JPS63103271A

JPS63103271A - 帯電装置

Info

Publication number: JPS63103271A
Application number: JP24902886A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Yamashita; 山下　充夫; Shinji Nakagawa; 中川　真治
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1986-10-20
Filing date: 1986-10-20
Publication date: 1988-05-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、帯電、露光、現像、転写、剥離等のプロセス
を有する記録装置たとえば２色レーザ・ビーム・プリン
タに適用できる帯電装置の改良に関する。

（従来の技術）従来、この種の記録装置においては転写手段や剥離手段
として、被帯電部である感光体に対向した開口部を有す
るチャージャケースと、このチャージャケース内に張設
されたチャージワイヤとを具備してなるコロナ放電方式
の帯電装置が使用されている。

このコロナ放電方式のＭ電装置は、非接触状態での帯電
が可能で、しかも、構成が簡単で保守等が容易であるな
どの種々の利点があるが、一方においてコロナ放電によ
るオゾンの発生があり、記録装置内に籠るといった問題
がある。

そこで、従来においては、記録装置内に排気ファンを設
けてオゾンを記録装置外に排出するようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような従来の構成だと被帯電部であ
る感光体と転写手段や剥離手段としての帯電装置との間
に溜まるオゾンを積極的に取り除くことができず、現像
されて出力される画像の画質が悪くなるといった問題が
ある。

本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、簡単な構成でありながら、コロナ放電
に伴い発生するオゾンを積極的に除去でき、良好な画質
形成を可能とした帯電装置を提供しようとするものであ
る。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、上記問題点を解決するために、被帯電部に対
向した開口部を有するチャージャケースと、このチャー
ジャケース内に張設されたチャージワイヤとを具備して
なる帯電装置において、上記チャージャケースの一部に
コロナ放電により発生するオゾンを吸収層るオゾン吸収
物質を収容したオゾン吸収物質収容部を形成したもので
ある。

（作用）すなわち、本発明は、チャージャケースの一部にオゾン
吸収物質収容部を形成してオゾン吸収物質を収容し、コ
ロナ放電により発生するオゾンを積極的に吸収するよう
にしたから、この帯電装置と被帯電部との間にオゾンが
溜まるようなことがなくなり、良好な画質形成が可能と
なる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第４図は、本発明の帯電装置の一実施例を転写手段およ
び剥離手段に適用した２色レーザ・ビーム・プリンタの
全体構成を示η。

図中１は、プリンタ本体であり、このプリンタ本体１内
の中央部にはドラム状感光体２が配置されているととも
に、この周囲には矢印で示す゛回転方向に沿って順次、
第１帯電器３．第１表百雷位センサ４．第１現像器５．
第２帯電器６．第２表百雷位センサ７、第２現像器８．
転写前帯電器９、転写手段としての転写帯電器１０およ
び剥離手段としての剥離帯電器１１が配置され、さらに
、クリーナ１２．および除電器１３が配設されている。

また、プリンタ本体１内の布部上方には、上記第１表百
雷位センサ４と第１現像器５との間、および上記第２表
百雷位センサ６と第２現像器８との間に露光部１５ａ、
１５ｂを有する静電潜像形成手段としてのポリゴンスキ
ャナユニット１５が設けられている。

また、プリンタ本体１の右側面下部には、給紙カセット
１６および給紙ローラ１７からなる上段給紙部１８およ
び給紙カセット１９および給紙ローラ２０からなる下段
給紙部２１が装着されており、上記給紙ローラ１７，２
０の選択的な回転により転写材である用紙Ｐａあるいは
Ｐｂが選択的に給紙できるようになっている。

また、これら給紙部１８．２１から給紙された用紙ｐａ
あるいはＰｂは、給紙路２２．２３を介してレジストロ
ーラ対２４に導かれた後、一旦停止し、ついで、レジス
トローラ対感光体２への像形成動作に同期して転写帯電器１０と感
光体２との間に形成された像転写部２５に送り込まれる
ようになっている。

また、像転写部２５に送り込まれて画像が転写された用
紙ｐａあるいはｐｂは、用紙搬送路２６を介してプリン
タ本体１のノ１側に配置されたトレイ２７に排出される
ようになっているとともに、その搬送途上において定着
器２８により定着が行われるようになっている。

なお、３０はレジストローラ対２４の前に配置されたパ
ルスセンサ、３１（ま吸着搬送ベルト、３２は排紙スイ
ッチ、３３は排紙ローラ対である。

しかして、このように構成されたプリンタの記録プロセ
スは下記のように行われる。

すなわち、第１帯電器３にＪこる帯電で感光体２を均一
に帯電した後、ポリゴンスキャナユニツｊ・１５により
出力された第ル−ザビーム３５ａの照射で反転露光が行
われると情報域のみが低電位にされて静電潜像となり、
情報域以外は高電位に維持される。この静電潜像が第１
現像器５のプラス帯電の黒色トナーで可視像化される。

つぎに、感光体２が第２帯電器６により再び帯電される
。この帯電器６はスコロトロン・チャージャであり、第
１露光による感光体２上の表面電位の凹凸を均一にする
役目を持つ。

このようにして、はぼ全面均一な表面電位を与えられた
感光体２は、ポリゴンスキャナユニット１５により出力
された第２レーザビーム３５ｂの照射で反転露光が行わ
れることにより情報域のみが低電位にされて静電潜像と
なり、情報域以外は高電位に維持される。この静電潜像
が第２現像器８のプラス帯電のカラートナーたとえば赤
色トナーで可視像化される。

以上の工程で感光体２上に２色画像が形成され、転写前
帯電器９で２種類のトナー像の転写条件に合せて転写帯
電器１０でこの２色画像を転写材である用紙Ｐａあるい
はＰｂへ転写した後、剥離帯電器１１によりで用紙Ｐａ
あるいはＰｂを感光体２から剥離し、ついで、定着器２
８で定着を行ないトレイ２７に排出されることになる。

一方、転写されずに感光体２上に残留したトナーがクリ
ーナ１２で消掩されるととｂに除電器１３により除電さ
れ感光体２は清浄な状態となって次のプリントサイクル
に入ることになる。

つぎに、本発明の帯電装置を適用した前記転写帯電器１
０および剥離帯電器１１の構成について第１図ないし第
３図を参照して説明する。

前記転写帯電器１０は、被帯電部としての感光体２に対
向する開口部４０ａを有するチャージャケース４０と、
このチャージャケース４０内に張設されたチャージワイ
ヤ４２とを有した構成となっている。

また、剥離帯電器１１は、被帯電部としての感光体２に
対向する開口部４３ａを有するチャージャケース４３と
、このチャージャケース４３内に張設されたチャージワ
イヤ４５とを有した構成となっている。

また、上記転写帯ｆｆ′Ｊ！Ａ１０のヂ１７−ジャケー
ス４０と剥離帯電器１１のチャージャケース４３は、共
通の枠体４６により一体的に構成されているとともに、
枠体４６には用紙ガイド４７．４８が一体成形されてい
る。

また、各チャージャケース４０．４３の底部、すなわち
枠体４６の底部は２重に構成されており、オゾン吸収物
質収容部５０が形成された状態となっており、オゾン吸
収物質としてのオゾンフィルタ５１が収容された状態と
なっている。

また、枠体４６の各チャージャケース４０゜４３内とオ
ゾン吸収物質収容部５０とを隔別する仕切り板部４６ａ
には、通気孔５２・・・が形成されているとともに第１
図に示すように枠体４６の一端部にはオゾン吸収物質収
容部５０と連通ずる状態に排気ダクト５３が設けられて
おり、コロナ放電により発生するオゾンをオゾンフィル
タ５１に吸着し易いようにするとともに記録装置外に放
出するようになっている。

しかして、このように構成された転写帯電器１０および
剥離帯電器１１にあっては、コロナ族電により発生して
感光体２との間に溜まるオゾンを積極的に吸収してその
１１１度を低下させることができ、良好な画質形成が可
能となる。

なお、上述の一実施例において本発明の帯電装置を転写
手段および剥離手段に適用した場合について説明したが
、本発明はこれに限らないことは勿論である。また、転
写帯電器１ｏと剥離帯電器１１とを一体構造としたもの
について説明したが、本発明はこれに限るものでないこ
とは勿論である。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、チャージャケー
スの一部にオゾン吸収物質収容部を形成してオゾン吸収
物質を収容し、コロナ放電により発生するオゾンを吸収
づるようにしたから、帯電装置と被帯電部との間にオゾ
ンが溜まるようなことがなくなり、良好な画質形成が可
能となるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示ｖ＋　らので、第１図は一
部省略して示す概略的斜視図、第２図は醐路内断面図、
第３図は概略的平面図、第４図は２色レーザ・ビーム・
プリンタの概略的縦断正面図である。２・・・被帯電部（感光体）、１０・・・帯電装置（転
写帯電器）、１１・・・帯電装置（剥離帯電器）、４０
．４３・・・チャージャケース、４０ａ、４３ａ・・・
開口部、４２．４５・・・チャージワイヤ、５０・・・
オゾン吸収物質収容部、５１・・・吸収物質（オゾンフ
ィルタ）、５２・・・通気孔、５３・・・排気ダクト。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被帯電部に対向した開口部を有するチャージャケ
ースと、このチャージャケース内に張設されたチャージ
ワイヤとを具備してなる帯電装置において、上記チャー
ジャケースの一部にコロナ放電により発生するオゾンを
吸収するオゾン吸収物質を収容したオゾン吸収物質収容
部を形成したことを特徴とする帯電装置。
（２）オゾン吸収物質収容部が、チャージャケースの一
部を２重に構成することにより形成されることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の帯電装置。
（３）オゾン吸収物質収容部が、排気ダクトと連通して
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の帯電
装置。
（４）チャージャケースの一部に、オゾン吸収物質収容
部と連通する通気孔を形成したことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の帯電装置。