JPS63127973A - シ−トのオ−バ−ラツプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙、プラスチックス及び箔等のシートを、搬
送中に波を付は突出して、キャッチするキャッチベルト
によるシートのオーバーラツプ装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来この種のオーバーラツプ装置には、断裁されたシー
トを波を付は突出して、低速コンベヤ上のキャッチコロ
でキャッチしたオーバーラツプ装置で実施していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、このような構造のものでは、シートを波付け
し突出してキャッチコロでキャッチする場合に限度があ
った。その理由は、シートが高速コンベヤから低速コン
ベヤに移動する場合に、シートの先端がキャッチコロに
直接に強く当るため、集中衝撃力が強く、先端のあたり
傷及び折曲り等が付きやすい原因をもたらしていたり、
又シートがキャッチコロを押し上げ、それかもとで、キ
ャッチコロのプレッシャー傷がついたりして、シートに
損傷が発生することも考えられる。

〔問題を解決するための手段〕

そして上記問題を解決する本発明の技術的手段は、シー
トの先端がキャッチする＠ニ、キャツチベルトと押えベ
ルトにより、徐々にシートを城速し、低速コンベヤベル
トになじませて、ソフトキャッチでオーバーラツプをさ
せるように構成したものである。

〔作　用〕

この技術的手段による作用は、次のようになる。

すなわち、シートがキャッチコロにより、キャッチされ
ると、キャッチされたシートは、衝撃が強く、そのシー
トに損傷がつく場合がある。

そこで、シートの先端衝撃を緩和するためには、高速で
突出されたシートが、順次押えベルト及びキャッチベル
トと低速コンベヤペルトドによって、ソフトキャッチが
できるようシートのオーバーラツプを容易確実にして、
シートの損傷をなくすことができうる。

〔実施例〕

以下図面にもとづいて説明する。

第１図は、従来一般に実施されているキャッチコロのオ
ーバーラツプ装置の側面図である。

又この装置の周辺では、図に示してないウェブをカッタ
ーで一定寸法で切断されたシート１を１波付装置２で波
付は突出し、ガイダブレート３を通り、低速コンベヤベ
ルト４と押えベルト５間に挾まれて、キャッチコロ６で
オーバーラツプをさせ搬送し、シート１の堆積をよシよ
くするための中間処理として実施していた。

そして、このキャッチコロ６のところでは、シート１が
波付は突出され一定位置まで飛行されるが、シート１の
巾及び長さによって左右前後に移動ができるようになっ
ている。又キャッチコロの位置は、ウェブの切断がきま
ることによって下コロ７が基準であシ、シート１が短か
いときは、ガイダブレート側に、長いときは、図に示し
てない堆積方面に移動させ、調整をとることができる。

今シート１が、高速コンベヤベルト８から波付け２によ
り突出されて低速コンベヤベルト４及び押えベルト５に
乗移りして挾持し、又はキャッチし、次なるシート１を
乗せつつラップをする。併しながら、上記のオーバーラ
ツプ装置１０では、シート１がキャッチするキャッチコ
ロ６にシート１が直接にあたるため、シート１の先端が
衝撃的にキャッチすることはさけられず、そのため、当
り傷が発生する原因ともなる。

第２図の側面図は、上記従来の装置を改良するために発
明されたものである。そこで本発明は、図の左端に一部
を示した高速コンベヤベルトｎでシート１１が搬送され
て突出し装置１２で突出される。突出されたシート１１
は、ガイダブレート１３を通り押えベルト１４及び後で
詳細に説明するキャッチベルト５２と低速コンベヤベル
ト１６に挾まれてオーバーラツプをする。上記のキャッ
チベルト５２は、これを動かす駆動用コロあと、低速コ
ンベヤベルト１６との導入角αを調整する調整用偏心コ
ロ５３と、最終的にシート１１を挾持する位置のガイド
コロ１７及びベルト５２の張シ調整用のタイトナー１８
とが組合せとなってまわされている。又ガイドコロ１７
の軸端には、押えベルト１４とを調整して低速コンベヤ
ベルト１６の間隔を調整するコロ１９を設けて構成して
いる。

又キャッチコロとキャッチベルトの比較では、前者が、
押えベルトと低速コンベヤベルトがほぼ平行状態で搬送
が維持されて、キャッチコロを沈ませると、キャッチコ
ロの頂点が低速コンベヤベルトにあたる。併し、シート
が減速されて搬送されるときは、このキャッチコロの一
点に集中的にあたり、先端衝撃が強いことが云える。

それに対して、後者は、キャッチベルトを介して行なわ
れるから、シートがベルトの傾斜面にあたって抵抗が少
なく、衝撃が分散されてソフトにシートをキャッチする
ことができる。

更に、上記全体の構成が、移動、駆動、昇降及び偏心の
各装置よシ成りたっているので以下説明する。

まず、移動する装置■は、シート１１の切断長りに応じ
てキャッチベルト装置間全体が、ラックお及びビニオン
ギヤー冴にて、シート１１の搬送中でも、左右に容易に
移動することができるようになっている。

駆動する装置３１は、図に示してない駆動制御から駆動
用コロあを介して、低速コンベヤベルト１６と同速にて
駆動が保たれるように行なわれている。

昇降する装置４１は、キャッチベルト装置間がシートの
紙中に対して、一つ又は数組巾方向に設けられているた
めに、各キャッチベルト装置間をシリンダにて各装置を
昇降させることができ、又運転中のトラブルがあった場
合にも、図に示してない切換弁によってキャッチベルト
装置間の上昇をうながせることができる。

偏心する装置６１は、ラップ基準間隔Ｈをだす最も重要
な装置である。この間隔Ｈをだすためには、最初にシー
）　１１が入る導入角αの調整をしなければならないし
、そのためにシート１１の導入角αの調整を偏心コロ＆
を用いて偏心させる。その導入角αは、上記の偏心コロ
５３とガイドコロ１７に掛けられているキャッチベルト
５２と下部の低速コンベヤベルト１６によってきめられ
る。次に、低速コンベヤベルト１６内に介在する基準コ
ロ聞との関係配置である。これをきめるのは、ガイドプ
レート１３の端部から、切断長りをとって、基準位置Ｍ
を頂点とする基準コロ聞の調整とできめる。この基準位
置Ｍと上記の傾斜しているキャッチベルトの垂直をなす
間隔、すなわち、最も適切なラップができる基準間隔Ｈ
を容易に調整することができるようにしている。更に詳
細については第５図から第７図に示す。

従って、上記の構成が移動、駆動、昇降及び偏心の各装
置の働きをして、シートのオーバーラツプをよりよくし
ている。又下部の低速コンベヤベルト１６については、
シート１１を乗載してオーバーラツプをさせるわけであ
るが、更に詳細の操作を第３図で説明する。

この低速コンベヤベルト１６は、高速コンベヤベルト２
２及びガイダブレート１３から搬送されたシート１１を
、スピードダウンするときシート１１のラップを容易に
させる中間の搬送装置である。

それから、低速コンベヤベルト１６の流れとしては、一
般的には水平であるが、シート１１が波付けから突出さ
れてくると上下のベルト５２，１６の導入角αが、シー
トの厚さ、積層及び腰の強弱によって多少の隙間の変化
が必要になシ、それに応じて、基準コロ聞を図に示して
ないシリンダ等の押上げ部材で低速コンベヤベルト１６
を上方に押上げ調整して、間隙Ｈをきめ、又押えベルト
１４及び偏心コロ５３との導入角αを微妙に調整をする
。これによって、シートの流れを上部ベルトにも順応さ
せ、スムーズな搬送とオーバーラツプをさせるように構
成したものである。

次に第４図で、基準コロ聞とキャッチベルト５２０間隔
Ｈについて詳細に説明する。

間隔Ｈの調整量は、一枚又は複数枚の積層された断裁の
坪量及びシートのラップ量により、この隙間が変る。そ
のため、坪量及びラップ量によって、この間隔′Ｈを運
転中でも、シートの流れをみて自由にできるように構成
されている。

又シートの切断長に対応して、キャッチベルト装置間全
体を所定位置まで移動することもできるが、特に紙中の
広い切断が行なわれて、ダブル取り（隣りにも切断され
たシートがあるもの）をする場合にも、有効に活用がで
きる。

第５図から第７図は、キャッチベルト５２、基準コロ５
４、基準間隔Ｈ及びガイドコロ１７の詳細関係を示した
ものである。この基準間隔Ｈをきめるには、ガイダブレ
ート１３の端部から切断長りをとって、基準位置Ｍを頂
点とする基準コロ聞の調整とできめることは前に述べた
通りである。伺、この基準コロ５４の上下調整の役割と
してハ、低速コンベヤベルト１６が水平でキャッチベル
ト５２の導入角αであシ、又基準間隔Ｈによっては、ガ
イドコロ１７が低速コンベヤベルト１６に喰込みＡの状
態となり、ラップされたシート１１に折れ傷Ｂ及びプレ
ッシャーを付けるので、基準コロ５４を水平より多少高
めに設定し、ガイドコロ１７が基準間隔Ｈに関係なく、
低速コンベヤベルト１６上に喰込みのないようにするこ
とにより、ラップ後のシート折れ及びプレッシャーを防
止することができる。

〔発明の効果〕

本発明は、シートのオーバーラツプを確実にするもので
、移動するシートが高速コンベヤベルトから低速コンベ
ヤベルトに来襲るときに、シートのキャッチをキャッチ
ベルトを用いて構成されているため、上記のシートがベ
ルトの這度に順応してスムーズに流れ、シート先端の衝
撃的な損傷がなく、ソフトキャッチができてラップが確
実にできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のキャッチコロのオーバーラツプ装置の側
面図、第２図は本発明のキャッチベルトのオーバーラツ
プ装置の側面図、第３図は本発明の低速コンベヤベルト
の説明図、第４図は本発明のキャッチベルトによるシー
トのオーバーラツプの状態を示した説明図、第５図から
第７図は基準コロと低速コンベヤベルトとの関係図でち
る。 １１・・・シート、１６・・・低速コンベヤベルト、１
７・・・ガイドコロ、お・・・、駆動用コロ、関・・・
キャッチベルト装置、５２・−・キャッチベルト、５３
・・・偏心コロ、舅・・・基準コロ、６１・−・偏心装
置、α・・・導入角・Ｈ・・・基準間隔、Ｌ・−・切断
長、Ｍ・・・基準位置。 特　許　出　願　人　株式会社　南千住製作所代表者高
岡久夫 第４図 第５図　　　　　　第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低速コンベヤベルト上のシートをオーバーラップさせる
   ことにおいて、駆動用コロ、偏心コロ及びガイドコロを
   介したキヤッチベルトと、上記偏心コロの調整により低
   速コンベヤベルトとキヤッチベルトの導入角を変化させ
   ること、上記全体を上下動させる偏心装置が、切断長と
   の関係である基準位置で、上記低速コンベヤベルトの内
   部にある基準コロとによって基準間隔を調整することが
   できることを特徴とするシートのオーバーラップ装置。