JPS6313631B2 - - Google Patents

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JPS6313631B2
JPS6313631B2 JP56085274A JP8527481A JPS6313631B2 JP S6313631 B2 JPS6313631 B2 JP S6313631B2 JP 56085274 A JP56085274 A JP 56085274A JP 8527481 A JP8527481 A JP 8527481A JP S6313631 B2 JPS6313631 B2 JP S6313631B2
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JP
Japan
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signal
color
frequency
reproduced
recording
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JP56085274A
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English (en)
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JPS57201396A (en
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Taku Uchiumi
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Priority to FR8209651A priority patent/FR2507421B1/fr
Publication of JPS57201396A publication Critical patent/JPS57201396A/ja
Publication of JPS6313631B2 publication Critical patent/JPS6313631B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/8707Regeneration of colour television signals using a demodulator and a remodulator, e.g. for standard conversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/86Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded sequentially and simultaneously, e.g. corresponding to SECAM-system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はSECAM方式カラー映像信号記録方式
及び記録再生方式に係り、搬送色信号の位相を相
隣るトラツクのうちの一方のトラツクにおいての
み1水平走査期間毎に略90゜ずつ位相推移して記
録し、また再生時には位相推移された搬送色信号
の位相推移を元に戻すと共に2水平走査期間遅延
回路を用いて相隣るトラツクからのクロストーク
成分を除去することにより、相隣るトラツクにお
いて搬送色信号の水平同期区間が並ばず、かつ、
相隣るトラツク間にガードバンドが無いアジマス
記録再生方式の記録再生装置でも、機械的互換性
をもたせたままで高品質なSECAM方式カラー映
像信号の記録、再生を行ない得る方式を提供する
ことを目的とする。
SECAM方式カラー映像信号を例えば2ヘツド
ヘリカルスキヤン方式磁気記録再生装置(VTR)
により記録再生する方式として、本出願人は先に
特開昭54―37426号にて次の如きSECAM方式カ
ラー映像信号記録再生方式を提案した。すなわ
ち、SECAM方式カラー映像信号より輝度信号と
周波数変調波の搬送色信号とを分離し、輝度信号
を周波数変調し搬送色信号をこの周波数変調され
た輝度信号帯域よりも低い帯域へ周波数逓降回路
により例えば1/4に周波数逓降することにより変 換し、これらの両信号を混合して磁気テープに互
いにアジマス角度の異ならしめられた2個の回転
ヘツドにより交互に磁気テープ長手方向に対して
傾斜したトラツクを形成して記録し、また磁気テ
ープから再生した混合信号より周波数変調された
輝度信号と低域変換搬送色信号とを夫々分離し、
周波数変調された輝度信号はFM復調し、低域変
換搬送色信号は周波数逓倍回路を用いてもとの帯
域の搬送色信号を得た後両信号を夫々混合して再
生SECAM方式カラー映像信号を得る方式であ
る。
かかる本出願人の提案方式によれば、再生時に
或る1本のトラツクを回転ヘツドが再生して得ら
れる再生信号中には、隣接トラツクからのクロス
トーク成分も含まれるが、このクロストーク成分
には周波数変調されて記録された輝度信号は高域
周波数であるためアジマス損失が大であり殆ど含
まれないのに対し、低域変換搬送色信号は低域周
波数であるため、アジマス損失が比較的小であり
クロストーク成分として再生されてしまう。
しかし、一般には、トラツク長手方向に対して
直交する方向上に水平同期信号が並び揃えられて
(所謂H並び)記録され、かつ、低域変換搬送色
信号は変調信号成分が略同じものどおしが相隣る
ように記録されるから、上記の低域変換搬送色信
号の隣接トラツクからのクロストークは、1フイ
ールド間隔のカラー映像信号成分には相関性があ
り、しかも変調信号成分が略同じものどおしが相
隣るように記録されていることから再生トラツク
と隣接トラツクの各再生低域変換搬送信号の周波
数は略同一周波数となり、両信号によるビートは
周波数が零に近いのでクロストークの影響が殆ど
ない。
しかして、例えばより長時間の記録再生を行な
うためドラム径、テープ幅、ドラム回転数、水平
走査線数は変えずにテープ走行速度のみを低くし
た場合は、第1図に示す如く、隣接トラツクどお
して水平同期信号記録位置が並ばないテープパタ
ーンとなる。ここで、第1図中、右側より左側へ
順次に形成される1R,2B,3R,…,312
B,313Rのトラツク、313R,314B,
…,624B,325Rのトラツク、1B,2
R,3B,…,312R,313Bのトラツク、
313B,314R,315B,…,624R、
625Bのトラツク等のうち、互いに隣接するト
ラツクは異なるアジマス角の磁気ヘツドで0.75H
分(Hは水平走査期間)だけずれて記録されてお
り、ガードバンドが設けられていない。なお、第
1図中、R,Bは夫々色差信号R―Y,B―Yが
周波数変調されている搬送色信号(ここでは低域
に変換されている)の記録区間を示し、番号は1
フレームにおける水平走査線の順番を示してい
る。
しかるに、第1図に示す如くH並びしないテー
プパターンの磁気テープを再生すると、前記した
H並びのテープパターンの磁気テープ再生時のよ
うな効果は得られず、相隣るトラツクの低域変換
搬送色信号の搬送周波数が異なることにより、隣
接トラツクからのクロストークによるビート周波
数が高域まで及び、再生テレビジヨン画面上では
それがノイズとなつて現われてしまうという問題
点があつた。
本発明は上記の問題点を解決したものであり、
第2図以下の図面と共にその一実施例について説
明する。
第2図及び第3図は夫々本発明方式の搬送色信
号伝送系の各部の一実施例のブロツク系統図、第
4図は本発明方式の輝度信号並びに混合信号伝送
系の一実施例のブロツク系統図を示す。まず記録
時の動作につき説明するに、第2図に示す入力端
子1に入来したSECAM方式カラー映像信号は、
低域フイルタ2により輝度信号が分離され、帯域
フイルタ3により周波数変調波の搬送色信号が分
離される。輝度信号は遅延回路4で一定量の遅延
時間が与えられた後出力端子5より出力される。
一方、帯域フイルタ3より取り出された搬送色
信号は、周知のように色差信号B―Yで色副搬送
波周波数OBを周波数変調して得た第1の被周波
数変調波と、色差信号R―Yで色副搬送波周波数
ORを周波数変調して得た第2の被周波数変調波
とが、1H毎に交互に時系列的に合成されてなる
信号であり、3.9MHz〜4.75MHzの搬送波周波数
をもつており、次段のFM復調器6に供給されて
FM復調される。FM復調器6によりFM復調さ
れた結果取り出される信号は、第5図Aに示す如
く、色差信号B―YとR―Yとが1H毎に交互に
時系列的に合成された線順次色差信号aであり、
同図Aからわかるように、B―YのラインとR―
Yのラインとでは夫々の無彩色DCレベルに差が
ある。これは、搬送色信号の色副搬送波周波数が
色差信号B―Yのラインでは4.25MHz(=OB),
色差信号R―Yのラインでは4.406MHz(=OR
というように異なつているからである。また水平
同期信号部分は色副搬送波がもともと存在しない
ために、FM復調器6の出力端にはノイズとなつ
て出力される。
第5図Aに示す線順次色差信号aはスイツチ回
路7の端子イ、サンプルホールド回路(以下、S.
H回路と略す)8及び9に夫々供給される。スイ
ツチ回路7は後述する単安定マルチバイブレータ
(以下モノマルチという)10の出力パルスによ
りスイツチング制御される。S.H回路8は2つの
色差信号のうちのどちらか一方の色差信号伝送ラ
インの無彩色部分のレベルをサンプルホールドす
る。本実施例ではS.H回路8は色差信号B―Yの
伝送ラインの無彩色部分のレベルをサンプルホー
ルドしてその出力をスイツチ回路7の端子ロに供
給するものとする。従つて、スイツチ回路7の端
子ロの入力信号は色差信号B―Yの無彩色部分と
同一のDCレベルの直流信号である。
上記のスイツ回路7、S.H回路8,9へ供給さ
れるスイツチング信号やサンプルホールドパルス
は次のようにして生成される。すなわち、第2図
及び後述の第3図に示す端子11に水平同期信号
と位相同期した第5図Dに示す矩形波d(必ずし
も対称矩形波ではなくてよい)が供給され、第2
図に示すフリツプフロツプ12、サンプルホール
ドパルス発生回路13及びモノマルチ10に夫々
供給される。フリツプフロツプ12は上記の矩形
波dを1/2分周し、そのQ出力端子より第5図E に示す如き矩形波eを発生してサンプルホールド
パルス発生回路13、ゲート回路14に夫々供給
する一方、その出力端子より同図Fに示す如き
矩形波eの反転出力を発生して後述するバース
トパルス発生回路15、クランプパルス発生回路
16へ夫々供給される。
サンプルホールドパルス発生回路13は、上記
矩形波d及びeより第5図G,Hに示す如き2種
のサンプルホールドパルスg,hを生成する回路
で、第1のサンプルホールドパルスgをS.H回路
8に供給し、ここで色差信号B―Yの伝送ライン
の無彩色部分をサンプルホールドさせる一方、こ
れと同時に第2のサンプルホールドパルスhをS.
H回路9に供給し、ここで色差信号R―Yの伝送
ラインの無彩色部分をサンプルホールドさせる。
S.H回路8の出力信号はスイツチ回路7の端子ロ
に供給される一方、コンパレータ17の非反転入
力端子に供給され、ここで反転入力端子に供給さ
れるS.H回路9の出力信号とレベル比較される。
コンパレータ17の出力信号はスイツチ回路18
の端子イを経てゲート回路14に供給され、ここ
で矩形波eによつてゲートされた後、リセツトパ
ルス発生回路19に供給されてリセツトパルスに
変換されて更にフリツプフロツプ12に供給され
これをリセツトする。
いま、矩形波e,,サンプルホールドパルス
g,hが夫々第5図E,F,G及びHに夫々示す
関係にあり、矩形波eがローレベルになつている
1H期間にFM復調器6から色差信号(B―Y)
が出力されるような場合には、S.H回路9の出力
DCレベルは色差信号(R―Y)の無彩色部分の
DCレベルであるから、S.H回路8の出力DCレベ
ルよりも高くなつている。従つて、このときのコ
ンパレータ17の出力はローレベルとなり、リセ
ツトパルス発生回路19からリセツトパルスが出
力されないようにされるため、フリツプフロツプ
12はリセツトされることはない。
ところが、上記の矩形波eがローレベルの1H
期間にFM復調器6から色差信号(R―Y)が出
力されるような場合には、コンパレータ17の出
力はハイレベルとなり、リセツトパルス発生回路
19からリセツトパルスが発生されてフリツプフ
ロツプ12をリセツトさせる。これにより、前記
のフリツプフロツプ12のQ出力eがローレベル
の1H期間に色差信号(B―Y)が出力されるよ
うな関係に復帰せしめられることになる。以上の
ことにより、SECAM方式の搬送色信号の1H毎
のライン判別が行なわれる。
一方、モノマルチ10(実際はこのモノマルチ
は2段縦続に接続された構成とされている)から
は、水平同期信号部分及び無彩色部分の伝送期間
に対応した期間ローレベルとされた第5図Lに示
す如き矩形波lが取り出され、スイツチ回路7に
スイツチング信号として供給されると同時に、ゲ
ート回路20にも供給される。スイツチ回路7は
矩形波lがハイレベルの期間は端子イの入力色差
信号を次段の直流シフト回路21へ通過出力さ
せ、矩形波lがローレベルの期間は端子ロの入力
信号(すなわち色差信号B―Yの無彩色レベル)
を選択出力して直流シフト回路21へ供給するよ
う構成されている。直流シフト回路21はスイツ
チ回路7からの線順次色差信号に対し、ゲート回
路20よりの第5図Mに示すパルスmに応じて直
流シフトを行ない、色差信号(R―Y)と(B―
Y)とのDCレベル差を打ち消してパーストパル
ス付加回路22に供給する。
バーストパルス付加回路22は直流シフト回路
21からのDCレベル差が打ち消された線順次色
差信号にバーストパルス発生回路15よりの第5
図Kに示すバーストパルスkを付加する。この結
果、バーストパルス付加回路22の出力信号波形
は第5図Bに示す如くになる。なお、第5図B
中、k1,k2は付加されたバーストパルスである。
このバーストパルスの付加された線順次色差信号
bはクランプ回路23に供給され、ここでクラン
プパルス発生回路16よりの第5図Iに示すクラ
ンプパルスiにより水平同期信号部分がクランプ
された後更に平衡変調器24に供給され、ここで
発振器25よりの搬送波を搬送波抑圧振幅変調す
る。本実施例では発振器25の搬送波としての発
振周波数はPAL方式の色副搬送波周波数と同一
の周波数である4.433619MHzに選定されている。
平衡変調器24より取り出された第5図Cに示す
如き搬送波抑圧振幅変調されている線順次色差信
号(搬送色信号)cは出力端子26より出力さ
れ、第3図に示す入力端子30に供給され、第3
図に示す回路により記録のための周波数低域変換
が行なわれる。
第3図に示す回路は一部を除き公知のPAL方
式磁気記録再生装置の搬送色信号処理系と同一の
回路構成である。第3図において上記の搬送色信
号cは増幅器31、エミツタフオロワ(以下E.F
と略す)32,ACC回路33を経て平衡変調器
34に供給される。一方、35はドラムパルス入
力端子で、これより入来したドラムパルスはイン
バータ37を経てカウントダウン及び移相器38
に供給され、ドラムパルスがハイレベルになつて
いるフイールド期間のみその移相動作を行なわせ
る。他方、入力端子36に入来した記録されるべ
きカラー映像信号中の複合同期信号は、水平同期
信号分離回路39により水平同期信号のみが分離
出力されてモノマルチ40に印加され、これより
基準信号としてAFC回路41に供給される。
AFC回路41には1/4分周器46よりのPAL方式 の水平走査周波数hの信号(第5図Dに示す矩形
波d)が比較信号として供給され、その出力信号
は電圧制御発振器(VCO)42に制御電圧とし
て印加される。VCO42からは例えば160h
の周波数の信号が出力されてカウントダウン及び
移相器38に供給される。
カウントダウン及び移相器38はドラムパルス
のハイレベルの期間、VCO42の出力信号を1/4 分周して周波数が40hで、かつ、位相が互いに
90゜ずつ異なる計4種の信号を発生してゲート回
路43に供給し、ドラムパルスのローレベルの期
間は一定位相の周波数40hの信号を発生してゲ
ート回路43に供給するよう構成されている。ゲ
ート回路43は上記の4種の信号を、1/10分周器 45及び1/4分周器46で順次に分周して得た水 平走査周波数hの矩形波dに応じて1H毎に順次
選択出力する。これにより、ゲート回路43から
は、ドラムパルスのハイレベル期間は1H毎に順
次位相が90゜ずつ推移する周波数40hの位相推
移信号が取り出されることになり、またドラムパ
ルスのローレベル期間は一定位相の周波数40h
の信号が取り出されることになる。このゲート回
路43の出力信号はインバータ44を経で平衡変
調器47に供給され、ここで電圧制御型水晶発振
器(VXO)52からのPAL方式の色副搬送波周
波数に等しい周波数の信号により平衡変調され、
帯域フイルタ48により両信号の和の周波数の信
号のみが取り出される。この帯域フイルタ48の
出力信号は前記した平衡変調器34に供給され、
ここで搬送色信号との平衡変調(周波数変換)が
行なわれる。
これにより、平衡変調器34からは色副搬送波
周波数が40hとされ、かつ、位相が1H毎に
90゜ずつ順次に一定方向に推移せしめられる位相
推移期間と位相推移が行なわれない期間とが1フ
イールド期間毎に交互に繰り返された低域変換搬
送色信号(低域変換振副変調波)が取り出され、
更に低域フイルタ49により不要周波数成分が除
去された後E.F50を経て出力端子50へ出力さ
れる。
また水平同期信号分離回路39より取り出され
た水平同期信号はゲート回路53にゲートパルス
として印加され、第2図に示す出力端子27から
の第5図Fに示す矩形波をゲート出力させて第
5図Jに示す2H周期のパルスjを取り出す。こ
のパルスjはバーストゲートパルス発生回路54
に供給されてバーストゲートパルスとされ、バー
ストゲート回路59に供給され、ここで帯域フイ
ルタ57及びE.F58を夫々経て入来した。前記
色差信号(B―Y)の伝送ラインの無彩色部分に
重畳されたバーストパルスを取り出す。このバー
ストパルスは位相比較器60,61に夫々供給さ
れ、位相比較動作を2H毎に夫々行なわせる。な
お、位相比較器60は記録時には発振器62は止
つているので、一定の電圧をV.X.O52に印加す
る。ゆえにV.X.O52は4.433619MHzの一定周波
数で発振している。またこのとき位相比較器61
は使用されない。
またバーストゲートパルス発生回路54の出力
信号はバーストゲート回路55にも供給されて、
ACC回路33、スイツチSWより入力される色信
号のバーストゲートを2H毎に行なわせ、更にそ
の出力が検波回路56を介してACC回路33に
供給される。
上記の如くにして得られた低域変換搬送色信号
は出力端子51より第4図に示す加算回路67に
供給される。一方、第2図及び第4図に示す端子
4より取り出された輝度信号は第4図に示す記録
映像信号処理回路65で適宜の信号処理をされた
後、周波数変調器66で周波数変調されて加算回
路67に供給される。従つて、加算回路67から
は周波数変調輝度信号と低域変換搬送色信号とが
周波数分割多重された合成カラー映像信号が取り
出されて記録増幅器68、接点aに接続された2
つのスイツチ69及び70、2つのロータリート
ランス71,72を夫々経て互いにアジマス角の
異なるギヤツプをもつて形成された2つの回転ヘ
ツド73,74によりフイールド毎に交互に磁気
テープ(図示せず)上斜めのトラツクを形成しな
がら記録される。従つて、上記の如くにして記録
された磁気テープパターンは、相隣る記録トラツ
クのうち一方については記録された低域変換搬送
色信号の位相が1H毎に90゜ずつ一定方向に順次
推移せしめられることになる。また低域変換搬送
色信号の色副搬送周波数は、色差信号の内容の1
H毎の変化に拘らず常に同一周波数である。
次に、本発明方式の再生時の動作につき説明す
る。第4図において、磁気テープ上のトラツクに
記録されている合成カラー映像信号は、トラツク
を形成した回転ヘツドと同じアジマス角のギヤツ
プをもつて形成された回転ヘツド73,74によ
り1トラツク毎に交互に再生され、ロータリート
ランス71,72を経て再生時には接点bに接続
されているスイツチ69,70より前置増幅器7
5,76に供給され、所要の増幅が行なわれる。
増置増幅器75,76より取り出された再生合成
カラー映像信号は、1トラツク再生期間(1フイ
ールド再生期間)毎に切換わる切換スイツチによ
り交互に時系列的に合成されて取り出され、リミ
ツタ及び復調回路78及び低域フイルタ81に
夫々供給される。
リミツタ及び復調回路78は再生合成カラー映
像信号中の周波数変調輝度信号のみを振幅制限し
て不要なAM成分を除去した後FM復調を行なつ
て再生輝度信号を得る。この再生輝度信号は再生
映像信号処理回路79により必要な信号処理を施
された後出力端子80へ出力される。
一方、低域フイルタ81は再生合成カラー映像
信号中の低域変換搬送色信号のみを分離波して
出力端子82を介して第3図に示す遅延回路83
に供給し、ここで一定時間遅延させる。遅延回路
83から取り出された色副搬送周波数40hの再
生低域変換搬送色信号は、増幅器31、E.F3
2、ACC回路33を夫々経て平衡変調器34に
供給され、ここで平衡変調されてもとの帝域の再
生搬送色信号に戻される。この平衡変調器34に
は上記の平衡変調(周波数変換)を行なうため
に、周波数が40hと4.433619MHzとの和の周波
数で、位相がドラムパルスのハイレベル期間、1
H毎に順次90゜ずつ一定方向に推移し、かつ、ド
ラムパルスのローレベル期間は一定位相である信
号が帯域フイルタ48より供給される。V.X.O5
2への入力へは、バーストゲート59を通過して
くる再生搬送色信号のバースト信号と、水晶発振
器62との位相誤差電圧が供給され、V.X.O52
の発振周波数を制御する。V.X.O52の出力は平
衡変調器47で40Hとの和の周波数の信号が作
られ平衡変調器34へ供給される。こうすること
によつて再生搬送色信号に含まれるジツターを打
ち消している。
平衡変調器34より取り出された再生搬送色信
号は、色副搬送波周波数がPAL方式のそれと同
一の4.433619MHzで、またドラムパルスのハイレ
ベル期間の位相は記録時と実質的に逆方向に1H
毎に90゜ずつの位相推移を受けることにより記録
時の位相推移が打ち消され、かつ、ドラムパルス
のローレベル期間の位相はそのままの位相であ
る。この再生搬送色信号は帯域フイルタ57,E.
F58、増幅器85、E.F86を夫々経て2H遅
延回路87に供給される。2H遅延回路87より
2H遅延されて取り出された再生搬送色信号は、
増幅器85から分岐して取り出された再生搬送色
信号と混合された後増幅器88へ出力される。
ここで、低域変換搬送色信号が前記の位相推移
を受けて記録されているトラツクの再生時には、
上記の記録時の位相推移を打ち消すための位相推
移を行なうので、このときの隣接トラツクからの
位相推移されずに記録されている低域変換搬送色
信号のクロストーク成分も同様に90゜の位相推移
を受けて再生されるから、2H間のクロストーク
成分は互いに逆極性となる。一方、低域変換搬送
色信号が位相推移されることなく記録されている
トラツクの再生時には、位相推移を行なわないで
再生するのに対し、このとき隣接トラツクからの
クロストーク成分は予め1H毎に90゜ずつ位相推
移せしめられて記録されている低域変換搬送色信
号成分そのままがクロストーク成分となるから、
このときもやはりクロストーク成分は2Hでは互
いに逆極性となる。
他方、上記の再生搬送色信号はR―Y,B―Y
の2つの色差信号が1H毎に交互に時系列的に合
成されてなる線順次色差信号で搬送波抑圧振幅変
調されてなる信号であるから、2H毎にほぼ同様
なる色情報が繰り返して得られる。そこで、この
2ライン相関性を考慮して、上記の如くに2H遅
延回路87の入力と出力とを夫々混合することに
より、隣接トラツクからのクロストーク成分が相
殺除去され、再生したトラツクに記録されている
搬送色信号のみを取り出すことができるのであ
る。
このようにして、隣接トラツクからのクロスト
ーク成分が相殺除去された再生搬送色信号(再生
振幅変調波)は再生時にのみ電源電圧が印加され
て動作をする増幅器88、キラーアンプ84、レ
ベル調整器89を夫々経て出力端子90より第2
図に示す除去回路91に供給される。なお、キラ
ーアンプ84は第3図に示すバーストゲート回路
59より2H周期で前記付加したバーストパルス
が取り出されるときは、位相比較器61の出力誤
差電圧によりキラーアンプ84がその入力信号を
通過させるようにし、上記バーストパルスが全く
取り出されないときは、その入力信号が白黒信号
であると判断してその伝送を遮断するように動作
制御せしめられる。
第2図において、除去回路91は後述するOR
回路106よりのパルスによつて、端子90より
の再生搬送色信号中のバーストパルスと後述する
ライン判別信号が挿入されるべき信号部分(垂直
同期信号の後の所定の9H期間)とを夫々除去し
て復調回路92へ供給する。復調回路92は第3
図に示す発振器62より取り出された4.433169M
Hzの信号が端子93を介して供給され、この信号
を用いて上記の除去回路91の出力再生搬送色信
号を同期検波復調して線順次色差信号を得る(こ
の線順次色差信号の波形は第5図Bの信号からバ
ーストパルスk1,k2を除去したような波形であ
る)。
この線順次色差信号は直流シフト回路94に供
給され、ここでゲート回路20よりの第5図Nに
示すパルスnにより色差信号R―YとB―Yの各
ラインDCのレベル差が与えられる。このレベル
差は後述のFM変調器97の出力端において、色
差信号B―Yの伝送ラインの搬送波周波数が
4.25MHz、色差信号R―Yの伝送ラインの搬送波
周波数が4.406MHzとなるようなDCレベル差であ
る。直流シフト回路94により上記のDCレベル
差が付与された再生線順次色差信号はクランプ回
路95に供給され、ここでクランプパルス発生回
路16よりの2H周期のクランプパルスによつて
その色差信号B―Yの無彩色部分でクランプされ
た後、ライン判別信号付加回路96に供給され、
ここでライン判別信号発生回路104よりのライ
ン判別信号が垂直同期信号の後の9H期間に付加
される。
ここで、上記のライン判別信号や制御パルスの
発生につき説明する。入力端子11には記録時と
同様に第5図Dに示す矩形波dが入来し、フリツ
プフロツプ12により1/2分周される一方、モノ マルチ10及びライン判別信号ゲートパルス発生
回路103に供給される。また入力端子101に
は再生輝度信号より分離した第6図A又はBに示
す複合同期信号q1又はq2が入来し、垂直同期信号
検波回路102により第6図Cに示す垂直同期信
号rが取り出された後、ライン判別信号ゲートパ
ルス発生回路103に供給される。ライン判別信
号ゲートパルス発生回路103は、第6図Dに示
すパルスsを作り、これを矩形波dでラツチして
第6図E,Fに示す如きゲートパルスt1,t2を発
生し、これをライン判別信号発生回路104及び
OR回路106に夫々供給する。ここで、ゲート
パルスt1は複合同期信号q1入来時のフイールド期
間に発生されるもので、ゲートパルスt2は複合同
期信号q2入来時のフイールド期間に発生されるも
のである。
ライン判別信号発生回路104はこのゲートパ
ルスt1又はt2とフリツプフロツプ17の出力で
ある矩形波(第5図Fに示す)とより、第6図
G,Hに示す如きライン判別信号u1,u2を発生し
てライン判別信号付加回路96に供給する。また
矩形波はバーストブランキングパルス発生回路
105に供給され、ここで第5図Oに示す如き付
加されたバーストパルスkに対応したパルスOを
発生させる。このバーストブランキングパルスo
とゲートパルスt1,t2とはOR回路106を経て
除去回路91に供給される。
ライン判別信号付加回路96は、矩形波eがハ
イレベルのとき上向きで、ローレベルのとき下向
きの第6図G,Hに示す如き波形のライン判別信
号u1,u2を、クランプ回路95の出力線順次色差
信号の垂直同期信号の後の9Hに付加してFM変
調器97に出力する。これにより、FM変調器9
7からは前記のSECAM方式に略準拠した周波数
変調波である搬送色信号が取り出され、AFC回
路98及び低域フイルタ99に夫々供給される
(なお、この搬送色信号は水平同期信号部分にも
色副搬送波を有しているため、完全にSECAM方
式に準拠したものではない。)。
AFC回路98は上記の搬送色信号を復調し、
その色差信号B―Yの無彩色部分の電位をクラン
プパルス発生回路16の出力パルスによりサンプ
ルホールドしてFM変調器97へフイードバツク
することにより、発振周波数を安定にする動作を
行なう。また低域フイルタ99は上記の搬送色信
号中の不要な高域成分を除去した後プランキング
回路100に供給され、ここでモノマルチ10よ
りのパルスlにより水平同期信号部分の色副搬送
波が除去されてSECAM方式の再生搬送色信号と
される。このSECAM方式の再生搬送色信号は混
合器108に供給され、ここで第4図に示す再生
映像信号処理回路79より取り出され、端子8
0、第2図に示す遅延回路107を夫々経て入来
した再生輝度信号と混合多重化される。これによ
り、混合器108からSECAM方式の再生カラー
映像信号が取り出され、出力端子109よりモニ
ター再生されるべく出力される。
なお、この再生時には第2図に示す入力端子2
8にバーストパルスが付加されている再生搬送色
信号が入来し、バースト検波回路29により付加
されているバーストパルスが検波されて取り出さ
れる。バースト検波回路29の第5図Pに示す如
き波形の再生バーストパルスPは、スイツチ回路
18の端子ロを経てゲート回路14に供給され
る。正常動作をしているときには、上記再生バー
ストパルスPがハイレベルになつている時、矩形
波eはローレベルとなつているので、フリツプフ
ロツプ12はリセツトされない。しかし、再生バ
ーストパルスPがハイレベルの時に矩形波eもハ
イレベルである時には、再生バーストパルスPが
ゲート回路14を通過してリセツトパルス発生回
路19を経てフリツプフロツプ12をリセツト
し、正常な状態に引き戻す。
なお、本発明は前記した第1図に示す如きH並
びしないテープパターンの磁気記録再生装置に適
用して特に好適であるが、H並びするものに適用
することもできることは勿論である。また磁気テ
ープに限らず、シート状磁気円盤その他の記録媒
体にも適用できるものである。
上述の如く、本発明になるSECAM方式カラー
映像信号記録方式は、SECAM方式カラー映像信
号より分離した搬送色信号を周波数復調して2つ
の色差信号が時系列的に合成されてなる線順次色
差信号とし、この線順次色差信号で搬送波抑圧振
幅変調して得た振幅変調波を低域に周波数変換す
ると共に、相隣る記録トラツクの一方に記録され
る低域変換振幅変調波の位相を1水平走査期間毎
に略90゜ずつ所定方向に推移させて記録するよう
にしたため、H並びしないトラツクパターンを記
録形成しても、低域変換振幅変調波の搬送波周波
数を相隣るトラツクにおいて同一周波数で記録で
き、また隣接トラツクからのクロストーク成分を
除去し易い信号形態で記録でき、更に、バースト
パルスを一方の色差信号の無彩色部分付近に重畳
したので、再生時にこのバーストパルスを基準に
してライン判別やライン判別信号の発生ができ
る。
また本発明になるSECAM方式カラー映像信号
記録再生方式は、上記の本発明の記録方式により
記録された記録媒体から再生した低域変換振幅変
調波をもとの帯域の振幅変調波とし、かつ、位相
推移せしめられて記録された低域変換振幅変調波
の再生期間のみその位相を1水平走査期間毎に略
90゜ずつ記録時とは実質的に反対方向に推移せし
めて再生し、再生した振幅変調波とこの再生した
振幅変調波を2水平走査期間遅延回路で遅延した
信号とを夫々混合した信号を復調して線順次色差
信号を得、線順次色差信号で周波数変調をして
SECAM方式に準拠した搬送色信号として出力す
るようにしたため、相隣るトラツク間において水
平同期信号記録位置がトラツク幅方向上に並ばな
いような装置においても、隣接トラツクからクロ
ストークとして再生される低域変換振幅変調波は
2水平走査期間前のクロストーク成分と相殺除去
できるので、SECAM方式の搬送色信号更には
SECAM方式のカラー映像信号を高品質で再生す
ることができ、またバーストパルスを用いてライ
ン判別を行なうと共に、再生したバーストパルス
よりライン判別信号を生成し、これを線順次色差
信号の垂直同期信号の後の部分に重畳して得た信
号で周波数変調してSECAM方式に準拠した搬送
色信号を得るようにしたので、再生画像の色を安
定にできる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はSECAM方式カラー映像信号を記録し
たときの一例の搬送色信号記録位置関係を模式的
に示す図、第2図及び第3図は夫々本発明記録再
生方式における搬送色信号伝送系の各部の一実施
例を示すブロツク系統図、第4図は本発明記録再
生方式における輝度信号等の伝送系の一実施例を
示すブロツク系統図、第5図A〜P及び第6図A
〜Hは夫々第2図及び第3図の各部の動作説明用
信号波形図である。 1…SECAM方式カラー映像信号入力端子、3
…搬送色信号分離用帯域フイルタ、5…輝度信号
出力端子、6…FM復調器、7,18…スイツチ
回路、14,20,43,53…ゲート回路、2
1,94…直流シフト回路、22…バーストパル
ス付加回路、24,34,47…平衡変調器、2
6…振幅変調波(搬送色信号)出力端子、30…
振幅変調波(搬送色信号)入力端子、35…ドラ
ムパルス入力端子、38…カウントダウン及び移
相回路、51…低域変換振幅変調波(低域変換搬
送色信号)出力端子、81…再生低域変換振幅変
調波(再生低域変換搬送色信号)分離用低域フイ
ルタ、87…2H遅延回路、90…再生振幅変調
波(再生搬送色信号)出力端子、91…除去回
路、92…復調回路、97…FM変調器、104
…ライン判別信号発生回路、109…再生
SECAM方式カラー映像信号出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 SECAM方式カラー映像信号より分離した搬
    送色信号を低域に周波数変換して記録媒体上に記
    録する方式において、上記分離した搬送色信号を
    周波数復調して2つの色差信号が時系列的に合成
    されてなる線順次色差信号とし、該線順次色差信
    号で搬送波抑圧振幅変調して得た振幅変調波を上
    記の低域に周波数変換すると共に、相隣る記録ト
    ラツクの一方に記録される該低域変換振幅変調波
    の位相を1水平走査期間毎に略90゜ずつ所定方向
    に推移させて記録することを特徴とするSECAM
    方式カラー映像信号記録方式。 2 SECAM方式カラー映像信号より分離した搬
    送色信号を低域に周波数変換して記録媒体上に記
    録する方式において、上記分離した搬送色信号を
    周波数復調して2つの色差信号が時系列的に合成
    されてなる線順次色差信号とした後、該2つの色
    差信号のうちの一方の色差信号の無彩色部分付近
    にバーストパルスを重畳し、該バーストパルスが
    重畳された線順次色差信号で搬送波抑圧振幅変調
    して得た振幅変調波を上記の低域に周波数変換す
    ると共に、相隣る記録トラツクの一方に記録され
    る該低域変換振幅変調波の位相を1水平走査期間
    毎に略90゜ずつ所定方向に推移させて記録するこ
    とを特徴とするSECAM方式カラー映像信号記録
    方式。 3 該バーストパルスが重畳された線順次色差信
    号の各無彩色部分のDCレベルは、夫々略同一レ
    ベルであることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載のSECAM方式カラー映像信号記録方式。 4 SECAM方式カラー映像信号より分離した搬
    送色信号を低域に周波数変換して記録媒体上に記
    録し、これをもとの帯域の搬送色信号に再生する
    SECAM方式カラー映像信号記録再生方式におい
    て、上記分離した搬送色信号を周波数復調して2
    つの色差信号が時系列的に合成されてなる線順次
    色差信号とし、該線順次色差信号で搬送波抑圧振
    幅変調して得た振幅変調波を上記の低域に周波数
    変換すると共に、相隣る記録トラツクの一方に記
    録される該低域変換振幅変調波の位相を1水平走
    査期間毎に略90゜ずつ所定方向に推移させて記録
    し、再生時は該記録媒体から再生した低域変換振
    幅変調波をもとの帯域の振幅変調波とし、かつ、
    該位相推移せしめられて記録された低域変換振幅
    変調波の再生期間のみ、その位相を1水平走査期
    間毎に略90゜ずつ記録時とは実質的に反対方向に
    推移せしめて再生し、該再生した振幅変調波と該
    再生した振幅変調波を2水平走査期間遅延回路で
    遅延した信号とを夫々混合した信号を復調して上
    記線順次色差信号を得、該線順次色差信号で周波
    数変調をしてSECAM方式に準拠した搬送色信号
    として出力することを特徴とするSECAM方式カ
    ラー映像信号記録再生方式。 5 SECAM方式カラー映像信号より分離した搬
    送色信号を低域に周波数変換して記録媒体上に記
    録し、これをもとの帯域の搬送色信号に再生する
    SECAM方式カラー映像信号記録再生方式におい
    て、上記分離した搬送色信号を周波数復調して2
    つの色差信号が時系列的に合成されてなる線順次
    色差信号とした後、該2つの色差信号のうちの一
    方の色差信号の無彩色部分付近にバーストパルス
    を重畳し、該バーストパルスが重畳された線順次
    色差信号で搬送波抑圧振幅変調して得た振幅変調
    波を上記の低域に周波数変換すると共に、相隣る
    記録トラツクの一方に記録される該低域変換振幅
    変調波の位相を1水平走査期間毎に略90゜ずつ所
    定方向に推移させて記録し、再生時は該記録媒体
    から再生した低域変換振幅変調波をもとの帯域の
    振幅変調波とし、かつ、該位相推移せしめられて
    記録された低域変換振幅変調波の再生期間のみ、
    その位相を1水平走査期間毎に略90゜ずつ記録時
    とは実質的に反対方向に推移せしめて再生し、該
    再生した振幅変調波と該再生した振幅変調波を2
    水平走査期間遅延回路で遅延した信号とを夫々混
    合した信号を復調すると共に、該バーストパルス
    を除去して上記線順次色差信号とし、再生した該
    バーストパルスを用いてライン判別を行なうと共
    に再生した該バーストパルスよりライン判別信号
    を生成し、該ライン判別信号を垂直同期信号の後
    の該線順次色差信号対応部分に重畳して得た線順
    次色差信号で周波数変調をしてSECAM方式に準
    拠した搬送色信号として出力することを特徴とす
    るSECAM方式カラー映像信号記録再生方式。 6 復調して得た該線順次色差信号を構成する2
    つの色差信号の各無彩色部分のDCレベルは、相
    対的に一定差をもたせられてなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載のSECAM方式カラ
    ー映像信号記録再生方式。
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