JPS63122863A - 足場ポスト組み立て・解体装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プラントやビルのメンテナンス、’？ｊ槽類
の組み立て・分解、塗装、保温工事等の足場の組み立て
・分解方法及びその装置に関する。

従来の技術 この種の足場組み立ては、下方からＪ：方に組み上げて
いくために、組み立て部品はクレーン等で上方に運ばれ
、組み立てが進むにつれて、組み立て作業場が高（なり
、組み立て作業や、組み立て部品の運搬に伴なう危険が
多くなると共にその作業能率が悪くなり、１つ、クレー
ン等が大型で強力なものが必要になり、組み立て部品の
運搬甲部が長くなる等の欠点があった。

発明が解決しようとする問題点 本発明はかかる従来技術に伴なう欠点を解消するために
、組み上げ方法により足場を下で組み立てて、上方に組
み上げるもので、足場を支持するポストを組み立て分解
自在にして、このポストを下方で順次組み立てて、上方
に組み上げることにより、足場を安全に組み立て分解で
きる方法及びその装置を提供することを目的とするもの
である。

問題点を解決するための手段 即ち、本発明に係る足場の組み立て・分解方法は、昇降
部材を下方の所定の位置に設定する工程と、足場を支持
するポストをこの昇降部材で保持する工程と、前記ボス
］・をそのボス］−の高さ寸法Ｊこり高く前記昇降部材
で」−げる工程と、他のポストを前記ポストの下部に位
置させる工程と、両ポストの接合及び前記ポストと前記
昇降部材との保持を解く工程と、前記昇降部材を前記所
定の設定位置に下げる工程と、下の前記ポストを前記昇
降部材で保持する工程と、この保持されたボス１へを前
記昇降部材で前記工程と同様に上げる工程とを有するこ
とを特徴とする。

また本発明に係る足場の組み立て・分解装置は、昇降部
材と、足場を支持するポストと、前記昇降部材と前記ポ
ストとを着脱自在に結合する保持部材と、前記昇降部材
を前記ポストの高さ寸法より高くに上げる昇降器とを備
え、該昇降器が上の前記ポストの下に他のポストを設置
した後で前記両ポストの接合及び前記ポストと前記昇降
部材との保持を解き、昇降部Ｉを初期の状態に下降し、
前記昇降部材で下の前記ポストとを保持して前記同様に
上置させることをｖＩ′ｅ！ｌする。

作用 従って、足場を支持するポストが昇降器の昇降部材と着
脱自在にビン等で保持されてポストの高さ寸法より高い
上方に上げられるので、他のポストがそのポストの下の
位置に簡単に置くことができ、この状態で上にあるポス
トを昇降器で下げると、上下両ポストがその端部で当接
する。この当接両端をボルト、ナツトやビン等の締結部
材で結合し、上のポストと昇降部材との保持を解いて、
昇降部材のみ下方に移動する。そして下のポストをその
昇降部材で同様に保持して同様の工程を繰り返えせば、
ポストは上方へ組み上げられて行き、所定の高さに所定
の足場を所定な数だけ安全且つ容易に組み立てることが
できる。分解はこの逆の作業を行なうことによってでき
、分解されるべき、ポストは上のポストが昇降器でポス
トの高さ寸法より上方に保持されているときに分解され
、かかる作業を順次することで分解作業を完了すること
ができる。

実施例 以下に本発明を図面の実施例に従って説明する。

本実施例は炉内の足場を組み立て・分解するもので、第
５図及び第４図にその足場１を示す。第５図の足場１は
９段に設けられているが、必要に応じてその段数は増減
され、また、手摺や階段も必要に応じてその秤類や数は
選択される。

本実施例では足場１の内側に手摺２を設け、足場と足場
を階段３で連続させている。最下部には第４図に示す如
く操作ステージ４０足場を組み立て・解体装置５及びそ
の操作盤６等を設けている。

またこの操作盤は炉外に設けた制御２Ｉ］盤７や分電盤
８に連結されている。

前記足場の組み立て・解体装置５は第１図にその詳細を
示し、台部９、昇降器１０、該昇降器で昇降される昇降
部材１１、保持部材であるビン１２、及び昇降器１０を
支持する固定部材１３等で構成され、昇降器１０はモー
タ（電動式または油圧式等）１４により図示しないがウ
オームギヤ等を介して所定の距離だけ前記昇降部材１１
を昇降する。

足場１を支持するポスト１５は、本実施例ではその軸線
方向の長さく高さ）が１ＴｒＬであるが、足場に要求さ
れる高さによって適当に決められる。

このポスト１５はその両端に７ランジ１６を有し、この
フランジはポストが組み上げられるに従つ−Ｃボルト等
で上下ポストを連結する。尚、本実施例では７ランジを
用いているが凹凸等の差込み式でもよい。また、ポスト
１５には足場１を固定する足場取付金具１７を設番プる
と共に、前記昇降部材１１に着脱されるための金具１８
を有し、前記ビン１２を介してポスト１５を昇降部材１
１に着脱する。

次に、上記構成の足場組み立て・解体装置の作動を説明
する。

先ず、足場を組み立てる場合について説明すると、ｆ７
降部材１１を下方の所定の位置に下降させ、この状態で
ポスト１５を台部９にその所定の位置に立てて置き、昇
降部材１１の孔と金具１８の孔とを対向さＶて両孔にビ
ン１１を挿入する。このように昇降部材１１にボス１〜
１５が保持された状態で、第４図の操作盤６のボタン（
図示せず）を押フ−と、第２図に示す■の行程が１ｑら
れる。　［ｆｉｌち、モータ１４が予め設定された回転
数だけ回転してウオーム等を回動し、昇降部材１１を１
ＴｒＬ２ｒＪ上界させて止まる。

この持ち上げられたポストの下に他のポスト１５を同様
に置き、操作盤６の所定のボタンを即すと、第２図の■
の工程が得られ、上のポストが２α降下して第１図の状
態になる。ここで、両ボスト１５の当接フランジ１６を
ボルトで結合する。

足場１をポスト１５に結合するのは、ポスト１５が台部
９上にあるときで６、第１図の状態でもよい。ただし、
本実施例では足場１はポスト２本に１つ、組まれる。足
場の種類やそれが設けられる場所や高さ等を考慮して作
業のやりゃすい方を選択する。両フランジ１６が結合さ
れた後、ビン１２を抜き、操作盤６のボタンを押して第
２図の■の工程を１’？、昇降部材１１を初期の状態に
戻す。

このような工程を繰り返すことにより足場が組み上げら
れて行く。また、本実施例ではポスト１５は４水量時に
昇降され、足場が万一傾斜したり、モータに異常が発し
た時は自動的に停止され、前記操作盤６にその不具合個
所が表示される。

足場の解体は、この逆の工程で行われ、第３図に示す■
、■、■の順序でポスト１５は解体される。

即ら、第１図の状態で昇降部材１１を２　ｃｍ上界させ
、両ボスト１５のフランジ１６を、結合しているボルト
を外し、下側のポストを抜き取り、第３図の■の工程で
昇降部材１１を１　ＴｒＬ２　ｃｍ下降させ、ビン１２
を昇降部材１１とボス］−１５から外した債、昇降部材
１１を１ｍ上賛させてビン１２でｎ降部材１１にポスト
１５を保持させる。この工程を繰り返でことにより、ポ
スト１５の解体が行われる。勿論足場１をポスト１５よ
り外すことも行われるが、ポストが上界位置にあるとき
に行うか否かは、作業性や安全性等を考慮して選択され
る。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の構成によれば
、ポストを昇降することにより足場を組み立て・解体で
きるので、組み立てが進むにつれて作業性や安全性が悪
くなることがなく、一定の作業で安全且つ容易に足場の
組み立て・解体ができ、大型で強力なりレーン等を要せ
ず、更には部品の運搬等も経済的且つ安全に行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る一実施例を示すもので、第１図は足
場の組み立て・解体装置の斜視図、第２図及び第３図は
組み立て及び解体の工程図、第４図は作業状態を示ず図
、そして第５図は足場完成の全体図である。 １・・・足場、 ５・・・足場の組み立て・解体装置、 １０・・・昇降器、 １１・・・昇降部材、 １２・・・ビン、 １５・・・ポスト、 １６・・・７ランジ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）昇降部材を下方の所定の位置に設定する工程と、
   足場を支持するポストをこの昇降部材で保持する工程と
   、前記ポストをそのポストの高さ寸法より高く前記昇降
   部材で上げる工程と、他のポストを前記ポストの下部に
   位置させる工程と、両ポストの接合及び前記ポストと前
   記昇降部材との保持を解く工程と、前記昇降部材を前記
   所定の設定位置に下げる工程と、下の前記ポストを前記
   昇降部材で保持する工程と、この保持されたポストを前
   記昇降部材で前記工程と同様に上げる工程とを有するこ
   とを特徴とする足場組み立て・解体方法。
2. （２）昇降部材と、足場を支持するポストと、前記昇降
   部材と前記ポストとを着脱自在に結合する保持部材と、
   前記昇降部材を前記ポストの高さ寸法より高くに上げる
   昇降器とを備え、該昇降器が上の前記ポストの下に他の
   ポストを設置した後で前記両ポストの接合及び前記ポス
   トと前記昇降部材との保持を解き、昇降部材を初期の状
   態に下降し、前記昇降部材で下の前記ポストとを保持し
   て前記同様に上界させることを特徴とする足場組み立て
   ・分解装置。