JPS63150710A - 自立型無人車システムにおける衝突回避方法 - Google Patents
自立型無人車システムにおける衝突回避方法Info
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- JPS63150710A JPS63150710A JP61299605A JP29960586A JPS63150710A JP S63150710 A JPS63150710 A JP S63150710A JP 61299605 A JP61299605 A JP 61299605A JP 29960586 A JP29960586 A JP 29960586A JP S63150710 A JPS63150710 A JP S63150710A
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Abstract
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Description
識しつつ、内蔵した地図情報を頼りに、作業要求の発生
した作業点に移動する自立型無人車システムにおいて、
自立型無人車同士の衝突を未然に回避することができる
衝突回避方法に関する。
この種の無人車システムとしては、第6図に示すように
複数の無人車A、B、・・と、これらの無人車A、B、
・・・を統括制御する1つの中央局Cとからなるものが
代表的である。そして、3無人車A、B、・・・は中央
局Cの指示に従い、各ノード(a過点)Nl−N9を経
由して、作業要求が発生した作業点まで走行し、所要の
作業を行う。中央局Cは無人車A、B、・・・の移動領
域の地図情報を管理するとともに、すべての無人車A、
B、・・・の現在位置や作業中か否かなどの状態を監視
し、無線などの通信手段により各無人車A、B、・・・
と交信しながら作業指示を行う。
業点において作業要求が発生すると、中央局Cは現在作
業を行っていない無人車の中から、ノードN9に行くの
に最適な無人車を探す。ここで、無人車AがノードN1
とN2の間で待機中であった場合、この無人車Aに対し
て、ノードN9へ向かうように指令を与える。すると、
無人車Aは、自ら内蔵した地図情報に基づいてノードN
9までの経路を探索し、例えば、ノードN2−N3→N
6→N9の経路を決定する。そして、この経路に沿って
、自ら現在位置を認識しつつ、内蔵した地図情報を頼り
に、ノードN9まで走行する。
中央局Cは各無人車A、B、・・・に対して、向かうべ
きノードを指定するだけであり、走行経路に関しては、
各無人車A、B、・・・が独自に決定する。その理由は
、現在作業をしていない全部の無人車A、B、・・・に
ついて、−向かうべきノードまでの経路を中央局Cが探
索していたのでは、中央局Cが統括する無人車A、B、
・・・の台数に比例して探索時間が反引いてしまい、迅
速な処理ができなくなるからである。しかしながら、各
無人車A、B、・・・の走行経路を中央局Cが管理せず
、各無人車A。
無人車同士の衝突を未然に回避させなければならない。
の経路で走行中の無人車Bが存在している場合に、無人
車AがノードN 2−N 5−N 6−N 9の経路で
走行を開始すると、両者は、ノードN2とN5の間で衝
突してしまうことになる。
央局に全く依存仕ずに、自立型無人車同士の衝突を未然
に回避することができる、自立型無人車システムにおけ
る衝突回避方法を提供することを目的とする。
相互に情報を交換する通信手段と、その他の無人車が接
近してきたことを検出する検出手段とを各々設け、前記
各無人車は、前記検出手段によってその他の無人車の接
近を検出した場合、自らの識別番号と現在位置と走行方
向に関する情報を前記通信手段を介して全ての無人車へ
送信する一方、前記各無人車は、送信されてきた情報に
基づいて、自らが衝突する危険性が有るか否かを判断し
、衝突する危険性が有ると判断した無人車は自らの識別
番号と現在位置と走行方向に関する情報を前記通信手段
を介して返答し、以降、衝突する危険性のある無人車同
士で情報を交換しつつ衝突を回避するための動作を決定
し、互いに実行することを特徴としている。
衝突に関与する恐れのある無人車同士が互いに必要な情
報を交換し合い、これにより、無人車同士が自ら衝突を
回避する動作を実行する。
が未然に回避される。
ある。なお、この実施例においては、説明を簡略化する
ために、2台の無人車IAおよびlB(以下、A車およ
びB車と略称する)と、中央局2とからなる自立型無人
車システムを例にして説明する。
、メモリ、および通信装置などから構成されており、A
車およびB車の現在位置や作業中か否かなどの状態を常
時把握している。また、各作業点と結ばれ、作業点から
の作業要求を受は入れ、この情報をA車およびB車に対
して無線により伝送するようになっている。
5と、地図メモリ6と、他車検出器7A(7B)とから
構成されている。また、走行部5は、走行制御部8と、
左右駆動輪9L、9Rと、左右駆動輪9L、9Rを各々
回転駆動するモータIOL。
るパルスエンコーダIIL、IIRと、左右に向かって
超音波を発射するとともに左右の側壁で反射してきた超
音波を受信する送受信器12L、12Rと、超音波伝播
時間に基づいて左右の側壁までの距離を測定する超音波
測距部13と、軌道修正部14とから構成されている。
結ぶ走行経路上から左右の側壁までの距離等に関する地
図データが予め記憶されている。
た測距データと、地図メモリ6から読み出された地図デ
ータとを逐一比較し、この比較結果に基づいて修正デー
タを走行制御部8へ供給するようになっている。
マンド(進行距離、速度、回転角度、走行後到達するノ
ード番−号などからなる)に基づき、自らの走行装置の
形態に適した走行パターン(直進やカーブなどの軌跡パ
ターンおよび速度パターン)を作成し、この走行パター
ンと修正データとに基づいて、左右駆動輪9L、9Rの
回転を各々制御する。また、走行制御部8は、後述する
衝突回避動作時において、指令部4から直接走行制御コ
マンドが供給された場合、このコマンドを優先的に実行
する。この場合、走行制御部8は通常とは異なり、指令
部4から指示された通りに駆動輪9L、9Rの回転を制
御し、これにより、指令部4が、直接的に走行を制御す
ることになる。
7Bは、所定周波数(例えば、100kHz程度)の無
指向性の識別電波を発射する送信器と、第2図に示す半
径raおよびrbの範囲内に存在する相手側の送信器か
ら発射された識別電波を受信する受信器と、第3図に示
すように、送信器と受信器を交互に動作させるとともに
、受信器が識別電波を検出した場合に、検出信号を出力
する検出回路とから構成されている。この場合、他車検
出器7A側の送信器が動作する送信期間TAと受信器が
動作する受信期間RAは、他車検出器7B側の送信器が
動作する送信期間TBと受信器が動作する受信期間RB
と互いに異なるように適宜設定されている。これにより
、第2図に示すように、A車とB車が、半径raまたは
rbの検出範囲内に接近した場合、他車検出器7Aと7
Bは互いに相手側が発射した識別電波を検出し、検出信
号を指令部4へ供給するようになっている。そして、上
記半径raとrbの検出範囲は、各送信器の出力や各受
信器の感度の調整具合等によって若干具なるが、約3m
程度に設定されている。
局2および他車の指令部4と相互に接続され、ポーリン
グ/セレクティング方式により、各種情報の交換を行う
。そして、指令部4は、中央局2から作業要求が発生し
た作業点のノードが指示されると、地図メモリ6に記憶
された地図データを参照して最適な走行経路を探索し、
目的のノードに向かう際に通過するノードを決定する。
するように、走行コマンドを順次作成して走行部5へ与
える。また、指令部4は、他車検出器7A(7B)から
検出信号が供給された場合、後述する衝突回避動作を開
始し、直接走行制御コマンドを走行部5へ与えて、駆動
輪9L、9Rの回転を直接制御する。
、A車とB車がノードN2とN5の間で、互いに向かい
あった状態で接近した場合の動作について説明する。
車検出器7Aの方か先に、他車(この場合、2台のシス
テムなので他車は必然的にB車となるか、3台以上の場
合は、不特定の車となる)の識別電波を検出し、検出信
号を指令部4へ出力したとする。すると、A車の指令部
4は、衝突回避動作を開始する。
衝突回避動作を、B車の衝突回避動作と関連づけて説明
する。
からステップSA2へ進み、A車の指令部4は走行部5
に対して停止する旨の直接走行制御コマンドを与え、こ
れによりA車が一旦停止する。次いで、他車を検出した
旨を、自軍の識別コード(車両番号)と現在位置と次に
到着するノード番号とからなる情報とともに通信装置3
を介して他車へ送信する(ステップ5A3)。
た時点で一旦停止しくステップ5DI)、A車が送信し
た情報と、自軍の現在位置および次に到着するノード番
号に基づいて、自軍がA車と衝突する危険性が有るか否
かを判断しくステップ582)、衝突する危険性有りと
判断した場合は、ステップSB3へ進み、衝突する危険
性無しと判断した場合は、ステップSB6へ進む。ステ
ップSB3においては、B車が自軍の識別コードと現在
位置と次に到着するノード番号からなる情報を、A車へ
送信する。次いで、−B車は、先程A車から受は取った
情報に基づいて、(A車の識別コード)く(自軍の識別
コード)であることから、自軍がマスター側であること
を認識する。そして、自軍とA車の双方の衝突回避動作
を決定し、A車の衝突回避動作をA車に指示する(ステ
ップ5B4)。この場合、B車は、第5図に示すように
、A車とB車が向かい合っている場合においては、互い
に右側に避けてすれ違う動作を衝突回避動作として決定
し、また、例えば、A車とB車が同じ方向に向かってい
る場合においては、追い越し動作を衝突回避動作として
決定する。
避動作を実行した後、再発進する(ステップ5B6)。
があった場合、ステップSA5へ進み、返答がなかった
場合、他車との間において衝突の危険性無しと判断して
ステップSA6へ進む。ステップSA5においては、B
車から送信されてきた情報に基づき、(B車の識別コー
ド)〉(自軍の識別コード)であることから、相手のB
車がマスター側、自軍がスレーブ側であることを認識す
る。
た衝突回避動作を実行した後、再発進する(ステップ5
A6)。
右側に避けてすれ違い、その後、再発進して、再び元の
走行経路上に復帰し、衝突回避動作が完了する。
、A車がノードN5に向って走行し、B車がノードN5
から遠ざかるようにしてノードN6に向って走行してい
る場合において、A車かB車の接近を検出した場合、B
車はステップSB2において衝突の危険性無しと判断し
てステップSC6に進み、再発進する。また、A車はス
テップSA4において返答がないことから衝突の危険性
無しと判断してステップSA6へ進み、再発進する。
が互いに接近し、衝突の危険性が発生した場合、常に識
別コードの大きい方がマスター側となり、マスター側と
スレーブ側双方の衝突回避動作を決定するようになって
いる。したがって、中央局2はこの衝突回避動作に同等
関与せず、その他の処理を実行することができる。
Bとして互いに識別電波を発して検出する構成のものを
用いたが、例えば、測距用の超音波と周波数の異なる超
音波を用いて他車を検出するように構成しても構わない
。また、中央局2とA車およびB車との間の通信方式と
してはポーリング/セレクティング方式を用いたが、例
えば、トークン・パッシング方式′等を用いても勿論構
わない。
相互に情報を交換する通信手段と、その他の無人車が接
近してきたことを検出する検出手段とを各々設け、前記
各無人車は、前記検出手段によってその他の無人車の接
近を検出した場合、自らの識別番号と現在位置と走行方
向に関する情報を前記通信手段を介して他の無人車へ送
信する一方、ml記各無人車は、送信されてきた情報に
基づいて、自らが衝突する危険性が育るか否かを判断し
、衝突する危険性が有ると判断した無人車は自ろの識別
番号と現在位置と走行方向に関する情報を前記通信手段
を介して返答し、以降、衝突する危険性のある無人車同
士で情報を交換しつつ衝突を回避するための動作を決定
し、互いに実行するようにしたので、中央局の処理に全
く依存せずに、無人車同士の衝突を未然に回避すること
ができるという効果か樽られる。
ムの電気的構成を示すブロック図、第2図は同実施例に
おける無人車の概略の外観構成を示す平面図、第3図は
同実施例における無人車に設けられた他車検出器の動作
を説明するためのタイミングチャート、第4図は同実施
例の動作を説明するためのフローチャート、第5図は同
実施例による衝突回避動作を説明するための平面図、第
6図は従来の自立型無人車システムの動作を説明するた
めの平面図である。 IA、IB・・・・・・無人車(A車、B車)、2・・
・・・・中央局、3・・・・・・通信装置、4・・・・
・・指令部、5・・・走行部、6・・・・・・地図メモ
リ、7A、7B・・・・・・他車検出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自ら現在位置を認識しつつ、内蔵した地図情報を頼りに
、作業要求の生じた作業点に移動して所要の作業を行う
複数の無人車からなる自立型無人車システムにおいて、 前記各無人車に、相互に情報を交換する通信手段と、そ
の他の無人車が接近してきたことを検出する検出手段と
を各々設け、前記各無人車は、前記検出手段によってそ
の他の無人車の接近を検出した場合、自らの識別番号と
現在位置と走行方向に関する情報を前記通信手段を介し
て他の無人車へ送信する一方、前記各無人車は、送信さ
れてきた情報に基づいて、自らが衝突する危険性が有る
か否かを判断し、衝突する危険性が有ると判断した無人
車は自らの識別番号と現在位置と走行方向に関する情報
を前記通信手段を介して返答し、以降、衝突する危険性
のある無人車同士で情報を交換しつつ衝突を回避するた
めの動作を決定し、互いに実行することを特徴とする自
立型無人車システムにおける衝突回避方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61299605A JP2661023B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 自立型無人車システムにおける衝突回避方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61299605A JP2661023B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 自立型無人車システムにおける衝突回避方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150710A true JPS63150710A (ja) | 1988-06-23 |
JP2661023B2 JP2661023B2 (ja) | 1997-10-08 |
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ID=17874797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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