
[目的を達成する為の手段] この考案の建築用のパネルは、縦枠1aと横枠
1bとが方形状に組まれた枠材1と、この枠材1
の両面に張設された表面板3とからなる。
縦枠1aと横枠1bとはその幅が同一ないしは
略同一に形成されると共に、端部には一方の枠材
1に突起6が、他方の枠材1に、この突起6が挿
通して連結される切欠5が開口されている。
更に、突起6にこれが切欠5に挿入できるよう
に、枠材1の端面から突出しており、付根部が幅
狭に形成されてアンダーカツト状に形成されてい
る。
切欠5は、ここに突起6を挿入して両枠材1が
互いに連結されるように、枠材1の横方向に延長
して開口されると共に、その幅が突起6の最大幅
よりは狭く、付根部より広く形成された引掛スリ
ツト5aと、この引掛スリツト5aにガイドスリ
ツト5bを介して連結されると共に、その幅が突
起6の最大幅よりも幅広に形成された挿入スリツ
ト5cと、その幅が突起6付根部の幅よりも広
く、突起6の最大幅よりも狭いガイドスリツト5
bとからなる。
突起6が挿入スリツト5cに挿通され、突起6
のアンダーカツト状付根部がガイドスリツト5b
を通つて引掛スリツト5aに移動されることによ
つて縦枠1aと横枠1bとが連結されている。
縦枠1aと横枠1bは、背面2と背面の両側に
設けられた側壁4とでもつて横断面形状がコ字状
の溝形に形成されており、突起6が設けられてい
る枠材1の端は、側壁4が枠材1の長手方向に対
して直角に切断されている。
突起6の長さは側壁4の高さ以下に形成されて
おり、背面2を貫通する突起6は両側の側壁4内
に配設されている。
側壁4の切断端面は、両枠材1が互いに直角に
連結されるように、突起付根部の幅狭部と同一平
面に位置しており、切欠5が設けられた枠材1
は、側壁4がパネルの外周に位置するように、背
面2から側壁4側に向かつて突起6が背面2を貫
通している。
切欠5と突起6とで互いに直角に連結された枠
材1の側壁4に表面板3が固着されている。
[好ましい実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第5図と第6図に示す建築用のパネルは、横断
面がコ字状で同一幅の縦枠1aと横枠1bとが直
角に連結されて方形状に組まれた枠材1と、この
枠材1の両面に張設された表面板3とからなる。
第7図ないし第12図に、枠材端部の形状並び
に連結状態が示されている。
第7図に於て、縦枠1aの端部に切欠5が、横
枠1bの端部に突起6が設けられている。
突起6は、第7図、第11図および第12図に
示すように、コ字状に形成された横枠1bの背面
2にあつて端面から突出している。この突起6
は、これが縦枠1aの切欠5に引つ掛けられるよ
うに、最大幅W1は縦枠1aの内幅よりも多少狭
く、付根部が最大幅W1よりも幅狭に形成されて、
いわゆるアンダーカツト状に形成されている。
更に、突起6は、連結状態でこれが両側壁4内
に配設されるように、第11図に示す如く、長さ
が側壁4の高さ以下に形成されている。
アンダーカツト部の長さLは、ここに縦枠1a
の背面2が間入できるように、縦枠背面2の肉厚
よりも例えば0.3〜1mm程長く形成されている。
先端に突起6が形成された背面2の両側に位置
する側壁4は、突起6を切欠5に挿通するだけ
で、縦枠1aと横枠1bとが直角に連結できるよ
うに、背面2に対して直角に切断されている。
切欠5は、互いに連通する引掛スリツト5a
と、ガイドスリツト5bと、挿入スリツト5cと
からなる。
引掛スリツト5aは、両枠材1が直角に連結さ
れた状態に於て、横枠側壁4の上縁が縦枠1aの
上端縁と同一平面状となるように、縦枠1aの上
端面から側壁4の高さだけ下方に離されて背面2
に横方向に延長して開口されており、その幅Wa
は、ここに突起6の付根部が引つ掛けられるよう
に、突起6の最大幅W1よりも狭く、突起付根部
の幅W2よりも広く、更にそのスリツト間隔は、
突起6の肉厚よりも、例えば0.3〜1mm大きく形
成されている。
挿入スリツト5cは突起6を縦枠1aの切欠5
に挿通入する為のもので、この幅Wcは突起6の
最大幅W1よりも、例えば1〜〜5mm、好ましく
は2〜4mm幅広に形成されており、ガイドスリツ
ト5bを介して引掛スリツト5aに連結されてい
る。第8図ないし第10図に示す挿入スリツト5
cは、引掛スリツト5aに対して約30〜60度傾斜
して、一端が引掛スリツト5aに連結されてい
る。
ガイドスリツト5bは、挿入スリツト5cから
挿通された突起6の付根部が、挿入スリツト5c
から引掛スリツト5aに移動する為のもので、そ
の幅Wbは突起付根部の幅W2よりも多少広く形
成さている。
第8図ないし第12図に示す枠材1の連結方法
は、まず、第8図に示すように、縦枠1aの挿入
スリツト5cに横枠1bの突起6を挿入し、その
後第9図ないし第10図に示すように、横枠1b
を回動して突起6の付根部をガイドスリツト5b
から引掛スリツト5aに移動して、第11図およ
び第12図に示す状態に連結する。
第7図ないし第12図は、縦枠1aに切欠5
を、横枠1bに突起6を設けるものであるが、こ
れとは反対に、横枠1bに突起を、横枠1bに切
欠を設けることも可能である。
第8図ないし第10図に示す切欠5は、突起6
を挿通した後、枠材1を回動するだけで両枠材1
が連結できる。
突起6を回動して両枠材1を連結するものは、
第11図と第12図に示すように、側壁4の外面
に表面板3が固定されて、両枠材1の側壁4外表
面が同一平面状となつた状態で、突起6が固定さ
れた横枠1bが回動できないように、引掛スリツ
ト5aと突起6とは背面2の中央に配設され、更
に、引掛スリツト5aは両端が突出している。
横枠1bを回動して突起6の付根部を挿入スリ
ツト5cから引掛スリツト5aに移動する場合、
第9図に示すように、横枠1bを横にずらせて、
(第9図に於て右にずらせて)回動し、引掛スリ
ツト5aに移動した後は、横枠1bを中央にずら
せて(第10図に於て右から左にずらせて)両枠
材1の側壁4外表面を同一平面状に揃える。
[組立方法] 前記の如く構成されたパネルは、水平状の平板
の上に、表面板3を置き、この表面板3の上に、
切欠5と突起6とを介して直角に連結して枠材1
を置き、更にこの上に平面板を敷いて枠材1と表
面板3とをプレスして接着する。枠材1と表面板
3とは、例えばエポキシ系の接着剤を介して接着
固定される。
[本考案の効果] この考案の建築用のパネルは、一方の枠材の突
起を他方の枠材の切欠に挿入した後、回動するだ
けで連結できる。この為、至つて簡単かつ容易
に、しかも迅速に枠材が連結でき、従来のよう
に、枠材を溶接し、あるいは挿入した突起を折曲
する必要がなく、高精度に位置ずれなく、しかも
能率よく組み立てできる特長がある。
更にこの考案の特筆すべき特長は、枠材が横断
面コ字状に形成され、両側壁の端が長手方向に直
交して切断され、更に突起がこの側壁から突出し
て設けられているので、突起を切欠に挿入して、
両枠を連結する状態に於て、側壁の端面が背面に
当り、これによつて、連結された枠材の隅角が直
角に保持される。特に2本の縦枠と2本の横枠と
が4隅で直角に連結された枠材は、方形状に保持
されて自由な平行四辺形に歪むことがない。この
為、連結された枠材は方形状に保持されて表面板
の上に載せ易く、長方形の表面パネルに簡単に、
しかも定位置に正確に固定できる特長が実現でき
る。
更に又、切欠が設けられた枠材は、側壁がパネ
ルの外周に位置するように、即ち、枠材の溝が外
周に開口する状態で、背面から側壁に向かつて突
起が挿入され、しかも突起の長さが側壁の高さ以
下に形成されているので、背面を貫通する突起
は、枠材の溝内に配設されて枠材から外周に突出
することがない。この為、突起を切欠に挿入した
後、枠材の両面にパネルを固定するだけで、突起
を折曲する等の余分な手間が全く不要で、枠材は
確実に固定され、更に枠材の両面に固定されたパ
ネルによつて、枠材の回転も停止され、枠材は引
き抜かれない状態で強固に連結固着できる特長が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来のパネルの枠材連結
状態を示す正面図、第5図および第6図はこの考
案のパネルの正面図および断面図、第7図は枠材
の端部の斜視図、第8図ないし第10図は縦枠上
端部を示す背面図、第11図および第12図は連
結された枠材の平面図および水平断面図である。 1……枠材、1a……縦枠、1b……横枠、2
……背面、2a……引掛スリツト、2b……ガイ
ドスリツト、2c……挿入スリツト、3……表面
板、4……側壁、5……切欠、6……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縦枠1aと横枠1bとが方形状に組まれた枠
    材1と、この枠材1の両面に張設された表面板
    3とからなり、縦枠1aと横枠1bとはその幅
    が同一ないしは略同一に形成されると共に、端
    部には一方の枠材1に突起6が、他方の枠材1
    に、この突起6が挿通して連結される切欠5が
    開口されており、突起6は枠材1の端面から突
    出していると共に、付根部が幅狭に形成されて
    アンダーカツト状に形成されており、切欠5
    は、枠材1の横方向に延長して開口されると共
    に、その幅が突起6の最大幅よりは狭く、付根
    部より広く形成された引掛スリツト5aと、こ
    の引掛スリツト5aにガイドスリツト5bを介
    して連結されると共に、その幅が突起6の最大
    幅よりも幅広に形成された挿入スリツト5c
    と、その幅が突起6付根部の幅よりも広く、突
    起6の最大幅よりも狭いガイドスリツト5bと
    からなり、突起6が挿入スリツト5cに挿通さ
    れ、突起6のアンダーカツト状付根部がガイド
    スリツト5bを通つて引掛スリツト5aに移動
    されることによつて縦枠1aと横枠1bとが連
    結されるように構成されたものに於て、縦枠1
    aと横枠1bは、背面2と背面2の両側に設け
    られた側壁4とでもつて横断面形状がコ字状の
    溝形に形成されており、更に、突起6の長さは
    側壁4の高さ以下に形成されると共に、突起6
    が設けられている枠材1の端は、側壁4が枠材
    1の長手方向に対して直角に切断されており、
    かつ、この側壁4の切断端面は、突起6付根部
    の幅狭部と同一平面に位置しており、切欠5が
    設けられた枠材1は、側壁4がパネルの外周に
    位置するように、背面2から側壁4側に向かつ
    て突起6が背面2を貫通して、突起6は両側の
    側壁4内に配設されおり、更にまた、互いに直
    角に連結された枠材1の側壁4に表面板3が固
    着されてなることを特徴とする建築用のパネ
    ル。 (2) 挿入スリツト5cが引掛スリツト5aに対し
    て傾斜して設けられている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の建築用のパネル。
JP15330281U 1981-10-14 1981-10-14 建築用のパネル Granted JPS5857487U (ja)

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JP15330281U JPS5857487U (ja) 1981-10-14 1981-10-14 建築用のパネル

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JPS5857487U JPS5857487U (ja) 1983-04-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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