JPS63105287A - 空気圧縮機用弁装置 - Google Patents

空気圧縮機用弁装置

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JPS63105287A
JPS63105287A JP24920286A JP24920286A JPS63105287A JP S63105287 A JPS63105287 A JP S63105287A JP 24920286 A JP24920286 A JP 24920286A JP 24920286 A JP24920286 A JP 24920286A JP S63105287 A JPS63105287 A JP S63105287A
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JP
Japan
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seat plate
valve seat
valve
fiber
rust
Prior art date
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Pending
Application number
JP24920286A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Takei
武井 喜樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、往復動型空気圧縮機に用いる圧縮機用弁装置
に関する。
[従来技術] 従来、この種の圧縮機用弁装置として、第3図、第4図
に示すものが知られている。
同図において、1はほぼ正方形状の金属板からなる弁座
板で、該弁座板1の表面はNi   Pメッキが施こさ
れている。そして、弁座板lには吸込   ゛口2、吐
出口3が穿設されている。
4は弁座板1の下面側に設けられたステンレス製リード
弁からなる吸込弁で、該吸込弁4の一端側はステンレス
製のスペーサ5を介してリベット6.6により弁座板1
に固着され、その他端側は自由端となって吸込口2を開
閉するようになっている。
7は弁座板1の上面側に設けられたステンレス製リード
弁からなる吐出弁で、該吐出弁7の一端側はステンレス
製のスペーサ8.弁板押え9゜ワッシャ10を介して締
付ポルト11により弁座板lに固着され、その他端側は
自由端となって吐出口3を開閉するようになっている0
図中、12は吐出弁7の回転を規制するために、弁座板
lに植設された固定ビンである。
このように構成される弁装置は、シリンダとシリンダヘ
ットとの間に挟着され、ピストンか吸込行程にあるとき
には、吸込弁4を開弁して空気を吸込み、ピストンが圧
縮行程にあるときには吐出弁7を開弁して空気を吐出す
る。このとき、吐出圧によって吐出弁7が過大に開弁す
るのを防止すべく、弁板押え9によって該吐出弁7を押
え、固定ピン12によっ該吐出弁7が回転するのを防止
している。
[発明か解決しようとする問題点] 然るに、上記従来技術によるものは1次のような幾多の
問題点がある。
第1に、近年空気圧縮機の低騒音化か問題となっている
か、弁座板1か鉄金属材であると共に、吸込弁4、吐出
弁7かステンレス材であるため、これらが離着塵すると
きの打音によっそ低騒音化の妨げとなフているという問
題点かある。
第2に、吸込弁4と弁座板lとの間にスペーサ5を設け
ると共に、吐出弁7と弁板押え9との間にもスペーサ8
を設けているため、該弁座板lとスペーサ5との間、ス
ペーサ8と吐出弁7との間に凝縮水が溜り、隙間R食が
発生しやすいという問題点がある。
第3に、吐出弁7の回転を防止するため、固定ピン12
が必要となるか、部品点数が増加し、また穴加工等の工
数が増えるという問題点がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたちのて
、弁座板を樹脂材と防錆作用を備えた金屈短m維との組
合せによって形成することにより、低騒音を図ると共に
、十分な強度と防食性を確保しつるようにした空気圧縮
機用弁装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本発明による弁装置が採用
する構成の特徴は、弁座板を、熱硬化性樹脂を基材とし
て少なくとも防錆金属繊維または防錆処理を施した金属
繊維からなる金属短繊維を充填し、圧縮成形手段により
形成したことを特徴とする。
ここで、熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ポリイミド等が適用される。金属
短繊維としては、ステンレス繊維、防錆処理したスチー
ル繊維等が用いられる。
[作用] 熱硬化性樹脂に防錆性金属層Famを混入し、圧縮成形
することによって弁座板を形成したから、低騒音で所要
の強度をもった弁座板を構成することがてきるばかりで
なく、従来問題となっていた凝縮水による隙間腐食をな
くし、しかも部品点数が少なく、加工工数を減少させる
こが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、第1図、第2図を参照しつつ
詳細に述べる。なお、前述した従来技術と同一構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
同図において、21は本実施例に用いるほぼ正方形状の
弁座板で、該弁座板21は後述の如く熱硬化性樹脂を基
材とし、少なくとも防錆金属uAlnまたは防錆処理を
施した金属lJl維からなる金属短繊維を充填し、圧縮
成形手段により形成されている。
ここで、弁座板21には吸込口22、吐出口23か穿設
され、一方該弁座板21の下面側には従来技術によるス
ペーサ5に代る吸込弁4側のスペーサ用段部24が一体
的に形成されると共に。
その上面側には従来技術による固定ピン12に代る吐出
弁7の回転規制用突起25か一体的に形成されている。
さらに、前記弁座板21内にはリベット6゜6をねし止
めする際の補強用金属ブツシュ25゜25が一体的に鋳
込まれていると共に、締付ボルトllを締着する際の補
強用金属めねじ27が鋳込まれている。
次に、このように形成される弁座板21を用いて、弁装
置を組立てるには、スペーサ用段部24の位置に吸込弁
4をあてがい、リベット6を金属ブツシュ26に打込み
、一方上面側に吐出弁7、スペーサ8、弁板押え9、ワ
ッシャ1oを載置し、締付ボルト11を金属めねじ27
に締着すればよい。
さて、前記弁座板21を成形するための材料としては、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド
等の熱硬化性樹脂、防錆作用を有する長さ数mm、直径
50JLmのステンレス繊維、クロメート処理により防
、錆処理したスチールtlI!a等からなる金属短繊維
、直径lO〜1100pのガラスピーズ、硫酸バリウム
からなる。そして、弁座板21の全重量に対して、熱硬
化性樹脂は20〜70%、金属層m!iは30〜60%
、ガラスピーズは10〜40%、硫酸バリウムは5〜3
0%の割合で配合される。また、前記金属短繊維、ガラ
ズビーズ、硫酸バリウム等は熱硬化性樹脂に対する充填
剤として使用され、弁座板21の強度、硬度、弾性等を
保持させるための作用を有する。
なお、金属短繊維に代えて、ガラス繊維や炭素繊維等の
無機質繊維を使用することも考えられるが、これらは圧
縮成形時の成形圧力によって破壊される恐れがあり、本
実施例の弁座板21には不適である。
次に、成形方法としては、射出成形、移送成形、圧縮成
形等が知られているが、本実施例に用いる成形手段とし
ては、圧縮成形手段が採用される。即ち、圧縮成形では
、金型内への材料の投入に際し、粉末状のものを用いる
か、予め所定の形状に予備成形したものを用いるため、
充填剤の高充填が可能である。また、成形時には雄型を
用いて均一に加圧するため、局部的残留応力が残ること
がない、さらに、弁座板に対して金属層mmは、平板状
に、かつ任意の方向に配向性なく配置されるから、弁座
板に要求される高弾性率を得るためには、最も好ましい
状態に金属短繊維を充填することができる。
これに対し、他の樹脂成形手段、例えば射出成形、移送
成形等にあっては、いずれも直径数mmのゲート口を通
して金型内に材料を充填するため、樹脂重量を50%以
下とすることが難かしく、高充填することができないと
いう問題点がある。また、ゲート口付近に成形圧力の残
留応力が残りやすく、金属短繊維等の繊維状物質は配向
しやすいという不具合があり、弁座板としての局部的欠
陥や強度低下が避けられないという問題点かある。
かくして、本実施例においては前述の材料を金型に充填
し、圧縮成形によって弁座板21を成形するようにした
から、該弁座板21と吸込弁4、吐出弁7とを樹脂と金
属との組合せとすることができ、圧lii機として使用
したとき騒音を低下させることかできる。また、吸込弁
4は弁座板21に一体成形されたスペーサ用段部24を
介して該弁座板21に取付けられるため、従来発生して
いた隙間腐食を防止することができると共に、従来技術
によるスペーサ5、固定ピン12等を不要とすることが
できるから、部品点数を低減することかてきる。また、
弁座板21は熱伝導率か小さいから、シリンダヘットの
吐出室側から吸込室側への熱伝導を抑え、吸込効率を高
めることがてきる。
さらに、弁座板21は成形後の加工としてパリ取り加工
のみてよいから、金属板を用いるものに比較して、プレ
ス加工、機械加工、メッキ処理、研磨加工等が不要とな
り、大幅な原価低減となる。
[発明の効果] 本発明に係る空気圧縮機用弁装置は以上詳細に述べた如
くであって、弁座板を熱硬化性樹脂、防錆を有する金属
短繊維等からなる材料を用いて圧縮成形手段によって成
形する構成としたから、低騒音で、熱伝導率か小さく、
隙間腐食のない弁座板とすることができ、しかも部品点
数か少なく、成形後の加工が不要てあって低源に製造す
ることかできる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例に係り、第1図は本実
施例による空気圧縮機用弁装置の正面図、第2図は第1
図中の■−■矢示方向断面図、第3図、第4図は従来技
術に係り、第3図は4・・・吸込弁、6・・・リベット
、7・・・吐出弁、8・・・スペーサ、9・・・弁板押
え、lO・・・ワッシャ、11・・・締付ボルト、21
・・・弁座板、22・・・吸込口、23・・・吐出口、
24・・・スペーサ用段部、25・・・回転規制用突起
、26・・・金属フッシュ、27・・・金属めねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、吸込口と吐出口とを有する弁座板と、一端側が
    該弁座板の下面側に固着され、他端側が自由端となって
    吸込口を開閉する吸込弁と、一端側が前記弁座板の上面
    側に固着され、他端側が自由端となって吐出口を開閉す
    る吐出弁とからなる空気圧縮機用弁装置において、前記
    弁座板は熱硬化性樹脂を基材として少なくとも防錆金属
    繊維または防錆処理を施した金属繊維からなる金属短繊
    維を充填し、圧縮成形手段により形成したことを特徴と
    する空気圧縮機用弁装置。
JP24920286A 1986-10-20 1986-10-20 空気圧縮機用弁装置 Pending JPS63105287A (ja)

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