JPS6279912A - 半導体単結晶切断用帯状極薄刃 - Google Patents

半導体単結晶切断用帯状極薄刃

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JPS6279912A
JPS6279912A JP21763285A JP21763285A JPS6279912A JP S6279912 A JPS6279912 A JP S6279912A JP 21763285 A JP21763285 A JP 21763285A JP 21763285 A JP21763285 A JP 21763285A JP S6279912 A JPS6279912 A JP S6279912A
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Toshiharu Hiji
臂 利玄
Tadaharu Tanaka
田中 忠治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、帯状の極薄切断刃に関し、特に、マルチバ
ンドソー(おさのこ盤)などに組み込まれて、種々の材
料、特に半導体材料を切断するのに用いられる帯状の極
薄切断刃に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、多くの半導体素子は、シリコン、ガリウムひ素
、インジウム燐等の種々の半導体材料の棒状態結晶を切
断して得られた板状の半導体から製造されており、これ
らの半導体材料を切断するための切断刃としては従来ス
ライシングマシンに取り付けられる内周刃が利用されて
いるが、近年半導体材料の大口径化に対応して内周刃の
刃厚が増大し、それに伴って切り代が増大する傾向にあ
るところから、最近ではこれに対処する切断方法として
マルチバンドソーで切断する方法が注目されるようにな
り、そのマルチバンドソーに取り付ける切断刃として厚
み:0.15〜0.25 mを有する薄肉のSK材(炭
素工具鋼鋼材)が使用され、さらに超急冷凝固法によっ
て製造され几非晶質金属薄帯(以下、単に薄帯ともいう
)やこの薄帯表面にダイヤモンド粉末のような硬質粒子
を全面に付着させtものをマルチパントン−の切断刃と
することも提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前記マルチパントン−によっても、その
切断刃をSK材で構成すると、それの引張強度は十分で
ない念めに、切断中に刃の摩耗が進行した場合に、その
引張強度が刃の両端にかかる張力に耐えきれなくなって
切断刃が切断途中で破断するところから、刃厚を薄くし
て切り代を小さくするのに限度があり、ま几前記非晶質
金属薄帯はSK材の切断刃エリも強度が大きいので、こ
れをマルチバンドソーの刃物として使用すれば切り代を
一層小さくすることができるけれども、このような薄帯
を使用しても、それを切断刃とする切断方法は元来研磨
剤を外部から切削油とともに供給する遊離砥粒方式であ
る念めに、切断速度はもともと非常に遅く、まt、切断
時に切削油と研磨剤を円滑に供給することが困難である
ところから、切断刃が非常に高い切断抵抗を受けるとと
もに、切削油による切断刃表面の冷却効果が低くなり、
さらに、切断中、被切断物の切り粉が円滑に除去されな
い上に、ストロークごとの研磨剤の交替が十分でないた
め、切断抵抗が大きくなり、それによって切断に要する
動力が増大するとともに切断時間が長くなり、したがっ
て切断刃の寿命が短くなるという問題があり、さらに薄
帯表面全面に硬質粒子を付着させ念ものをマルチパント
ン−の切断刃としても、上記と同様に切断抵抗が大きい
上に切断速度が劣り、切り代とチッピングが増大すると
いう問題があった。
〔研究に基づく知見事項〕
そこで、本発明者等は、上述の問題を解決すべく種々研
究を重ねた結果、 (1)非晶質金属薄帯止に、例えば斑点状または縞状の
ように、その薄帯表面の露出部分を残して、ダイヤモン
ド、アルミナ、炭1ヒ珪素、炭化タングステン、炭化チ
タン、炭fヒホウ素、酸化珪素、窒化ホウ素等からなる
硬質粒子を含む金属禎覆層を付着させると、その硬質粒
子自体が切刃の機能を発揮する几めに切れ味が良くなっ
て切断速度が向上するとともに、切断時の切断抵抗が低
くなり、まt、切り粉の排除とストロークごとの研磨剤
の交替が促進されて切削時間が短縮する上に、切削油の
補充が速やかに進行して切断刃に対する切削油の冷却効
果も高まること、 (2)  非晶質金属としてFe 、 NiおよびCo
のうちの1種または2種以上を基とする合金を採用する
と、それを薄帯としたときの強度が非常に大きく、それ
が切断時に少々摩耗しても切断中に受ける張力に十分耐
えられること、 (3)平均厚さ:0.015〜0.080m(15〜8
0μ)を有する前記薄帯は比較的製造が容易である上に
、その引張強度エリも低い張力によって撓みや捩れを起
さずにマルチバンドソーの切断刃として取り付けること
ができ、しかも−刃当りの切り代をほぼ100μ未満に
小さくできること、(4)  切断刃の平均幅および平
均厚さをそれぞれW (W )およびT (mmm )
で表わしたとき、W/T≦250にすると、切断時の刃
の撓みゃぶれが抑えられて刃が均一に摩耗し、その結果
切り代も小さくなり、かつ切断刃の寿命が延びること、
を見出した。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記知見に基づいて発明され念もので、作
業性にすぐれ、かつ大きな張力にも十分耐えて挽みやぶ
れを生ずることなく被切断物を能率よく、しかも歩留り
よく切断できる長寿命の極薄切断刃を提供することを目
的とし、Fe 、 NiおよびCoのうちの1種または
2種以上を基とする非晶質合金薄帯を基体とじt帯状の
極薄切断刃であって、前記薄帯が、その薄帯の平均厚さ
をT (mm )、平均幅をW (sw )で表わし九
ときT−0,015〜0.080mの平均厚さと、W/
T≦250の関係を満たす平均幅とを有し、かつ前記切
断刃が、前単忙被覆層ともいう)とから構成されている
ことを特徴とするものである。
〔発明の具体的な構成〕
(1)  切断刃の材質 この発明における非晶質合金としては、鉄族金属を基と
する種々の非晶質合金を使用することができ、そのうち
特に、SiおよびBのうちの1種または2種:1〜10
重歇%、V、TiおよびNbのうちの1種または2種以
上:1〜5重社%を含み、残部がFe 、 Niおよび
Coのうちの1種または2種以上および不可避不純物か
らなる成分組成を有する非晶質合金はHV:1000程
度の硬さを備え、焼入鋼に比較して使用時の摩耗量が非
常に少なく、ま九引張強度も300〜400Kg/−と
大きく、極く薄い刃厚によって起りやすい撓みやぶれを
防ぐ九めの張力にも十分耐えることができ、その結果小
さい切り代と長時間の使用が達成できる。
(2)薄帯の平均厚さ 平均厚さ:0.015w未満の非晶質合金薄帯を製造す
ることは困難である上に、七〇博帯なマルチパントン−
の切断刃として取り付ける場合、それの引張強さよりも
小さい張力をもって、刃の撓みや捩れを起さずに、この
薄帯をマルチバンドソーに張設することも非常に困難で
ある一方、その平均厚さが0.080mを越えると、−
刀あたりの切り代は100μ以上となって被切断物の歩
留りが低下するようになるところから、この発明では切
断刃の平均厚さを0.015〜0.080 mと定め九
〇(3)薄帯のW/Tの値 切断刃の平均幅をW (m )、平均厚さをT(mm)
で表わしtとき、W/T>250となると、その切断刃
をマルチバンドソーに組み込んだ場合、切断刃の強度以
内で刃の両端にかける張力をいくら大きくしても刃の撓
みやぶれを矯正することができず、そのため使用中局部
的に摩耗し、それによって刃が早期に破断するようにな
ることから、W/Tの値を250以下と定めた。
(4)被覆層 (1)硬質粒子 被覆層中に含有させる硬質粒子としては、従来種々の材
料の切削、研削または研磨等において使用されている硬
質粒子から適宜選定して使用することができ、例えば、
ダイヤモンド、アルミナ、炭1ヒ珪素、炭fヒタングス
テン、炭化チタン、炭化ホウ素、酸化珪素、窒化ホウ素
、またはこれらの材料を含むセラミックやサーメットが
好ましく使用され、その粒度は、刃厚との関係から2−
20μの範囲から選定するのが好ましく、まt被覆層中
に含有させるこの硬質粒子の好ましい割合は、被切断物
の材質や所望される切断面粗さ等によって異ってくるの
で一概に特定することは困難であるが、一般に硬質粒子
含有量を高くすると切れ味がよくなって加工速度を上げ
ることができる反面、切断面粗さとチッピングは増大し
、概して、その含有量が5容置%未満では、切れ味が悪
くなって切断抵抗が増大するとともに刃の寿命が短縮し
、一方それが65容量%を越すと、硬質粒子を保持する
金属成分含有量が相対的に低くなって硬質粒子の保持力
が低下し、その定め切断時に硬質粒子が脱落しやすくな
るとともにチッピングが増大するので、一般に硬質粒子
の含有量は5〜65容置%であるのが好ましい。
(11)金属結合相 硬質粒子を保持してこれを非晶質合金薄帯止に固定させ
る金属としては、前述のような種々の硬質粒子を結合さ
せるために種々の分野で使用されていた金属および合金
を使用することができ、この発明では、後で述べるよう
に、特にメッキによって被覆層を形成させるのが好まし
いので、このメッキに適した金属、例えばNi 、 C
o 、またはこれらの合金が好都合に使用される。
(冊 被覆層の厚さ 被覆層の厚さは、硬質粒子の平均粒度や薄帯の寸法、並
びに切断刃として所望される特性や被切断物の種類およ
び切断条件等によって左右されるので、−概に特定する
ことはできないが、概して、硬質粒子の平均粒度の2〜
5倍、あるいは既に述べ念薄帯の平均厚さと平均幅の範
囲内において、七〇薄帯の平均厚さの174程度が好ま
しいと考えられる。
OV)  被覆層の付着状態 硬質粒子を含む被覆層を薄帯上に全面的に付着させると
、この被覆層を設けることによって生ずる前述の種々の
効果が得られなくなるので、この発明では薄帯表面の露
出部分を残してこの被覆層を設けることが必須であって
、一般に、薄帯表面K、同じ様な形状の露出部分が同程
度の寸法で一様に分布しているのが好ましく、例えば斑
点状、縞状またはこれらの混合した状態で被覆層または
前記露出部分が薄帯上に形成されている切断刃が好都合
に使用される。
このように薄帯上でほぼ同一寸法の被覆層ま之は前記露
出部分が一様に分布している場合、その被覆層の薄帯表
面上で占める面積の割合が大きすぎると、切り粉の逃げ
場がなくなって、この発明の効果が得られず、一方その
割合が小さすぎると、すなわち薄膜表面の露出部分の面
積の割合が大きすぎると、切れ味が低下し、切断時間が
長くなって、やはりこの発明の効果が得られないので、
この発明では、被覆層の最も短い部分の長さ/隣り合う
被覆層間の最短距離の比が0.1〜10となる被覆層の
形成が一般に適している。
〔発明の付帯的事項〕
この発明の極薄切断刃は、例えば以下に述べるような方
法によって製造される。
(1)非晶質合金薄帯 まず、この発明の切断刃の基体となる非晶質合金薄帯5
は、第2図に示されるように、鉄族金属基合金をその溶
融温度以上に加熱する誘導加熱コイル2を備え、かつ底
部にスリット付きノズル3が形成され定セラミック裂ル
ツボ1内に溜められた溶融金属を、噴射ガスの圧力によ
って、前記ノズル3から、その下方に近接して配置され
t冷却用ロール4上に噴射させ、冷却用ロール4表面で
急速に冷却凝固させるよって、製造される。
このロールは、通常鋼ま九は銅によってつくられ、一般
に、非晶質合金がFe基の場合は鋼が、またNi基およ
びCo基の場合は銅が使用され、そして使用中は例えば
冷却水によって冷却され、5〜30 m/secの周速
度で回転する。
前記噴射ガスとしては、溶融金属に溶は込まないで、し
かもそれと反応しない圧カニ0.01〜IKf/−の不
活性ガス、例えばアルゴンま几はヘリウムが使用され、
さらに溶融金属が冷却用ロール4上で急冷凝固して薄帯
5となるまでの間に、これらが酸化されるのを防止する
之めに、0.5〜1aim程度のアルゴンまたはヘリウ
ムからなる雰囲気ガスが供給される。
(11)被覆層の形成 このようKして製造され九薄帯の表面に前記被覆層を付
着させるには、その被覆層を所定の厚さで均一に形成で
きる方法ならばどのような方法でも採用できるけれども
、通常は前記硬質粒子が分散しているメッキ液を使用す
る電気メッキによって被覆層を形成させるのが便利であ
り、この場合所謂マスキング法、例えばスクリーン印刷
によって格子状に形成させた絶縁性の樹脂薄膜を薄帯に
付着してメッキを抱し、メッキ後その薄膜を取り除く方
法が好ましく利用され、それによって、第1図に示され
るように、薄帯5の表面に、硬質粒子6aと金属結合相
6bとからなる、例えば斑点状に分散した多数のメッキ
層6を付着させた切断刃7とすることができる。
〔実施例および実施例に基づく効果〕
ついで、比較例と対比しながらこの発明を実捲例によっ
て説明する。
既に述べ几単ロール液体急冷法にしたがい、ノズル・・
・石英製、スリット寸法:0.3mX8m、冷却用ロー
ル・・・銅ロール、ロール周速度・・・18〜30m/
sec、噴射ガス・・・圧カニ0.1へ0.6匂/−の
アルゴンガス、雰囲気ガス・・・圧カニ0.8atmの
アルゴンガスとすることによって、いずれも長さ=40
0 ttm X幅5−の寸法を有し、かつ第1表に示さ
れる組成と厚さを有する非晶質合金薄帯を製造してこれ
らの各薄帯が非晶質化されていることをX線回折図によ
って確認し、つぎにこれらの各薄帯に、スクリーン印刷
によりその表面にバタンマスキングを飛した後、順次、
電解脱脂、水洗、電解溶出、電解還元、水洗、Niスト
ライクメッキ、水洗の各処理を施してから、硬質粒子と
してダイヤモンド粉末を含むニッケルメッキ液でダイヤ
モンド分散ニッケルメッキを施し、その後マスキング材
を薄帯から剥離することによって第1図の(a)に示さ
れる工うな切断刃7を製造した。
ここで、第1表に示される本発明切断刃1は、N i 
804  ・6 H2O:       300 f/
lNiC7!2  ・6H,0:         4
0f#HaBOs ”              4
01/1光沢剤:          微量 ビット防止剤:       微量 ダイヤモンド粉末平均粒径: 5μ ダイヤモンド濃度:    200 y/ノDH:  
          4.0のメッキ液を使用し、この
メッキ液を攪拌しながら、 メッキ浴温度:      45℃ 陽極電流密度:        IA/d71メッキ時
間:       70分 の条件下でダイヤモンド分散ニッケルメッキを施すこと
によって製造し、まt第1表に示される本発明切断刃2
−6は、ダイヤモンド粉末の平均粒径と液中濃度および
メッキ時間だけを変えて上記と同様に製造し、このうち
本発明切断刃4では刃先縁部にもバタンマスキングを施
して第1図の(b)に示されるような切断刃7′としt
o さらに比較のため、前記バタンマスキングを施すことを
除き、上記方法と同様な方法によって、ダイヤモンド粒
子含有ニッケルメッキ被膜が薄帯両面の全面に付着した
比較切断刃も製造した。
ついで、これらの切断刃の性能を評価する究め、各種切
断刃を、それぞれ100枚ずつ1■間隔で、その両端に
1001’I!/−の張力をかけて、マチルバンドンー
の枠の間に張設し、切断刃の長さ=400m、ストロー
クの長さ:170+w、ストローク数二80往復/iの
条件の下に、径:150−×長さ:300mの円柱状の
シリコンインゴットを切断し、この切断試験において得
られた平均切り代と切断時間も合わせて第1表に示した
第1表に示される結果は、本発明切断刃1−6による切
断ではいずれも、被覆層を薄帯表面の全面に付着させ九
比較切断刃と比較して、平均切り代とチッピングが小さ
く、かつ切断時間が短いことを示しており、本発明切断
刃は、切断能率ばかりでなく、被切断物の歩留りにおい
ても比較切断刃エリ鰻れでいることがわかる。
〔発明の綜合的効果〕
以上述べた説明から明らかなように、この発明によると
、作業性に優れ、かつ大きな張力にも十分耐えて撓みや
ぶれを生ずることなく、被切断物を能率よく、しかも歩
留りよく切断できる長寿命の極薄切断刃を提供できると
いう、産業上有用な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の切断刃の状態を概略的に例示する部分
拡大断面図であり、そして第2図は非晶質金属薄帯の製
造法の一例をその要部で示した斜視図である。 図にお
いて 1・・・ルツボ、     2・・・訪導加熱コイル。 3・・・ノズル、      4・・・冷却用ロール。 5・・・非晶質金属薄帯、 6・・・被覆層。 7.7′・−・極薄切断刃。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Fe、NiおよびCoのうちの1種または2種以
    上を基とする非晶質合金薄帯を基体とした帯状の極薄切
    断刃であつて、前記薄帯が、その薄帯の平均厚さをT(
    mm)、平均幅をW(mm)で表わしたとき、T=0.
    015〜0.080mmの平均厚さと、W/T≦250
    の関係を満たす平均幅とを有し、かつ前記切断刃が、前
    記薄帯と、この薄帯表面上に、その薄帯表面の露出部分
    を残して付着した硬質粒子含有金属被覆層とから構成さ
    れていることを特徴とする、前記極薄切断刃。
  2. (2)前記薄帯を構成する非晶質合金が、 SiおよびBのうちの1種または2種:1〜10重量%
    、 V、TiおよびNbのうちの1種または2種以上:1〜
    5重量%、 Fe、NiおよびCoのうちの1種または2種以上およ
    び不可避不純物:残り、 からなる成分組成を有することを特徴とする、特許請求
    の範囲第(1)項記載の極薄切断刃。
  3. (3)前記硬質粒子含有金属被覆層がメッキ被膜からな
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載の極薄切断刃。
  4. (4)前記硬質粒子含有金属被覆層が、斑点状または縞
    状あるいはこれらの混合した状態で、前記薄帯表面上に
    付着していることを特徴とする、特許請求の範囲第(1
    )項ないし第(3)項のいずれかに記載の極薄切断刃。
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