JPS63145907A - スリツト光照射装置 - Google Patents

スリツト光照射装置

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JPS63145907A
JPS63145907A JP29158086A JP29158086A JPS63145907A JP S63145907 A JPS63145907 A JP S63145907A JP 29158086 A JP29158086 A JP 29158086A JP 29158086 A JP29158086 A JP 29158086A JP S63145907 A JPS63145907 A JP S63145907A
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slit
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真司 神田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔4既  要〕 本発明は、光源体から出射した単一波長楕円光をコリメ
ートレンズにより平行スポット光に変え、次いでスリッ
ト板により細長いスポット光に形状整形した後、回折格
子によりスポット光を回折し、更に、回折されたスポッ
ト光群を円筒レンズにより伸長させてスリット光を得る
スリット光照射装置において、光源体に対し、コリメー
トレンズ、スリット板、回折格子及び円筒レンズを微調
整可能とし、最も鮮明で最もスリット光幅が狭く且つ最
も高輝度のスリット光を得ることができるようにしたも
のである。
゛〔産業上の利用分野〕 本発明は、光切断法による物***置の三次元計測、距離
画像生成等における構造照明装置として用いられるスリ
ット光照射装置に関し、更に詳しくは、スリット光幅が
狭く且つ高輝度のスリット光を得ることができるスリッ
ト光照射装置に関する。
産業用ロボットにおいては物体の位置を三次元的に計測
し認識することが望まれている。三次元計測法として、
スリット光を利用した投光法は2眼立体視法と共に有効
な方法として広く利用されている。このような三次元計
測において計測装置値の分解能を向上させるためには、
スリット光幅が狭く且つ高輝度のスリット光を得る必要
がある。
〔従来の技術〕
第10図はマルチスリット光発生原理を示す分解斜視図
である。この図において、第1回折格子FGI及び第2
回折格子FC2はそれぞれ回折方向が直交座標系(x、
  y+  z)のy、  X方向に一致するように配
置され、また、円筒レンズCYLは曲率方向がX方向に
一致するように配置される。
発光源として単一波長光を出すレーザダイオードLDが
使用され、レーザダイオードLDはコリメートレンズC
OLの焦点位置に配置される。レーザダイオードLDが
ら出る光は通常はぼ楕円形の横断面形状を有する。レー
ザダイオードLDがら出たスポット光はコリメートレン
ズCOLにより平行スポット光に変換され、その後、形
状整形用のスリットj5sPにより更に細長の横断面形
状に整形される。このスポット光は単一波長であるため
、第1回折格子FGIを透過することによりX方向に回
折されて一次元スポット光群SLIが生成される。その
後、−次元スポット光群SLIの各々のスボ−/ )光
は第2回折格子FG2を透過することによりX方向にも
回折されて二次元スポット光群SL2が生成される。二
次元スポット光群SL2の各々のスポット光は円筒レン
ズCYLによりX方向に伸長され、隣接するスポット光
が重なり合うことにより、複数本のスリット光SL3が
生成される。なお、第1回折格子FG2を省略すれば、
単一のスリット光を得ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
原理的には上記のように構成することによってマルチス
リット光又は単一のスリット光を生成することができる
が、高輝度の鮮明なスリット光を得るためには各構成部
品を精密に位置合せする必要がある。すなわち、レーザ
ダイオードLDをコリメートレンズCOLの焦点位置に
正確に配置する必要があり、レーザダイオードから出る
楕円形スポット光の長軸方向にスリ・ノド板SPのスリ
ット長さ方向を一致させる必要があり、回折格子FG1
.FG2の回折方向をそれぞれ楕円形スポット光の短軸
方向及び長軸方向に一致させる必要があり、更に、円筒
レンズCY、Lの曲率方向を楕円形スポット光の長軸方
向に一致させる必要がある。上述した各々の構成部品の
位置がずれていると生成されるスリット光の幅が広くな
り且つその境界が不鮮明となり輝度の低いスリット光と
なる。
したがって、生成されるスリット光のスリット光幅が最
も狭くなり、生成されるスリット光が最も鮮明となり、
生成されるスリット光の輝度が最も高くなるように各構
成部品の位置の微調整を行なうことができるスリット光
照射装置の構造が必要になっている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、光軸に垂直な横断面形状がほぼ楕円形
の単一波長の光を出す光源体と、光源体から出た光を平
行スポット光に変換するためのコリメートレンズと、コ
リメートレンズを保持するコリメートレンズホルダと、
コリメートレンズホルダ及び光源体を同軸に保持する第
1鏡筒と、コリメートレンズから出たスポット光の横断
面形状を更に細長く整形するためのスリット板と、スリ
ット板により形状整形されたスポット光を回折して複数
個のスポット光からなるスポット光群に変換するための
回折格子と、回折格子を保持する回折格子ホルダと、回
折格子により生成されたスポット光群の各々のスポット
光を伸長させるための円筒レンズと、円筒レンズを保持
する円筒レンズホルダと、上記第1鏡筒、スリット板、
回折格子ホルダ及び円筒レンズホルダを同軸に保持する
第2鏡筒と、コリメートレンズホルダを第1鏡筒に対し
固定するための第1固定手段と、第1鏡筒、スリット板
、回折格子ホルダ及び円筒レンズホルダを第2鏡筒に対
しそれぞれ固定するための第2ないし第5固定手段とを
備え、コリメートレンズホルダが第ト鏡筒に対し軸線方
向に微調整可能とされており、第1鏡筒、スリット板、
回折格子ホルダ及び円筒レンズホルダが第2鏡筒の軸線
周りに微調整可能とされていることを特徴とするスリッ
ト光照射装置が提供される。
〔作 用〕
本発明によるスリット光照射装置においては、生成され
るスリット光のスリット光幅が最も狭くなり、生成され
るスリット光が最も鮮明となり、生成されるスリット光
の輝度が最も高(なるように、次のような順序で、各構
成部品の位置のall整を行なうことができる。
まず、コリメートレンズホルダを第1鏡筒に保持させて
、光源体がコリメートレンズの焦点位置に配置されるよ
うに、第1鏡筒に対してコリメートレンズホルダを軸線
方向に微調整し、その後、第1固定手段によりコリメー
トレンズホルダを第1鏡筒に対し固定する。
次に、第1鏡筒とスリット板とを第2鏡筒に保持させ、
第1鏡筒又はスリット板のどちらか一方を対応する固定
手段(第2又は第3固定手段)により第2鏡筒に固定し
、コリメートレンズから出たスポット光の楕円長軸方向
とスリット板のスリット長手方向とが一致するように、
他方を第2鏡筒に対し軸線周りに微調整し、その後、該
他方を対応する固定手段(第2又は第3固定手段)によ
り第2鏡筒に固定する。
次に、回折格子ホルダを第2鏡筒に保持させ、回折格子
により生成されるスポット光群が所望の整列状態となる
ように回折格子ホルダを第2鏡筒に対し軸線周りに微調
整し、その後、回折格子ホルダを第4固定手段により第
2鏡筒に固定する。
次に、円筒レンズホルダを第2鏡筒に保持させ、円筒レ
ンズによるスポット光の伸長方向が所望の方向となるよ
うに円筒レンズホルダを第2鏡筒に対し軸線周りに′4
jlX調整し、その後、円筒レンズホルダを第2鏡筒に
対し固定する。
そして、好ましくは、その後、第2固定手段を弛めて、
光源体から出る楕円スポット光の長軸方向とスリット板
、回折格子及び円筒レンズによるスポット光の伸長方向
とが一致するように、第1鏡筒を第2鏡筒に対し軸線周
りに微調整した後、第1鏡筒を第2固定手段により第2
鏡筒に固定する。
以上の調整により、最もスリット光幅が狭(且つ最も鮮
明で高輝度のスリット光を得ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
(1)  スリット光照射装置の構成 第1図ないし第7図は本発明によるスリット光照射装置
の一実施例を示すものである。はじめに第1図を参照す
ると、スリット光照射装置は光軸に垂直な横断面形状が
ほぼ楕円形の単一波長の光を出す光源体としてのレーザ
ダイオード11と、レーザダイオード11から出た光を
平行スポット光に変換するためのコリメートレンズ12
とを備えている。レーザダイオード11は円筒状の第1
鏡筒13内の所定位置に同軸に固定されている。
コリメートレンズ12は円筒状のコリメートレンズホル
ダ14内の所定位置に同軸に固定されている。コリメー
トレンズホルダ14の外周には第1鏡筒13の内周に設
けられた内側ねじ部13aに螺合可能な外側ねじ部14
aが設けられており、外側ねじ部14aと内側ねじ部1
3aとの螺合によってコリメートレンズホルダ14が第
1鏡筒13に対し同軸に保持されるようになっており、
また、第1鏡筒13に対しコリメートレンズホルダ14
を回することによりコリメートレンズホルダ14を第1
鏡筒13に対し光軸方向に′R1,調整できるようにな
っている。コリメートレンズホルダ14を第1鏡筒13
に対し固定するための第1固定手段としての第1ねじ1
5は第1鏡筒13に半径方向に設けられたねじ穴に螺合
している。
更に、スリット光照射装置は、コリメートレンズ12か
ら出たスポット光の横断面形状を更に細長く整形するた
めのスリット孔16aを有するディスク状のスリット板
16と、スリット板16により形状整形されたスポット
光を回折して複数個のスポット光からなるスポット光群
に変換するための回折格子17と、回折格子17により
生成されたスポット光群の各々のスポット光を伸長させ
るだめの円筒レンズ18とを備えている。
ここでは、マルチスリット光を得るための回折格子17
が用いられている。その回折格子17は第10図の原理
図で示す2つの回折格子FGI。
FG2を一体化した構造の二次元回折格子であり、光軸
方向に入射した単一波長の平行光を互いに直交する2方
向(第10図の原理図においてy方向及びX方向)に回
折できるようになっている。
回折格子17は円環状の回折格子ホルダ19内に同軸に
保持されて回折格子ホルダ19の内周ねじ部19aに螺
合するねじ環20により回折格子ホルダ19内に固定さ
れている。
円筒レンズ18は円筒状の曲面を有している。
円筒レンズ18は円環状の円筒レンズホルダ21内にそ
の光軸が円筒レンズホルダ21の軸線と同軸になるよう
に保持されて円筒レンズホルダ21の内周ねじ部21a
に螺合するねし環22により円筒レンズホルダ21内に
固定されている。
更に、スリット光照射装置は、第1鏡筒13、スリット
板16、回折格子ホルダ18及び円筒レンズホルダ19
を同軸に保持するための円筒状の第2鏡筒23を備えて
いる。
ここでは、第1鏡筒13の外周には第2鏡筒23の一端
部側内周に形成された内側ねじ部23aに螺合する外側
ねじ部13bが設けられており、外側ねじ部13bと内
側ねじ部23aとの螺合により第1鏡筒13が第2鏡筒
に対し同軸に且つ軸線周りに微調整可能に保持されてい
る。第1鏡筒工3を第2鏡筒23に対し固定するための
第2固定手段としての第2ねじ24は第2鏡筒23に半
径方向に設けられたねじ穴に螺合している。
スリット板16、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホ
ルダ21は同一外径を有している。第2鏡筒23の他端
部側にはこれらスリット板16、回折格子ホルダ19及
び円筒レンズホルダ21を同軸に且つ回転可能に保持す
るための保持穴23bが形成されており、スリット板1
6は第2鏡筒23の保持穴23bの内端の段差部23c
に当接されるようになっている。
第4図〜第6図にそれぞれ示すように、スリット板16
、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ21の外周
にはピン等の工具(図示せず)の先端が係合する切欠き
16b、19b、21bがそれぞれ設けられている。一
方、第2図及び第3図に示すように、第2鏡筒23には
ビン等の工具を通すためのスリット23dが設けられて
いる。
したがって、この実施例では、スリット23dに通した
工具を第2鏡筒23の保持穴23b内に挿入したスリッ
ト板16、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ2
1の切欠き16.b、  19 b。
21bに係合させて円周方向に移動させることにより、
スリット板16、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホ
ルダ21の軸線周りの微調整を行なうことができる。
スリット板16、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホ
ルダ21を第2鏡筒に対し固定するための第3〜第5固
定手段としての第3〜第5ねし25〜27は第2鏡筒2
3に半径方向に設けられたねじ穴にそれぞれ螺合してい
る。ここでは、第1図及び第4図ないし第6図にそれぞ
れ示すように、スリット板16、回折格子ホルダ19及
び円筒レンズホルダ21の外周には7字状溝16C21
9c、21cがそれぞれ円周方向に形成されており、第
3〜第5ねし25〜27はそれぞれスリット板16、回
折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ21の7字状溝
16c、19c、21cに係合するようになっている。
第1図から判るように、第4及び第5ねし26.27は
回折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ21のV字状
溝19C921Cに対してその中心よりもスリット板1
6側の側面に当接するように位置決めされている。した
がって、第4及び第5ねじ26.27の締付は力により
、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ21がスリ
ット板16の端面に押し付けられるので、スリット板1
6と回折格子ホルダ19との間及び回折格子ホルダ19
と円筒レンズホルダ21との間の摩擦力が増大し、スリ
ット板16、回折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ
21の固定力が増大する。
(2)スリット光照射装置の組付は調整方法衣に、上記
構成を有するスリット光照射装置の各構成部品の組付は
調整方法を説明する。
まず、第1鏡筒13にはレーザダイオード11を取り付
け、コリメートレンズホルダ14にはコリメートレンズ
12を取り付け、回折格子ホルダ19には回折格子17
を取り付け、円筒レンズホルダ21には円筒レンズ18
を取り付けておく。
次に、コリメートレンズホルダ14を第1鏡筒13に螺
合させてレーザダイオード11を発光させ、第7図に示
すように、コリメートレンズ12から出たスポット光を
光軸上に配置したスクリーン30に照射させ、スクリー
ン30上のスポット光映像をカメラ31で撮影してモニ
タする。なお、スポット光が可視光であれば、肉眼でス
クリーン30上のスポット光映像を観察してもよい。
第1鏡筒13に対しコリメートレンズホルダ14を回転
させてその螺合位置を軸線方向に変化させると、スクリ
ーン30上のスポット光映像は大きくなったり小さくな
ったりする。レーザダイオード11がコリメートレンズ
12の焦点位置にあってコリメートレンズ12から出た
スポット光が平行光になっている場合には、第1鏡筒1
3及びコリメートレンズホルダ14に対しスクリーン3
0の位置を光軸方向に変化させてもスクリーン30上の
スポット光映像の大きさは変化しない。
したがって、そのような状態が得られるようにコリメー
トレンズホルダ14を第1鏡筒13に対して軸線方向に
微調整し、その後、第1ねじ15によりコリメートレン
ズホルダ14を第1鏡筒13に対し固定する。
次に、第1鏡筒13とスリット板16とを第2鏡筒23
内に保持させ、第1鏡筒13又はスリット板16のどち
らか一方を固定手段(第2又は第3固定ねじ24.25
)により第2鏡筒23に固定する。ここでは、スリット
板16を第2鏡筒23に固定したとする。スリット板1
6から出たスポット光を、上記と同様に、スクリーン3
0に照射し、スクリーン30上のスポット光映像をモニ
タする。第2鏡筒23に対し第1〜第13を回転させる
と、細長い楕円形ないし長円形のスポット光映像の長さ
が長くなったり短かくなったりし、その輝度が変化する
。そして、コリメートレンズ12から出るほぼ楕円形の
スポット光の楕円長軸方向とスリット板16のスリット
長手方向とが一致したときにスポット光映像が最も細長
くなり、且つ、その輝度が最も高くなる。その位置で第
1鏡筒13を第2ねじ24により第2鏡筒23に固定す
る。
次に、回折格子ホルダ19を第2鏡筒23内に保持させ
てスリット板16から出たスポット光を回折格子17に
より回折させると、スクリーン30上には第8図(a)
又は(blに示すようなスポット光群の映像が得られる
。回折格子17による回折方向(x、  y方向)のう
ちの1つとスリット板16から出たスポット光の長手方
向とが一致していると、第8図(alに示すように、ス
クリーン30上のスポット光群の各スポット光映像の長
手方向は一方の回折方向(図示例ではy方向)と−敗し
、その輝度は最も高くなるが、回折格子17による回折
方向とスリット板16から出たスポット光の長手方向と
が一敗していないと、第8図(blに示すように、スク
リーン30上のスポット光映像の長手方向が回折方向(
x、  y方向)と一致せず、斜めに傾いた映像になり
、輝度は低下する。したがって、第8図(a)に示す映
像が得られるように回折格子ホルダ19を第2鏡筒23
内で軸線周りに微調整し、位置が定まったら第4ねじ2
6により回折格子ホルダ19を第2鏡筒23に固定する
次に、円筒し、ンズホルダ21を第2鏡筒23内に保持
させて円筒レンズホルダ21を透過したスポット光群を
スクリーン30上に写し出すと、スクリーン30上には
第9図(al又は(b)に示すようなスポット光群の映
像が得られる。円筒レンズ18の曲率方向がスポット光
の長手方向に一敗する回折方向(図示例ではy方向)と
一致していると、各スリット光はその長手方向に一致す
る回折方向(y方向)に伸長されるので、第9図(al
に示すように、スクリーン30上のスポット光群の各ス
ポット光映像が長手方向に重なり合い、最も鮮明で最も
細いスリット光群が得られ、その輝度は最も高くなるが
、円筒レンズ18の曲率方向が該回折方向(y方向)と
一致していないと、第9図(b)に示すように、不鮮明
で輝度の低い映像となる。したがって、第9図(a)に
示す映像が得られるように円筒レンズホルダ21を第2
鏡筒23内で軸線周りに微調整し、位置が定まったら第
5ねじ27により円筒レンズホルダ21を第2鏡筒23
に固定する。
以上の調整作業により、最も鮮明で最も細く且つ最も輝
度が高いマルチスリット光が得られる。
なお、更にその後、第2ねじ24を弛め、スリット板1
6、回折格子17及び円筒レンズ18によるスポット光
の伸長方向とレーザダイオード11から出た楕円スポッ
ト光の長軸方向とが正しく一致するように、第1鏡筒1
3を第2鏡筒23に対し再度軸線周りに微調整するのが
好ましい。スリット板16、回折格子17及び円筒レン
ズ18によるスポット光の伸長方向とレーザダイオード
11から出た楕円スポット光の長軸方向とが正しく一致
すると、スクリーン30上のスリット光群の輝度が最も
高くなるので、その位置で第2ねじ24により第1鏡筒
13を第2鏡筒23に固定する。
(3)他の実施例 以上、図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施
例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、第1鏡筒13と第2鏡筒23とのねじ結合を省
略して単に第1鏡筒13を第2鏡筒23に回転可能に嵌
合させるようにしてもよい。また、スリット板16、回
折格子ホルダ19及び円筒レンズホルダ21の外周のV
字状溝は省略してもよい。更に、単一のスリット光を得
る必要がある場合には、上述した二次元回折格子17に
替えて第10図に示す回折格子FGIと同じ一次元回折
格子を用いればよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、光源
体に対し、コリメートレンズ、スリット板、回折格子及
び円筒レンズを順次に微調整することができるので、最
も鮮明で最もスリット光幅が狭く且つ最も高輝度のスリ
ット光を得ることができるスリット光照射装置を提供で
きることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスリット光照射装置の
縦断面図、 第2図は第1図に示す第2鏡筒の端面図、第3図は第1
図に示す第2鏡筒の第2図中■−■線に沿った半断面側
面図、 第4図ないし第6図はそれぞれ第1図にすめしスリット
板、回折格子ホルダ及び円筒レンズホルダの斜視図、 第7図は第1図に示す光源体とコリメートレンズとの調
整方法を示す斜視図、 第8図(al、 (b)はそれぞれ回折格子の回折方向
調整時のスポット光映像パターンを示す図、第9図(a
)、 (b)はそれぞれ円筒レンズの曲率方向調整時の
スポット光映像パターンを示す図、第10図は公知のマ
ルチスリット光発生原理を示す図である。 図において、11は光源体としてのレーザダイオード、
12はコリメートレンズ、13は第1鏡筒、14はコリ
メートレンズホルダ、15は第1ねじ、16はスリット
板、17は二次元回折格子、18は円筒レンズ、19は
回折格子ホルダ、21は円筒レンズホルダ、23は第2
鏡筒、24〜27は第2〜第5ねじをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光軸に垂直な横断面形状がほぼ楕円形の単一波長の
    光を出す光源体(11)と、光源体から出た光を平行ス
    ポット光に変換するためのコリメートレンズ(12)と
    、コリメートレンズを保持するコリメートレンズホルダ
    (14)と、コリメートレンズホルダ及び光源体を同軸
    に保持する第1鏡筒(13)と、コリメートレンズから
    出たスポット光の横断面形状を更に細長く整形するため
    のスリット板(16)と、スリット板により形状整形さ
    れたスポット光を回折して複数個のスポット光からなる
    スポット光群に変換するための回折格子(17)と、回
    折格子を保持する回折格子ホルダ(19)と、回折格子
    により生成されたスポット光群の各々のスポット光を伸
    長させるための円筒レンズ(18)と、円筒レンズを保
    持する円筒レンズホルダ(21)と、上記第1鏡筒、ス
    リット板、回折格子ホルダ及び円筒レンズホルダを同軸
    に保持する第2鏡筒(23)と、コリメートレンズホル
    ダを第1鏡筒に対し固定するための第1固定手段(15
    )と、第1鏡筒、スリット板、回折格子ホルダ及び円筒
    レンズホルダを第2鏡筒に対しそれぞれ固定するための
    第2ないし第5固定手段(24〜27)とを備え、 コリメートレンズホルダが第1鏡筒に対し軸線方向に微
    調整可能とされており、第1鏡筒、スリット板、回折格
    子ホルダ及び円筒レンズホルダが第2鏡筒の軸線周りに
    微調整可能とされていることを特徴とするスリット光照
    射装置。
JP29158086A 1986-12-09 1986-12-09 スリツト光照射装置 Expired - Lifetime JPH0629716B2 (ja)

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JP (1) JPH0629716B2 (ja)

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