JPS63120388A - 光学文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は特に商品等に添付された値札などに示された文
字や記号をスキャナを走査して光学的に読み取る光学文
字読取装置に関する。

〈従来の技術〉 スーパーマーケットや百貨店等で、単品毎の売り上げ情
報を収集して在庫管理等を行うＰ　ＯＳ　（Ｐｏ１ｎｔ
　ｏｆ　５ａｌｅｓ）システムに使用されている値札に
手に持ったスキャナをあてがって値札に記載された文字
・記号を光学的に読取る手持ち式の光学文字読取装置（
たとえば特公昭５９−６４１８）等が知られている。

かかる光学文字読取装置のブロック構成図を第５図に示
す。第５図に示す光学文字読取装置において、読取対象
の文字が記載された値札等の用紙３上をスキャナ１を手
２にもって文字が配列されている方向（水平方向）に移
動させて、スキャナのランプ４で用紙を照らし、用紙３
上の文字をレンズ系５を介して二次元配列された光電変
換素子からなるイメージセンサ６上に結像させる。イメ
ージセンサ６上に結像された文字像はイメージセンサ駆
動回路７によって二値化信号に変換され、バッファメモ
リ８のイメージセンサ６の光電変換素子に対応した記憶
素子に第６図に示すように貯えられる。バッファメモリ
８に貯えられた文字像は垂直切出し回路９によって文字
像の垂直方向文字エリアが切り出され、垂直方向文字エ
リア信号ＶＡを出力するとともに切出し終了４１号ＶＡ
Ｆを出力する。次いで水平切出し回路１６は垂直切出し
回路９のＶＡ信号とＶＡＦ信号を入力して水平方向文字
エリアの切出しを行い水平方向文字エリア切出し終了信
号ＶＨＦ及び水平方向切出し最終列信号ＢＣＬとを出力
する。行特徴抽出回路１０は垂直切出し回路９のＶＡ信
号及び水平切出し回路１６のＢＣＬ４＠号を入力して、
切り出された文字について行毎の特徴抽出を行う。

特徴抽出の結果Ｃ，は部分特徴抽出回路１１によって部
分待機抽出をとってデータ圧縮を行い、データ圧縮され
た結果Ｄ１は識別処理回路１２に入力され１行毎の特徴
抽出の特徴出現順序から文字の識別を行いその結果り。

ｕｔを出力するものである。尚ＣＫ　、ＣＫはそれぞれ
クロック信号である。

〈発明が解決しようとする問題点〉 第５図に示す従来の光学文字読取装置においては、イメ
ージセンサ６の視野内に読取対象の文字が結像されるよ
うに、スキャナ１を用紙３との位置的相対関係を見定め
て操作する必要があり、読取不能であれば繰返して操作
しなければならない。またイメージセンサ６はスキャナ
１内に収納されているため文字像がイメージセンサ６の
視野内に収まったかどうかを直接知ることはできず、操
作者は用紙３とスキャナ１とを真横からのぞき込みなが
ら最適の操作をする必要があり熟練を要し操作性が悪か
った。また操作者が読取不能を知るのは識別処理された
後でないと分からないため、読取不能を知るためには処
理時間だけ遅れる不都合があった。

本発明は従来技術のかかる問題点に鑑みてなされたもの
で、読取対象の文字像のイメージセンサ上の関係位置を
直ちに表示器に表示するため、読取対象の用紙上のスキ
ャナの操作性を容易かつ迅速にした光学文字読取装置を
提供することを目的とするものである。

く問題点を解決するための手段〉 かかる目的を達成した本発明による光学文字読取装置の
構成は、読取対象の文字像が結像される二次元配列され
た光電変換素子からなるとともに手持ち式のスキャナに
収納されたイメージセンサと、該イメージセンサに結像
された文字像を二値化した結果から文字を読取る識別処
理手段を備えた光学文字読取装置において、垂直方向の
文字の存在する範囲即ち垂直方向文字エリアを検出する
垂直切出し手段と、該垂直切出し手段によって切り出さ
れｔ：垂直方向文字エリアが上記イメージセンサの垂直
方向視野のあらかじめ分類された分類領域のどの分類領
域に位置するかを判定する垂直位置判定手段と、該垂直
位置判定手段によって判定された切出し文字エリアの分
類結果を分類に従って表示するとともに上記スキャナの
一部に設けられｔ：表示器とを具備したことを特徴とす
るものである。

く作　　　用〉 垂直切出し手段によって切り出された垂直方向文字エリ
アがイメージセンサの垂直方向視野領域のあらかじめ定
められた分類領域のどの領域に位置されているかを垂直
位置判定手段によって判定し、判定された垂直方向文字
エリアの位置分類結果を分類に従ってスキャナの表示器
に表示するようにした。

く実　施　例〉 本発明による光学文字読取装置の一実施例の構成図を第
１図に示す。第１図に示す本発明の実施例は第５図に示
す従来例のものに垂直位置判定回路１７と分類表示する
表示蕾１８を附加した構成である。従って第１図に示す
実施例で第５図に示す部分と重複する部分の説明は簡略
化する。

第１図において、スキャナ１のイメージセンづ６はＰＯ
Ｓ等に用いられる読取対象が記載された値札等の用紙３
上を文字配列の方向に走査することによって、用紙３上
の文字像をイメージセンサ６上にとらん、イメージセン
ザ駆動回路７で二値化イス号に変換してバッファメモリ
８に貯える。バッファメモリ８に貯えられた二値化され
た文字画像は垂直方向切出し回路９によって文字画像の
垂直方向文字エリアを切り出して垂直文字エリア信号Ｖ
Ａと切出し終了（ゴ号ＶＡＦとを出力する。水平切出し
回路１６はＶＡ信号とＶＡＦ信号とを入力して水平方向
文字エリアの切出しを′行い水平方向文字エリア切出し
信号Ｖ　ＨＦと切出し最終列信号ＢＣＬとを出力する。

切り出された文字について、垂直切出し回路９のｖＡ信
号と水平切出し回１８１６のＢｃＬ（、ｉ号とを受けて
行特徴抽出回路１０は切出し文字の行毎に行特徴抽出を
行い、行特徴抽出信号Ｃ４を出力する。続いて部分待機
抽出回路１１によりデータ圧縮を行ない識別処理回路１
２で１行毎の特徴抽出の出現順序から文字識別！、文字
読取結果Ｄ　を出力する。

以上のことは第５図に示す従来のものと同様である。

第１図に示す本発明の実施例のものでは、垂直位置判定
回路１７によって垂直切出し回路９の第６図に示される
ような文字画像の垂直方向文字エリア信号ＶＡを入力し
てイメージセンサ６上での位置分類を行い、位置分類さ
れた切出し文字位置の分類結果はスキャナ１の上に設け
られた表示器１８に分類別に表示される機能が従来技術
のものに附加されている。

本発明における切出し文字位置のイメージセンサ上の位
置分類を以下に示す。第２図（ａｌはイメージセンサの
垂直方向視野をＲ，、Ｒ，２゜Ｒ３の三つの領域に分類
した例を示す。１例として垂直方向視野高さは７−８　
ｍ　、　Ｒ，、Ｒ，領域の高さは２．０　ｌｌｌ１１１
Ｒ２領域の高さは３．８調であるとする。これら三つの
視野領域Ｒ，、Ｒ２゜町に対応して表示器１８は三つの
発光素子ＬＥＤが対応してスキャナ１の上部の見易い部
分に設けられている。例えば垂直切出し回路９によって
切り出された垂直方向文字エリア信号ＶＡ、の視野領域
上での長さが第２図（ｂ）に示すように領域Ｒ２に全て
含まれている場合、スキャナ１の上部に取付けられた表
示器１８の緑色のＬＥＤＬ２が発光する。また切り出さ
れた垂直文字エリア（３号ｖＡ２が第２図ｔｅｌに示す
ように領域Ｒ，と領域Ｒ２とにまたがる場合は、表示器
１８の赤色のＬＥＤＬ、と緑色のＬＥＤ　Ｉ。

とが発光する。この場合赤色のＩ、ＥＤＬ、のみを発光
させてもよい。また文字エリアイ１号ｖＡ３が第２図（
ｄｌに示すように、領域町と領域へとにまたがる場合は
表示器１８の緑色のＬＥＤｌ、と赤色のＬＥＤＬ、とが
発光する。またこの場合赤色のＬＥＤＬ３のみを発光さ
せても良い。

以上の動作によって操作者は、スキャナ１のイメージセ
ンサ６の視舒上の文字像の関係位置を知ることができる
。又、表示ＰＪ１８のＬＥＤ　Ｌ、、　Ｒ２，Ｌ、はイ
メージセンサ６の垂直方向視野分類Ｒ１，Ｒ２，Ｒ，に
対応して一列に配列されているため視認性が勝れている
。

第４図（ａｌにはイメージセンサの垂直方向視野をＲ，
、Ｒ２，Ｒ３の三つの領域に分類し、表示器１８は１個
の赤のＬＥＤを用いて表示させる例を示している。この
場合は文字エリアＶＡが領域Ｒ１，Ｒ３にかかった場合
に発光し、他は発光しないようになっている。ただしこ
の場合（よ、操作者は表示器１８が発光したとき用紙３
とスキャナ１との位置関係を見て、文字エリアＶＡがＲ
１とＲ５のどちらの領域にかかっているかを視覚によっ
て確かめなければならない。

第３図にはイメージセンサの垂直方向視野をＲ，、Ｒ２
，Ｒ３ＰＲ，、Ｒ５の５つの領域に分類した例を示して
いる。この場合、表示Ｉａ１８のＬ　Ｅ　Ｄ　Ｌ、、　
Ｌ２．　Ｌ、、　Ｌ４．　ＬＳは第４図（ｃｌに示すよ
うにそれぞれ領域Ｒ，，Ｒ２，Ｒ，、Ｒ，。

Ｒ６に対応されていてＬＥＤ　Ｌ、、　Ｌ、は赤、Ｉ−
Ｅ　ＤＬ、、Ｌ４は橙、Ｌ３は緑に発光する。

第４図（ｄｌに示す例は表示器１８のＬＥＤＬ、。

Ｌ２．Ｌ３がスキャナ１の先端部に近く両側に配置され
たものであって、用紙３とスキャナ１の先端部の位置関
係が表示器１８の表示の確認と同時に行われるため視認
性が更に勝れている。

表示器１８の発光素子はＬ　Ｅ　Ｄの場合について説明
したがその他のランプ等の発光素子でもよい。あるいは
液晶ディスプレイ、指示針を表示器１８としても良い。

又表示器１８の発光素子の数については、中心領域を明
確にするため、イ数が好ましい。

なお上記実施例ではバッファメモリ８を用いているが、
イメージセンサ６から文字像が上から逐次出力されると
同時に、行特徴抽出回路１０、垂直切出し回路９、水平
切出し回路１６に二値化信号を加えろことにより、バッ
ファメモリ８を測用しないで処理を行うことが可能であ
る。また、垂直位置判定回路１７は垂直切出し回路９の
結果を利用するので、本発明ではバッファメモリ８を必
ずしも必要としない。

〈発明の効果〉 本発明による光学文字読取装置によれば、スキャナ内の
イメージセンサがとらえている用紙の文字位置を表示器
の表示によって直ちに容易に視認することができ、もし
文字像がイメージセンサの垂直方向の領域から外れそう
な状態であれば直ちに操作者に視覚的判断されるので、
操作者は表示器の表示に従ってスキャナの操作を修正し
正しい状態で読取対象を走査することができる。

本発明のものではスキャナの表示器の表示で、イメージ
センサ上の文字像の関係位置が分るので従来のものの如
く用紙とスキャナ先端部の相互位置関係をスキャナの横
方向から見当付けながら操作するといった不便が解消さ
れた。

また従来のものでは文字像がイメージセンづの丁度良い
部分に入るように走査するには熟練を要しｔ二が、本発
明のものでは操作の際の文字像のイメージセンサとの関
係位置が表示器の表示の模様で分るので、操作１よ表示
器の表示に従って容易に操作することができる。

従来のものでは文字像がイメージセンサの視野内に全て
入っているかどうかは文字をすべて走査した後、識別結
果が出力されるか否かで判断しており、判断時間に手間
どり操作性が悪かったが、本発明のものでは垂直方向の
文字エリアの切出しで直ちに表示器に文字像のイメージ
センサ上の位置関係が表示されるため応答性が速く操作
性が勝れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光学文字読取装置の構成図、第２
図はイメージセンサの垂直方向視野分類と垂直方向の文
字エリアとの関係を示す図、られな表示器の各側を示し
た図、第５図は従来の光学文字読取装置の構成図、第６
図はバッファメモリ上の文字像と文字像の垂直方向の文
字エリア信号の関係を示した図である。 図面中、１はスキャナ、３は用紙、４はランプ、５はレ
ンズ系、６はイメージセン→〕・、７はイメージセンサ
駆動回路、８はバッファメモリ、９は垂直切出し回路、
１０は行特徴抽出回路、１１は部分特徴抽出回路、１２
は識別処理回路、１６は水平切出し回路、１７は垂直位
置判定回路、１８は表示器である。 特　　許　　出　　願　　人 住友電気工業株式会社 代　　　　理　　　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 読取対象の文字像が結像される二次元配列された光電変
   換素子からなるとともに手持ち式のスキャナに収納され
   たイメージセンサと、該イメージセンサに結像された文
   字像を二値化した結果から文字を読取る識別処理手段を
   備えた光学文字読取装置において、垂直方向の文字の存
   在する範囲即ち垂直方向文字エリアを検出する垂直切出
   し手段と、該垂直切出し手段によって切り出された垂直
   方向文字エリアが上記イメージセンサの垂直方向視野の
   あらかじめ分類された分類領域のどの分類領域に位置す
   るかを判定する垂直位置判定手段と、該垂直位置判定手
   段によって判定された切出し文字エリアの分類結果を分
   類に従って表示するとともに上記スキャナの一部に設け
   られた表示器とを具備したことを特徴とする光学文字読
   取装置。