JPS63123540A - 打抜き機用の上側工具支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも２つの並べて配置された押抜き工
具が設けられており、その際なるべくそれぞれの押抜き
工具が押抜きポンチ、ポンチ保持体および押抜きポンチ
をポンチ保持体に結合するキャップナツトからなり、支
持部材、収容板、収容板内に並べて配置されかつ押抜き
方向に延びたそれぞれの押抜き工具用の工具ガイド、お
よび支持部材に取付けられ、特にピボット軸のまわりで
揺動可能に関節結合されかつ押抜き方向に対して垂直な
面内で取出し可能、特に揺動可能な閉鎖キャップが設け
られており、その際押抜き工具の上端部が、工具ガイド
内において一方の方向に支持フランジにより制限されて
押抜き方向に摺動可能に案内されている。押抜き機等の
ための上側工具支持体に関する。

原則的に次の説明は、押抜き機として構成された工作機
械の上側工具支持体にあてはまるだけでなく１例えば上
側工具支持体に２つまたはそれ以上のつめ工具を並べて
配置した場合にもあてはまる。従って本発明の教示は、
押抜き機および押抜き工具だけに限定されるのではなく
、同様な問題が生じるすべての工作機械に適用できる。

本発明の教示は、ここおよび以下に教示の理解を容易に
するため、押抜き機用の上側工具支持体の有利な実施例
について説明する。

従来の技術 本発明の前提となる公知の押抜き機等のための上側工具
支持体において（ヨーロッパ特許出願公開第１８０１４
６号明細書）、複数の押抜き工具を並べて配置した場合
の狭くなった場所状態を考慮して。

１つまたはすべての押抜き工具の迅速な交換は次のよう
にして可能である。すなわち収容板が支持部材の一部で
あり、かつ工具ガイドが支持部材の端面の方へ開いてい
るので、押抜き工具の上端部がほぼ水平に工具ガイド内
に挿入できる。閉鎖キャップは、開いた端部においてす
べての工具ガイドをいっしょに閉じる。閉鎖キャップを
当てかつ収容板と閉鎖キャップをロックすることにより
。

収容板内のすべての工具ガイドの開いた端部は１動作で
閉じられる。それによりすべての押抜き工具が確保され
る。詳細に述べれば、そのため押抜き工具の端部はハン
マヘッド状の拡大部を有し。

かつ収容板と閉鎖キャップは、ハンマヘッド状拡大部に
対応した支持面を有するので、押抜き工具が、工具ガイ
ドから下方へ抜は落さることはない。

閉鎖キャップは、ピボット軸を介して支持部材または収
容板に揺動可能に関節結合されており、かつ対向する横
側に配置されたロック装置によって支持部材または収容
板にロック可能である。その際ロック装置は、水平面内
で揺動可能に収容板に関節結合されたロックピン、およ
び閉鎖キャップに設けられた片側で開いたロック収容部
からなり。

その際ロックのためロックビンは、ロック収容部内へ揺
動可能であり、かつ締付はナラ）Ｋより固定締付は可能
である。その他に支持部材において工具ガイドの上かつ
力伝達面の下に、押抜き工具の上端部のため収容空間が
設けられており、゛かつこれら収容空間は、押抜き方向
に対してほぼ垂直に摺動可能な力伝達摺動体によって橋
絡可能である。それぞれの押抜き工具には、支持部材に
配置された往復レバーが付属しており、この往復レバ・
−の一方の端部は、所属の押抜き工具の上端部の何方を
下からつかみ、従って押抜き工具の上端部は、力伝達摺
動体が引込んだ際に往復レバーにより収容空間内へ持上
げることができる。そのため個々には詳細に説明しない
気圧駆動装置等が設けられている。

本発明の教示の出発点を形成する前記の上側工具支持体
は、押抜き工具の迅速な交換可能性に関して実際にはも
はや改善できない。しかし工具ガイドを形成するため収
容板と閉鎖キャップの半シェル構成は実際には同項であ
るとわかった。すなわちロック装置をあまり強力に締付
けると、工具ガイド内で押抜き工具が締付けられること
がある。

従ってこの時上側工具支持体は動作不能である。

その結果１時には押抜き工具を損傷し、かつ場合によっ
ては別の機械部分を損傷する。

発明の目的 本発明の課題は、支持部材に閉鎖キャップを取付けるこ
とにより押抜き工具のガイドが影響を受けないように、
公知の押抜き機等のための上側工具支持体を変形しかつ
改善することにある。

発明の構成 前記課題を解決する本発明による上側工具支持体は１次
のような特徴を有する。すなわち閉鎖キャップが収容板
を含み、工具ガイドが押抜き方向に対して垂直な面内で
リング状に閉じており、かつ閉−キャップを支持部材か
ら取出した場合、特に揺動して取出した場合、押抜き工
具が、押抜き方向または収容板に対して垂直な方向に、
工具ガイド内に押入可能であり、または工具ガイドから
σ１出し可能である 本発明によれば、工具ガイドをそれぞれ半シエル状にし
て、一部を閉鎖キャップに、一部を収容板に設けること
は行わない。むしろ本発明によれば工具ガイドは、完全
にかつ閉じて収容板に設けられ、その際収容板は閉鎖キ
ャップの一部であり。

従って支持部材から完全に取出すことができる。

閉鎖キャップを支持部材から取出した際、特に揺動した
際、押抜き工具は、実際に迅速に押抜き方向にまたは収
容板に対して垂直な方向に工具ガイド内に挿入できまた
はここから引出すことができ。

このことは、これまで半シエル収容部から引出しまたは
挿入することによって可能であったものと同様である。

それにもかかわらず工具ガイドはリング状に全面的に閉
じているので、工具ガイド内の押抜き工具の影響は排除
されている。収容板の平面内の工具ガイドの横断面は、
従ってロック装置の締付は力によって変化することはな
い。押抜き工具の締付けは起こらない。

実施例 本発明の実施例を以下図面により詳細に説明する。

第１図は１本発明の特に有利な実施例として押抜き機の
形の工作機械を示しており、この工作機械は、概略的に
示しただけのＣ字形機械本体１゜下側工具３を有し機械
本体１に形成されまたは配置された下側工具支持体２．
および上側工具、ここでは押抜き工具５を有し機械本体
ｌに配置されまたは形成された上側工具支持体４を有す
る。概略的に示しただけであるが、上側工具支持体４上
または上側工具支持体４の上の機械本体１上に。

例えば液圧シリンダピストン装置の形をした駆動ヘッド
６があり、それｋより動作中に押抜き工具５は下側工具
３に降下することができる。

第１図と第２図に関連して示すように、ここに示した上
側工具支持体４は、少なくとも２つの。

ここでは正確に述べれば３つの並べて配置した押抜き工
具５を設けた点で優れている。ここに示した有利な実施
例においてそれぞれの押抜き工具５は、押抜きポンチ７
、ポンチ保持体８および押抜きポンチ７をポンチ保持体
８に結合するキャップナツト９からなる。３つの押抜き
工具５は、第２図に示すようにできるだけ近くに並べて
配置されている。

第１図に示すように、ここに図示した実施例において上
側工具支持体５は、まず支持部材１０および収容板１１
を有する。その際第３図から明らかなように、収容板１
１に並べて配置されかつ押抜き方向に延びたそれぞれの
押抜き工具５用の工具ガイド１２が設けられている。第
１図、第２図および第３図にさらに関連して示すように
、上側工具支持体４は、支持部材１０に取付けられた。

特にここに図示した実施例ではピポ７ト軸１３のまわり
で揺動可能に支持部材１０に関節結合された閉鎖キャッ
プ１４を有する。最後に第１図と第２図に関連して示す
ように、押抜き工具５の上端部は、工具ガイド１２内に
おいて支持フランジ１５により一方の方向に制限されて
押抜き方向に、従ってここでは垂直方向に摺動可能に案
内されている。支持フランジ１５は第３図に良好に示さ
れている。これら支持フランジは、工具ガイド１２から
下方へ押抜き工具５が脱落することを防止するために使
われる。

図には示されていないが、押抜き工具５の上端部はハン
マヘッド状の拡大部を有し、これら拡大部は、工具ガイ
ド１２内に設けられた支持フランジ１５上に載っている
ので、下方への押抜き工具５の抜は落ちが防止される。

このことは１本発明の前提となる従来技術から明らかで
ある。ここで説明した上側工具支持体４のそれ以上の詳
細はヨーロッパ特許出願公開第１８０１４６号明細書か
ら明らかなので、この刊行物を参照されたい。

第４図に示すようにここで説明した上側工具支持体４に
おいて、工具ガイド１２の上および力伝達面１６の下の
支持部材１０に、押抜き工具５の上端部のため収容空間
１７が設けられている。収容空間１７は、押抜き方向に
対してほぼ垂直に可動の力伝達摺動体１８等によって橋
絡可能であり、しかもここでは気圧シリンダピストンユ
ニットとして構成された調節駆動装置１９によって橋絡
可能である。

その際力伝達面１６は駆動ヘッド６の下側に配置されて
いる。この技術によれば、力伝達面１６の下方行程の際
、力伝達摺動体１８が所属の収容空間１７を橋絡した押
抜き工具５だけが積極的に下方へ動かされるようになる
が、一方別の２つの押抜き工具５はそれぞれ所属の収容
空間１７内へ引込むことができる。

動作していない押抜き工具５を加工片の上′側により収
容空間１７内に戻すのではなく、積極的に収容空間１７
内に戻るようにするため、それぞれの押抜き工具５に、
支持部材１０に配置された往復レバー２０を付属するこ
とも周知である。往復レバー２０は、第４図それぞれの
収容空間１７について略示されているだけである。往復
レバー２０は、付属の押抜き工具５の上端部の側方を下
からつかむことができるので、往復レバー２０により押
扱き工具５の上端部は、力伝達摺動体１８が引込んだ際
に収容空間１７内に持上げることができる。

本発明の教示は、第３図から最もよくわかり。

かつ次のような特徴を有する。すなわち閉鎖キャップ１
４は収容板１１を含み、工具ガイド１２は、押抜き方向
に対して垂直な平面内でリング状に閉じており、かつ押
抜き工具５は、支持部材１０から閉鎖キャップ１４を取
出した際、特に揺動した際、押抜き方向にまたは収容板
１１に対して垂直な方向に工具ガイド１２内に押入可能
または工具ガイド１２から引出し可能である。閉鎖キャ
ップ１４内にリング状に閉じた工具ガイド１２を有する
この構造の利点は、始めに詳細に説明したので、そのた
めここでこれ以上説明するには及ばない。

さりに第３図に示すように、押抜き工具５の端部を持上
げる前記往復レバー２０に合わせて、閉鎖キャップ１４
は、支持部材１０の方に向いたそれぞれの工具ガイド１
２の側に、支持フランジ１５の下で工具ガイド１２に口
を開いた往復レバー２０用のかみ合い通路２１を有する
。閉鎖キャップ１４を支持部材１０に取付けた際、この
ようにして往復レバー２０は、かみ合い通路ｚ１を通っ
て押抜き工具５の縁の下まで、特に上端部にあるハンマ
状拡大部にはまることができる。往復レバー２０の挿入
は。

閉鎖キャップ１４の揺動可能な関節結合の際、支持部材
１０の方へ閉鎖キャップ１４を揺動すると自発的に行わ
れる。この時そのため閉鎖キャップ１４内においてかみ
合い通路２１が、支持部材１０における揺動可能な関節
結合のためのピボット軸１３の方に向いた工具ガイド１
２の側で、支持部材１０の方に向いた側へ広がっている
ことは望ましい。このことは、ピボット軸１３のまわり
のかみ合い通路２１０円弧状運動に対応している。

第２図、第３図および第４図に示すように、ここに図示
した有利な実施例において、支持部材１０に閉鎖キャッ
プ１４を関節結合するためのピボット軸１３の中心は、
すぐ隣りの工具ガイド１２のすぐ隣りの縁からかなりの
間隔を置いて、なるべくほぼｌｏｏ　ｍ〜２００■、特
にほぼ１５０　ｍの間隔を置いて側方に配置されている
。支持部材ｌＯと閉鎖キャップ１４のこの側方張出し構
造によれば、押抜き工具５の上端部が収容板１１内の工
具ガイド１２から上方へ容易に引出すことができるとい
う利点が得られる。すぐ隣りの工具ガイド１２からピボ
ット軸１３までの側方最小間隔により、押抜き工具５の
ため挿入運動を完全に自由にするため、上側工具支持体
４の張出した部分が存在する場合にも、工具ガイド１２
が支持部材１０から十分広く離れることができるように
なる。

本発明の前提となる従来技術において、閉鎖キャップ１
４は、ロック装置２２により、特にピボット軸１３とは
反対側に配置されたロック装置ｚ２により支持部材１０
にロック可能である。この時第２図と第４図に関連して
示すように１本発明の有利な教示によれば、第２のロッ
ク装置２３がピボット軸１３の近くに設けられており、
かつ本発明の有利な教示によれば、ここ忙ありピボット
軸１３の方へ延びた閉鎖キャップ１４の部分２４の下に
配置されている。その際ロック装［２３は、初めに述べ
たようなロック装置２２と同様に構成でき、すなわち支
持部材１０において水平面内で揺動可能に関節結合され
たロックピン２５．および閉鎖キャップ１４に設けられ
かつ一方の側に、なるべく横側に開いたロックビン収容
部２６からなり、その際ロックのためロックピン２５は
ロックピン収容部２６内ＫｍｉｌＥ）ｌ可能であり、か
つ締付はナツト２７等により締付は可能である。その際
締付はナツト２７等は、特に第４図にはっきりと示すよ
うに屈曲締付はレバーとして構成できる。閉鎖キャップ
１４の部分ｚ４の下に第２のロック装置２３を配置すれ
ば、締付はナツト２７と共にロックピン２５を第２図で
左方に揺動した後、閉鎖キャップ１４を同様に左方に揺
動することができ、ロック装置２３と衝突することはな
い。

【図面の簡単な説明】

第１＠は、工作機械、ここでは押抜き機の概略側面図、
第２図は、第１図の工作機械の正面図。 第３図は、第１図の工作機械の平面図、第４図は。 駆動ヘッドを取除いて示す第１図の工作機械の平面図で
ある。 １・・・・・・機械本体、２・・・・・・下側工具支持
体、３・・・・・・下側工具、４・・・・・・上側工具
支持体、５・・・・・・上側工具、６・・・・・・駆動
ヘッド、７・・・・・・押抜きポンチ。 ８・・・・・・ポンチ保持体、９・・・・・・キャップ
ナツト、１０・・・・・・支持部材、１１・・・・・・
収容板、１２・・・・・・工具ガイド、１３・・・・・
・ピボット軸、１４・・・・・・閉鎖キャップ。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも２つの並べて配置された押抜き工具が
   設けられており、その際なるべくそれぞれの押抜き工具
   が押抜ポンチ、ポンチ保持体および押抜きポンチをポン
   チ保持体に結合するキャップナットからなり、支持部材
   、収容板、収容板内に並べて配置されかつ押抜き方向に
   延びたそれぞれの押抜き工具用の工具ガイド、および支
   持部材に取付けられ、特にピボット軸のまわりで揺動可
   能に関節結合されかつ押抜き方向に対して垂直な面内で
   取出し可能、特に揺動可能な閉鎖キャップが設けられて
   おり、その際押抜き工具の上端部が、工具ガイド内にお
   いて一方の方向に支持フランジにより制限されて押抜き
   方向に摺動可能に案内されている、押抜き機等のための
   上側工具支持体において、 閉鎖キャップ（１４）が収容板（１１）を含み、工具ガ
   イド（１２）が押抜き方向に対して垂直な面内でリング
   状に閉じており、かつ閉鎖キャップ（１４）を支持部材
   （１０）から取出した場合、特に揺動して取出した場合
   、押抜き工具（５）が、押抜き方向または収容板（１１
   ）に対して垂直な方向に、工具ガイド（１２）内に押入
   可能であり、または工具ガイド（１２）から引出し可能
   であることを特徴とする、押抜き機等のための上側工具
   支持体。
2. （２）支持部材において工具ガイドの上および力伝達面
   の下に、押抜き工具の上端部のため収容空間が設けられ
   ており、かつ収容空間が、押抜き方向に対してほぼ垂直
   に可動の力伝達摺動体等によって橋絡可能であり、その
   際それぞれの押抜き工具に、支持部材に配置された往復
   レバーが付属しており、かつ往復レバーが、付属の押抜
   き工具の上端部の側面を下からつかみ、かつその際力伝
   達摺動体を引込めた場合、往復レバーにより押抜き工具
   の上端部が収容空間内に持上げ可能である工具支持体に
   おいて、 閉鎖キャップ（１４）が、支持部材（１０）の方に向い
   た側においてそれぞれの工具ガイド（１２）に、支持フ
   ランジ（１５）の下において工具ガイド（１２）内に口
   を開いた往復レバー（２０）用のかみ合い通路（２１）
   を有する、特許請求の範囲第１項記載の工具支持体。
3. （３）閉鎖キャップ（１４）内のかみ合い通路（２１）
   が、支持部材（１０）に揺動可能に関節結合するための
   ピボット軸（１３）の方に向いた工具ガイド（１２）の
   側において、支持部材（１０）の方に向いた側へ広げら
   れている、特許請求の範囲第２項記載の工具支持体。
4. （４）支持部材（１０）に閉鎖キッャプ（１４）を関節
   結合するためのピボット軸（１３）の中心が、隣接する
   工具ガイド（１２）の隣接する縁から側方へかなりの間
   隔を置いて、なるべくほぼ１００〜２００ｍｍ、特にほ
   ぼ１５０ｍｍの間隔を置いて配置されている、特許請求
   の範囲第１〜３項の１つに記載の工具支持体。
5. （５）閉鎖キャップが、支持部材においてロック装置に
   より、なるべくピボット軸に対向する側に配置されたロ
   ック装置によりロック可能である工具支持体において、 ピボット軸（１３）の近くに第２のロック装置（２３）
   が設けられており、かつなるべくここにありかつピボッ
   ト軸（１３）の方へ延びた閉鎖キャップ（１４）の部分
   （２４）の下に配置されている、特許請求の範囲第１〜
   ４項の１つに記載の工具支持体。