JPH02270335A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH02270335A JPH02270335A JP9062189A JP9062189A JPH02270335A JP H02270335 A JPH02270335 A JP H02270335A JP 9062189 A JP9062189 A JP 9062189A JP 9062189 A JP9062189 A JP 9062189A JP H02270335 A JPH02270335 A JP H02270335A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分前)
本発明は、MOSトランジスタの構造及び製造方法に係
り、特にパンチスルー現象を低減したMOSトランジス
タに関する。
り、特にパンチスルー現象を低減したMOSトランジス
タに関する。
(従来の技術)
第3図に従来のMOSトランジスタの構造を示す。n型
シリコン基板21上には、選択酸化法などにより素子分
離領域22が形成されている。
シリコン基板21上には、選択酸化法などにより素子分
離領域22が形成されている。
また、n型シリコン基板21上の素子形成領域の所定位
置にはゲート酸化膜23が形成され、更に1、:、ノケ
−ト酸化膜23上に導体膜、例えばリンを高濃度に拡散
させた多結晶シリコンから成るゲ−ト電極24が形成さ
れている。このゲート電極24の側面には、例えばLP
−CVD S i 02膜から成る側壁絶縁膜25が
形成されている。また、n型シリコン基板21内のゲー
ト電極24端部から素子/分離領域22にわたってボロ
ンあるいはフッ化ボロンが注入されたP型のドレイン/
ソース拡散層26が形成されている。このドレイン/ソ
ース拡散層26及びゲート電極24上には、ホウ素とリ
ンを多量に含んだS iO2膜即ち、BPSG膜27膜
形7され素子の平坦化がはかられている。また、ドレイ
ン/ソース拡散層26上の所定位置には、コンタクト孔
が設けられ八ρからなる電極28が形成されている。
置にはゲート酸化膜23が形成され、更に1、:、ノケ
−ト酸化膜23上に導体膜、例えばリンを高濃度に拡散
させた多結晶シリコンから成るゲ−ト電極24が形成さ
れている。このゲート電極24の側面には、例えばLP
−CVD S i 02膜から成る側壁絶縁膜25が
形成されている。また、n型シリコン基板21内のゲー
ト電極24端部から素子/分離領域22にわたってボロ
ンあるいはフッ化ボロンが注入されたP型のドレイン/
ソース拡散層26が形成されている。このドレイン/ソ
ース拡散層26及びゲート電極24上には、ホウ素とリ
ンを多量に含んだS iO2膜即ち、BPSG膜27膜
形7され素子の平坦化がはかられている。また、ドレイ
ン/ソース拡散層26上の所定位置には、コンタクト孔
が設けられ八ρからなる電極28が形成されている。
この様な構造のMOS)ランジスタにおいては、ボロン
の拡散係数が大きいため、ドレイン/ソース拡散層26
へのボロンのイオン注入後の熱処理により拡散層が表面
から深い位置迄形成される。
の拡散係数が大きいため、ドレイン/ソース拡散層26
へのボロンのイオン注入後の熱処理により拡散層が表面
から深い位置迄形成される。
よって、ドレイン/ソース拡散層26の深い位置におい
ても電流が流れるパンチスルー現象が顕著になる。また
、素子の微細化に伴いドレイン/ソース領域26の深さ
を浅く形成しなければならなず、浅いドレイン/ソース
拡散層26をイオン注入によって形成するためには、イ
オン注入のエネルギーを低い値で押さえなければならな
い。しかし、イオン注入の低エネルギー化は注入ドーズ
量に関係しており、あまり低エネルギーで注入をおこな
うとイオンの反射がおこり正確な注入量とはならないと
いう問題が生じる。
ても電流が流れるパンチスルー現象が顕著になる。また
、素子の微細化に伴いドレイン/ソース領域26の深さ
を浅く形成しなければならなず、浅いドレイン/ソース
拡散層26をイオン注入によって形成するためには、イ
オン注入のエネルギーを低い値で押さえなければならな
い。しかし、イオン注入の低エネルギー化は注入ドーズ
量に関係しており、あまり低エネルギーで注入をおこな
うとイオンの反射がおこり正確な注入量とはならないと
いう問題が生じる。
(発明が解決しようとする課題)
以上の様に従来のMOSトランジスタの構造では、拡散
層の深い位置において電流が流れるパンチスルー現象が
発生し、特に、ボロンの場合は拡散係数が大きいためこ
の現象が顕著になる。このパンチスルー現象は、素子の
特性、例えばドレイン電流−ゲート電圧特性の劣化をも
たらすという問題があった。また、素子の微細化に伴い
拡散層を浅くする必要があり、これをイオン注入により
形成するためには、イオン注入のエネルギーを低い値で
押さえなければならない。しかし、あまり低いエネルギ
ーで注入を行なうとイオンの反射がおこり正確な注入量
とならないという問題があった。
層の深い位置において電流が流れるパンチスルー現象が
発生し、特に、ボロンの場合は拡散係数が大きいためこ
の現象が顕著になる。このパンチスルー現象は、素子の
特性、例えばドレイン電流−ゲート電圧特性の劣化をも
たらすという問題があった。また、素子の微細化に伴い
拡散層を浅くする必要があり、これをイオン注入により
形成するためには、イオン注入のエネルギーを低い値で
押さえなければならない。しかし、あまり低いエネルギ
ーで注入を行なうとイオンの反射がおこり正確な注入量
とならないという問題があった。
本発明は、この様な課題を解決する半導体装置及びその
製造方法を提供することを目的とする。
製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、第1の発
明°は、半導体基板上に形成されたゲート電極及びこの
ゲート電極を挟んで前記半導体基板に設けられたドレイ
ン/ソース拡散層と、このドレイン/ソース拡散層下に
設けられた窒素を導入した層とを具備したことを特徴と
する半導体装置を提供する。
明°は、半導体基板上に形成されたゲート電極及びこの
ゲート電極を挟んで前記半導体基板に設けられたドレイ
ン/ソース拡散層と、このドレイン/ソース拡散層下に
設けられた窒素を導入した層とを具備したことを特徴と
する半導体装置を提供する。
また、第2の発明は前記窒素を導入した層は、前記ドレ
イン/ソース拡散層を形成する不純物の窒化物が添加さ
れた層であることを特徴とする半導体装置を提供する。
イン/ソース拡散層を形成する不純物の窒化物が添加さ
れた層であることを特徴とする半導体装置を提供する。
また、第3の発明は前記半導体装置はPチャネルMOS
トランジスタであることを特徴とする半導体装置を提供
する。
トランジスタであることを特徴とする半導体装置を提供
する。
また、第4の発明は半導体基板上にゲート電極及びこの
ゲート電極を挟んで前記半導体基板にドレイン/ソース
拡散層を形成する工程と、ドレイン/ソース拡散層下に
対応する領域に窒素を添加する工程とを具備したことを
特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
ゲート電極を挟んで前記半導体基板にドレイン/ソース
拡散層を形成する工程と、ドレイン/ソース拡散層下に
対応する領域に窒素を添加する工程とを具備したことを
特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
また、第5の発明は、前記窒素はドレイン/ソース拡散
層を形成する不純物の窒化物のスパッタ型イオン注入法
により添加することを特徴とする請求項3記載の半導体
装置の製造方法を提供する。
層を形成する不純物の窒化物のスパッタ型イオン注入法
により添加することを特徴とする請求項3記載の半導体
装置の製造方法を提供する。
(作 用)
この様に、本発明においては、ドレイン/ソース拡散層
の下位に位置した半導体基板中にスパッタ型固体イオン
ソースを用いることにより、ドレイン/ソース拡散層を
形成する不純物の窒化物を含む層を形成する。この添加
層中の窒素は、他の元素に比べてキャリアを捕獲しやす
いため、この捕獲作用によりドレイン/ソース拡散層の
表面から深い位置において電流が流れるのを低減できパ
ンチスルー現象を抑制できる。
の下位に位置した半導体基板中にスパッタ型固体イオン
ソースを用いることにより、ドレイン/ソース拡散層を
形成する不純物の窒化物を含む層を形成する。この添加
層中の窒素は、他の元素に比べてキャリアを捕獲しやす
いため、この捕獲作用によりドレイン/ソース拡散層の
表面から深い位置において電流が流れるのを低減できパ
ンチスルー現象を抑制できる。
また、半導体の格子中に窒化物が入り込む構造となり、
ドレイン/ソース拡散層からの不純物の拡散をこの部分
で阻止できるため、イオン注入のエネルギーをかなり低
いレベルで押さえなくとも拡散層を浅くでき素子の微細
化にも対応できる。
ドレイン/ソース拡散層からの不純物の拡散をこの部分
で阻止できるため、イオン注入のエネルギーをかなり低
いレベルで押さえなくとも拡散層を浅くでき素子の微細
化にも対応できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は、本発明の実施例の半導体装置の断面図である
。n型シリコン基板1上には、選択酸化法などにより素
子分離領域2が形成されている。
。n型シリコン基板1上には、選択酸化法などにより素
子分離領域2が形成されている。
また、n型シリコン基板1上の素子形成領域の所定位置
にはゲート酸化膜3が形成され、更に、このゲート酸化
膜3上に導体膜、例えばリンを高濃度に拡散させた多結
晶シリコンから成るゲート電極4が形成されている。こ
のゲート電極4の側面ニハ、例えばL P G V
D S t O2膜から成る側壁絶縁膜5が形成され
ている。また、n型シリコン基板1内のドレイン/ソー
ス拡散層6予定域の下位に接して、窒化ボロン(BN)
をスパッタ型イオン注入法を用いて形成された窒化ボロ
ン添加層7が設けられている。更に、この窒化ボロン添
加層7上には、ボロンのイオン注入によりドレイン/ソ
ース拡散層6が形成されている。また、このドレイン/
ソース拡散層6及びゲート電極4上にはホウ素とリンを
多量に含んだS iO2膜即ちBPSG膜8が形成され
、素子の平坦化がはかられている。また、ドレイン/ソ
ース拡散層6上の所定位置には、コンタクト孔が設けら
れAI)から成る電極9が形成されている。
にはゲート酸化膜3が形成され、更に、このゲート酸化
膜3上に導体膜、例えばリンを高濃度に拡散させた多結
晶シリコンから成るゲート電極4が形成されている。こ
のゲート電極4の側面ニハ、例えばL P G V
D S t O2膜から成る側壁絶縁膜5が形成され
ている。また、n型シリコン基板1内のドレイン/ソー
ス拡散層6予定域の下位に接して、窒化ボロン(BN)
をスパッタ型イオン注入法を用いて形成された窒化ボロ
ン添加層7が設けられている。更に、この窒化ボロン添
加層7上には、ボロンのイオン注入によりドレイン/ソ
ース拡散層6が形成されている。また、このドレイン/
ソース拡散層6及びゲート電極4上にはホウ素とリンを
多量に含んだS iO2膜即ちBPSG膜8が形成され
、素子の平坦化がはかられている。また、ドレイン/ソ
ース拡散層6上の所定位置には、コンタクト孔が設けら
れAI)から成る電極9が形成されている。
第2図は、本発明の実施例の半導体装置の製造方法を工
程順に断面図で示したものである。
程順に断面図で示したものである。
n型シリコン基板1(又はn型ウェル)上に例えば選択
酸化法等により素子分離領域を形成する。
酸化法等により素子分離領域を形成する。
次に、n型シリコン基板1の素子形成領域に厚さ200
A程度のゲート酸化膜3、続いてゲート電極用多結晶シ
リコンを全面に形成する。次にリンを拡散してこの多結
晶シリコンのシート抵抗を数十〔Ω/C−]まで低下さ
せた後、フォトレジストをマスクにして巾1.0μmに
加工しゲート電極4とする。次にCVD法によりS i
O2膜をウェハ全面に150OA堆積し、それを反応性
イオンエツチング法を用いて全面エツチングすることで
ゲート電極4の側壁にのみ側壁絶縁膜5を残置する。
A程度のゲート酸化膜3、続いてゲート電極用多結晶シ
リコンを全面に形成する。次にリンを拡散してこの多結
晶シリコンのシート抵抗を数十〔Ω/C−]まで低下さ
せた後、フォトレジストをマスクにして巾1.0μmに
加工しゲート電極4とする。次にCVD法によりS i
O2膜をウェハ全面に150OA堆積し、それを反応性
イオンエツチング法を用いて全面エツチングすることで
ゲート電極4の側壁にのみ側壁絶縁膜5を残置する。
(第2図(a))
次に、窒化ボロンターゲットを1000℃〜1200℃
、セシウムガス雰囲気中でスパッタリング法によりスパ
ッタして窒化ボロンを生成後、これを引出し、加速して
イオン注入することによリドレイン/ソース拡散層6、
形成予定域の下位に接したn型シリコン基板1中に窒化
ボロン添加層7を形成する。次に、ボロンを40key
、5X10cm でイオン注入し、900℃、酸素
雰囲気中で30分間のアニール処理を行ないドレイン/
ソース拡散層6を形成する。このアニール処理の際、ド
レイン/ソース/ゲート上には厚さ400A程度のS
I O2膜10も形成される。
、セシウムガス雰囲気中でスパッタリング法によりスパ
ッタして窒化ボロンを生成後、これを引出し、加速して
イオン注入することによリドレイン/ソース拡散層6、
形成予定域の下位に接したn型シリコン基板1中に窒化
ボロン添加層7を形成する。次に、ボロンを40key
、5X10cm でイオン注入し、900℃、酸素
雰囲気中で30分間のアニール処理を行ないドレイン/
ソース拡散層6を形成する。このアニール処理の際、ド
レイン/ソース/ゲート上には厚さ400A程度のS
I O2膜10も形成される。
(第2図(b))
次に、ドレイン/ソース/ゲート上に形成された5i0
2膜10を希HF溶液でエツチングにより除去する。次
に、CVD法によりホウ素とリンを多量に含んだS i
o 2膜、即ち、BPSG膜8を全面に厚さ1μm程度
堆積し、206g3雰囲気中で900℃、60分間のア
ニール処理を行ない、このBPSG膜8表面を平坦化す
る。(第2図(C)) 次に、このBPSG膜8にコンタクト孔を開口し、全面
に例えばAI膜を8000Aスパツタリング法で堆積後
、パターニングし電極9を形成する。(第2図(d)) 以上の様なMOSl−ランジスタの構造及び製造方法に
おいては、ドレイン/ソース拡散層の下位に接して窒素
添加層が設けられている。この窒素は他の元素に比ベキ
ャリアを捕獲しやすいため、この捕獲作用によりドレイ
ン/ソース拡散層の表面から深い位置において電流が流
れるのを低減できパンチスルー現象を制御できる。
2膜10を希HF溶液でエツチングにより除去する。次
に、CVD法によりホウ素とリンを多量に含んだS i
o 2膜、即ち、BPSG膜8を全面に厚さ1μm程度
堆積し、206g3雰囲気中で900℃、60分間のア
ニール処理を行ない、このBPSG膜8表面を平坦化す
る。(第2図(C)) 次に、このBPSG膜8にコンタクト孔を開口し、全面
に例えばAI膜を8000Aスパツタリング法で堆積後
、パターニングし電極9を形成する。(第2図(d)) 以上の様なMOSl−ランジスタの構造及び製造方法に
おいては、ドレイン/ソース拡散層の下位に接して窒素
添加層が設けられている。この窒素は他の元素に比ベキ
ャリアを捕獲しやすいため、この捕獲作用によりドレイ
ン/ソース拡散層の表面から深い位置において電流が流
れるのを低減できパンチスルー現象を制御できる。
また、シリコン原子の格子中に窒化ボロンが入り込む構
造となり、ボロン又は、フッ化ボロンのアニール処理に
よる拡散をこの部分で素子できるため、イオン注入のエ
ネルギーをかなり低いレベルで押さえなくとも拡散層を
浅くでき素子の微細化にも対応できる。
造となり、ボロン又は、フッ化ボロンのアニール処理に
よる拡散をこの部分で素子できるため、イオン注入のエ
ネルギーをかなり低いレベルで押さえなくとも拡散層を
浅くでき素子の微細化にも対応できる。
なお、窒化ボロンのイオン注入量を制御することにより
、その後のボロンのイオン注入工程を省略することも可
能である。即ち、所定深さ位置に窒化ボロンをイオン注
入し、このイオン注入層からボロンを表面に拡散させる
ことにより、先述実施例と同様な構造が実現できる。
、その後のボロンのイオン注入工程を省略することも可
能である。即ち、所定深さ位置に窒化ボロンをイオン注
入し、このイオン注入層からボロンを表面に拡散させる
ことにより、先述実施例と同様な構造が実現できる。
また、上記実施例はPチャネルのMOSトランジスタに
ついて説明したが、同様にnチャネルのMOSトランジ
スタ、更にはCMOSトランジスタにも適用できる。n
チャネルMOSトランジスタではP型シリコン基板を用
いドレイン/ソース不純物としてヒ素やリンを用いれば
良い。この場合、ドレイン/ソース拡散層の下位に接し
て、ヒ素やリンの窒化物を設ける様にすれば良い。
ついて説明したが、同様にnチャネルのMOSトランジ
スタ、更にはCMOSトランジスタにも適用できる。n
チャネルMOSトランジスタではP型シリコン基板を用
いドレイン/ソース不純物としてヒ素やリンを用いれば
良い。この場合、ドレイン/ソース拡散層の下位に接し
て、ヒ素やリンの窒化物を設ける様にすれば良い。
また、以上の実施例では不純物の窒化物をイオン注入し
たが、所望により窒素のみイオン注入するようにしても
よい。
たが、所望により窒素のみイオン注入するようにしても
よい。
[発明の効果]
以上述べた様に本発明によれば、窒素は他の元素に比ベ
キャリアの捕獲作用が大きいため、ドレイン/ソース拡
散層の表面から深い位置において電流が流れるのを阻止
できパンチスルー現象を抑制できる。従って素子の特性
劣化を防ぐことができ信頼性の向上につながる。
キャリアの捕獲作用が大きいため、ドレイン/ソース拡
散層の表面から深い位置において電流が流れるのを阻止
できパンチスルー現象を抑制できる。従って素子の特性
劣化を防ぐことができ信頼性の向上につながる。
また、イオン注入のエネルギーをかなり低いレベルまで
押さえることなく浅い拡散層を形成できる半導体装置を
得ることができる。
押さえることなく浅い拡散層を形成できる半導体装置を
得ることができる。
第1図は、本発明の実施例の半導体装置の断面図、第2
図は、本発明の実施例の半導体装置の製造方法を工程順
に示した断面図、第3図は、従来例の半導体装置を示す
断面図である。 図において、 1・・・n型シリコン基板、2・・・素子分離領域、3
・・・ゲート酸化膜、4・・・ゲート電極、5・・・側
壁絶縁膜、6・・・ドレイン/ソース拡散層、7・・・
窒化ボロン添加層、8・・・BPSG膜、9・・・電極
、1o・・・S iO2膜、21・・・n型シリコン基
板、22・・・素子分離領域、23・・・ゲート酸化膜
、24・・・ゲート電極、25・・・側壁絶縁膜、26
・・・ドレイン/ソース拡散層、27・・・BPSG膜
、28・・・電極。
図は、本発明の実施例の半導体装置の製造方法を工程順
に示した断面図、第3図は、従来例の半導体装置を示す
断面図である。 図において、 1・・・n型シリコン基板、2・・・素子分離領域、3
・・・ゲート酸化膜、4・・・ゲート電極、5・・・側
壁絶縁膜、6・・・ドレイン/ソース拡散層、7・・・
窒化ボロン添加層、8・・・BPSG膜、9・・・電極
、1o・・・S iO2膜、21・・・n型シリコン基
板、22・・・素子分離領域、23・・・ゲート酸化膜
、24・・・ゲート電極、25・・・側壁絶縁膜、26
・・・ドレイン/ソース拡散層、27・・・BPSG膜
、28・・・電極。
Claims (5)
- (1)半導体基板上に形成されたゲート電極及びこのゲ
ート電極を挟んで前記半導体基板に設けられたドレイン
/ソース拡散層と、このドレイン/ソース拡散層下に設
けられた窒素を導入した層とを具備したことを特徴とす
る半導体装置。 - (2)前記窒素を導入した層は、前記ドレイン/ソース
拡散層を形成する不純物の窒化物が添加された層である
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - (3)前記半導体装置は、PチャネルMOSトランジス
タであることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の半導体装置。 - (4)半導体基板上にゲート電極及びこのゲート電極を
挟んで前記半導体基板にドレイン/ソース拡散層を形成
する工程と、ドレイン/ソース拡散層下に対応する領域
に窒素を添加する工程とを具備したことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - (5)前記窒素は、ドレイン/ソース拡散層を形成する
不純物の窒化物のスパッタ型イオン注入法により添加す
ることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062189A JPH02270335A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062189A JPH02270335A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02270335A true JPH02270335A (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=14003561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9062189A Pending JPH02270335A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02270335A (ja) |
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-
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