JPS63167098A - 超音波ポンプ - Google Patents

超音波ポンプ

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JPS63167098A
JPS63167098A JP30911386A JP30911386A JPS63167098A JP S63167098 A JPS63167098 A JP S63167098A JP 30911386 A JP30911386 A JP 30911386A JP 30911386 A JP30911386 A JP 30911386A JP S63167098 A JPS63167098 A JP S63167098A
Authority
JP
Japan
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liquid
hole
suction
shaft
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP30911386A
Other languages
English (en)
Inventor
Satonori Shigihara
学徳 鴫原
Shunpei Fukuda
福田 俊平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EROIKA CORP KK
TDK Corp
Original Assignee
EROIKA CORP KK
TDK Corp
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Publication date
Application filed by EROIKA CORP KK, TDK Corp filed Critical EROIKA CORP KK
Priority to JP30911386A priority Critical patent/JPS63167098A/ja
Publication of JPS63167098A publication Critical patent/JPS63167098A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧電素子の超音波振動を直接的に利用し、機
械的な回転部分を持たない超音波ポンプに係り、とくに
比較的少量の液体の吸い上げに適した超音波ポンプに関
する。
(発明の概要) 本発明は、圧電素子の超音波振動を利用した超音波ポン
プであって、圧電素子を設けた軸体の下端の超音波振動
によって輸体下端に開口する液体吸い上げ用穴上り液体
を吸い上げるものである。
(従来の技術) 従来、いわゆるボルト締め振動子には、液体を吸い上げ
るポンプ作用は全(見出だされておらず、ボルト締め振
動子で液体を霧化する場合には、別に設けたポンプその
他の液体供給手段によりボルト締め振動子のホーン先端
に液体を供給する必要があった。
また、超音波モーターでポンプを駆動するものが最近提
案されているが、圧電素子の超音波振動を直接的に利用
し、機械的な回転部分を持たない超音波ポンプは、未だ
提案されていない。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来のポンプはいずれも機械的な回転もしく
は移動部分があり、寿命や信頼性に問題があり、また液
体の送出量に脈動を伴う嫌いがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の点に鑑み、圧電素子の超音波振動を直
接的に利用して、機械的な回転部分等の無い簡単な構造
で信頼性の高い超音波ポンプを提供しようとするらので
ある。
本発明は、下端に開口する液体吸い上げ用穴を軸方向に
形成した軸体に複数枚の圧電素子を締め付け手段で締め
付け一体化した構造により、上記従来の問題点を解消し
ている。
(作用) 本発明の超音波ポンプが水等の液体を吸い上げる理由と
しては、種々考えられるが、まず第1に圧電素子で発生
した超音波振動を軸体下部で拡大し、袖体下端に超音波
の縦振動を行わせると、水等の液中に浸された輸体下端
の拡大された縦振動に起因して輸体下端に開口する液体
吸い上げ用穴に対して吸い(吹き)上げる方向の液体の
対流が引き起こされることが挙げられる。第2に、液体
は空気に比べ超音波が伝搬しやす(粘性が大きい性質が
あるため、液体吸い上げ用穴内の液体を超音波振動が上
昇する方向に進行して行き、従って、液体吸い上げ用穴
の内部においても超音波振動の上向きの進行等に起因し
て液体を上昇させる向きの力が作用し、液体吸い上げ用
穴の上部開口より液体が吐出されることになると認めら
れる。
(実施例) 以下、本発明に係る超音波ポンプの実施例を図面に従っ
て説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す、この図において、
ボルト状の軸体1には雄螺子部2,3が形成され、輸体
1の下部には小径に絞った振幅拡大ホーン部4及び下端
の円板状部5が形成されている。また、軸体1の中心軸
上に液体吸い上げ用貫通穴6が形成され、この液体吸い
上げ用貫通穴6の下方の開口は輸体1の下層面(すなわ
ち円板状部5の下端面)の中央に位置し、上方の開口は
軸体1の上端面の中央に位置している。なお、前記液体
吸い上げ用貫通穴6の下部開口はテーパー状に広がって
いる。
そして、円板状7ランノ8、円板状電極板9A。
円板状圧電素子10A1円板状電極板9B、円板状圧電
素子10B、円板状電極板9C1円板状平ワッシャ12
及び皿ばね13の各貫通穴に前記軸体1を挿通し、軸体
1の雄螺子部2,3にナツト11A、IIBをそれぞれ
螺合し、締め付けることによって、圧電素子10A、I
OB等の各部材は袖体1に締め付け一体化さ九る。すな
わち、圧電索子10A、IOBと輸体1との関係はボル
ト締め振動子とほぼ同様な構造となっている。
前記軸体1の上端面には液体吸い上げ用貫通穴6に連通
する延長バイブ7が溶接等で固着されている。
以上の第1実施例の構成において、超音波ポンプの支持
は、通常7ランシ8を利用して行うので、水等の液面P
の位置は第1図矢印Qの範囲である。
電極板9Bと電極板9A、9Gとの間に高周波電圧を印
加すれば、圧電素子10A、IOBは超音波振動(例え
ば厚み振動)を発生し、その振動は軸体1の下部の振幅
拡大ホーン部4で拡大され、下端の円板状部5に拡大さ
れた超音波の縦振動(第1図の矢印Rのような軸に平行
な方向の振動)を引き起こす、この輸体下端の円板状部
5の縦振動は、矢印Sのように液体吸い上げ用貫通穴6
を吸い(吹き)上げる向きの対流を引き起こし、これと
ともに、水等の液体は空気に比べ超音波が伝搬しやす(
粘性が高い性質がある等の理由のため、液体吸い上げ用
貫通穴6内の液体を超音波振動が上昇する方向に進行し
て行(。
一方、圧電索子10A、IOBによる超音波振動は軸体
1の外周側を能率よく伝搬し、袖体1の中心部に位置す
る液体吸い上げ用貫通穴6内面では縦振動及び横振動と
もに微弱であるが、上述の通り液体吸い上げ用貫通穴6
内の液体を円板状部5より放出された超音波振動が上昇
する方向に進行すること等に起因して、毛I管現象に加
えてさらに液体を上昇させる向きの力が作用し、液体吸
い上げ用貫通穴6の上部開口に連通する延長パイプ7よ
り液体が吐出される。
なお、第1図中に軸体1上に現れる超音波縦振動の定在
波Wの1例を併記したが、超音波ポンプの支持点となる
7ランノ8が振動の節となり、軸体下端の円板状部5が
振動の振幅最大、αとなるようにする。また、延長パイ
プ7の接続点は振動の節となる位置が好ましい。
上記第1図において、延長パイプ7の先端の向きは適宜
選択でき、実線のように横向きとしても良いし、仮想M
T、Uのように上向さもしくは下向きとしてもよい。
第2図は本発明の第2実施例を示す、この場合、軸体1
に形成された液体吸い上げ用貫通穴6Aの下部開口をテ
ーパー状に広げるとともに、液体吸い上げ用貫通穴6A
の下部を大径部分15として、軸体下端の円板状部(も
しくは幅広部)5の縦振動に起因する液体吸い上げ用貫
通穴6Aを吹き上げる向きの対流が大径部分15を上昇
し易(するとともに、液体吸い上げ用貫通穴6Aの残り
の上部は毛細管現象による液体上昇が起きやすいように
小径部分16とする。
また、このように振動振幅の大きな軸体下部に対応した
液体吸い上げ用貫通穴6A部分を大径とすることにより
、軸体下部の空洞が大きくなって軽量となり、高効率の
変換器となる。なお、!@2実施例におけるその他の構
成部分は前述の第1実施例と同じである。
上記第1実施例で示した超音波ポンプは、軸体下部の振
幅拡大ホーン部4を含む部分のうち液体に浸る部分が多
いと、液体の粘性による振動負荷が多くなり、圧電素子
10A、IOBを励振する駆動電力が大きくなる。この
ことは、ホーン部4を含む軸体下部のうち液中振動部分
に比べて大気中の振動部分が多いほうが能率が良く、駆
動電力が小さくでよいことになる。
第3図はこの点を考慮した本発明の第3実施例である。
この第3図において、7ランノ8Aは、円筒状の液面下
カバー20を一体に形成したものである。そして、7ラ
ンシ8A、円板状電極板9A、円板状圧電素子10A、
円板状電極板9B、円板状圧電素子10B1円板状電極
板9C,円板状部ワッシャ12及び皿ばね13の各貫通
穴に軸体1を挿通し、軸体1の雄螺子部2,3にナツト
11A、IIBをそれぞれ螺合し、締め付けることによ
って、圧電素子10A、IOB等の各部材を軸体1に締
め付け一体化している。なお、延長パイプ7が液体吸い
上げ用貫通穴6の上部開口に接続されており、その他の
構造も前述の第1実施例と同様である。
この第3実施例の場合、軸体1の下部が7ランジ8Aの
液面下カバー20が覆われ、直接液体に触れないように
なっているので、輸体下端よりも液面レベルがかなり高
い場合でも能率良く作動させることができ、実用液面レ
ベルを高く設定可能な利点がある。
第4図は本発明の第4実施例を示す、この第4図におい
て、軸体IAの中心軸上には、貫通穴の代わりに下端か
ら軸体途中までの長さの液体吸い上げ用穴6Bが形成さ
れている。この液体吸い上げ用穴6Bの下部開口は軸体
IAの下端面に位置し、上部開口は軸体中間の外周面に
位置している。
一方、下側のナツト11Cには、内周に環状溝25が形
成され、該環状溝25に連通する横穴26がナツト11
Cの側面に開口している。そして、延長パイプ7Aが前
記横穴26に連通するように溶接等でナツト11Cに固
着される。なお、圧電索子10A、IOBを締め付け一
体化する構造等は前述の第1実施例と同様である。
この第4実施例において、液体吸い上げ用穴6Bより上
昇した液体は、ナラ)IICの環状溝25、横穴26、
及び延長パイプ7Aの経路で吸い上げられる。
第5図は液体の吸い上げ機能と液体の霧化機能の両者を
具備した本発明の第5実施例を示す。この第5図におい
て、軸体IBは下部にポンプ機能のための振幅拡大ホー
ン部4及び円板状部5を有するとともに、上部に霧化機
能のための振幅拡大ホーン部30及び円板状部31を備
えている。なお、圧電素子10A、IOBを締め付け一
体化する構造は前述の第1実施例と同じである。
この第5実施例において、f51実施例の場合と同様の
原理で液体吸い上げ用貫通穴6を上昇した液体は、その
上部開口の位置する円板状部31の上端面の超音波振動
にて霧化され、微粒子となって大気中に飛散する。この
fpJ5図の構造は、例えば空気調和器のドレイン排水
を霧化して蒸発させてしまう用途等に利用できる。
なお、本発明の超音波ポンプを複数個組み合わせること
により揚液可能な高さを大きくすることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、下端に開口する
液体吸い上げ用穴を軸方向に形成した軸体に複数枚の圧
電素子を締め付け手段で締め付け一体化した構造とした
ので、機械的な回転部分等の無い簡単な構造で信頼性の
高い超音波ポンプを実現し得る。また、本発明の超音波
ポンプは液体汲み上げ動作が定常的に継続するため、液
体供給量に脈動がなく、安定している利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る超音波ポンプの$1実施例を示す
正断面図、第2図は本発明の第2実施例の部分正断面図
、第3図は本発明の第3実施例の正断面図、第4図は本
発明のj@4実施例の正断面図、PIIJ5図は本発明
の@5実施例の正断面図である。 1、IA、IB・・・軸体、2,3・・・雄螺子部、4
・・・振幅拡大ホーン部、5・・・円板状部、6.6A
・・・液体吸い上げ用貫通穴、6B・・・液体吸い上げ
用穴、7.7A・・・延長パイプ、8,8A・・・7ラ
ンノ、10A、IOB・・・圧電素子、11A、11B
、11C・・・ナツト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下端に開口する液体吸い上げ用穴を軸方向に形成
    した軸体に複数枚の圧電素子を締め付け手段で締め付け
    一体化したことを特徴とする超音波ポンプ。
  2. (2)前記軸体は振幅拡大用ホーン部の下端に円板状部
    を有するものである特許請求の範囲第1項記載の超音波
    ポンプ。
  3. (3)前記液体吸い上げ用穴の下部開口はテーパー状に
    広がっている特許請求の範囲第1項記載の超音波ポンプ
  4. (4)前記液体吸い上げ用穴の下部は、上部に比較して
    大径となっている特許請求の範囲第1項記載の超音波ポ
    ンプ。
JP30911386A 1986-12-27 1986-12-27 超音波ポンプ Pending JPS63167098A (ja)

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