JPS63155720A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS63155720A
JPS63155720A JP30330986A JP30330986A JPS63155720A JP S63155720 A JPS63155720 A JP S63155720A JP 30330986 A JP30330986 A JP 30330986A JP 30330986 A JP30330986 A JP 30330986A JP S63155720 A JPS63155720 A JP S63155720A
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三宅 雅保
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真二 青山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微細LSI製作に要求される、良好な電流−
電圧特性を持つ浅い接合形成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
LSIは高性能化、高集積化に向けてさらに微細化の研
究が進められているが、ゲート長0.5μm程度以下の
微細LSIを実現するためには、MO8FgTのソース
、ドレインとして用いられる接合として、深さが0.1
μm程度以下の浅い接合が必要不可欠である。従来、S
l基板に接合を形成する方法としては、P+N接合を形
成する場合にはBを、N+P接合を形成する場合にはA
mあるいはPをイオン注入し、電気炉中でアニールする
という手法が用いられてきた。しかし、アニール時の不
純物の拡散のために、浅い接合を形成するのは困難であ
る。このため、従来の電気炉アニールの代わりに、不純
物の拡散をあま、り起こさせないで活性化できるランプ
アニールが、浅い接合形成な可能にする有力な手法とし
て用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の上述した浅い接合形成に不可欠な低エネルギイオ
ン注入を行なうと、特にイオン半径の小さいBの場合に
は、低指数の結晶軸方向からずらしてイオン注入しても
、チャネリングが起き不純物が深くまで侵入し、接合を
浅くできないという問題がある。上記のチャネリングを
抑えるため、例えば8のイオン注入の前に電気特性に影
響を与えないイオン、例えばStのイオン注入により、
si基板の表面付近を非晶質化するという方法が提案さ
れている。この方法によれば、非晶質層へのイオン注入
であるためチャネリングを防止でき、浅い接合の形成が
可能であるが、チャネリングを完全に防止するために非
晶質層の深さを深くすると、非晶質化のためのイオン注
入により導入される結晶欠陥の影響のために、接合ダイ
オードのリーク電流が大きくなり、良好な電流−電圧特
性を持つ浅い接合を形成できないという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、従来の接合形成技術の以上のような問題を解
決した、良好な電流−電圧特性を持つ061μm程度の
浅い接合を形成する手法を提供するもので、半導体装置
の製造方法&Cおいて、半導体の電気特性に影響を与え
ない不活性な第一のイオンを注入し、半導体表面に非晶
質層を形成する工程と、前記第一のイオン注入により形
成された非晶質層の深さよりも浅く電気的に活性な第二
のイオンをイオン注入する工程と、前記第二のイオン注
入により導入した不純物を熱処理により拡散させ、前記
不純物の層の深さを前記非晶質層の深さよりも深くする
工程を含んでなることを特徴とし又いる。
〔作用〕
本発明の詳細な説明する前に、まず、本発明に至った実
験事実について述べる。
St基板にsiイオンを150 key、 2X 10
 cm  の条件でイオン注入した場合には、表面から
cL3μmの深さまで非晶質化されることが断面TEN
の観察から明らかとなった。このような試料を、例えば
900℃、60分の電気炉アニールあるいは、950 
℃。
15秒のランプアニールを行なうと、前記非晶質層とS
t結晶の界面、すなわち0.6μmの深さの所に結晶欠
陥が発生することがわかった。このような、非晶質化の
ためのイオン注入に伴う結晶欠陥の深さと接合のリーク
電流との関係を調べた結果、接合の深さが前記結晶欠陥
よりも深い場合は良好な接合特性を示し、接合の深さが
結晶欠陥の深さよりも浅い場合にはリーク電流が大きく
増大することがわかった。
本発明は以上の実験事実に基いてなされたもので、チャ
ネリングを完全に防止するために、非晶質層の深さが8
のイオン注入深さよりも深くなるように形成し、その後
の熱処理によりBを拡散させ、結晶欠陥の深さよりもや
や深い所を接合面とすることにより、良好な電流−電圧
特性を持つ接合を形成するものである。すなわち、本発
明は、第一のイオン注入により非晶質層を形成した後、
第二のイオン注入により不純物イオンを注入し接合を形
成する工程において、第二のイオンを、第一のイオン注
入により形成された非晶質層の深さよりも浅くイオン注
入した後、熱処理により、第二のイオン注入により導入
した不純物を拡散させ、不純物層の深さを前記非晶質層
の深さよりもやや深くすることを最も主要な特徴とする
。以下図面にもとづき実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図(a)乃至+e)は、本発明をMO8LSI製造
に適用した場合の一実施例であって、P−チャネルMO
S F E Tの製造工程を示すものである。図中、1
はN型81基板、2はフィールド酸化膜、3はゲート酸
化膜、4は低抵抗多結晶シリコンゲート電極、5は非晶
質層、6は21層(ソース、ドレイン)、7は非晶質層
形成のためのイオン注入に伴う結晶欠陥、8は層間絶縁
膜、9はA/、電極である。まず、第1図(a)に示す
ように、N型St基板1上に通常のMO8LSI[造工
程に従って厚さ5oooXのフイ−ルド酸化膜2を形成
した後、厚さ100Xのゲート酸化膜6を乾燥酸素中で
形成する。その後、ゲート電極として用いる低抵抗多結
晶シリコンを3000 Xの厚さに堆積し、通常のフォ
トリソグラフィあるいは電子ビームリングラフィな用い
てゲート電極4を形成する。次に、第1図(b)に示す
ように、ソース、ドレインとして用いるP+N接合形成
のためのイオン注入に先立って、Slイオンを40ke
V 、 2 X10”’++s−2の条件でイオン注入
し、N型S1基&1中に非晶質層5を形成する。ここに
示した条件でイオン注入した場合、非晶質m5の深さは
1000Xである。次に、第1図(c)に示すように、
ソース、ドレインとして用いるP←N接合形成のために
BF、イオンを15 kaV 、 2 X 1015c
rn−2の条件でイオン注入する。ここで、BF、イオ
ンを用いた理由は、低エネルギの8イオンを得るためで
、15keVのBF冨イオン注入は!1.4 keVの
Bイオン注入と同等でおる。上記のBF、イオン注入の
条件で、Bの注入深さは900 Kとなる。しかる後に
、950℃、15秒のランプアニールを行ないイオン注
入により導入されたBの活性化を行なうとともに、第1
図(d)に示すように、Bを拡散させ、非晶質層形成の
ためのイオン注入に伴う結晶欠陥7の深さ1oooXよ
り深い所に接合面を形成する。本実施例では、アニール
後のP+N接合を深さを1100又とした。また、この
アニールで非晶質層5の結晶性は回復し単結晶となるの
で、Slイオン注入はP十層6の抵抗等の電気特性には
影響を与えなくなる。
以上のような方法でソース、ドレイン用の浅いP+N接
合を形成した後は、通常のMO8LSI製造工程に従っ
て第1図(e)に示すように、層間絶縁膜8.AA電極
9を形成し、P−チャネルMO8FETが製造される。
第2図ta+ 、 (b)は、本実施例で示したP←N
接合のBの深さ方向の濃度分布をSIMSで測定した結
果を示したもので、第2図(a)がイオン注入後熱処理
なしの場合、第2図(b)が950℃、15秒のランプ
アニール後である。また、第2図ta+に破線で示して
いるのは、比較のために測定したもので、Siイオン注
入を行なわないでBF、イオン注入のみを行なつた場合
である。第2図(1)に示すように、本実施例で示した
S1イオン注入を行なった場合は、Bの濃度分布はガウ
ス分布で表わされる急峻な分布になっておシ、チャネリ
ングは完全に防止できていることがわかる。一方、S1
イオン注入を行なわないものは、図に示すように、チャ
ネリングのために分布が拡が430.1μm程度の浅い
接合を形成することは不可能でおる。このように、非晶
質層の深さを8の注入深さよりも深くすることにより、
チャネリングを完全に防止した浅いP+N接合が形成で
きる。第2図(b)に示すように、ランプアニール後の
接合深さくB濃度が1o”m−3になる深さで定義する
)は1100Xとなる。次に、本実施例で示したP+N
接合の逆方向の電流−電圧特性を第6図に示す。図に示
すように、−5v印加時のリーク電流はI X 1O−
9A/ajと非常に小さい値であ)、良好な電流−電圧
特性を持つ浅い接合が得られている。前述したようにラ
ンプアニールでBは若干拡散するので、接合深さは1t
ooXと、非晶質層の深さ1oooXに比べてやや深く
なる。従って、本実施例では、非晶質層と結晶の界面に
発生する結晶欠陥の深さが接合の深さよりも浅くなるた
めに、第3図に示すような良好な電流−電圧特性が得ら
れる。比較のために、本発明によらない方法で形成した
P+N接合の逆方向の電流−電圧特性を第4図に示す。
これは、非晶質層の深さを30[]OXとした場合であ
るが、接合の深さは同様に1100Xと浅い接合が得ら
れたが、結晶欠陥の深さが接合の深さよりも深いので、
第4図に示すように大きなIJ −り電流を示す。すな
わち、本発明を用いることにより、接合のリーク電流の
値を171000に減少させることができた。以上のよ
うに、本発明によれば、チャネリングを完全に防止し、
しかも良好な電流−電圧特性を持つ浅い接合が形成でき
る。
なお、以上の説明では非晶質化のためのイオン注入のイ
オン種としてはSiの場合を述べたが、他にGe I 
Ar等、最終的に電気特性に影響を与えないものであれ
ば何でもよい。また、接合形成のためのイオン種として
はOF、の場合を述べたが、もちろんP+N接合の場合
はB等他のものでもよく、N+P接合の時には、A@、
P等を使用すればよい。
さらに、熱処理としてはランプアニールを用いる場合を
述べたが、他のアニール方法、例えば電気炉アニール、
電子ビームアニール、レーザアニール等であってもよい
ことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、接合を形成する
ためのイオンの注入深さよりも深い非晶質層を用いるの
で、イオン注入時のチャネリングを完全に防止でき、ま
たその後の拡散により、非晶質化のだめのイオン注入に
伴う結晶欠陥の影響がなくなるので、良好な電流−電圧
特性を持った浅い接合が形成できるという利点がある。
また、非晶質層へのイオン注入であるので、通常行なわ
れている斜めからのイオン注入を行なう必要がなく、垂
直方向からのイオン注入ができる。従って、斜め注入の
場合に問題となる素子特性の非対称性がない等、本発明
の効果は大きいものがおる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した図、第2図は本発明
により形成した接合の8の深さ方向の濃度分布の測定結
果を示す図、 第6図は本発明により形成した接合の逆方向の電流−電
圧特性を示す図、 第4図は本発明によらない従来の方法で形成した接合の
逆方向の電流−電圧特性を示す図でろる。 1・・・N型Si基板 2・・・フィールド酸化膜 6・・・ゲート酸化膜 4・・・低抵抗多結晶シリコンゲート電極5・・・非晶
質層 6・・・ソース、トレイン用p+m 7・・・非晶質層形成のためのイオン注入に伴う結晶欠
陥 8・・・層間絶縁膜 9・・・At*極 深さくμm) 本発明により形成した接合のBの深さ方自第  2 深さくμm) の濃度分布の測定結果を示す図 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体装置の製造方法において、 半導体の電気特性に影響を与えない不活性な第一のイオ
    ンを注入し、半導体表面に非晶質層を形成する工程と、 前記第一のイオン注入により形成された非晶質層の深さ
    よりも浅く電気的に活性な第二のイオンをイオン注入す
    る工程と、 前記第二のイオン注入により導入した不純物を熱処理に
    より拡散させ、前記不純物の層の深さを前記非晶質層の
    深さよりも深くする工程を含んでなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP61303309A 1986-12-19 1986-12-19 半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JPH0795535B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5254484A (en) * 1990-11-10 1993-10-19 Telefunken Electronic Gmbh Method for recrystallization of preamorphized semiconductor surfaces zones
JPH07106276A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPH08306923A (ja) * 1995-05-09 1996-11-22 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体素子のトランジスター製造方法

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JPS59204229A (ja) * 1983-05-04 1984-11-19 Sony Corp 半導体装置の製造方法

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