JPS63165287A - エスカレ−タの移動手摺案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エスカレータの帰路側上、下曲部の移動手
摺案内装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図、第４図および第５図は例えば特開昭５７−１４
１３８１号公報に示された従来のエスカレータの帰路鋼
上曲部の移動手摺案内装置を示す概略側面図、要部の拡
大側面図および第４図の■−■線に沿う横断面図である
。第３図において、１は主枠、２は欄干、３は主枠１に
設けられた手摺駆動装置、４は手摺ガイド、５は無端状
の移動手摺であり、移動手摺５は手摺駆動袋Ｍ３の駆動
により図示省略した踏段と同期して手摺ガイド４に沿い
これらに長手方向のほぼ全体が支持されて長手方向に移
動する。上記手摺ガイド４は、直接部手摺ガイド６と曲
部手摺ガイド７と図示しない反転部手摺ガイドに分割さ
れ、これらはナイロンなどの合成樹脂の成形品で構成さ
れ、それぞれ主枠１または欄干２に固定されている。第
４図、第５図に詳細に示すように、内周側に開口する横
断面はぼＣ形の移動手摺５は、所要の曲率に曲げられた
棒状の曲部手摺ガイド７の両側突出部７ａに摺動自在に
係合支持され、曲部手摺ガイド７に形成した断面凸形の
溝７ｂに長さが短い平板状の心金８が嵌合され、心金８
がボルト９によって断面り形の支持腕１０に締付けられ
ることで、曲部手摺ガイド７が支持腕１０に固定され、
支持腕１０が第３図にも示すようにボルト１１によって
上下方向に位置調節可能に取付部材１２に固定され、取
付部材１２が主枠１に固定されて、帰路鋼上曲部の移動
手摺案内装置が構成されている。なお、図示してないが
、帰路鋼上曲部の移動手摺案内装置も上述した帰路鋼上
曲部の移動手摺案内装置とほぼ同様に構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点３ 以上のように構成された従来の帰路側上、下曲部の移動
手摺案内装置は、エスカレータ運転時に移動手摺５が移
動すると、曲部手摺ガイド、とくに帰路上曲部の曲部手
摺ガイド７に微小であるが、左右方向に撓んだり、振れ
たりするように力が加わり、曲部手摺ガイド７が支持腕
１０を介し主枠１側に剛結合されていることにより、曲
部手摺ガイド７の支持腕１０への支持部に力が集中し、
この支持部分に局部的な異常摩耗が生じ、曲部手摺ガイ
ドの寿命が短いという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決して、Ｒ路側上
、下曲部の手摺ガイドの局部的な異常摩耗を防止して、
これらの手摺ガイドの寿命を長くできろエスカレータの
移動手摺案内装置を得る乙とを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るエスカレータの移動手摺案内装置は、合
成Ｉ／ＭｒＩＮ製の帰路側上、下曲部の手摺ガイドを、
エスカレータの横断面方向に回転可能に、主枠側に固定
された部材に連結させたものである。

〔作　用〕

この発明におけるエスカレータの移動手摺案内装置は、
曲部手摺ガイドをエスカレータの横断面方向に回動可能
に主枠側に固定された部材に連結させたので、エスカレ
ータの運転時に、曲部手摺ガイドに左右方向に撓んだり
、振れたりするような力が作用しても、その方向に追従
して曲部手摺ガイドが移動し、手摺ガイドに異常摩耗が
生じない。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図および第２図につい
て説明する。

第１図、第２図において、第３図ないし第５図と同一符
号は相当部分を示し、１３は弾性のある細長い板状の曲
部心金であり、この心金１３は、移動手摺５のＲ路側上
曲部の曲率に対応する所要の曲率で長手方向に沿い弧状
に曲げ加工され、合成ＶＩ４ｕｓの成形品からなる帰路
鋼上曲部の曲部手摺ガイド７に設けた溝７ｂに嵌合され
ている。曲部手摺ガイド７ば、上部に嵌められた断面倒
立溝形の受板１４を介してＬ形のブラケット１５に支持
され、ブラケット１５の上方からボルト９が受板１４の
長孔１４ａに通して曲部心金１３に締付けられろことで
、ブラケット１５に受板１４、曲部手摺ガイド７および
曲部心金１３の長手方向中央部が共締め固定されている
。またブラケット１５の上部がＬ形の固定金具１６にカ
ラー１７を介し軸ボルト１８とナツト１９によってエス
カレータの横断面方向すなわち左右方向に回動可能に枢
着されて、自在継手機構が構成されている。上記固定金
具１６は支持腕１０の長孔１０ａに通されなボルト２０
とナツト２１によって支持腕１０にエスカレータの左右
方向に位置ｍｍ可能に締結され、支持腕１０がボルト１
１によって主枠側に固定された取付部材１２に締付は固
定されている。さらに、図示省略したが、曲部手摺ガイ
ド７と曲部心金１３が倒立溝形の受板とポル）・によっ
て両端部で締付は固定されている。なお、この実施例の
移動手摺案内装置の上述した以外の構成は、第３図ない
し第５図に示す従来のものと同様であり、また、図示し
てないが、上記実施例のＮＪ路側上曲部の移動手摺案内
装置とほぼ同様に帰路鋼上曲部の移動手摺案内装置も構
成されている。

以上のように構成された実施例の移動手摺案内装置は、
エスカレータの運転時に、移動手摺５ば、ｆＷ回路上曲
部を曲部手摺ガイド７の突出部７ａと摺動しつつこれら
に支持されて移動するが、この場合に、移動手摺５によ
って曲部手摺ガイド７にこれが左右方向に撓んタリ、振
れたりするように力が作用するが、軸ボルト１８を中心
としてカラー１７を介して曲部手摺ガイド７、曲部心金
１３、およびブラケット１５などが、主枠側に固定され
た部材である固定金具１６に対し、一体的に左右方向に
追従して回動し、また移動手摺５の位置がエスカレータ
の中心線に対して往路側と帰路側とで異なる移動手摺パ
スがオフセット形のエスカレータでは、移動手摺がねし
られた形で移動するが、移動手摺から加わる力で曲部手
摺ガイドがエスカレータの横断面方向に追従して回動す
るので、曲部子ｍガイドが移動手摺で加えられる力によ
って異常摩耗することがない。また、エスカレータの運
転時に、移動手摺５の移動によって曲部手摺ガイド７に
上下方向に撓み力が加わっても、曲部手摺ガイド７内に
長手方向に沿って曲げた細長い曲部心金１３が嵌合させ
であるため、長手方向に沿う長い支持面で曲部手摺ガイ
ド７が曲部心金１３に支持され、また上下方向の撓み力
を曲部心金１３のばね作用で吸収し、さらに、滑らかな
曲率で手゛摺ガイド７と曲部心金１３が曲がっているの
で、手摺ガイド７に局部的に大きな摩擦力が作用する部
分ができないことにより、上下方向の撓み力による手摺
ガイド７の異常摩耗も生じない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、曲部手摺ガイ
ドを、エスカレータの横断面方向に回動可能に主枠側に
固定された部材に連結させたので、エスカレータの運転
時に曲部手摺ガイドにこれが左右方向に撓んだり、振れ
たりするように力が作用しても、その方向に追従して曲
部手摺ガイドが移動する乙とにより、曲部手摺ガイドが
異常摩耗せず、したがって、帰路側の曲部手摺ガイドの
寿命を長くすることができろという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるエスカレータの移動
手摺案内装置を示す要部の斜視図、第２図は同要部の側
面図、第３図は従来のエスカレータの帰路鍔上曲部の移
動手摺案内装置を示す概略側面図、第４図は同要部の拡
大側面図、第５図は第４図の■−■線に沿う横断面図で
ある。 ５・・・移動手摺、７・・曲部手摺ガイド、７ａ・・突
出部、７ｂ・・溝、９，２０・・ボルト、１０・支持腕
、１２・・・取付部材、１３・・曲部心金、１４　・受
板、１５　ブラツクＩ・、１６・・固定金具（主枠側に
固定された部材）、１７　カラー、１８・・・軸ボルト
、１９，２１　・・ナラ　ト。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂製の手摺ガイドに沿って移動する移動手摺を備
   えたエスカレータの帰路側上、下曲部の移動手摺案内装
   置において、曲部手摺ガイドを、エスカレータの横断面
   方向に回動可能に、主枠側に固定された部材に連結させ
   たことを特徴とするエスカレータの移動手摺案内装置。