JPS63143579A - ホログラム転写材 - Google Patents

ホログラム転写材

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Publication number
JPS63143579A
JPS63143579A JP29132086A JP29132086A JPS63143579A JP S63143579 A JPS63143579 A JP S63143579A JP 29132086 A JP29132086 A JP 29132086A JP 29132086 A JP29132086 A JP 29132086A JP S63143579 A JPS63143579 A JP S63143579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
layer
information
light
adhesive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP29132086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Fujii
憲太郎 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP29132086A priority Critical patent/JPS63143579A/ja
Publication of JPS63143579A publication Critical patent/JPS63143579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、光透過性基材上へホログラム情報を転写し
、ホログラム情報と光透過性基材の背面の情報の両方を
別々にあるいは同時に見ることのできるホログラム転写
材に関するものである。
この発明の転写材の用途としては、化粧品パッケージ・
香水ビン・タレジットカードなど斬新なデザインを要求
されるもの、またはマジックミラー・押し売り防止用透
視ミラーなど機能性と意匠性とを要求されるものに対し
て好適なものである。
〈従来の技術〉 従来、コーヒーレット光により再生されるホログラムは
多くの研究が行われてきたが、再生装置が高価であるこ
と、再生装置が大掛かりであること、ホログラムの干渉
縞情報自体の作製が困難なことなどの理由により、広く
一般に普及するに至っていない。
しかし、最近白色光の元で再生され、コスト面で比較的
安価にでき、しかも一度に多量の複製ができる熱プレス
法によるエンボス方式のレインボーホログラムができる
ようになっている。このレインボーホログラムは、意匠
の目新しさに加え、記録された情報が偽造困難であるな
どの理由により、偽造防止を目的としたホログラムを組
み込んだカードなどの製品が作製されている。この場合
、ホログラム情報の凹凸パターンの下に反射性金属層を
設けて反射型ホログラムとしたものが多いが、これは光
透過性のない基材に設けた場合でも反射性金属層による
反射光でホログラム情報が再生できるためである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、この反射性金属層を設けたレインボーホログラ
ムは、光透過性を有する基材に設けた場合、当然その背
面からの透過光は遮られるため、背面の情報を得ること
ができなかった。
光透過性のある基材に反射性金属層を有さないエンボス
方式のレインボーホログラムのみを設けることも可能で
あるが、ホログラム情報の再生度が反射性金属層を有す
る場合より低いため一般に行われていない。
したがって、この発明は以上のような問題点を解決し、
転写材に設けられたホログラム情報と光透過性基材の背
面の情報の両方を別々にあるいは同時に見ることのでき
るホログラム転写材を得ることを目的とするものである
く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために、この発明は次のようにし
た。すなわちこの発明は、剥離性を有する基体シート上
に、ホログラム情報を有するホログラム形成層が設けら
れ、この上に金属のハーフ蒸着層が設けられ、さらにこ
の上に接着層が設けられたホログラム転写材である。
〈作用〉 この発明は以上のような構成であるので、ハーフ蒸着層
はその前面と背面との明度差により光透過性と光反射性
という二律背反性を呈する。したがって、この発明のホ
ログラム転写材を光透過性基材に転写したものは、光透
過性基材の背面が前面より暗い場合に、ハーフ蒸着層が
光反射性を呈するのでハーフ蒸着層において入射光が反
射・散乱し、この上にあるホログラム形成層のホログラ
ム情報が見えることとなる。
また逆に、光透過性基材の背面が前面より明るい場合は
ハーフ薄着層が光透過性を呈し、光透過性基材の背面の
情報を見ることができ、またホログラム情報も同時に見
ることができる。
たとえば、この発明のホログラム転写材をガラス製香水
ビンに転写したところ、この表面より光を当てることに
より表面のホログラムが美しく表現された。また、これ
を持ち上げて光にかざすと香水の液面が見え、また表面
のホログラムも同時に見え、液面で錯乱された光と表面
のホログラムによる光彩色が重なって見えた。
〈実施例〉 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。
第1図はこの発明のホログラム転写材の一実施例を示す
断面図である。第2図はこの発明のホログラム転写材を
転写した一実施例を示す断面図である。1は基体シート
、2はホログラム形成層、3はホログラム情報、4はハ
ーフ蒸着層、5は接着層、6は同柄層、7は光透過性基
材である。
基体シート1は、剥離性を有し、転写加工後、剥離除去
されるものである。剥離性を有する基体シートlとして
はポリエステルフィルム・ポリプロピレンフィルムなど
のプラスチックフィルムまたはこれらの複合フィルム、
紙と上記プラスチックフィルムとの複合フィルムなどを
用いればよい。
さらにg、ll M性を増す手段としては、シリコンコ
ート・ワックスコートなどを施す方法があり、また剥離
層として樹脂層を設けてもよい。
ホログラム形成層2は、インキ化した樹脂を印刷塗布し
、その後の加熱乾燥または紫外線照射・電子線照射など
の手段にて固化されるもので、この樹脂層にホログラム
情報3を形成させたものである。使用される樹脂として
は、塩化ビニル系樹脂・アクリル系樹脂・スチレン系樹
脂などの熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂・ウレタン樹脂・
メラミン樹脂などの熱硬化性樹脂、各種アクリレートよ
りなる紫外線・電子線硬化性樹脂などを用いればよい。
このホログラム形成層2にホログラム情報3を形成する
。ホログラム情報3はフォトレジスト法によって形感し
てもよいが、比較的安価にでき、しかも一度に多量の複
製ができる熱プレス法によるエンボス方式で設けるのが
よい。
ハーフQ 着Ji 4は、この発明において最も重要な
構成要件である。ハーフ蒸着層4とは、その前面と背面
との明度差により光透過性と光反射性という二律背反性
を呈する蒸着層のことを意味する。
このようなハーフ蒸着層4は使用する金属の種類によっ
て異なるが、アルミニウムを用いた場合では膜厚が50
〜400人のものがこれに8亥当する。膜厚が50人よ
りも薄い場合は光反射性が十分でなくなり、400人を
越える場合は光透過性が十分でなくなる。ハーフ蒸着層
4を設ける方法としては、真空蒸着法・スパッタリング
法・イオンブレーティング法などがある。ハーフ蒸着層
4は一般的には全面に設けられるが、必ずしもその態様
に限定されることなく、部分的に設けられたものであっ
てもよい。
接着層5は、被転写体である光透過性基材7に上記した
各層を接着させるものである。接着層5としては、ハー
フ茎着層4とも接着性のよいものが選ばれるが、より接
着性を向上させるために、接着層5とハーフ蒸着層4と
の間にアンカ一層を設けてもよい。接着層5に用いる樹
脂としては、・光透過性基材7に接着可能なものであり
、たとえばアクリル系樹脂・塩化ビニル系樹脂・ウレタ
ン系樹脂・ポリエステル系樹脂などがある。
図柄N6は、基体シート1と接着層5との間にあればよ
く、ハーフ蒸着層4の上下で意匠的変化をつけることが
できるものである。材料としては、通常の顔料あるいは
染料をバインダーや添加剤などよりなる着色インキを用
いればよく、またこれが光透過性を有するものと有さな
いものとを選択することにより、透過光による意匠に変
化を与えることができる。
光透過性基材7は、光透過性を有するものであればよく
、スチロール・塩化ビニル・アクリロニトリルスチレン
・アクリル系樹脂・ポリカーボネートなど、光透過性を
有するプラス千ツクや、ガラスなどを用いるとよい。
〈発明の効果〉 この発明は以上説明した構成からなるものであるから、
次のような優れた効果を存するものである。
ハーフ蒸着層をボログラムの反射層として構成している
ので、この発明の転写材を設けた光透過性基材の前面と
背面との明度差により転写材の有するホログラム情報と
背面の情報との両方を別々にあるいは同時に見ることが
できる。
また、この発明の転写材をセキュリティの必要な製品に
転写した場合、ホログラムを偽造することは困難である
で、製品表面の情報確認のみの場合より信顧性を存する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のホログラム転写材の一実施例を示す
断面図である。第2図はこの発明のホログラム転写材を
光透過性基材に転写した一実施例を示す断面図である。 1・・・基体シート、2・・・ホログラム形成層、3・
・・ホログラム情報、4・・・ハーフ蒸着層、5・・・
接着層、6・・・図柄層、7・・・光透過性基材。 特許出願人 日本写真印刷株式会社 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剥離性を有する基体シート(1)上に、ホログラ
    ム情報(3)を有するホログラム形成層(2)が設けら
    れ、この上に金属のハーフ蒸着層(4)が設けられ、さ
    らにこの上に接着層(5)が設けられたことを特徴とす
    るホログラム転写材。
  2. (2)基体シート(1)と接着層(5)との間に、透明
    または不透明な図柄層(6)が設けられた特許請求の範
    囲第1項に記載のホログラム転写材。
JP29132086A 1986-12-05 1986-12-05 ホログラム転写材 Pending JPS63143579A (ja)

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