JPS631258A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPS631258A
JPS631258A JP61142998A JP14299886A JPS631258A JP S631258 A JPS631258 A JP S631258A JP 61142998 A JP61142998 A JP 61142998A JP 14299886 A JP14299886 A JP 14299886A JP S631258 A JPS631258 A JP S631258A
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signal processing
memory
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馬路 徹
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達治 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は実時間のディジタル信号処理装置に係り、特に
高精細ディジタル・テレビ、ビデオ用等化器2通信用等
化器1画像信号処理等の高速のディジタル信号処理装置
の回路方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術1:渡辺敏英他、昭和60年度電子通信学会半
導体・材料部門全国大会p2−119従来技#!2:村
上他、アイ、イー、イー、イー。
シー・イー・29.Nα3,1983年、第129−1
33ページ(Junzo Murakami et a
l、 I E E E 。
CE−29,Nα3,1983.p129−133)従
来の高速ディジタル信号処理装置は第2図に示すように
多数の演算回路4.掛算回路5.レジスタ3.係数メモ
リ7、遅延メモリ6等により構成されていた。特に第2
図の右側ブロック1oに示すトランスバーサル・フィル
タは非常に多く使用され、ここに使用される乗算器5や
演算回路4の素子数がそれぞれ約3,000  )−ラ
ンジスタ及び約1.000  )−ランジスタと多いた
め、回路規模が大きくなり、問題となっていた。この1
つの対策として、乗算をRAM (ランダム・アクセス
・メモリ)を利用したルック・アップ・テーブル(参照
表)で行な、う方式が提案されている。(従来技術1)
しかし、上記方式を用いたとしても、トランスバーサル
・フィルタの1タツプあたりの使用素子数は約5,00
0  トランジスタにものぼり、第2図のフィルタ10
(対称係数8タツプ)では、約40,000 トランジ
スタの回路規模となってしまう、これは16ビツトマイ
クロ・コンピュータ並みに多い素子数である。高精細デ
ィジタル・テレビジョン受信機では、このようなフィル
タが十個近く使用されており、これらの回路規模の低減
が大きな課麗となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は以下に示すようなデバイス性能向上の効
果について配慮されておらず、各演算回路を時間多重す
ることなく使用していたた°め、回路規模が非常に大き
く、LSI化に際して問題があった。
プロセス加工技術の進歩とともにMOSトランジスタの
ゲート長は短くなり、これとともにデバイス特性、特に
ゲート遅延時間が短くなって来た。
これを用いた乗算器等の演算処理速度も向上して来た。
第23図にその変化を示す、3μm技術では50nsも
要していた8×8ビット乗算時間(231)が0.8 
 μm技術では12nsで実行出来る。これに対して、
例えばディジタルTVシステムのサンプリング時間(2
32)は70nsで一定であるため、各演算回路を1サ
ンプリング時間に1回のみ使用していたのでは非常に無
駄があった。
上記の例では、少なくとも5回の時間多重が可能であり
、使用演算回路の数は115とすることができる。この
傾向はプロセス技術の進歩により増々強くなる。
本発明の目的は、この時間多重使用を効率良く行なう信
号処理回路を提供することにある。
なお、本発明はMOSトランジスタばかりでなく、バイ
ポーラ・トランジスタあるいはMOSとバイポーラ混成
の回路にも適用出来る。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕上記目的は
、演算−処理回路、一時記憶回路及びこれらの制御回路
からなる単位信号処理回路(以粋 下S P C: Signal Processing
 Cope)を複数個用いて信号処理を行なうことによ
り達成される。第1図は第2図の従来回路をSPCを用
いて構成したものである。この例では、高精細ディジタ
ル・テレビの信号処理回路を示しており、サンプリング
時間は70nsである。これに対し、使用するMOS)
−ランジスタのゲート長を0,8 μmとすると、最も
処理時間のかかる8X8ビット乗算器の演算処理時間が
12nsであるから5回の時間多重、又は14nsの命
令実行時間でSPCを動作させることが出来る。ここで
5PC2(2)はトランスバーサル・フィルタ、5PC
I (1)はその他の演算処理を行なっている。第1図
から判るように、回路の中で最も大きな割合いを示す演
算処理回路の数だけに注目すると、5PCIでは2/9
,5PC2では乗算器が174に、演算回路が277に
低減されている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第1表。
第2表により説明する。第1図に示した5PCI(1)
、5PC2(2)はそれぞれ第1表、第2表に示したプ
ログラムで動作している。具体的な制御回路の構成に関
しては第5図等で後述するとして、ここでは命令の実行
を5PC2(第1図)及び第2表を用いて説明する。な
お、実現すべき信号処理は第2図10に示したトランス
バーサル・フィルタである。
弧 第1図において、3はレジスタ、4は演算回坏。
艮 5は乗算回脇、6は遅延メモリ、7は係数メモリ。
8はラッチ、9はデータバスである。
まず、第1ステツプで入力データをランチL6に読み込
む(L6=IN)と同時にラッチL5に第1の係数01
を係数メモリ7より取込む(L5=C1)、これらのラ
ッチ8は全て第3図に示したようなマスター・スレーブ
のラッチであり、1相めのクロックφlでデータを取込
み、2相めのクロックφ2でそれが出力に現われる。こ
れにより第1ステツプの後半、φ念が立上ってから即デ
ータが乗算回路5に入力される。
第2ステツプではこの乗算結果が2つのラッチL8.L
IOに取込まれると同時に(L 8 = L 6申L5
.L10=L6傘L5)、L7.L9には、これらと加
算されるべきデータが、遅延メモリ6よりそれぞれ取込
まれる。(L7=27.L9=O)また、これと同時に
、ラッチL5には次に乗算すべき係数C2が取込まれる
第3ステツプでは、次の乗算結果がラッチL8゜LIO
に取込まれると同時に、゛演算回路4によるL7とL8
の加算結果がレジスタR13に(R13=L7+L8)
、L9とLloと17)加算結果がメモリZl (Z1
=L9+L10) に取込まれる。
このように現データの乗算処理を前データの加算処理と
同時に実行させるパイプライン処理を使用している。ま
た、2つの加算器4は、並列に動作している。
パイプライン処理が可能となるのは、各演算処理回路の
入出力にマスター・スレーブ型ラッチ。
又はメモリを使用しているためである。これを第3図、
第4図を用いて簡単に説明する。
第3図はマスク・スレーブ・ラッチA (14)。
B (14’ )を間に設けた演算回路A (15)。
B(15’)を示している。また、第4図はそのタイミ
ング・チャートを示している。
時刻T1でφ2が立上ると、ラッチA(14)には0番
めの出力が現われ、これが即演算回路A(15)で処理
される。遅延時間T^の後、演算回路Aの出力端に0番
めの計算結果が現われ、ラッチB (14’ )はφl
でこれを取込む、ところで1時刻TIではラッチBの出
力がn−1番目。
つまり現データの1つ前であり、このデータを演算回路
B (15’ )が処理する。この処理は演算回路Aと
同時に実行される。これがパイプ・ライン処理であり、
演算処理の高速化手法である。
マスター・スレーブ・ラッチの他の回路構成法としては
第5図に示したようなインバータ511にクロックド・
インバータ512により帰還をかける回路もあり、速度
の点では、信号通過ゲート数が少ない分だけ高速である
なお、クロックド・インバータは第6図で示すように、
クロックによりインバータの駆動MOSトランジスタ5
14をスイッチMOSトランジスタ515により断続す
るものである。
入力信号の周波数が高い場合は、第7図に示すように、
第5図のクロックド・インバータ512を省いたダイナ
ミック型の回路でも動作する。これにより、素子数の低
減ばかりでなく、寄生容量の低下による高速化をもはか
ることが出来る。
このようにして第2表の第6ステツプまで進み、第1図
と等価な処理を行なう。ところが、並列処理が可能であ
るため、第1.第6ステツプには先回及び次回の処理も
加えることが出来、サンプリング間隔(第2表では5ス
テツプ)を短縮することが出来る。なお、第2表中NO
PはNo 0perationという命令を実行しない
部分であり、5PCIとタイミング(5ステツプ/サン
プリング)を合わせるために挿入しであるが、SPCを
それぞれ独立のクロックで動作させた場合は、このNO
Pを取除き、4ステツプ/サンプリングにまでステップ
数を低減出来る。
第1図の5PC2では、加算回路4が2個用いられ、並
列動作させているが、これは第2図の信号の流れで、入
力を乗算器5により定数倍した後、右方向の信号の流れ
及び左方向の信号の流れの2者に同時に加算するという
点を考慮したためである。この場合のように、信号処理
内容に合わせたSPCアーキテクチャをとることにより
、信号処理の並列性を高め、より高速な信号処理が可能
となる。上記例で加−器°を1個にした場合、同じ信号
処理に約2倍のプログラム・ステップ数を要する。
第1図の5PCIも同様に信号処理の内容を考慮したア
ーキテクチャが採用されている。この場合、データの流
れの並列性を高める上で、4本のバス・ライン9が設け
である。SPC:1において。
3はレジスタ、4は演算回路、8はラッチである。
第8図は上記SPCの制御回路の一部を示したものであ
る。マスク・スレーブ・ラッチLA。
LB、LC(16)を動作させる2相クロツクφ1゜φ
2はANDゲート18を用いて、ラッチ制御信号LAE
、LBH,LCEにより断続される。そのタイミングは
第9図で示したようになっている。
ここでラッチはφ1がHレベルの時(図中、T L 1
12間またはTs、Ts間)に入力データを取込み、φ
2がHレベルになると(Tb、T7)出力端に取込んだ
データをラッチ出力端に伝える。そこでパイプライン動
作を行なうためには、ラッチ制御信号の立上がりT1は
φ1の立上りT+s以前でかつφ2の立下りT4以後、
立下りTbはφ2の立下りT8以後、φ工の立上りT9
以前に設定することが望ましい、また、各ラッチの出力
がφ2の立上りで更新される事を考慮して、マルチプレ
クサ23や演算回路17の制御48号ALtJC:、M
PLXCは第9図のように設定する。ここでは上記制御
信号の立上りTcはφ2の立上りT8直後、立下りT6
はφ2の立上りT7直前で行なうことが望ましい。
以上の制御信号は第8図に示すプログラム・メモリ19
から1プログラム・ステップごとに同時に読出される。
また、このメモリのアドレスを設定するためにプログラ
ム・カウンタ20を使用する。プログラム・カウンタの
クロックとしてはφ1゜φ2を使用し、初期状態設定用
にリセット(R)もしくはプリセット(PR)入力も設
ける。
次に第1図に使用するレジスタ類の回路構成及び制御法
に関して説明を行なう。第2表のプログラムからも判る
ように第1図におけるZl、Z2゜z3レジスタは1ス
テツプで書き込みと読出しの両方を同時に行なう。そこ
で、ここに使用するレジスタは第10図のようなマスク
・スレーブ型のラッチ25(28:入カバス、29:出
力パス)となる、ここでは、アドレス・デコーダ26に
より選択されたラッチ25にのみ2相クロツクφ1゜φ
2が供給される。また選択されたレジスタの出力のみが
クロックドインバータ27により出力バス29に接続さ
れる。書込みを行なわない場合、アドレス・デコーダの
出力を全て0とする必要がある。4ワード、2ビツトア
ドレスZAADでは、必ずいずれかのワードが選択され
てしまうので、第11図に示すように、ZAWE信号を
用いて不要な場合、デコーダ出力ZA○を全て○レベル
とする。
さて、第10図の回路にはダイナミック回路を用いてい
るが、第3図や第5図のようなスタティックな回路を用
いることも出来る。ダイナミック回路は素子数が少なく
て済むメリットがある。
第1図におけるレジスタZ4.Z5.Z6゜77群は第
2表のプログラムからも判るように1ステツプ中に同時
書込み、また別ワードの読出しを行なっている。これを
実現するためには第12図に示したようなマルチボート
のメモリセルを使用する必要がある。ここで、メモリセ
ル30は4トランジスタのスタティック回路であるが、
1トランジスタ等のダイナミック回路も使用可能である
。このようなメモリ・セルを第13図に示す回路構成で
組立てる。ここでは各ポートごとに独立のアドレス・デ
コーダ36 (ZBADI。
ZBAD2.ZBAD3ニアドレス信号)を設けている
。また必要な時のみ書き込みを行なうため、書き込み用
アドレス・デコーダには第11図で示したようなイネー
ブル・信号ZBWEI。
ZBWE2を入力している。本レジスタは入力2ポート
、出力1ボートの構成(37:データ入力。
38:データ出力、35:センスアンプ、34:書き込
みアンプ、33:データ線、32:ワード線、31:選
択スイッチ、3o:メモリセル)であるが、プログラム
、アーキテクチャの内容により自由に構成出来る。
第1図における係数レジスタC1,C2,C3゜C4は
長時間データを保持するためにスタティック型で無けれ
ばならない。そこで、第12図に示すようなメモリセル
構造の他に第14図で示すクロックド・インバータ40
を使用した回路構成もとれる(39:メモリセル、41
ニアドレス・デコーダ、CADニアドレス信号)、これ
は、書き込みの時のみクロックド・インバータ40を遮
断し、トライステート・ゲート43.入力バス42を介
してデータを入力するものである。この時ライト・イネ
ーブルCWEがルベルになっている。
本回路は、第3.5図のマスター・スレーブ・ラッチに
比較し素子数が少なく、また第12図のものに比較して
は、センスアンプ、書き込みアンプが不要のため、高速
動作が可能である。
以上のラッチ、レジスタ群を制御する信号のパルス・タ
イミングを第15図に示す0本信号は第2表のプログラ
ムに対応したものである。アドレス信号中の2進数はそ
れぞれのレジスタ群内のアドレス番号を示し、x印は任
意の番号でかまわないことを示している。
第16図はプログラム・メモリの回路構成を示している
(44ニアドレスデコーダ、45:パツファ、46:“
1”レベルメモリセル、47:“0”レベルメモリセル
、48:ワード線、49:データ線)、記憶内容は第2
表のプログラム及び第15図のタイミング・チャートに
対応する。
高速制御を可能とするため、各メモリセル46゜47は
その記憶内容によりデータ線49を直接電源V−に接続
するか又は接地する0本プログラム・メモリにはスタテ
ィック・RAM、ヒユーズ型のFROM、電気的書込み
可能なEPROM、電気的書込み消去が可能なEEFR
OM等も使用出来る。
上記プログラム・メモリのアドレスを発生させる回路を
第17図に、そのパルスタイミングを第18図に示す、
特に内部クロックφ1.φ2の周波数が50MHz以上
になると、外部からの供給が困難となってくる。そこで
上図に示すように内部クロックをPLL回路(位相同期
ループ)により発生する。電圧制御発振器52により2
相クロックφ1.φ2を発振させ、これらをプログラム
・ステップ5回に従って5進カウンタ53によりカウン
トダウンする。この間3ビットのプログラム・メモリ駆
動用アドレス(ao、al、C2)が生成される。この
カウント・ダウンした結果T7と入力信号のサンプリン
グ・クロックCLKSとを位相比較器50により位相比
較することにより正確に同期を取る。なお、初期状態を
設定するため、上記カウンタ53にはリセット端子もし
くはプリセット端子及びデータ入力端子が設けられてい
る。
第17図において、51はローパス・フィルタである0
本回路はSPC(信号処理コア)ごと独立に設けるか、
又は複数のSPCに対して共通に設ける。いずれの場合
においてもPLL回路内のn進カウンタの値を独立に設
定することが出来るため、各々のSPCに最適な命令実
行時間を設定することが出来る。
また、クロックφ1.φ2は、速度に問題が無ければ外
部から供給することも出来る。
さて、多数のspc (単位信号処理回路)を用いる場
合、各々の動作モードの設定、演算係数の設定及びテス
ティングを確実に、また迅速に行なう必要がある。これ
は第19図、第20図に示すSPCバスを用いることに
より実現出来る。
第19図はSPCバスとのインタフェースを考慮した場
合に第1図の5PC2がどのような構成となるかを示し
たものである。まず外部SPCバス59よりデバイス・
アドレス(DA)を読みデバイス・デコーダ56により
セレクトされたか否かを判定する。セレクトされた場合
DSにルベル信号を出力する。これにより、プログラム
・カウンタを、マルチプレクサ57により、主プログラ
ム・カウンタ54から外部クロック及びプリセット信号
により制御される副プログラム・カウンタ55に切換え
る。これによりプログラムメモリ19の係数設定、動作
モード設定あるいはテスティング・プログラムを走らせ
る。係数設定モードでは、SPcバス59からのデータ
(DT)を内部バス58を介して係数メモリ7に入力す
る。テスティング・モードでは、まず係数メモリ7、入
力ラッチL6及び遅延メモリ6に内部バス58を介して
入力データを設定し、プログラム・メモリのフィルタリ
ング・プログラムを動作させた後、上記各メモリに記憶
された処理結果を内部バス58を介してSPcバス59
に読出す。50は各制御信号により制御されるトライス
テートゲートである。
システムVLSIでは第20図に示すように多数の5P
C60(SPCI〜5PC5)が配置されている。これ
らのSPCは全てSPcバス59を介して外部よりイン
タフェース回路61を通じて、又は内部プロセッサ62
により制御される。
図において、64は外部プロセッサ、65は外部バスで
ある0通常動作では、図中枠の高速信号経路63に沿っ
て信号が処理されて行き、テスティングあるいは係数、
動作モード設定時にはインタフェイス回路61あるいは
内部プロセッサ62が特定のSPCをアクセスして上記
テスティングあるいは設定を行なう0例えばアダプティ
ブ・フィルタなどでは、SPCが高速度でフィルタリン
グを行ない、内部プロセッサが複雑な適応計算処理を行
なう、計算された係数はブランキング期間中などに上記
SPCバスを介してSPCフィルタに伝えられる。
〔発明の効果〕 本発明の効果は1時間多重処理を行なうことにより、演
算処理回路等の素子数を大幅に低減出来ることである。
第21図、第22図は上記効果を示したものである。対
象となる信号処理は第1図中5PC2の機能を拡張した
対称係数16タツプ・トランスバーサル・フィルタであ
る。
第21図は上記フィルタを演算処理に注目して模式的に
示したものである。又第22図は各回路構成の総トラン
ジスタ数を示したものである。第21図(A)は時間多
重を行なわない従来の構成法で、素子数は第22図に示
すとおり約5万8千トランジスタである。以下の回路も
含め、ここでは全て係数設定及びテスティング機能のあ
るものを考えている。先に述べた従来技術1では、(A
)図回路は約8万素子と報告されているが、これは乗算
器のかわりにスタティックRAMを使用したためである
さて、上記フィルタを第21(B)図のように2回の時
間多重を行なうSPC4個で実現することが出来る。1
個の乗算器5と2個の加算器4を有する各5PC60は
対称係数4タツプのトランスパーサル・フィルタ機能を
もつ、(66は制御回路部)第22図より上記回路の総
素子数は約3万4千である。さらに4回多重を行なえば
1個のSPCは8タツプのフィルタを実現出来、(C)
図のように2個のSPCで(A)図の回路を実現出来る
。この場合の総素子数は約1万9千個であり、従来回路
の約173にまで低減されている。
クロック周波数は従来回路の4倍となるが、例えばディ
ジタル・テレビジョンへの適用を考えると、サンプリン
グ周波数は14.3MHzであり、その4倍は57.2
MHzである。これは時間にして17.5  nsであ
り、第23図より、ゲート長0.8 μmのトランジス
タを用いれば十分に実現することが出来る仕様である。
上記回路をさらに8回多重処理した場合、(D)図に示
すように1個のSPCで16タツプ・フィルタが実現出
来、その素子数は約1万3千トランジスタになる。先の
(C)図に比較して素子数がそれほど低減されない理由
は、各ラッチ、メモリに使用する素子数が増加するため
である。
第1図の5PCI等他の信号処理回路に関しても、この
ような素子数低減の効果が同様に実現出来る0以上より
、本発明が、プロセッサ内の各演算処理回路を時間多重
処理により高効率で活用するため、従来方式に比較し素
子数の低減に大きな効果があることが判る。
他の効果としては第20図に示したSPCバスを用いる
ことにより、各SPCの動作モード、係数設定またはテ
スティングが容易に行なえるということがある。
また、第18図に示すPLL同期回路を用いることによ
り、高速度クロックをプロセッサ内部で安定に発生する
ことが出来、また上記PLL同期回路を独立に設けるこ
とにより各SPC独立にクロック周波数、命令実行時間
を設定出来る効果がある。
本発明の信号処理装置は、高精細ディジタルTV、LA
N、PCM通信等の大規模なディジタル信号処理システ
ムのLSI化に対して非常に効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示し、SPCの構成例を示す
回路ブロック図、第2図は従来のディジタル信号処理装
置を示す回路ブロック図、第3図と第4図はマスク・ス
レーブラッチを説明する図、第5図、第6図と第7図は
マスク・スレーブラッチの他の構成例を示す回路図、第
8図と第9図はSPC制御回路を説明する図、第10図
はSPCのラッチ・レジスタの1例を示す回路図、第1
1図は第10図のデコーダ部を示す回路図、第12図、
第13図と第14図はSPCの他のラッチ・レジスタの
1例を示す回路図、第15図はSPCのラッチ・レジス
タ群の制御パルス・タイミング図、第16図はSPCの
プログラム・メモリの1例を示す回路図、第17図と第
18図はプログラム・メモリのアドレス発生回路を説明
する図、第19図はSPCとSPCバスとの関係を示す
回路ブロック図、第20図は複数のSPCからなるシス
テムVLSIの構成を示す回路ブロック図、第21図は
従来のトランスバーサル・フィルタ(A)と本発明のS
PC構成によるトランスバーサル・フィルタ(B−D)
との比較を示す回路ブロック図、第22図は本発明の効
果を示す図、第23図は乗算器等の演算処理速度の向上
を説明する図である。 1.2・・・単位信号処理回路(SPC)、3・・・レ
ジスタ、4・・・演算回路(又は加算回路)、5・・・
乗算回路、6・・・遅延メモリ、7・・・係数メモリ、
8・・・ラッチ、9・・・データ・バス、10・・・ト
ランスバーサル・フィルタ、11・・・インバータ、1
2・・・AND回路、13・・・N A N D回路、
14.14’・・・マスター・スレーブ・ラッチ回路、
15.15’・・・演算回路。           
       ′\ゝ代理人 弁理士 小川勝男 −1
′ i/II 3レジ人1        1 述JL/七り   7
テーメー八゛入lθLり〉又t(−fk フィル52 第3図 第4肥 )3.NANDO14シ 第7国 51/、インノぐ一タロ路     5/4 馬1mn
1Lランシ゛人ZStZ、り01クド・インノぐり圓、
%  515  スllrMl)57.ランシ゛人Z5
13 1ランス、ファー ケ−)In44班8図 第q口 Z/θ 肥 25ラヅ′rt1し   28 人IK人2A7F゛L
ステちゾ  2P  出カッ\゛人z7 りrJ−t7
I:イvR−7 躬//図 AAD 寮73目 第74 図 32/モリセ)し    4Z 入出力へ゛ス40 7
r:ht7ドインΔ゛−タ 43 しう了1−r−1−
”r’−1−41アにレスフ゛ジーZ′ 第75図 Z/4WE。 肩 72図 45 ノ(−t77−        4β フーF゛
東di  IIyKlしに’1tJk  49f’−!
fL男/7図 躬78図 LKS 52電圧制・脚株豫 第200 Ωp7硬7′ot、−411fi部rss矛 21  
口 (A)伏−大国路 b (D) 570国路(8図う動   ゛第22図 SPC吟渭夕i処理且咲 ¥23記 炸’−)−(=;(p−〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実時間処理の高速ディジタル信号処理装置において
    、演算処理回路、一時記憶回路及びこれらの制御回路か
    らなる単位信号処理回路を複数個設け、該単位信号処理
    回路内の演算処理回路の時間多重使用を行なうことを特
    徴とする高速信号処理装置。 2、信号処理内容に合わせ、各単位信号処理回路の各々
    の回路構成、制御命令及び命令実行時間が異なることを
    特徴とする第1項記載の高速信号処理装置。 3、特定の単位信号処理回路を選択する手段と、選択さ
    れた単位信号処理回路の制御命令及び一時記憶回路の内
    容の書き換え、もしくは読出しを行なう手段を有するこ
    とを特徴とする第1項又は第2項記載の高速信号処理装
    置。 4、上記単位信号処理回路において命令実行用基準信号
    を発生する位相同期ループを設けたことを特徴とする第
    1項記載の高速信号処理装置。
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