JPS63104780A - 鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法 - Google Patents
鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法Info
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- JPS63104780A JPS63104780A JP25114086A JP25114086A JPS63104780A JP S63104780 A JPS63104780 A JP S63104780A JP 25114086 A JP25114086 A JP 25114086A JP 25114086 A JP25114086 A JP 25114086A JP S63104780 A JPS63104780 A JP S63104780A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、各種配管設備に用いられるような、例えば
炭素鋼やステンレス鋼等の単一の鉄鋼パイプに配管接続
用の複数のジヨイント部材が取付けられたような付設部
品付きパイプ材の製造に際し、１つの鉄鋼パイプに対し
て複数の鉄鋼付設部品を一括してろう付する方法に関す
る。
炭素鋼やステンレス鋼等の単一の鉄鋼パイプに配管接続
用の複数のジヨイント部材が取付けられたような付設部
品付きパイプ材の製造に際し、１つの鉄鋼パイプに対し
て複数の鉄鋼付設部品を一括してろう付する方法に関す
る。
従来の技術
従来、例えば第２図に示すように、１つの鉄鋼パイプ（
１０）に対しジヨイント部材や取付片等の鉄鋼付設部品
（２０）をろう付接合する場合、先ず前記パイプ（１０
）の所定箇所に、付設部品（２０）をスポット溶接する
ことにより仮止めし、次いで前記各付設部品（２０）の
基端部（２０ａ ）の周辺に銅の置きろう材（３０）を
置き、その後水素またはアンモニア等の雰囲気ガス中ま
たは真空中にて炉中ろう付を行なう方法が一般的に採用
されていた。
１０）に対しジヨイント部材や取付片等の鉄鋼付設部品
（２０）をろう付接合する場合、先ず前記パイプ（１０
）の所定箇所に、付設部品（２０）をスポット溶接する
ことにより仮止めし、次いで前記各付設部品（２０）の
基端部（２０ａ ）の周辺に銅の置きろう材（３０）を
置き、その後水素またはアンモニア等の雰囲気ガス中ま
たは真空中にて炉中ろう付を行なう方法が一般的に採用
されていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような方法では、特に接合すべき付
設部品が多数ある場合には、置きろう材またはペースト
のセツティングに多くの手数と時間がかかり面倒なもの
であり、ひいては製造コストが高くつき製品のコストア
ップを招くという問題点があった。
設部品が多数ある場合には、置きろう材またはペースト
のセツティングに多くの手数と時間がかかり面倒なもの
であり、ひいては製造コストが高くつき製品のコストア
ップを招くという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解消するためになさ
れたもので、１つの鉄鋼パイプに対して複数の鉄鋼付設
部品を一括してろう付するに際し、付設部品毎に置きろ
う材を置〈従来の方法と較べて手数と時間を大幅に省略
し得る作業効率に優れたろう付方法を呈示しようとする
ものである。
れたもので、１つの鉄鋼パイプに対して複数の鉄鋼付設
部品を一括してろう付するに際し、付設部品毎に置きろ
う材を置〈従来の方法と較べて手数と時間を大幅に省略
し得る作業効率に優れたろう付方法を呈示しようとする
ものである。
問題点を解決する為の手段
而して、この発明は、予め鉄鋼パイプの外周面に銅メッ
キを施すことにより、手数と時間のかかる置きろう材等
のセツティングを不要とし、大幅に作業を簡略化し得た
ものである。
キを施すことにより、手数と時間のかかる置きろう材等
のセツティングを不要とし、大幅に作業を簡略化し得た
ものである。
即ち、この発明は、１つの鉄鋼パイプにジヨイント部材
や取付片等の付設部品を一括してろう付する方法におい
て、予め前記パイプの外周面に銅メッキを施しておき、
その後該メッキ層上に前記各付設部品を仮止め状態に付
設したのち、これを炉中に搬入して所定温度に加熱する
ことにより炉中ろう付を行なうことを特徴とする鉄鋼パ
イプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法を要旨とす
るものである。
や取付片等の付設部品を一括してろう付する方法におい
て、予め前記パイプの外周面に銅メッキを施しておき、
その後該メッキ層上に前記各付設部品を仮止め状態に付
設したのち、これを炉中に搬入して所定温度に加熱する
ことにより炉中ろう付を行なうことを特徴とする鉄鋼パ
イプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法を要旨とす
るものである。
鉄鋼パイプの外周面にメッキされた銅は、ろう付の際に
ろう材として供給されるものである。
ろう材として供給されるものである。
この銅メッキ層の厚さが、２μｍ程度未満ではろう材が
不足して充分な接合強度が得られず、逆に２００μｍを
越えて形成されると、ろう材が過剰となり不経済である
。従って、その厚さは、２〜２００μｍの範囲内に設定
することが必要であり、５〜１００μｍの範囲内に設定
することが好ましい。特に好適な厚さは、１０μｍ程度
である。
不足して充分な接合強度が得られず、逆に２００μｍを
越えて形成されると、ろう材が過剰となり不経済である
。従って、その厚さは、２〜２００μｍの範囲内に設定
することが必要であり、５〜１００μｍの範囲内に設定
することが好ましい。特に好適な厚さは、１０μｍ程度
である。
上記メッキ層は、電気メツキ法により形成するのが一般
的であるが、もとより溶融メッキ法等の他の方法も許容
される。
的であるが、もとより溶融メッキ法等の他の方法も許容
される。
銅メッキの施された鉄鋼パイプに対する付設部品の仮止
めは、スポット溶接によって行なわれるのが一般的であ
るが、特に該方法のみに限定されるものではなく、かし
め等の他の方法によることも許容される。
めは、スポット溶接によって行なわれるのが一般的であ
るが、特に該方法のみに限定されるものではなく、かし
め等の他の方法によることも許容される。
炉中ろう付は、水素、アンモニア等の雰囲気ガス中、あ
るいは真空中にて行なわれるのが普通である。
るいは真空中にて行なわれるのが普通である。
発明の効果
この発明に係る鉄鋼パイプのろう付方法は、１つの鉄鋼
パイプに対してジヨイント部材や取付片等の複数の鉄鋼
付設部品を一括してろう付するに際し、予め前記パイプ
に銅メッキを施しておき、その後該メッキ層上に前記各
付設部品を仮止め状態に付設したのち、これを炉中に搬
入して所定温度に加熱することにより炉中ろう付を行な
うものであるから、従来の方法のように各付設部品毎に
置きろう材を置く手数と時間がかかる面倒な作業を省略
し得て、接合作業の顕著な簡素化を図り得、ひいては両
者を接合して製作される製品の製造コストの低減を図り
得る。
パイプに対してジヨイント部材や取付片等の複数の鉄鋼
付設部品を一括してろう付するに際し、予め前記パイプ
に銅メッキを施しておき、その後該メッキ層上に前記各
付設部品を仮止め状態に付設したのち、これを炉中に搬
入して所定温度に加熱することにより炉中ろう付を行な
うものであるから、従来の方法のように各付設部品毎に
置きろう材を置く手数と時間がかかる面倒な作業を省略
し得て、接合作業の顕著な簡素化を図り得、ひいては両
者を接合して製作される製品の製造コストの低減を図り
得る。
実施例
次にこの発明の実施例を示す。
第１図に示すように、１つの鉄鋼パイプ（１）に対して
、該パイプ（１）に穿設された複数の孔部（１ａ）に一
致させて鉄鋼付設部品であるジヨイント部材（２）をそ
れぞれ側方突出状に接合しようとするものである。
、該パイプ（１）に穿設された複数の孔部（１ａ）に一
致させて鉄鋼付設部品であるジヨイント部材（２）をそ
れぞれ側方突出状に接合しようとするものである。
先ず、鉄鋼パイプ（１）の外周面に、電気メツキ法によ
り銅メッキを施して、厚さ約２０μｍの銅メッキ層（３
）を形成した。
り銅メッキを施して、厚さ約２０μｍの銅メッキ層（３
）を形成した。
ここに、メッキ条件は次のとおりとした。
液組成 ：ＣｕＳＯ４３０〜３５ｇ／ｊ２とピロリン酸
ソーダ１２０〜１４ ５ｇ：／Ｑとの混合水溶液 液温 ：５０〜６０℃ 電流密度：１００Ａ／ゴ 時間 ：４５分 このようにして銅メッキの施された鉄鋼パイプ（１）の
接合部（１ｂ）に、前記メッキ層（３）を介して各ジヨ
イント部材（２）の基端部（２ａ）をスポット溶接する
ことによって仮接合した。
ソーダ１２０〜１４ ５ｇ：／Ｑとの混合水溶液 液温 ：５０〜６０℃ 電流密度：１００Ａ／ゴ 時間 ：４５分 このようにして銅メッキの施された鉄鋼パイプ（１）の
接合部（１ｂ）に、前記メッキ層（３）を介して各ジヨ
イント部材（２）の基端部（２ａ）をスポット溶接する
ことによって仮接合した。
その後、真空中にてろう付した。ここにろう付条件は、
真空度を１０−’Ｔｏｒｒとし、７００ ℃で２０分間
の予熱後、１２００℃で１０分間加熱してろう付を行い
、炉冷するものとした。
真空度を１０−’Ｔｏｒｒとし、７００ ℃で２０分間
の予熱後、１２００℃で１０分間加熱してろう付を行い
、炉冷するものとした。
この方法によって得られた接合物は、従来の方法による
場合と同様に良好なろう付が行なわれたものであること
が確認された。
場合と同様に良好なろう付が行なわれたものであること
が確認された。
第１図はこの発明の実施態様を示すものであり、第１図
は鉄鋼パイプに鉄鋼付設部品を仮止めした状態を示す一
部縦断面図、第２図は従来の方法による実施態様を示す
第１図に対応する一部縦断面図である。 （１）・・・鉄鋼パイプ、（２）・・・鉄鋼付設部品（
ジヨイント部材）、（３）・・・銅メッキ層。 以上 代理人 弁理士清水久義゛、二・。 −２１，″′ 第１図 第２図
は鉄鋼パイプに鉄鋼付設部品を仮止めした状態を示す一
部縦断面図、第２図は従来の方法による実施態様を示す
第１図に対応する一部縦断面図である。 （１）・・・鉄鋼パイプ、（２）・・・鉄鋼付設部品（
ジヨイント部材）、（３）・・・銅メッキ層。 以上 代理人 弁理士清水久義゛、二・。 −２１，″′ 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １つの鉄鋼パイプに対してジョイント部材 や取付片等の複数の鉄鋼付設部品を一括してろう付する
方法において、 予め前記パイプの外周面に銅メッキを施し ておき、その後該メッキ層上に前記各付設部品を仮止め
状態に付設したのち、これを炉中に搬入して所定温度に
加熱することにより炉中ろう付を行なうことを特徴とす
る鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114086A JPS63104780A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114086A JPS63104780A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63104780A true JPS63104780A (ja) | 1988-05-10 |
Family
ID=17218266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25114086A Pending JPS63104780A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 鉄鋼パイプに対する鉄鋼付設部品の一括ろう付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63104780A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04197578A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-17 | Aisin Seiki Co Ltd | ろう付方法 |
| JP2005509525A (ja) * | 2001-11-22 | 2005-04-14 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・ア・ディレクトワール・エ・コンセイユ・ドゥ・スールベイランス・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ろう付けされた銅製熱交換機、および溶接によるその製造方法 |
| KR20200010987A (ko) * | 2018-07-23 | 2020-01-31 | 저지앙 여우리푸 메트로로지 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. | 스테인리스 스틸 수량계 하우징 블랭크 및 가공 방법, 스테인리스 스틸 수량계 하우징 및 수량계 |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP25114086A patent/JPS63104780A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04197578A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-17 | Aisin Seiki Co Ltd | ろう付方法 |
| JP2005509525A (ja) * | 2001-11-22 | 2005-04-14 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・ア・ディレクトワール・エ・コンセイユ・ドゥ・スールベイランス・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ろう付けされた銅製熱交換機、および溶接によるその製造方法 |
| JP4680502B2 (ja) * | 2001-11-22 | 2011-05-11 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ろう付けされた銅製熱交換機、および溶接によるその製造方法 |
| KR20200010987A (ko) * | 2018-07-23 | 2020-01-31 | 저지앙 여우리푸 메트로로지 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. | 스테인리스 스틸 수량계 하우징 블랭크 및 가공 방법, 스테인리스 스틸 수량계 하우징 및 수량계 |
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