JPS6312600Y2 - - Google Patents

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JPS6312600Y2
JPS6312600Y2 JP7290381U JP7290381U JPS6312600Y2 JP S6312600 Y2 JPS6312600 Y2 JP S6312600Y2 JP 7290381 U JP7290381 U JP 7290381U JP 7290381 U JP7290381 U JP 7290381U JP S6312600 Y2 JPS6312600 Y2 JP S6312600Y2
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JP
Japan
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noise
transistor
common mode
base
noise component
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JP7290381U
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JPS57185252U (ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、縦続接続された機器(又は回路)
間のコモンモードノイズを除去するのに好適なノ
イズ除去回路に関する。
一般に、筐体とか大地を信号のリターン回路と
して使用すると、筐体や大地の抵抗のために電位
差を発生し、0電位であるべき筐体や大地の電位
が場所によつて異なつてしまう。
この筐体や大地に発生する不要電位をコモンモ
ードノイズと言う。
このようなコモンモードノイズenが出力側機
器のアース側に存在すると、伝送されるべき信号
Sは実際には「S−en」なるレベルの信号とし
て伝送されてしまう。
そこで、従来より第1図に示すように出力機器
(又は回路)1と入力機器(又は回路)3との間
にはノイズ除去回路2が設けられているが、これ
は上記コモンモードノイズ成分を検出すると共に
これを伝送路Lの信号に重畳して伝送路L2に出
力することによりコモンモードノイズに基づく影
響を除去しようとするものである。
従来のノイズ除去回路は具体的には第2図に示
すような構成となつており、検出部14によりノ
イズ成分を取り出してコンデンサC12を介してd
にノイズ成分enを加え、さらに抵抗R13を介して
トランジスタQ12のエミツタに入力し、ベースに
印加された信号と重畳するようになつている。
然るに、従来の構成においては、トランジスタ
Q12のベース側のe点には、 R11/R11+Ri2・en …(1) (但しRi2は抵抗R12と出力機器1の信号源イン
ピーダンスRiの並列抵抗値である。) が生ずることとなるので、常に出力機器1等の信
号源インピーダンスRiの影響を受け、ノイズ除
去効果が不安定になるという欠点があつた。
上記構成においては、Riが0であることが理
想であるが、現実には実現困難である。
なお、第3図に示す如くトランジスタQ13
Q14による差動回路を用いたものもあるが、高価
となる。
この考案の目的は、上記のような欠点を解消し
たノイズ除去回路を提供することにある。
以下この考案の実施例を第4図乃至第6図に基
づいて説明する。
第4図中R1及びR2はトランジスタQ2のベース
に適当なバイアスを印加するための抵抗、4は信
号送出側としての出力機器1のアース側からノイ
ズ成分を検出するためのノイズ検出部、C2はコ
ンデンサ、Q2は信号とノイズ成分を重畳するた
めのトランジスタであつて、コンデンサC2を通
過したノイズ成分は抵抗R3を経てトランジスタ
Q2のエミツタに入力されるようになつており、
これらの構成は第2図に示した従来例と同様であ
る。
この考案においては、上記検出部4とは別に第
2のノイズ検出部5からノイズ成分を取り出し、
コンデンサC1を介してバツフア回路としてのト
ランジスタQ1のベースに入力される。トランジ
スタQ1のコレクタ側は電源Fに接続されると共
にエミツタ側はトランジスタQ2のベースに接続
されている。R1,R2は分圧抵抗である。
上記トランジスタQ1のエミツタ側は、抵抗R5
及びR3を介してトランジスタQ2のエミツタにも
接続される。ここで0電位であるAからみてB側
にenというノイズが発生しているものとして動
作説明をする。
第4図から明らかなようにCとB間には抵抗
R1及びR2が直列に挿入されている。
ノイズ成分enはコンデンサC1を介してトラン
ジスタQ1のベースに入力されるため、Cにおけ
る電位は直流電源電圧とノイズ成分enとの和で
ある。しかしながら、電源の直流電位は、交流成
分であるノイズ成分enの除去には関係ないので、
以下ノイズ成分enについてのみ説明する。
Bの電位はenであるから、交流的にはCとB
の電位は同じである。
したがつて、抵抗R1,R2にはenによる電流は
流れない。よつて抵抗R1,R2の接続点Eの交流
成分もenになる。
また、抵抗R5,R3の接続点Dの電位もコンデ
ンサC2によりenになつている。
したがつて、コンデンサQ2には、ノイズ成分
enによるベース電流は流れないので、トランジ
スタQ2のコレクタにはノイズ成分enは現われな
い。
前記従来例のものにおいては、式(1)で示したよ
うにe点の電位は信号源インピーダンスRiと関
連するために、そのインピーダンスの影響を避け
ることができなかつたが、この考案によれば、上
述の如くE(従来のものにおけるe点に対応する)
における電位は信号源インピーダンスに関係しな
いのでその影響を受けることがない。
第5図及び第6図はこの考案の他の実施例を示
し、図中Pは定電流電源であつて、第5図におい
ては、これをバツフア回路とするものであり、第
6図においては、トランジスタQ1とを併用して
バツフア回路とするものである。トランジスタ
Q2の各部の電圧関係は第4図に示した例と同様
である。
すなわち第5図の実施例においては、コンデン
サC1によりノイズ成分enが抵抗R1の一端に加え
られているので、抵抗R1,R2にはノイズ成分en
による電流は流れず、トランジスタQ2のベース
電位もenとなる。
また、トランジスタQ2のエミツタにおけるノ
イズ成分もコンデンサC2によりenとなつている
から、トランジスタQ2にはノイズ成分enによる
ベース電流は流れない。
よつて、トランジスタQ2のコレクタにはノイ
ズ成分enは現われない。
また、第6図の実施例においては、コンデンサ
C1によりノイズ成分enがトランジスタQ1を介し
て抵抗R1の一端に加えられているので、抵抗R1
R2にはノイズ成分enによる電流は流れず、トラ
ンジスタQ2のベース電位もenとなる。
さらに、トランジスタQ2のエミツタにおける
ノイズ成分もコンデンサC2によりenとなつてい
るから、トランジスタQ2にはノイズ成分enによ
るベース電流は流れない。よつて、トランジスタ
Q2のコレクタにはノイズ成分enは現われない。
この考案に係るノイズ除去回路によれば、信号
送出側に有するコモンモードノイズ成分を検出
し、これをノイズ除去部を介して伝送信号に重畳
することにより、コモンモードノイズによる影響
を低減させるようにしたノイズ除去回路におい
て、上記したノイズ検出とは別にノイズを検出
し、これをバツフア回路を介して伝送信号に重畳
させるようにしたから、コモンモードノイズによ
る影響をより適確に低減でき、しかも入力信号源
のインピーダンスによる影響を受けないようにで
きて、安定したノイズ除去効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はノイズ除去回路を用いた場合のブロツ
ク図、第2図及び第3図は従来のノイズ除去回
路、第4図乃至第6図はこの考案に係るノイズ除
去回路である。 1……出力機器、2……ノイズ除去回路、3…
…入力機器、4……ノイズ検出部、Q1,Q2……
トランジスタ、C1,C2……コンデンサ、P……
定電流電源、5……第2のノイズ検出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 信号出力機器のアース側に存在するコモンモー
    ドノイズ成分を検出するノイズ検出部と、前記信
    号出力機器よりの伝送信号をベースに入力しコレ
    クタ側から出力するように構成したトランジスタ
    のエミツタに前記ノイズ検出部よりのコモンモー
    ドノイズ成分をコンデンサを介して印加して前記
    ベースに入力した伝送信号を重畳しコモンモード
    ノイズを低減させるようにしたノイズ除去部とを
    備えたノイズ除去回路において、 前記ノイズ除去部のトランジスタのベースと電
    源との間に設けられたバツフア回路と、前記信号
    出力機器のアース側に存在するコモンモードノイ
    ズ成分を検出しコンデンサを介して前記バツフア
    回路に印加する第2のノイズ検出部とを備えて、
    前記ノイズ除去部のトランジスタが伝送信号のイ
    ンピーダンスによる影響を受けないように構成し
    たことを特徴とするノイズ除去回路。
JP7290381U 1981-05-20 1981-05-20 Expired JPS6312600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7290381U JPS6312600Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JP7290381U JPS6312600Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185252U JPS57185252U (ja) 1982-11-25
JPS6312600Y2 true JPS6312600Y2 (ja) 1988-04-11

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ID=29868688

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095368A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 日本電気株式会社 受信回路及び信号受信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095368A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 日本電気株式会社 受信回路及び信号受信方法
JP5582134B2 (ja) * 2009-02-20 2014-09-03 日本電気株式会社 受信回路及び信号受信方法

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JPS57185252U (ja) 1982-11-25

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